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おしらせ

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おさんぽクマさん春の庭

  • わーい
    春の陽気に誘われて、クマさんもおさんぽしてみました。

2007年春の訪れ

  • 綿帽子
    2007年、春の風景を集めてみました。

ほんだな

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2017年8月23日 (水)

めがね壊れ中…

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めがねが壊れました。
というか自分の不注意で踏んづけて、フレームが歪んでしまいました。
それがいちばん手前の黒いフレームのもの。
わー困った…と、たまたま捨てずにとってあった前のめがねを急きょかけることに。
それが真ん中の透明っぽいちょっと赤いフレームのもの。
しかしこちら、しばらくかけたり外したりしているうちにツルがポロッと取れました…。
本体とツルを繋ぐ部分のネジ穴が駄目になってしまっていた模様。
いちばん奥の茶色いフレームのものは、コンサートやお芝居を観るとき用に少し度を強めに作ったのですが、どうしても安定が悪くすぐずり落ちてきてしまいます。
そんなわけで、こんなにたくさんめがねがあるのにどれも不具合があって困った状況(苦笑)。
めがねなしでは車の運転やらテレビを見るのやら、色々不自由することがたくさんあるので困りますが、このツルが取れてしまっためがねに応急処置をして、そーっと扱って、めがねを買いに行くまでの数日を何とか過ごそうと思います…。

2017年8月22日 (火)

野に出た小人たち

Nonidetakobitotachi

シリーズ2作目。

メアリー・ノートン
「野に出た小人たち」

人間から色々なものを「借りて」生活する小人シリーズ2作目。
大きな家の台所の床下の住み慣れた家を出ることになったアリエッティとポッドとホミリー。果樹園や原っぱを渡ってたどり着いた先で、新しい場所でなんとか自分たちの暮らしをしようとしながらもやっぱり現実は厳しかったり、そんななかで3人を助ける存在が現れたり、でもまた危機が訪れたり…、なかなかに波乱万丈な展開ではありました。
ずっと台所の床下で育ったアリエッティが自然のなかで自由を満喫する感じが微笑ましく、野原での暮らしを経て新たな展開を迎えたアリエッティたちがこれからどうなっていくのか…気になるところです。
そして、1作目の最後の方でメイおばさんの話に出てきた後日譚のなかのあれこれに説明がついて一応はすっきりという感じのなか、語り部が1作目のメイおばさんからこの2作目では原っぱの近くの古い家に住むトム・グッドイナフじいさんに移りました。3作目も多分そんな感じになりそうかなあという気がしますが、2作目を読んでみて、今回登場した野育ちの小人スピラーや3作目のタイトルの「川をくだる小人たち」など…スタジオジブリの映画「借りぐらしのアリエッティ」は1作目のエピソードを主に描きつつも、シリーズ全部のなかに登場する色んなものをあちこちに散りばめてるんじゃないかという気がしてきました。そう考えると読み進めるのも楽しみだし映画も見直したい気もします。

2017年8月20日 (日)

合奏研修会

尺八の勉強会に参加してきました。
試験に合格して、流派の地元の支部に所属することになったので、挨拶もかねて参加させていただきました。
初めてお目にかかる方々ばかりで、初めて行く場で、それ自体も緊張することでしたが、いつもお世話になっている先生がいろいろ気を使ってくださり、また、周りの先生方も、適度な距離で世話を焼いてくださって、端っこの方からひっそりと色々とお勉強させていただきました。
お箏とお三弦の先生方がいらっしゃって一緒に演奏するというお勉強の会でしたが、緊張したり間違えたり色々ありましたが、合奏は普段なかなか機会がないし、他の先生方と一緒に尺八を吹くのも楽しくためになる経験でした。
試験が終わってから今回の会のために「夜々の星」「軒の雫」の二つの曲を練習していましたが、次は、古典尺八のお勉強をしつつ、10月に参加することになった演奏会のための曲を練習して行くことになります。試験が終わっても、あまりのんびりする時間はなく…こんな感じでずっと続いていくのかなあという感じです。

2017年8月16日 (水)

続・ヒーローズ(株)!!!

Heros2


2作目。

北河恵海
「続・ヒーローズ!!!」

ヒーローになりたい人のお手伝いをする会社のお話第2弾。
登場人物のことをかなり忘れてしまっていることに読みながら気づき、前作をおさらいしてから読めば良かったなあ…とちょっと後悔するところはありましたが、まあそれはともかく。
今回も色んな悩む人が出てきましたが、そこには、家族や身近な人を思う気持ち、思うがゆえにすれ違ってしまったりするところが描かれたりして、ぐっとくるものがありました。
そして主人公の修司は“普通さ”と“真面目さ”を買われ、ある仕事をある人から引き継ぐことになっていくのですが…、ということはまだこのお話続いていく感じなのでしょうか?もし続きがあるなら、いつか読めるのが楽しみです。

2017年8月15日 (火)

終戦の日に

72回目の終戦記念日。
周辺国の穏やかではない状況が色々と報じられるなかでの今年の8月15日…。
日本にとっては72年前に戦争は終わったのかもしれませんが、世界各地ではずっと戦争や国内での紛争などによってたくさんの人の命が失われ続けてきたわけで、それを思うと、いつか戦争のない世界になるというのは、とても難しいことだろう…とも思います。
今年は、日本兵約3万人が命を落としたという「インパール作戦」について特集したテレビ番組を見ました。この作戦のことは、本か何かで見て、決行される前から無謀と思われていたことなどは知っていましたが、作戦を立て決行した司令官やもっと上の立場の人たちの無責任さや、そんな作戦であっても異を唱える術もなかった人たちの思い…、何もかもが辛く哀しくやるせなく感じました。
司令官の方は戦後10年ほどして亡くなったのですが、亡くなる前の数年間はインパール作戦について「自分は間違っていなかった」という自己弁護活動をされていたのだとか。この方に仕えていた部下の方の記録にあるように、部下や階級の低い兵のことはひとりひとりの尊い命とはとらえず、数でしか認識していなかったから「別にいいじゃないか」「部下がいけない」という気持ちだったのか、それとも、心の奥底では自分に非があることを感じながらも認めたくなかったのか、…戦前戦中の教育を受けて軍人のエリートであった人が終戦を機にどういう心境になったのかを想像するのは難しいことですが、今の時代を生きる私たちに言えることは、今の時代にも、国民や世界中の人々について、人数とか金額とか「数字」で捉えて認識し、ひとりひとりが尊い命をもち、それぞれにそれぞれの生活があって、誰かの大切な存在であるということを忘れがちですが、そういう考え方を是とするような国に二度としてはならないし、他の国々もなるべくそうであってほしいということだけです。

2017年8月14日 (月)

おんな城主直虎:32

今川と井伊の運命…。

大河ドラマ「おんな城主直虎」
第32回:復活の火

武田と徳川による今川攻めの時が迫るなか、今川による取り潰しに遭った井伊。
でも井伊では、井伊谷を乗っ取ったと思われる小野は実は、前もって井伊が手を結んでいた徳川が攻め入るのを待って、今川の重臣である関口の首を取り徳川方につき、井伊を再考するという直虎と政次の考えた策の元、今川攻めを待っていました…。
そうした緊迫した状況のなか、龍潭寺での直虎と政次の碁盤を挟んでの会話、政次と政次の亡き弟の妻・なつとの会話に度々出てくる「この戦が終わったら」という言葉が、薄々この後の展開が分かってしまっているだけに、辛く響きます。
いよいよ徳川の軍勢が間近に迫ったというとき、政次たち小野の者は城内にいた関口の家来(このときすでに関口は武田に寝返っていたわけですが、ここに残された人々は主人に捨て駒にされたわけです)に刃を向け、「我らは今から徳川につき井伊の家を再興する」と宣言。井伊の家中で小野の家はとても風当たりの強い家ではあったものの、それは井伊を守るためであったと…主人である政次が家来たちに初めて明かした瞬間。そして家来たちも、それを分かって今まで政次についてきたのだと初めて明かした瞬間。熱いものがこみ上げずにはいられません…。
井伊谷城内、そして井伊谷の人々は、徳川につくことでまとまっていましたが、徳川の陣内では不穏な動きが。
徳川は井伊の目付役である三人の国衆を調略し政次を討とうとしていましたが、政次は井伊の思惑を受けて動いている者だという直虎からの書状を受け取った家康は、国衆たちには井伊谷までの道案内だけをさせることに変更。しかし…、それに異を唱えたのは国衆のひとりである近藤氏。「あの小野但馬政次は信用ならない男だ」というわけです…。
何を言い出すんだ近藤さん!と思わずにはいられませんが、そういえば、近藤氏は、領内の材木を盗賊が勝手に伐った件や、その盗賊を井伊が囲っていて処罰も出来なかった件とか、そしてその盗賊が自分の領内の寺から仏像を盗んだのではないかという難癖をつけたものの上手く行かなかった件とか…、もうとにかく井伊に対して色々と遺恨のある人物でしたね…。
もしかしたら、家康が直虎と一度でも会っていれば、そういった声に耳を貸すこともなかったのかもしれないし、妻である瀬名の小野憎しの感情がなければ政次に対する評価も違ったのかもしれませんが、とにかく家康は「小野を討つ」と判断したわけで、直虎の取り次ぎによって門を開けた小野は襲撃を受けることに…。
次回…とうとう政次が最後の時を迎えそうな展開になってきました…。今年の大河ドラマの見どころであった政次のことを、最後まで心して見届けようと思います…。

2017年8月13日 (日)

井の頭公園入口テンプレート

久しぶりにブログのデザインを変えました。
新しいデザインは「井の頭公園入口」というタイトルのテンプレートです。
残念ながら井の頭公園には一度も行ったことがありませんが、ページを開いたときにパッと目に入る部分のさわやかな色合いが今の季節には涼しげかなあというところで選びました。
今までのものは「音符」というタイトルですが、2013年12月から使っていました。もっとさかのぼると、2010年から13年ごろは数か月に一度はデザインを変えていたので、季節や季節のイベントにちなんで度々変えていたようです。
音符のデザインが季節に関係ないせいか、変える機会もあまりなかったのですが、いい気分転換になった気がします。

2017年8月12日 (土)

下鴨アンティーク⑥暁の恋

Shimogamoantique6

シリーズ6作目。

白川紺子
「下鴨アンティーク 暁の恋」

紅白の椿の花が落ちてしまう振袖、猿が逃げ出してしまった鶴亀の羽織、地の黒い夜の闇が梅の花を覆い尽くしてしまう帯。
今回も亡き祖母から受け継いだいわくつきの着物にまつわる謎を解き、着物に関係する人々の思いを知るなかで、鹿乃から慧への告白後にぎくしゃくするふたりの関係に置き換えていくようなところが今までの巻よりも多かった気がしました。途中、鹿乃と慧の気持ちや関係にボタンの掛け違い的なすれ違いが起こっていって、このまま駄目になったらどうしよう…!とハラハラさせられましたが、なんとか良い方向にまとまって良かったです。ある意味長い付き合いではあったふたりの、新しい関係の始まり。なんとも初々しかったです。
そして…良鷹と真帆が骨董品にまつわる謎を解くお話はいつもながらゾッとする感じに加えて直接的な危険が起こるところも怖かったです。そしてその祟り的なものの始まりの出来事があまりにも理不尽で残酷で気持ち悪かったです。祖父母や両親の死を経験して、妹の鹿乃を守ってきた良鷹。鹿乃と慧が新たな関係に踏み出し、ある意味肩の荷が下りた感のある良鷹の精神状態が気にかかるところ。続編ではその辺りが描かれていくのかなあという気もします。

2017年8月11日 (金)

小諸城(懐古園)

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上田城を訪れた翌日。帰路につく前にもうひとつお城を訪れてきました。
小諸城(懐古園)です。
千曲川が近くを流れるという地形を利用した造りで、門に向かって、そしてお城の中心に向かっていくにしたがって下り坂になっています。

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本丸や天守の方向へは上り坂。
この写真は天守台の石垣。野面積み(石を加工しないで積む方法)の石垣を間近で見たのは多分初めてだと思うのですが、独特の雰囲気と迫力を感じて、ずっと見ていても飽きないなあと思いました。

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園内は起伏に富んだ道や緑がいっぱいで色々な景色を楽しむことができて、歩くのには楽しい場所だなあという感じ。

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園内の懐古神社。
ここも緑と水と花が目を楽しませてくれる場所でした。

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今回は園内散策のほか、園内散策のほか、動物園、藤村記念館、徴古館、小山敬三美術館、小諸義塾記念館が見学できる共通券を購入。

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小諸で教師をしていた島崎藤村の資料を集めた藤村記念館、小諸出身の画家・小山敬三の美術館と実際のアトリエの一部を移築した記念館。
その作家や画家などの興味がある人には楽しい施設かなあと思います。
個人的には、小山敬三さんのことや作品のことはあまり詳しくは知らなかったのですが、浅間山を描いたものや姫路城を描いたものなど、ダイナミックな作品が素晴らしいなあと思いました。
このほか、小諸につくられた学校「小諸義塾」の資料を展示する小諸義塾記念館や、小諸藩の歴史や藩主ゆかりの品などが展示された徴古館も見学しました。

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おまけ。
こちらでも「日本100名城スタンプ」を押しました。
上田城のときは押す場所をうっかり間違えましたが…今度はちゃんと小諸城のところに押しました(苦笑)。

2017年8月10日 (木)

上田散策

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上田城を訪れつつ…駅までの間の道を散策しました。
左は上田藩主屋敷跡。いまは上田高校があります。
昨年訪れたときには部活動中の色々な音が体育館や部室らしい建物から響いていましたが、今回はとても静かでした。夏休み中だからでしょうか。
右は上田城の公園内や市役所の周りなどでたくさん見かけたしだれ桑の木。養蚕が盛んな土地柄ということで、上田らしい木を植えようということで選ばれた木なのだとか。

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石のベンチ&テーブルと椅子を見かけました。
左は市役所の敷地をぐるりと囲む塀から飛び出すように造られた長いベンチ。向こうには短いものも見えます。面白い造りですね。
右は上田高校の敷地をお堀沿いに歩いていたら角のところに置かれていたテーブルと椅子のセット。
どちらも歩き疲れて休む人用…かもしれませんが、あまり暑いとそこに留まることも辛いし、石が熱を持っていそうな気もしますね…(苦笑)。

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駅の近くまで戻ってきて、みすゞ飴で有名な飯島商店のお店に行ってきました。
いちご味入りのみすゞ飴と、真田信繁(幸村)の娘の名前にちなんだ「阿梅姫(おうめひめ)」を買いました。

夏の日差しと暑さの厳しいなかだったので、駅とお城の往復にバスを使うことも考えましたが、歩きだったからこそ見つけたものも色々あって良かったです。

2017年8月 9日 (水)

上田城

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今年の夏も、軽井沢へ狂言を観に行ってきました。
今回は上田に宿を取り、あちこち出かけようという予定を立てました。
そんなわけでまず上田城へ。実はさJ九年9月にも訪れていましたが、その時にはできなかったことがあったので、リベンジ。

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昨年は昇らなかった櫓からの景色。
昨年は大河ドラマ「真田丸」が放送されていたこともありかなりの人出でしたが、今回は、多すぎず少なすぎずという人出という感じで、スムーズにあちこち見て回ることができました。

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この日はとても暑く日差しも強かったのですが、そんななかで木々の緑が爽やかで、目は涼しさを味わうことができました。

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おまけ。
昨年できなかったことのひとつ、「日本100名城」スタンプを押すこと。博物館のなかで、名城スタンプの他、色々なスタンプを見つけて押しました、が…しかし。押すところを間違えました。上田城の上の松代城のところになぜか押してしまいました。しかもこの写真を撮るときまで気づきませんでした(苦笑)。ちょっとショックですが、今度松代城に行ったときには、代わりに上田城のところに押すということにしようと思います。まあ、どちらも真田繋がりのお城だからどっちでもいいということにしておきましょう…。

 

2017年8月 8日 (火)

軽井沢夏の宵の狂言

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今年も行ってきました。

軽井沢夏の宵の狂言
2017年8月5日(土)18:00より
軽井沢大賀ホールにて

解説:野村萬斎
狂言「磁石(じしゃく)」すっぱ:石田幸雄/田舎者:中村修一/宿屋:岡聡史
狂言「川上(かわかみ・)」盲目の夫:野村万作/妻:高野和憲
狂言「文荷(ふみにない)」太郎冠者:野村萬斎/主:月崎晴夫/次郎冠者:深田博治

まずは萬斎さんの解説から。演目について、そして狂言を観るときのルールについて、面白く分かりやすく解説してくださりつつ、いっぱい脱線して持ち時間をオーバーする感じは、まあ毎年恒例という感じでしょうか(苦笑)。
そしてまず、「磁石」。遠江の国の田舎者が京へ向かう途中で立ち寄った近江の国の大津松本の市で見物中、すっぱに声をかけられ危うく人買いに売られそうになる…というお話。右も左もわからない田舎者をだます悪い奴であるすっぱと宿屋が、だます相手である田舎者にしてやられるところ、痛快というところもあるうえに間が抜けていてなんだか憎めなくて、人身売買というかなり悪質な話も出てくるのに笑ってしまえるところが狂言らしいところ。
続いて「川上」。目が見えない夫が、目が見えるようになりたいということで霊験あらたかな川上の地蔵にお詣りすると目が見えるようになるのですが、その一方で長年連れ添い目の見えなくなった自分を支えてきた妻は悪縁なのですぐに離縁しなければまた目は見えなくなる…とお告げがあるというお話。最初は、目が見えるようになったことを喜んで、お告げ通りに妻とも離縁しようとする夫。しかし妻の憤りと覚悟に触れた夫は結局、妻とは離縁せず再び目が見えなくなる道を選ぶのですが…、夫の目が見えるようになったのならば、と妻が離縁を選ぶというのもアリかもしれないし…と、どんな選択がよりお互いを思う気持ちからのものか…というのは見る人それぞれによって違うのかも、と色々考えさせられるものがありました。
休憩をはさみ最後は「文荷」。主人から恋文を届けるように命じられる太郎冠者と次郎冠者。文を届けに行こう…という段になるまでも、なんやかやと理由をつけて届けに行くのを断りたい家来ふたり。そして届ける道中にもその文を持ちたくないふたりはそれを押し付け合う、という…。そこまでしてふたりが気が進まないのは、主人が熱をあげている相手というのが実は年若い少年だから。そして家来ふたりにはそんな主人の気持ちが理解できないから。そしてふたりは主人から預かった手紙を開けて読んでしまい、読んでいるうちに手紙に大変な事態が起こる…という。きわめて個人的な手紙を開けて読まれて笑いものにされた主人には本当に気の毒ですが…笑えて仕方ないですね…。

今年も暑い夏のひとときを狂言でしばし忘れる時間を過ごすことができました。
とはいえ、軽井沢は他の場所よりもずっと涼しく過ごしやすかったですけども(苦笑)。

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おまけ。今回は上田に滞在し電車で軽井沢まで出かけました。
軽井沢駅のホームには、いつか乗ってみたい憧れの「ろくもん」が停まっていました。

2017年8月 7日 (月)

おんな城主直虎:31

井伊谷のその後。

大河ドラマ「おんな城主直虎」
第31回:虎松の首

今川直轄領となった井伊谷では、直虎たちは館を追い出され、政次が城代になる動きへ。
その政次の冷淡な様子。直虎からとうとう「政次はすべて知っている」と聞かされたとはいえ、井伊家中の人々がそれをどこまで信じられるだろう…と、政次を信じたいこのドラマを見る側の者も心配になるほどです。
そんな井伊谷には、氏真から「政次を城代と認める代わりに」と虎松の首を要求されることに。そこで政次は、領民の同じ年恰好の子どもを殺め、その首を差し出すことに…。
ここで本当に井伊を滅ぼしたいのであれば、本物の虎松の首でも良かったはずですが、そうしなかったところに、やはり政次はまだ井伊のために動いているのだ…と分かった気がします。とはいえ、ひとりの幼い子どもが亡くなったことには変わりなく、また、そういう道を選ばざるを得なかった政次のことを思い、そこまでした政次にも報いるための直虎の涙…。
辛すぎる回でしたが、井伊谷そして井伊の苦難はまだ続くようです…。

2017年8月 6日 (日)

書店ガール6

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書店員と本をめぐるお話、第6弾。

碧野圭
「書店ガール」第6巻

今回は前の巻から引き続き、取手の駅ナカ書店の店長・彩加とラノベレーベルの編集長・伸光が主人公。彩加は開店から自らが手掛けた取手店の閉店を告げられ、一緒に店を作り上げてきた大切な部下たちにそれを隠し気づかれないよう閉店への準備をしなければならない辛い展開。一方の伸光も担当してきた作品のアニメ化などメディアミックスに関するたくさんのトラブルによって積み重なるストレスが信光の身に大変な事態をもたらすことに…。
どちらにも部下との関係が描かれていて、彩加も伸光も目の前の仕事に一生懸命だから苦しい時に部下に助けてもらえるんだろうなあと感じました。
さて…、新たな道を選択した彩加のこれからが続編で描かれることになるのかどうか、気になるところです。

2017年8月 5日 (土)

君の膵臓をたべたい(小説)

Kiminosuizouwotabetai

映画化をきっかけに読みました。

住野よる
「君の膵臓をたべたい」

ある日病院で拾った本「共病文庫」でクラスメイトの桜良の秘密を知ってしまった主人公の「僕」。そこから桜良との少し奇妙な交流が始まる…というお話。
桜良の命がもうすぐ終わることは最初から分かっていたものの…、その命の終わり方に驚き二回読み返して、更にその先に進んでからは…自分でもよくそんなに泣けるなあと思うほど泣けて困りました。そして、読み終わってからあちこち読み返しながらまた泣きました。
最初に本屋さんでこの本を目にしたときは、なんてインパクトのありすぎるタイトルだろう!とびっくりした記憶がありますが、そのなかには、切なく哀しくも温かい物語がありました。読んでよかったです。

2017年8月 4日 (金)

3月のライオンと羽海野チカの世界

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3月のライオンをもっと知りたくて。

別冊クイック・ジャパン
「3月のライオンと羽海野チカの世界」

漫画「3月のライオン」やテレビアニメ・実写映画について紹介しながら、それぞれのキャストや監督さん、主題歌を手掛けたミュージシャンなどのインタビュー、将棋界や将棋の楽しみ方など。映画を観て漫画読んで、将棋の入門書を読んだりしてからこの本を読んだので、かなり楽しめました。
ロングインタビューを読むと、羽海野チカさんはものすごく繊細で感受性の強い方だなあという印象でしたが、だからこそ描けるものがあり、漫画を描くということに掛ける羽海野チカさんの思いを感じることができた気がします。

2017年8月 3日 (木)

女性のための将棋の教科書

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将棋の本。

上田初美(監修)
「女性のための将棋の教科書」

「3月のライオン」の映画を観て、原作の漫画を読んで、少しでも将棋のルールを知っておきたいと思って手にとった本。
ルール以外にも、プロ棋士の方が過ごす日常や将棋のイベントについてなどを漫画やイラストがたくさんのコラムで紹介しているところも興味深かったです。
練習ドリルもたくさんあって、ひとつひとつの問題がルールを初めて知った身にはなかなか難しいものがありましたが、考えるのが楽しく、たまに正解するとすごく嬉しかったです。とはいえ、私にはものすごく簡単な一手詰みとか三手詰みの詰将棋の問題も難しく感じました。将棋指す人はこれをもっとずっと先の手まで読んでるんだなあと、あらためてその凄さを感じることができました。

2017年8月 2日 (水)

青島広志のバレエ音楽ってステキ!

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バレエ音楽を聴いてきました。

夏休みスペシャルコンサート2017
青島広志のバレエ音楽ってステキ!
2017年7月29日(土)15:50より
bunkamuraオーチャードホールにて


[指揮・お話]青島広志/[総合演出]熊川哲也[助手・バレエ]宮尾俊太郎
[ゲスト(尺八演奏)]藤原道山/[トークゲスト]中村祥子/[バレエ・ミストレス]前田真由子
[管弦楽]シアターオーケストラトーキョー/[バレエ]Kバレエカンパニー

プロコフィエフ「シンデレラ」より“ワルツ”“バレエ教師のレッスン”
チャイコフスキー「白鳥の湖」より“序曲”“4羽の白鳥”
バッハ「管弦楽組曲第2番」より“ポロネーズ”
大島ミチル「La Festa」
藤原道山「東風」
アドルフ・アダン「海賊」より“序曲”“奴隷のパ・ドゥ・ドゥ”よりアダージョとコーダ
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チャイコフスキー「白鳥の湖」第2幕よりコール・ド・バレエ(群舞)
レオン・ミンクス「ドン・キホーテ」より“バジルのヴァリエーション”
カール・ニールセン「クレオパトラ」より“序曲”(「アラジン」Op.34より)
チャイコフスキー「くるみ割り人形」より“雪の国”
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ヨハン・シュトラウスⅠ世「ラデツキー行進曲」


バレエ音楽についての解説とともに、音楽とバレエダンサーの方のパフォーマンスを楽しむコンサート。私にとって、クラシックやそれ以外にも様々なジャンルの音楽を生で聴く機会は色々ありますが、バレエダンサーの方のパフォーマンスを生で目にする機会は少なかったので、それをたくさん目にできただけでもとても楽しめました。
どの曲もそれぞれに魅力的でダンサーの方の衣装もダンスも素敵だったのですが、「白鳥の湖」は、バレエのことをよく知らなくてもすぐに思い浮かべることのできる曲、白鳥を表す優雅で軽やかな振り付けと真っ白な衣装…、すべてが素敵で心惹かれるものがありました。
青島広志さんのお話はとても面白く分かりやすく、バレエの世界のことにも少し詳しくなって、楽しい時間でした。

2017年8月 1日 (火)

8月の観たい映画

今日から8月ということで…今月もいつもの月と同様に、今月公開の作品を中心に、個人的に気になっている作品をまとめます。なお、そのなかでもとくに気になっている作品には星印を付けています(★>☆)。


今月公開

 19日 打ち上げ花火、下から見るか?横から見るか?
 26日 関ケ原☆


今月公開以外

     君の膵臓をたべたい★
     メアリと魔女の花
     パイレーツ・オブ・カリビアン/最後の海賊☆
     忍びの国
     ジーサンズ はじめての強盗

以上が今月の観たい作品です。
今月公開のものだと、「関ケ原」は観たいかなあと思います。戦国時代の映画・ドラマ・お芝居・小説などに触れる機会がここ数年増えていて、その作品ごとの戦国武将や彼らの生きた時代の描かれ方を見てきているので、この作品もそのひとつとして観に行きたいなあと思っています。
今月公開以外のものでは、映画の予告編を見て原作小説を読んだ「君の膵臓をたべたい」は原作とは違う描かれ方もされているようなので、その違いも見てみたいというところで、なるべく観に行きたいなあと思っています。そして「ぱいれーt・オブ・カリビアン/最後の海賊」は、自分のなかではもう以前の作品で終わっているシリーズではありますが、もし観るなら、映画館の大きなスクリーンと迫力ある音響で観たい作品でもあります。
先月は一度も映画館に行くことができなかったので、今月はぜひ出かけたいと思います。


     ジーサンズ はじめての強盗

2017年7月31日 (月)

7月の観たい映画その後

今年も7月が終わり。
ということで今月もいつもの月と同様に、今月映画館で観た作品を中心にまとめを…と言いたいところですが。
今月は映画館へ一度も足を運ぶことができませんでした。
尺八の試験を受けたり、他にも遠出することもあったりバタバタしてはいましたが、映画を観には行けるだろうと思っていましたが、結局時間があまり取れなかったうえに、給料日前に金欠状態に陥り、そういう状況を圧してまでも観に出かけようという気持ちになれる作品がなかった…ともいえるかもしれません。
テレビで放送されたものを観たりDVDを借りてくるということもなく、とにかく映画から物理的にも心理的にも遠ざかっていた1か月だった気がします。
8月はもう少し映画に触れる機会があるといいなと思います。

おんな城主直虎:30

井伊、最大の危機へ。

大河ドラマ「おんな城主直虎」
第30回:潰されざる者

前回亡くなった寿桂尼が仕掛けた“罠”が動き出した今回。
まず…井伊のもとで気賀を治める方久に、氏真は井伊を今川の直轄領にするための策に手助けをするよう持ち掛けます。井伊に、というか直虎に恩義を感じながらも、自分がどう動いても結局井伊は潰される…と思い悩みつつもそれを受け入れるつもりだった方久。
そして、今川の懐に飛び込むことで井伊が生き残るための策を講じてきた政次は、自分の与り知らぬところで事が動いていることに気づき、龍雲党の頭とともに方久を追及し、今川が経済的に追い詰めることで井伊を潰そうとしていることを突き止めますが…、すでに井伊には今川から関口が遣わされ、かつて農民たちが井伊を飛び越えて今川に願い出た徳政令を実行することを求める下知を伝えていました…。
こんなこと言ってはアレですが…徳政令のことなんてもう遠い過去のことに思えるのですが、それを持ち出してくるとは、今川(というか寿桂尼)も意地が悪いと思いつつも、そういうものでも利用して、信用できない(事実井伊はすでに徳川と手を結んでいるのですが)国衆を大事な場所から排除するという徹底ぶり。その徹底ぶりがまた、今川の危機的状況を物語っているという気もしないでもありません。
井伊を存続させるため、虎松の後見として当主となった直虎。そして、表立ってはそんな直虎を今川と結託して引きずりおろそうとしているように見せかけつつ、ある時期からは直虎にとっていちばん信頼のおける相談相手で仲間であった政次ですが、こんな状況でも、といかこんな状況だからこそ、その、井伊の家中にありながら今川の手の者という立ち位置を崩すことができない政次自身と直虎。
ふたりが「徳川を攻撃するふりをして関口を討ち、その首を徳川に差しだして徳川につく」という策で一致したところに、徳政令実施の下知を知った領民たちが「自分たちはもう徳政令を望んでいない」と関口のところを訪れて願い出るという行動をとり…その混乱を聞き駆けつけた直虎に刀を突きつけつつも、「俺を信じろ、おとわ」という政次。ここぞというところで直虎でも次郎でも殿でもなく“おとわ”と呼ぶ政次。次回、大変なことが待っていそうで見るのが怖いような感じ。
史実としてどうなったのか調べたりするのは簡単ですが、もやっとさせたまま次回を見ようと思います。

2017年7月29日 (土)

直虎から直政へin江戸東京博物館

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今年の大河ドラマにちなんだ特別展を観てきました。

2017年NHK大河ドラマ「おんな城主直虎」特別展
「戦国!井伊直虎から直政へ」
江戸東京博物館にて
2017年7月4日(火)-8月6日(日)

今年の大河ドラマ「おんな城主直虎」にちなんで、井伊家の成り立ち、井伊家を取り巻く今川・徳川・武田などに触れつつ、家康の信頼を得て彦根藩初代藩主となった井伊直政と、その直政を養育したとされる直虎とその周辺についてくわしく触れる展示。
音声ガイドのナレーションはドラマで龍潭寺の南渓和尚を演じる小林薫さん。ということでウキウキしながら借りて、そちらも楽しく聞きながら展示を見ました。
この特別展が開催されている会期中は、直虎が様々な問題を家臣や領民と協力して乗り越えながら井伊家の領地である井伊谷を治めるべく奮闘しているところ。今川から様々な難癖をつけられながらもその危機を辛くも乗り切り、先代当主であった直親の遺した子・虎松(のちの直政)を守った直虎の代があればこそ、その後幕末まで彦根を治める井伊家に繋がった…と思うと、凄いことだなあと思います。
この特別展の目玉は、唯一確認されている直虎直筆と思われる花押入りの書状。その書状を書くに至る経緯もドラマでは描かれていくわけですが、想像するだけでも辛いことです。
また、ドラマではまだ描かれていない(というか直虎が表舞台から去ったのちのことをどれくらい描く予定なのかわかりませんが)、成長した直政が家康と出会いその信頼を勝ち得ていくところを想像して、胸が熱くなりました。

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展示室内はほとんど写真撮影禁止でしたが、一部、撮影できるエリアがありました。
その展示品のひとつがこちら。直政の父・直親が、今川の手から逃れるため過ごしていた信濃から戻る途中にとう留した地で寄進したという「青葉の笛」。このほかに、直親の木像などがありました。
また、井伊の赤備えには家康が武田家の家臣を井伊の家臣にしたところにあると知り、そういえば、昨年の大河ドラマ「真田丸」の主人公である真田も赤備えでしたが、もともとは武田の家臣でした。天下統一への道のりのなか、滅びていった家もたくさんあるわけですが、実は、その末裔や家臣は有力な勢力に身を寄せて生き残っていった…というところを色々考えさせられるなあとも思いました。

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おまけ。久しぶりに江戸東京博物館に行くということで、特別展を観る前に常設展示もひとまわりしてきました。写真は浅草十二階こと凌雲閣、それから鹿鳴館・ニコライ堂の動く模型。
凌雲閣は、今年読んだ江戸川乱歩さんの「押絵と旅する男」の舞台のひとつとして登場して、読みながら、そういえば江戸東京博物館にかなり大きな模型があるのを前に行ったとき見たな…と思ったので、久しぶりに見ることができて良かったです。

今ハマっている大河ドラマに関する特別展を観るのが目的でしたが、他にも自分にとって楽しいものが色々あって良かったです。

2017年7月28日 (金)

ヲタクに恋は難しい④

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第4弾。

ふじた
「ヲタクに恋は難しい」第4巻

ヲタクな人々の恋のお話第4弾。
今回は成海&宏嵩より表紙が物語るように、先輩カップル樺倉&小柳がメイン。ふたりの高校時代のきゅんとするエピソードがたくさんでした。そして…宏嵩の弟・尚哉がついに光(こう)が女の子だって気づいた…と思われる展開。これでも気づいてなかったらどうしよう?とちょっと心配になりますが、続きがすごく気になるところです。

2017年7月27日 (木)

ゴルフ場殺人事件

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ポアロシリーズ②

アガサ・クリスティー
「ゴルフ場殺人事件」

南米の富豪のルノーから助けを求める手紙を受け取り、フランスに駆けつけたポアロとヘイスティングズ。しかしルノーはすでに殺されており、事件の捜査に協力することになったポアロの前にパリ警視庁の名刑事ジローが登場し、二人は事件の真相をめぐり火花を散らす…というお話。
捜査する二人の考えていそうなことが、ヘイスティングズにはさっぱり分からなくても読んでいるこちらには何となく分かるのはクリスティ以降の作品を色々読んだり見たりしている現代の私たちだからかもしれないとも思いました。
しかし、きっとポアロが真相にたどりつく…と思いつつも二転三転する展開にちょっとハラハラさせられたりするのもまた楽しいところ。そして…ヘイスティングスの恋の行方、そして恋ゆえに起こってしまう失態も見どころ(苦笑)。

2017年7月26日 (水)

いちまいの絵

Ichimainoe

絵と画家と…。

原田マハ
「いちまいの絵
生きているうちに見るべき名画」

元キュレーターである原田マハさんによる、二十六枚の名画とその画家、美術史についての解説。ですが、解説とはいうものの…、絵画や画家、そして絵画に向き合うマハさん自身を主人公にした、二十六の物語を読んだような印象もありました。
三浦しをんさんの書評を読むと、その本にすごく興味を惹かれて自分も読んでみたいと思うのと同じく、マハさんが絵画について書かれた文章を読むと、その画家や絵を自分ももっと知りたくなります。
私の大好きな東山魁夷さんの「道」も取り上げられていましたが、この章で語られる魁夷さんの歩んだ道については、魁夷さんご自身の著書やそのほかのものを読んで知っていることばかりなのに、マハさんの文章で書かれたそれは、清々しく静かななかに秘められた直向きな情熱を感じさせる魁夷さんの作品そのもののようで胸が熱くなりました。
画家も作品もよく知っているものから、なんとなく見聞きしたことはあるけど…というものやこの本を読んで初めて知ったものもありますが、とても興味を惹かれたものがいくつかあり、これからの絵画鑑賞に生かせそうな部分を見つけられて良かったです。

2017年7月25日 (火)

試験

今月、尺八の試験を受けました。
お稽古に通うようになって数年になりますが、その間ずっとお世話になってきた先生には、試験を受けることになってからの1年余り、これまで以上にさらにお世話になって準備してきました。
そのおかげで無事に、しかも思った以上に良い成績で合格することができました。
試験の準備のなかで、とても苦手意識のあるものや、苦手意識ゆえに今まであまりちゃんとやってこなかったようなものにも取り組まなければならなかったので、すごく不安な部分もありましたが、そういう部分に取り組むいい機会になったとも言えるかもしれません。
試験が終わって、色々な緊張から解放されたなあという気分もありますが、まだまだ色々な意味でスタートラインに立っただけという感じもあります。
とても軽い気持ちで尺八を始めたので、試験を受けて資格を取るようになるとは思ってもみませんでしたが、これからも自分のペースで、自分のできることをやりながら進んでいこうと思います。

2017年7月24日 (月)

おんな城主直虎:29

主に、女性たちのドラマ。

大河ドラマ「おんな城主直虎」
第29回:女たちの挽歌

井伊は武田と今川の戦を防ぐべく、徳川に上杉と結んで武田の動きを封じてもらおうと試みる直虎。しかし…徳川には武田からも今川攻めで手を組もうという誘いがきて、ここで上杉と手を組むことはできないという結果に。
そして、徳川は井伊との同盟の証に虎松の母・しのを人質として差し出すことを要求。今川への手前、表立って人質と称することができないため、松下常慶の実家である松下家へ嫁ぐという形をとることに。
しのは、嫁いだばかりの頃と比べるとものすごく強くたくましく頼もしい存在になりましたね。忘れていたわけではありませんが…直親が命を落としたのは今川を見限り徳川と手を組もうと動いていたのが原因だったわけで。再び起こったその動きに大きな役割を果たすとすれば、確かにそれは夫の遺志を受け継ぐことにもなるし、成長した虎松が家康の信頼を勝ち得ていく将来が待っていることを思うと、ここはかなり大きなポイントかもしれません。
今川に忠誠を誓いながら、来たる戦に向けて徳川とも手を結ぶことになった井伊。しかし…その思惑を見抜いていた亡き寿桂尼の仕掛けた罠が動き出す模様で…気になるところです。

2017年7月23日 (日)

そこをなんとか⑬

Sokowonantoka13

三角関係(?)に変化が。

麻生みこと
「そこをなんとか」第13巻

前の巻で赤星がとうとう楽子に告白…からのこの巻。
途中から楽子が赤星の言動にときめいているせいか、読んでるこちらも、これでいいかも~とつい思い始めている感じはありますが…、楽子に赤星とのことを相談されてからの東海林の様子を見ると…まだ何かありそうで気になるところです。
そんななかでも、自分より稼ぐ妻と離婚したい友人の相談に乗ったり、横領事件の弁護に奔走したり、同棲カップルの相談に乗ったり、赤星のお母さんからの無茶振りでストーカーまがいのクレーマー対応など、色々頑張る楽子の姿も描かれます。
のんびり進展する(かもしれない)楽子と赤星の意に反して周りの行動が早すぎな気もしますが…どうなることやら。

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