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2017年7月17日 (月)

おんな城主直虎:28

寿桂尼、最後の仕事。

大河ドラマ「おんな城主直虎」
第28回:死の帳面

今回は、前回、気賀を井伊に預けてほしいと願い出るため、方久と気賀の町衆・中村屋が駿府で氏真と対面しているさなか、甲斐で武田信玄の嫡男・義信(氏真の妹の夫)が自害した知らせが届き、方久たちが退出したところまで時間を巻き戻し、今川の動きを中心に描く回。途中、無事に気賀を手に入れ、堀川城が完成し、その城代を方久に任せる…という井伊サイドのお話も入りますが、メインは今川。
信義の自害を受け、氏真は信義に嫁いだ妹・鈴を駿府へ返してほしい、という書状を書きます。そして…その書状を届ける使者は、氏真の祖母である寿桂尼。心臓を悪くし、一度は危篤にも陥った身で、武田そして北条を自ら訪ね、鈴を取り戻し武田との争いにも一応の収束を見ることになりますが…、一方、当主であるはずの氏真は出る幕もなく、自分は無能だと政から背を向け遊びにふけることに(そんな自棄っぱちのところを狙って井伊は気賀を手に入れた訳ですが)。
誰もが、もう長い命ではないだろう寿桂尼が亡くなったら今川はどうなってしまうのか…と思うでしょう…。井伊も例外ではなく、政次は、「そろそろ戦の準備を」と直虎に促します。それは、いずれ戦を仕掛けてくるであろう武田と、今川側として戦うためではなく、今川から寝返って今川と戦うための準備。
そんな折、直虎に寿桂尼から呼び出しの書状が。おんな城主・直虎とおんな大名・寿桂尼のこれが最後になるであろう対面。過去を振り返り、井伊と今川の様々なやり取りが思い返される感動的な場面、かと思いきや。
今回のタイトル「死の帳面」の意味が分かったところで、その、胸に迫るものはざざーっと音を立てて引いていきました…。寿桂尼によるゆかりの者たちとの対面によってつくられた「帳面」をもとに、粛清の嵐が吹き荒れることになった駿府。直虎…というか井伊にもその手が伸びようとしていますが、井伊にはどんな手でくるのか…気になるところです。
そして、今川は上杉と手を結び武田を包囲することに。それを知って、徳川が武田と手を組むのをやめれば良いのでは、と考えた直虎。そして、徳川に届いた井伊からの書状。
いよいよ戦の始まる空気が濃くなってきて…今川、武田、徳川の動きが気になるところです…。




2017年7月10日 (月)

おんな城主直虎:27

気賀を手にするために。

大河ドラマ「おんな城主直虎」
第27回:気賀を我が手に

方久の「気賀を井伊が預かればいい」という提案に加え、気賀の町衆からも「気賀を井伊が預かってほしい」と申し出があり、気賀を井伊の手に収めるべく動き出した直虎。
井伊のお目付け役である関口に取り入り、駿府で今川の当主・氏真に願い出ようとした矢先…武田家の嫡男・義信(氏真の妹の夫)が自害した知らせが届き、それどころではなくなるという事態に。一旦は頓挫しかけたこの計画ですが、気賀を治めることになると思われていた大沢に既存の城の修繕や徳川から城を取り返す戦もあり多忙であることを利用し、関口・大沢とも協力し、氏真から「気賀を井伊に預ける」という許しを得ることに成功。そして城の普請は、龍雲丸が請け負い、浜名湖の上に城が造られることに。
ここに至るまでに、許しを得る相手・氏真の欲しがっていたものを直虎を通じて方久に知らせたり、武田家との同盟決裂が決定的となり政から背を向けた氏真の様子を見て、再び気賀のことを願い出るタイミングを知らせた政次、表だって動いたのは方久でしたが、政次の働き、なかなかでした。
また、龍雲丸が、直虎に語った、幼い頃に家族を城で失ってからずっと流れ流れて生きてきたその過去。そしてそんな龍雲丸が根を下ろすと決めた気賀。気賀という地名を、私はこのドラマを見ていて初めて知りましたが、なんだか急にとても身近で親しみを覚える地名になっています。
さて…、気賀問題がひと段落というところで、次回は同盟関係が決定的に決裂した今川と武田の問題へ。

2017年7月 3日 (月)

おんな城主直虎:26

気賀の城をめぐる攻防はじまる。

大河ドラマ「おんな城主直虎」
第26回:誰がために城はある

売った材木を取り返し、今川にかけられた疑いの晴れた直虎。
しかし…、その材木が気賀に運び込まれたことで事態は急変。
その材木で気賀に今川配下の城が造られることが分かったのです…。
商人たちも、反発する者とで城ができたときのことを考え、武家と接近しようとするとで真っ二つに割れてしまいます。
今の時代も、民間企業があれこれ知恵を絞って開発して利益を上げたものに、政府や行政が新しい税金をかけようとする…なんてこともよく起こりますが…、いつの時代も税金を徴収する側の考えることは一緒なんですね…。
そんななか、気賀で龍雲党を立ち上げ上手いことやっていた龍雲丸は、生い立ちに「城」に対する拭い去ることのできない過去を持ち、直虎の働きかけによって「城はあってもいいのではないか」という意見で商人たちがまとまるなか、気賀で龍雲党を立ち上げた龍雲丸は、生い立ちに「城」に対する拭い去ることのできない過去を持ち、一党を率いて気賀を出ていく決意を固めます。
が、しかし。その顛末を聞いた方久は、気賀の城を治めることになると思われる大沢氏の代わりに、井伊がその座に収まればいいのでは、と提案。
さて…本当にそれが可能なのか。次回が気になるところです。

2017年7月 2日 (日)

尺八セミナーin目白2017

今年も参加してきました。

尺八/藤原道山セミナー
2017年6月18日(土)目白にて
第一部「島唄」13:00~14:00
第二部「竹」14:30~16:00

前半の「島唄」では、音程の正確さや、音が小さくなりがちな音のとき、なるべく大きな音を出すためのコツなどについて詳しく説明がありました。なんというか…よく知られている曲ほど、音程を正確に取れていないと、聴く人にも演奏する自分も違和感があるなあと思います。以前、「音程を正確にするためには、よく知っている曲を吹いて練習するといいよ」とある先生からアドバイスをいただいたことがありました。こういった親しみやすい曲を吹くということは、お稽古で勉強する曲やその練習から少し離れて楽しむという面もありますが、実は、離れつつも本筋の勉強にも生きるものなのかもしれません。
後半は尺八二重奏曲「竹」。強弱記号などたくさんの書き込みをされた楽譜を資料としていただきました。楽譜を追ってその通りの音を出すぞ!というところに一生懸命になってしまって、まだまだそこまで気が回らないことが多いなあと、そこまで気を使って演奏できるまでもっと努力しないとなあと思いました。また、合奏をするとき、自分のパートだけではなく相手方のパートのことも聴いたり、掛け合いのような感じになっているところや、どちらが聴かせどころなのか…ということを気にすることも大事…というところ、ちょうど、近々受ける試験のために二重奏曲も練習していて、あらためて勉強になりました。また、そういう合奏で大事なところを意識して吹くためには、自分のパートを自信を持って吹けないといけないし、相手方のパートの動きもよく知るためにはそちらも吹いてみたり…、とにかくたくさん練習しないといけないなあと思いました。
色々と、分かっていながらできていないことなど勉強になったりこれからに生かせそうなことがあったのはもちろんですが、たくさんの人たちと一緒に尺八を一生懸命吹き、お話をお聞きする時間、とても楽しく充実していました。

2017年7月 1日 (土)

7月の観たい映画

今日から2017年も後半に入りました。
というわけで、今月もいつもの月と同様に、今月公開のものを中心に、個人的に気になっているものをまとめます。
なお、そのなかでもとくに気になっているものには星印をつけています(★>☆)。


今月公開

  1日 忍びの国
      パイレーツ・オブ・カリビアン/最後の海賊
  8日 メアリと魔女の花
 28日 君の膵臓をたべたい☆

今月公開以外

      ジーサンズはじめての強盗☆


以上が今月気になっている作品です。
何というか…自分で作ったリストながら、ものすごーく観たい!というものを見つけるのが難しいリストになってしまいました。「パイレーツ~」は2作目から4作目まで映画館で観ているので今回も観たいなあという気持ちはありつつも、自分の気持ちとしては3作目のときに綺麗に区切りがついたという気持ちがあるせいか、絶対観たい!とまで思えない感じが…(苦笑)。
予告を見て、本屋さんでよく見かけるあの本ってこういうお話なんだ…と知ったのは「君の膵臓をたべたい」。このリストのなかでは、いちばん気になっている作品かもしれません。
暑さで体調を崩しやすく、また、出かけるのが億劫な季節にもなってきましたが、ひとつでも多く映画館で観る作品があれば良いなあと思います。



 

2017年6月30日 (金)

6月の観たい映画その後

今日で2017年、前半が終了。
ということで今月もいつもの月と同様に、今月、映画館で観た作品を中心にまとめます。
なお、作品名からこのブログ内の感想記事へリンクしています。


今月、映画館で観た作品

 花戦さ (初日舞台挨拶つき)

 家族はつらいよ2

 22年目の告白-私が殺人犯です-


以上3作品が今月映画館で観た作品でした。
そのうち「花戦さ」は大好きな萬斎さんの主演作なのでとても楽しみにしていましたが、運よく、初日舞台挨拶つきの上映を観ることができ、久しぶりに、その晴れがましい空間を味わうことができてとても幸せでした。
残念ながら見逃してしまった作品もいくつかありましたが、観に行くことができた作品はどれもそれぞれに楽しむことができて良かったです。
また、映画館に観に行った「22年目の告白(略)」に関連し、テレビで放送された「藁の楯」を観る機会がありました。映画館で上映されたときに見逃してしまってそのままになっていましたが、時間が経って見ることができて良かったですが…なんというか…色々と激しくてものすごいお話だなあと思いました…。
2017年の後半も映画を楽しめたらいいなと思います♪


2017年6月29日 (木)

藤原道山×SINSKE「四季-春夏秋冬-」in浜離宮

Image

今年も行ってきました♪

藤原道山×SINSKE「四季-春夏秋冬-」
~尺八とマリンバによる世界最小オーケストラ~
2017年6月8日(木)13:30より
浜離宮朝日ホールにて

組曲「風神×雷神」コンサートバージョン
ハンガリー舞曲第5番
さくらさくら
協奏曲「四季」第1番「春」
組曲「春夏秋冬」より「春」
組曲「春夏秋冬」より「夏」
サマータイム~歌劇「ポギーとべス」より
協奏曲「四季」第2番「夏」
和マンボNO.5
-----------------------
Over The Rainbow
秋桜
協奏曲「四季」第3番「秋」
組曲「春夏秋冬」より「秋」
組曲「春夏秋冬」より「冬」
協奏曲「四季」第4番「冬」
ブエノスアイレスの冬
東風
BOLERO
-----------------------
早春賦


今回は、ヴィヴァルディの協奏曲「四季」とオリジナル曲の組曲「春夏秋冬」をメインに、それぞれの季節を思い浮かべる様々な曲で季節の移り変わりを感じることのできるコンサート。
ヴィヴァルディの「四季」は、ツアー2年目くらいの年だったか、「春」や「夏」をよく演奏されていたり、冬にお二人のコンサートに出かけたときに「冬」も聴いたことがあった気がしたのですが、「秋」は今回のツアー、そしてツアーアルバムのために初めてアレンジし演奏されたとか。こうして季節の移り変わりを音で感じるとき、作曲された時代や国、人柄…様々な要素によって、色々なカラーがあるものだ…と感じます。
それは、組曲「春夏秋冬」でも感じることができる気がします。「春」(道山さん作)は藤の花とその上から差す陽光、「夏」(SINSKEさん作)は情熱的で熱い空気、「秋」(道山さん作)は空気の澄んだ秋の空と風、「冬」(SINSKEさん作)は雪の白、冷たい空気のなかで感じるちょっと切なくロマンティックな雰囲気…、初めて聴くなかでは、おふたりのイメージするところをお話から感じ取り、聴くときにもイメージするのですが、これからたくさん聴くなかで、もっと色々なイメージが自分のなかに創られていくだろう…というのが今から楽しみです。

2017年6月28日 (水)

映画「22年目の告白-私が殺人犯です-」

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2017年、映画館で観る14作目はこちら。

映画「22年目の告白-私が殺人犯です-」

5人の命が奪われた連続殺人事件。その事件は時効を迎え、犯人が捕まることはなかったものの、事件から22年が経ち、「自分があの事件の犯人だ」と名乗る人物が現れ、事件について書かれた本を出版することになり、日本中がその人物に翻弄される…というお話。
藤原達也さん演じる殺人犯を名乗る男と、伊藤英明さん演じる事件を捜査していた刑事とそして何人かの事件被害者の遺族。仲村トオルさん演じるジャーナリスト。
この登場人物たちの印象が、前半と後半でかなり変化していく、そこが面白く、つい引き込まれるところ。事件の残虐性、事件の真相、22年も経って犯人を名乗る人物が現れた理由、…色々なことが衝撃的な展開が続きますが、前半からよ~く気をつけていると、登場人物の言葉の端々やストーリー展開に伏線があることに気づけるはず。でもまあ、そういうものに気づかず、真実が明らかになる度にびっくりするのも、それはそれで気持ちの良いものですよね。

2017年6月27日 (火)

映画「家族はつらいよ2」

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2017年、映画館で観る13作目はこちら。

映画「家族はつらいよ2」

前作で、お父さんとお母さんの熟年離婚の危機を乗り越えた平田家に新たに持ち上がった問題、それは、お父さんの運転免許返納問題。どこでぶつけたのか、お父さんの車は日に日に傷だらけに。もう運転はやめてほしい家族の意見を聞くこともない頑固なお父さん。
そんななか、お父さんは高校時代の同級生と偶然再会し、同窓会を開くことになり…。

近頃何かと話題の高齢ドライバー問題を織り込みつつ家族のドタバタが描かれ、終盤には人の死も描かれていますが、それなのになぜかふと心の奥から湧き上がってしまうちょっとした可笑しさ、温かさにも癒されます。
終盤に死ぬあの人、突然の死ではありましたが、なぜか、ここで死を迎えて幸せだったのかも…と思わされるものがありました。
そして、山田洋二監督の作品特有の登場人物たちの言葉遣い。相変わらず、現代のお話でありながら古典作品を読んだり見たりしているかのような、ちょっと不思議な感覚ではありますが、そこがたまらなく好きだったりします。

2017年6月26日 (月)

おんな城主直虎:25

材木を追え。

大河ドラマ「おんな城主直虎」
第25回:材木を抱いて飛べ

材木をまとめて飼うという商人と気賀の中村屋を通じて商いをした井伊。しかしそこに、今川から直虎に呼び出しが。井伊の売った材木が徳川に通じる商人に渡ったとし、同盟を破棄した武田への制裁を協会している今川に背いたとの疑いをかけられたのです…。
そして、これを機に井伊の領地を取り上げたいという今川の思惑を察した直虎は、駿府への道中で色々と時間稼ぎをしつつ、一度売ってしまった材木を取り返すべく家臣とともに奮闘。
結果、井伊を去ったのち気賀で龍雲党を旗揚げした龍雲丸たちの働きによって、材木を取り戻すことに成功し、今川からの追及も受けずに済んだ井伊。
めでたしめでたし…と言いたいところですが、次回、材木を取り戻して活躍した龍雲党との間に何かもめ事が起こっている模様。気になるところです。

2017年6月25日 (日)

3月のライオン⑫

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映画観てからの大人買い⑫

羽海野チカ
「3月のライオン」第12巻

零&川本三姉妹が雷堂vs土橋の棋竜戦の行われる鹿児島へ。捨男氏問題で色々大変だったひなとあかりが楽しそうに過ごしているので良かったです。
雷堂の、顔が怖くて押し出しが強いのに、心配症で照れ屋さんで世話好きなところ…良いなあ。零たちや土橋にオススメのお土産や観光スポットをあれこれ教えてあげるところが面白くて素敵です。そして一方の土橋の、真面目で素直に人を褒めるところや将棋指すのが楽しくて対局中にウズウズしてるのが微笑ましい。どっちも魅力的で応援したくなります。
東京に戻って…零は滑川と対戦。死神っぽいっていうか厄病神っぽいっていうか…ゾワッとするし、わりと動じない性質の零に変な声を出させちゃう滑川、ちょっと怖いけど面白くてなぜか憎めません。
そして…二度目の夏祭りに零の学校&将棋両方の色んな関係者が集まり…、これからあかりをめぐって新たな展開がありそうな予感です。

大人買いからの一気読みはこの巻で終了。
続きが待ち遠しいです。

2017年6月24日 (土)

3月のライオン⑪

3gatsunorion11

映画観てからの大人買い⑪

羽海野チカ
「3月のライオン」第11巻

前の巻から引き続き、捨男氏(父)との攻防から。なんかこの人…娘たちに拒否されてる自分が可哀想と思ってそうですが、父親相手にそうせざるを得ないあかりやひなたのようがよっぽど可哀想だなあと思ってしまいます。そのせいで、この問題がいちおうの解決をみてから、あかりが元気をなくして体調を崩しているのが心配ですが…、零の考えた「僕が今やるべきこと」が世話好きなおばちゃんそのもので面白すぎるのですが…(苦笑)。
捨男氏との攻防の最中に大阪で行われた雷堂との対局も面白すぎました(主に雷堂と、ふたりをハラハラしながら見守る周りの人たちが)。笑えるところと泣けるところがいっぱい詰まった巻だったのに巻末の「ファイター」でさらにぐっときました。

2017年6月23日 (金)

3月のライオン⑩

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映画観てからの大人買い⑩

羽海野チカ
「3月のライオン」第10巻

ひなたが零の通う高校に入学。将棋部に入るのかなあという気もしていましたが…、たしかにあの「アウ◯レ◯ジ」的空間にひなたを放り込むのは危険ですね(苦笑)。それに、いじめ問題でたくさん辛いことのあったひなたと周りの人たちにとって、普通に学校で楽しく過ごせていることが何よりの幸せなんだ…というところにぐっときてしまいます。
零も将棋で結果を出し充実し穏やかな時間が流れていたところに…川本家に波乱が。妻子捨男(川本父)の図々しさ恐るべし。零の爆弾発言の影響、そしてこのあと捨男氏がどのくらい粘るのか気になるところです。
本筋のお話とは別に印象的だったのは幸田家のお母さん視点のエピソード。零が将棋を一生懸命やらない子だった方がお母さんは楽だったのかもしれませんが、その場合お父さんは零を家に引き取ってもいないだろうし、零にプロ棋士になるという道もなかっただろう…と思うと、何とも言えない気持ちになります。

2017年6月22日 (木)

3月のライオン⑨

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映画観てからの大人買い⑨

羽海野チカ
「3月のライオン」第9巻

この巻のメインは、まずはひなたの進路と受験。ひなたの頑張りにぐっときました。ひなたのイメチェンは正直、こけし?って思ってしまったけどこれはこれで可愛い。これがきっかけで零の周りで別々に動いてた学校のパートと川本家のパートが繋がって新しい展開もあるかも?という楽しみが出てきました。
そしてもう一つは宗谷vs土橋の名人戦。このふたりの関係…すごく良いです。ここまで巻数進んでからもこんな魅力的な人が出てくるとは…、まだまだ目が離せないですね。…しかし島田ってこのふたりと同い年だった気がするのですが……老け方が…(苦笑)。そして、土橋の両親がいい人たちすぎて、息子を応援する気持ちが一生懸命すぎて、泣けて仕方なかったです。
そんなわけで、続きがまた楽しみです。

2017年6月21日 (水)

3月のライオン⑧

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映画観てからの大人買い⑧

羽海野チカ
「3月のライオン」第8巻

宗谷との記念対局に臨んだ零。感想戦の、言葉にしなくても通じ合ってる感じや、翌日偶然にも行動を共にすることになったふたりの感じ…、このふたりが一緒にいる雰囲気が凄く好きだなあと思いました。
そして棋匠戦。柳原と島田のタイトルを掛けた対局を解説することになった零と二階堂。ということで二階堂がこの巻から復帰。島田の初タイトルを願う気持ちはありつつも…柳原の執念が凄まじくかっこよすぎて痺れました。良い記念写真も見られて良かったです。対局中の横顔とか…そういう写真使えばこっちのポスターも地味恥身なりに結構良さそうなのにね…という余計なことを考えつつも、この巻も楽しみました。次から次に面白くて魅力的な人が登場して、目が離せません。

2017年6月20日 (火)

桜桃忌に

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桜桃忌(6月19日)に。

太宰治
「走れメロス」

6月19日は桜桃忌(太宰忌)ということで、にこのなかから「駈込み訴え」と「走れメロス」のみ読みました。
「駈込み訴え」の主人公の愛ゆえの屈折ぶりを散々読んでから「走れメロス」を読むと、びっくりするほど真っ直ぐすぎるメロスとセリヌンティウスの厚い友情に胸が熱くなって仕方がありません。どちらも人の心の真っ直ぐさや強さとともに、脆さや弱さなどをひしひしと感じさせてくれる素晴らしい作品だとあらためて感じることができました。
桜桃忌の由来ですが…、太宰治が愛人とともに入水自殺を図り亡くなったのは6月13日。そしてふたりの遺体が発見されたのは6日後、太宰の誕生日でもある6月19日。死の直前に描いた「桜桃」から、桜桃忌と名付けられることになりました。
今回は当日急に思い立って太宰作品を手に取ったのですが、実際に亡くなった13日から19日まで何か長編を読むというのも面白い試みかも、とふと思いました。来年、覚えていたら挑戦してみようと思います。

2017年6月19日 (月)

おんな城主直虎:24

縁談の意味。

大河ドラマ「おんな城主直虎」
第24回:さよならだけが人生か?

今回のメインは、縁談。
武田家との同盟が崩れた今川は、領地に海のない武田に「塩止め」の制裁を行うとともに、国衆の離反を防ぐため、今川の家臣と国衆との縁談を積極的に進めているところで、井伊には、井伊の家臣である新野家の三女・桜と、今川の重臣である庵原家の助右衛門との縁談が持ち込まれたのでした…。
南渓和尚を通じて本人と対面しその人柄を確かめ安堵した直虎ですが、そうはいっても、井伊側からすれば、人質という性質を持っていることは間違いないことではあります。
そして直虎は、この縁談にヒントを得て、今川と同盟関係にある北条との動きを探るため、自ら縁談を利用することを思いつきます。
また一方、岡崎では松平家の竹千代に織田家から徳姫が嫁ぎます。この時代、まだまだ織田・豊臣と続く天下統一への動きは読めない部分もあった気がしますが、今川から離反し織田と手を結ぶという松平の選んだ道…、この後の歴史に大きな影響があった気がします。
さてそして…、話は井伊が行う材木の商いに戻り。気賀で中村屋にその商いを任せ、買い手がつきそうだといういい流れのなか…、今川との関係が微妙になりそうな流れもありそうで…気になるところです。

2017年6月18日 (日)

おんな城主直虎:23

仏像盗難をめぐる騒動。

大河ドラマ「おんな城主直虎」
第23回:盗賊は二度 仏を盗む

自分の領地で木を盗んだ盗賊を井伊が罰せず囲い込んでいると気づいた加藤が、領内の寺の仏像が盗まれ、その犯人が井伊にいる盗賊ではないか…と言い訪ねてきました。
結局それは、気を盗んだ盗賊を自分の手元に確保し罰したい加藤氏が仕組んだ狂言で、龍雲丸と南渓和尚の働きによって、その狂言を暴いて大事にするようなこともなく収まることになった訳ですが、その前に、加藤氏の訪問を受けた政次が、弟の妻・なつとの連携によって、龍雲丸たち一味が加藤氏に捕まらないよう動いたことも忘れてはなりません。それにしても…、「変な咳をしたら」と合図だったと言うものの、その咳が気になって仕方ないところではあります。
そして、木を伐る仕事が終わったら井伊の家臣になるよう誘う直虎、そして一味の面々がそれに乗り気となり、てっきりこの誘いを受けると思われた龍雲丸でしたが…「武家勤めはできない」と断りの言葉を。一味の人々も今後を色々と思い描いていた様子だったのに、この先どうなるのか…気になるところです。

2017年6月17日 (土)

ピーターラビットの絵本⑦

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ピーターラビットの絵本、その⑦

べアトリクス・ポター
19「パイがふたつあったおはなし」
20「ずるいねこのおはなし」
21「こぶたのピグリン・ブランドのお話」

⑥に引き続き。
まず、ひとつめ(19作目)。ねこのリビーがいぬのダッチェスをお茶に誘ったことから始まる、ふたつのパイをめぐるお話。なんでしょう…、なぜリビーは犬であるダッチェスにねずみの肉のパイを食べさせようとするのかということが気になって仕方がありませんが、きっとリビーなりの「美味しいもの」をお客さんに食べて欲しいという「おもてなし」の精神ゆえ、なんでしょうね…(苦笑)。そして、ダッチェスはねずみのパイだったら食べたくないということを言うなりお手紙に書くなりしてリビーに伝えたらいいのにと思うのですが、それができないところが猫と犬とはいえなんとも人間らしいところを感じさせます。
そして、ふたつめ(20作目)。ずるいねこがねずみをお茶に誘うところからはじまるお話。ねこはデザートにねずみを食べるつもりなのか、意地悪がしたいのか…、まあ両方なんだろうなあとは思うのですが、でもそんなねこの意地悪でずるい感じ、そんなねこの思うようにはならないねずみの逆襲、みんな生き生きと描かれて文章にも絵にもワクワクさせられるものがありました。
さいご、みっつめ(21作目)。農場で暮らすぶたのペティトーおばさんの8ひきのこぶたのうちピグリン・ブランドとアレクサンダーが口減らしのため市場に出かけることになったお話。アレクサンダーの落ち着きのなさにハラハラさせられますが、意外とこういう人(ぶた?)が世の中をうまく渡って行って、それでピグリンみたいなしっかり者が、何だかんだと苦労が絶えなかったりする…みたいなものを感じました。パイパーソンさんちで出会ったピグウィグと新しい旅に出たピグリン。ダンスをおどりました!でメデタシメデタシな終わり方ではありますが、この後ピグリンが、望んでいたような、小さな畑にジャガイモを育てる暮らしができたのかとか、色々なことが気になるところです。

さて…、ずっと続けて読んできたこのシリーズもあと3冊です。

«これは経費で落ちません!②