読書の記録2016年4月分
2016年4月の読書メーター
読んだ本の数:40冊
読んだページ数:9672ページ
ナイス数:6536ナイス
4月は、以前から読み返したいと思っていた漫画をまとめて読み直したので約4分の3がシリーズものの漫画。その合間を縫って他の本も色々読めて良かった。
4月のベスト3①のだめカンタービレ②ちいさなちいさな王様③ブッダ下鴨アンティーク 祖母の恋文 (集英社オレンジ文庫):白川紺子
シリーズ3作目。表題作は、鹿乃の祖母・芙二子が祖父に宛てた手紙が出てきて明らかになる「うなり声のする帯」の謎。若い頃のやきもち焼きで素直じゃないおばあちゃんが可愛くてきゅんとする。「金魚が空を飛ぶ頃に」の着物の持ち主は人間じゃないんじゃないかとまで想像してしまった展開もありつつ満寿さんと梨々子のやりとりにウルっとした。「山滴る」では春野の曲者っぽいところや慧の過去に関わる部分が垣間見えてきてこの先が色々気になるなあ。「真夜中のカンパニュラ」は良鷹とほぼ同時くらいに庭に隠された秘密に気づいてゾワッとした。
読了日:4月2日起終点駅(ターミナル):桜木紫乃
北海道のいくつかの町が舞台の、そこに住む人々のお話(短編集)。人間関係のなかに存在する生々しさとか決してポジティブではないような部分がたくさん出てくるので読むのが辛いと感じることも多いけど不思議と目が離せないし気がつくとハマってる。このなかでは新聞記者の里和が元・歌人のミツの人となりをその死後に追いかける「たたかいにやぶれて咲けよ」が面白かった。
読了日:4月6日 ブッダ(1) (手塚治虫文庫全集 BT 108)の感想:手塚治虫
ブッダの生まれてから亡くなるまでのお話、その①この巻はのちにブッダとなるシッダールタの生まれるまでが主なところ。シッダールタの生まれるカピラバストウに攻め入ろうとしたコーサラ国で奴隷の身ながら成り上がることを夢見たチャプラのエピソードはなんとも悲しくやるせない。ここに登場するタッタ(不思議な力を持つ少年)やナラダッタ(アシタ聖者の弟子)は最後の方までちょこちょこ登場してた記憶があるけど詳しいことは忘れてしまったのでこれからこれから読み進めるのが楽しみ。
読了日:4月9日ブッダ(2) (手塚治虫文庫全集 BT 109):手塚治虫
ブッダの生まれてから亡くなるまでのお話、その②この巻はシッダールタの少年〜青年期。タッタと出会いミゲーラに恋をし、人間の生き死にや身分について思い悩んだ末に出家を選ぶまでのところ。シッダールタにとっては父王が自分にかける期待が意に染まぬということはもちろん自分の生まれた身分にも窮屈さややり切れなさがあったのだろうな。とはいえ子どもの名前がラーフラ(障碍)ってひどい。そして色々な局面でシッダールタに立ちはだかったわりに呆気ない最期だったバンダカ。その子ども世代がどんな風に育っていくのか気になるところ。
読了日:4月10日ブッダ(3) (手塚治虫文庫全集 BT 110):手塚治虫
ブッダの生まれてから亡くなるまでのお話、その③出家して修行を始めたシッダールタのお話。この巻でマガダ王国のビンビサーラ王からブッダ(目ざめた人)という名前をもらうことに。デーパとアッサジとともに修行の道を歩むシッダールタの様子も気になるけど、ダイバダッタ(バンダカの子ども)が狼に育てられたりナラダッタや老婆に出会う紆余曲折のお話がすごく気になるというか惹き込まれた。そして…重い病を患ったミゲーラをシッダールタとタッタは救えるのか。
読了日:4月11日ブッダ(4) (手塚治虫文庫全集 BT 111):手塚治虫
ブッダの生まれてから亡くなるまでのお話、その④ついに悟りを開いたシッダールタ。しかしその反面、ふるさとであるカピラバストウがコーサラ国に攻め滅ぼされたことを知り苦悩する姿も。シッダールタの歩む道も気になるけど、タッタとミゲーラ、ダイバダッタ、コーサラ国のルリ王子とヤタラ、マガダ王国のビンビサーラ王とアジャセ王子など、関わりのある人々の運命が少しづつ絡み合い出して、それを追いかけるのにも夢中になる。ホントすごく良くできてる。さて…国の威信をかけて戦うことになったタッタとヤタラのことが気にかかる。
読了日:4月12日ブッダ(5) (手塚治虫文庫全集):手塚治虫
ブッダの生まれてから亡くなるまでのお話、その⑤悟りを開きブッダ(目ざめた人)と名乗り始めたシッダールタ。だからと言うべきか、この巻のメインはブッダの言葉や行いに心を動かされる人々のお話という感じ。なかでもアナンダ(ダイバダッタの異父兄弟)のお話は、アナンダのどうしようもないほどの悪人ぶりがリータと出会って変化していくところがすごくいい。さてそして…三人のカッサパのうち一人はブッダの弟子になったけど、あとの二人がどうなるのか…そしてワニに襲われたリータがどうなるのか…すごく気になるところ。
読了日:4月13日ブッダ(6) (手塚治虫文庫全集 BT 113):手塚治虫
ブッダの生まれてから亡くなるまでのお話、その⑥マガダ王国のビンビサーラ王の庇護を受け千人を超える弟子と竹林精舎で暮らすブッダは批判や命の危険を経験した末にアナンダとともにもっとたくさんの人を救うための旅に出ることを決意。たどり着いたのは故郷カピラバストウ。ルリ王子やヴィサーカーなど久しぶりの登場人物が色々。ブッダがシャカ族の人々に何を語るのか気になる。ところで本人たちは知らないような、例えばアナンダとダイバダッタは兄弟だというようなことを神の視点でずーっと読んでるんだなあということに今更ながらハッとする。
読了日:4月13日ブッダ(7) (手塚治虫文庫全集):手塚治虫
ブッダの生まれてから亡くなるまでのお話、その⑦シャカ族の滅亡など様々な苦悩に襲われ、そして自らの老いを感じながらも多くの人を救う旅に出たブッダ。ルリ王子やアジャセ王子のそれぞれの父王との関係、タッタやダイバダッタの最期など、本当にたくさんの人たちの人生が交錯し合いブッダの死をもって迎えるこの物語のクライマックス。今も彼は精気となってこの世の何かとなって生き続けているのかな。
読了日:4月14日インディペンデンス・デイ:原田マハ
親元を離れ暮らしたい女性、夫とおなかの子どもを亡くした過去を持つ女性、水商売をしていた母を亡くした女性など様々な登場人物が主人公のたくさんの短いお話が集まった本。お話どうしがずーっとリンクし続けてぐるっと回って最後に戻ってくるので短編を読んでいるのに長編を読んだような感覚にもなってちょっと不思議。人と人とはどこかでみんな繋がっていて人は決してひとりで生きてるわけじゃないんだなあという思いに捉われる作品だった。
読了日:4月16日森と湖の国への旅 [東山魁夷 ART ALBUM]:東山魁夷
東山魁夷さん生誕100年記念のアートアルバム第二巻。北欧、ドイツ、オーストリア、白い馬の見える風景、古き町にてなどの作品が中心のこの巻、「東山魁夷といえばこの作品」と思い浮かぶような作品がいちばん多く収録されている気がする。「緑響く」とか「静唱」とか「晩鐘」とか「冬華」とか。もっといっぱいあるけど書ききれない^^;大きな作品も好きなのはいっぱいあるけど、私が好きなのはこのカテゴリーだと「白馬亭」や「骨董屋」や窓のある風景を描いたものなどの魁夷さんが旅先で目に留めた町の風景を描いたものだったりする。
読了日:4月16日将軍側近 柳沢吉保―いかにして悪名は作られたか (新潮新書):福留真紀
江戸時代、五代将軍・綱吉の側近として名を成した柳沢吉保の実像について考察された本。考察するために紹介された史料を色々読んでいるうちに徳川家のもとでの安泰や永続を保ったり家の権威を示すために柳沢家はもちろん各大名家が色々と一生懸命だったんだなあという印象を受けた。本当のところの吉保像というのは想像のなかにしかない部分も多いけど慎みを大事に将軍に尽くすものの周りからは理解されないことに悩む吉保をドラマとかで見てみたい気はする。もちろんイケメン俳優さんに演じてもらいたい。誰がいいかなあ。
読了日:4月17日諏訪のむかし話:竹村良信
長野県諏訪地方の各地に伝わる昔話を集めた本。地名を聞いて、あ〜あの辺か〜と分かって親近感がわくし、諏訪の独特な言葉(主にいまの80代以上くらいの人たちの話すような言葉だけど若くても普通に使う言葉もいっぱいある)を細かいところまで文字で再現されているところが素晴らしい。それぞれのお話の最後にお話された方のお名前が載っていて、偶然、昔お隣に住んでいたおじいさんのお名前を見つけてびっくり。よく遊びに行っておやつをもらったりしてたなあという懐かしい思い出がよみがえってきた。
読了日:4月18日ちいさなちいさな王様:アクセルハッケ
主人公「僕」とちいさなちいさな王様「十二月王二世」の日々。ちいさい王様がすごく魅力的。大人になって体は大きくなるけど何か(消防士とか看護婦とか)になると他のものにはもうなれないから大きくなるというよりは小さくなる、とか、最初に全てを与えられているものが少しずつ奪われて縮んでいく、とか。すごく深いなあ。王様みたいに「ほっほーう!」と言いたくなる。僕と王様の微笑ましい日々の先に王様が芥子粒みたいに小さく小さくなって見えなくなってしまう時が来ることを想像して少し切なくなった。
読了日:4月20日のだめカンタービレ(1) (講談社コミックスキス (368巻)):二ノ宮知子
久しぶりに再読その1。俺さまと見せつつものだめや峰に振り回される千秋が可笑しく、面倒見が良すぎるところも素敵。ベートーヴェンの「春」や「悲愴」やモーツァルトの「2台のピアノのためのソナタ」はのだめを読んでからよく聴くようになったけどどれもとても好きな曲になった。
読了日:4月21日のだめカンタービレ(2): 2 (講談社コミックスキス (382巻)):二ノ宮知子
久しぶりに再読その2。真澄ちゃんとミルヒ(シュトレーゼマン)登場。そしてSオケ始動。最初の曲はベト7。ドラマだとのだめといえばこの曲のイメージ強いけど原作ではあまり出てこなかったような記憶があるなあ。
読了日:4月21日のだめカンタービレ(3) (KC KISS):二ノ宮知子
久しぶりに再読その3。千秋、Sオケ副指揮者に。からの、私的な恨みによってシュトレーゼマン脱退で正指揮者就任でSオケ衝(笑?)撃のデビュー。曲はベト3〈英雄〉。オーケストラ、大変そうだけど楽しそうでもある。いいなあ。そして…裏軒、クラブハウスサンドにまで対応するとは恐るべし。
読了日:4月21日のだめカンタービレ(4) (KC KISS):二ノ宮知子
久しぶりに再読その4。千秋とSオケがうまいことまとまって動き始めたところに戻ってきて指揮者の座を奪って行くシュトレーゼマン。そして千秋の次なる課題はラフマニノフ♪のだめが一歩成長できるかも気になるところ。ニナ・ルッツ音楽祭って木曽でやってるのに似た感じかな?
読了日:4月21日のだめカンタービレ(5) (KC KISS):二ノ宮知子
久しぶりに再読その5。この巻は学園祭♪Sオケの和装「ラプソディ・イン・ブルー」かっこいい(^^)Aオケは千秋・シュトレーゼマンのラフマニノフ!大好きな曲だから読んでるだけで音が耳に浮かぶし千秋の終わってしまうのが嫌だという気持ちに共感してぐっとくる。その後ののだめ&千秋の連弾ラフマニノフの迫力もすごい。
読了日:4月22日のだめカンタービレ(6) (KC KISS):二ノ宮知子
久しぶりに再読その6。変人ホイホイらしくケエコとマナブを引き寄せてしまった千秋^^;叔父さんの家でのだめと演奏するエルガーのヴァイオリンソナタ。音楽が人の心に何かを生んだり何かを思い起こさせたりすることもあるって素晴らしい。Sオケメンバーもそれぞれの道を歩き出し千秋は新しいオケの立ち上げへ。そしてのだめは4年生になって先生が変わり試練の時を迎えそう…!
読了日:4月22日のだめカンタービレ(7) (KC KISS):二ノ宮知子
久しぶりに再読その7。逃した魚(千秋)の大きさに泣いたハリセンこと江藤先生の涙ぐましい努力(対のだめ)!R☆SオケではSオケよりはるかにハイレベルな面々に対しても鬼な千秋が凄まじい。初演奏会はブラ1にモーツァルトのオーボエ協奏曲♪ああ〜ドラマも見直したい!
読了日:4月23日のだめカンタービレ (8):二ノ宮知子
久しぶりに再読その8。千秋とR☆Sオケ初演奏会。あ〜ブラームスが無性に聴きたい。この曲ホントかっこ良くてすごく好き。そして…のだめはコンクールに向けて江藤家で合宿。のだめと千秋のメールのやり取り、いいなあ。とくにシューベルトのところがいい。
読了日:4月23日のだめカンタービレ(9) (KC KISS):二ノ宮知子
久しぶりに再読その9。コンクールでのだめがペトルーシュカが全部弾けてたら1位になれてたのかなあ。メールのタイトル「プリごろ太NEWS」って。江藤先生、のだめの扱いにすっかり慣れて^^;それにしても千秋…あそこまでしておいて「あいつのピアノが好き」とか「ボクはただの学校の友人」ってそりゃないよ。
読了日:4月23日のだめカンタービレ(10) (KC KISS):二ノ宮知子
久しぶりに再読その10。この巻からいよいよ巴里篇♪千秋がパリの街で浮かれてるのが面白くないのだめの気持ち…分かる気がする^^;そして同じアパートの住人・フランクとターニャに日本人の勤勉性とオタクぶりを見せつける千秋とのだめ、恐るべし。千秋は指揮コンクールへ。ジャンとかロランとか巴里篇のキャラがいっぱい登場してきてワクワクする。片平さんも頑張れ〜(^^)
読了日:4月23日のだめカンタービレ(11) (KC KISS):二ノ宮知子
久しぶりに再読その11。千秋、指揮コンクール優勝♪だけどエリーゼの差し金(及び嫌がらせ)でシュトレーゼマンにこき使われる日々に突入。のだめは千秋が上海で共演したRuiのことを知ったのと学校の授業についていけないのとで迷走が始まりそう。日本の音大でもこういうアナリーゼの授業とかするのかな〜。千秋はものすごく得意そう^^;
読了日:4月23日のだめカンタービレ(12) (KC KISS):二ノ宮知子
久しぶりに再読その12。のだめ、もっと迷走しそうな気もしたけど案外どうにかなってる…のかな?千秋は千秋で、ピアノのことでのだめに手助けしたいんだとしても何をどうするとか、ピアノは別としてのだめとどうしたいのか…よく考えないとね。とかいいつつ変態の森に足を踏み入れちゃったらしい^^;アパートの住人・ユンロン&長田が登場したり黒木くんが再登場したり…巴里篇もずいぶん賑やかになってきた(^^)
読了日:4月23日のだめカンタービレ(13) (KC KISS):二ノ宮知子
久しぶりに再読その13。季節はクリスマス。パリの街中で何てド派手でアクロバティックな痴話喧嘩^^;それでもなんか二人が一緒だと読んでても嬉しい。リュカののだめラブっぷりが可愛く、パリに来て緑青の気味だった黒木くんも元気になってきたみたいでよかった(^^)一方千秋は貧乏なマルレ・オケの貧乏&人手不足&気難しそうなコンマスに苦労しそうな展開。
読了日:4月24日のだめカンタービレ(14) (KC KISS):二ノ宮知子
久しぶりに再読その14。のだめは黒木くんとポールと一緒に室内楽トリオ結成。楽しそう。黒木くんは再び緑青気味だったけど^^;一番笑ったのはのだめと松田のバスルームでの攻防かな。松田も変な人だけど確かにのだめは変態だ…^^;次の巻はバカンス!そしてのだめ初リサイタルだ〜♪
読了日:4月24日のだめカンタービレ(15) (KC KISS):二ノ宮知子
久しぶりに再読その15。パッと開けたところにターニャの水着姿のコマがあってギャッ!となってつい本を閉じてしまった^^;夏休み、お城でリサイタルをするのだめとともに千秋&ターニャ&黒木くんもサン・マロへ。モーツァルトオタクの城主ブノワ氏とのだめがお馬さんの真似をするところが面白い。リサイタルはモーツァルトもキラキラ星とか良かったけどラヴェルがいちばん良かった。何故だか泣きそうになる。こういうのだめを見ていると確かに千秋はこの先起こるかもしれない変化に対して覚悟をしないといけないのかもと思わされる。
読了日:4月24日のだめカンタービレ(16) (KC KISS):二ノ宮知子
久しぶりに再読その16。今回のメインはマルレ・オケ。新団員が加入しての新シーズン。途中でまずい雰囲気になりかけたけど新しいメンバーのやる気と古くからのメンバーの負けてられるかorこのままじゃまずい!という気持ちがうまく融合していい演奏になった!感動♪それにしてもロッシーニの「ウィリアム・テル序曲」ストーリーにぴったりすぎて心踊るしなぜだか笑える(^w^)映画では確かチャイコフスキーの「1812年」に変わってたけどあれもド派手で楽しかったなあ。
読了日:4月24日のだめカンタービレ 17 (講談社コミックスキス):二ノ宮知子
久しぶりに再読その17。父・雅之の登場で思わぬミスをする千秋。一方めざましく成長中ののだめ。すぐ近くにいてもすれ違ってるのに千秋はアパートを出ることに?千秋は気づいてないけどのだめは密かに充電(ていうか盗撮^^;)してるのにそれすらできなくなってしまう…!
読了日:4月24日のだめカンタービレ (18)(講談社コミックスキス):二ノ宮知子
久しぶりに再読その18。千秋がアパートを出ることを知ったのだめ。ちゃんと話し合って納得できて良かったけど…千秋だけじゃなく読んでる方も調律師のお兄さんがいること忘れてたよ^^;Ruiは色々迷走しつつもお母さんとの関係が修復できて良かったしフランクも千秋から「一番聴かせる演奏する」って言われて良かったな。伴奏が得意っていうのもきっと才能なんだろうな。さて…ヴィエラ先生と思いがけない再会をしてのだめのサロンコンサートをドタキャンした千秋。この後どうなるんだったかなあ(前回読んだのが前過ぎてうろ覚え)。
読了日:4月24日のだめカンタービレ(19) (KC KISS):二ノ宮知子
久しぶりに再読その19。のだめのコンサートをすっぽかした上に酔っ払って帰ってきた千秋が正座(とお手)させられるのが可笑しい。そして本当に久しぶりに峰と清良が登場。それぞれに悩んでるふたりがパリで再会する時が楽しみ。それにしてものだめと清良がここで初対面っていうのがすごく不思議!さて…黒木くんとターニャにも大きな動きがありコンクールもあるし続き読むのが楽しみ♪
読了日:4月24日のだめカンタービレ(20) (KC KISS):二ノ宮知子
久しぶりに再読その20。コンクール、清良の入賞は良かったけどターニャが。黒木くんの「同居」発言はホント…パリにくる前ののだめと千秋にかぶるわ^^;それにしても…のだめが気に入った曲を千秋がRuiと共演することとかターニャのピアノは感情豊かすぎることとか、他の人がちょっと言いづらいことをユンロンはさらりと言うね^^;黒木くんとターニャは良い感じになりつつあるけどのだめと千秋はどうだろう。再び暗雲が立ち込めてきたかも。
読了日:4月25日のだめカンタービレ(21) (KC KISS)の感想:二ノ宮知子
久しぶりに再読その21。千秋とRuiの共演、そしてのだめからのプロポーズ。自分は自分で頑張ればいいと分かっててもつい人と比べて凹んだりとか…どうしてもしてしまうなあ。そしてそんなタイミングでやってきたミルヒー。オクレール先生が急いで、でも確実にひとつずつ積み上げてきたものが崩れ去る時が近づいている…?
読了日:4月25日のだめカンタービレ(22) (KC KISS):二ノ宮知子
久しぶりに再読その22。のだめの行方不明&シュトレーゼマンとの共演で衝撃デビューのニュースが世界中を駆け巡る様子が面白いなあ(大川ののだめ家はサスペンスドラマに夢中というところも面白い)。そしてシュトレーゼマンと遭遇したオクレール先生の激怒ぶりと、千秋とのだめの顛末を面白可笑しく噂し合うヴィエラ先生とジャンの良いコンビネーションも印象的。そしてそして…千秋パパ再登場だけどこのあと少しは父親らしいことするんだったかなあ。そんなわけで次の巻は巴里篇ラスト!
読了日:4月25日のだめカンタービレ(23) (KC KISS):二ノ宮知子
久しぶりに再読その23。本編ラスト♪千秋親子の会話はあまり友好的ではなかったけどパパが案外面白い人だったし千秋も大人になり理解できたり受け入れられた感じかな。そしてシュトレーゼマンとの共演後の抜け殻&放浪を経てパリに戻ってきたものの現実からは逃げ続けるのだめを一度は諦めかけつつも「こちらの世界」に連れ戻そうと行動する千秋。ああ、音楽って、音楽で繋がれるって素晴らしい。最終話の「何百年も前に記された音符が」から始まる3ページにぐっときて泣ける。ああやっぱりこの漫画本当に大好きだ。感動♪さあ残るはオペラ篇!
読了日:4月26日のだめカンタービレ(24) (KC KISS):二ノ宮知子
久しぶりに再読その24。峰からオペラの指揮を依頼された千秋&日本でのコンサートに挑むのだめが久々の帰国。しかしオケメンバーにとっては黒木くんの帰国(ターニャつき)の方が衝撃的だった模様^^;日本篇のキャラがいっぱい登場してすごく懐かしい。のだめの恩返しコンサート良いな。江藤先生と谷岡先生嬉しそう♪のだめに先を越されたことがちょっと嬉しそうな千秋も良いな。オペラの稽古場では峰とか菅沼さんとか真澄ちゃんとかみんな頑張ってるなあ。さて残すところあと1冊。R☆Sオケ&白い薔薇歌劇団の「魔笛」を見届けよう…♪
読了日:4月26日のだめカンタービレ(25) <完> (KC KISS):二ノ宮知子
久しぶりに再読その25。のだめ日本での初リサイタル!もしかしてこの会場ってサントリーホール!?すごいなあ。そしてのだめ一族の破壊力半端ない^^;そして千秋はオペラ。たくさんの課題を乗り越え一杯一杯ながら成功して良かったなあ。それにしても峰は演出としてめちゃくちゃ頑張ってたなあ。オケピにのだめを入れたのはホント良かった。のだめもボレロで弾き損ねたチェレスタ弾けて良かった(^^)最後に黒木くんとターニャのお話も読めて良かった。ここ数日で最初から最後まで一気に読んでのだめワールドに浸れて幸せだった♪
読了日:4月26日走れメロス (新潮文庫):太宰治
表題作を改めて読み直したくて手に取った本。これと「駈込み訴え」はすごく勢いがあって一気に読めてしまう。友情や思慕の念など共通するものが感じられる。「女生徒」は個人的には好きな感じではないけどこの年頃の女の子らしい心理が怖いくらいよく表現されていた。上京してからの10年間を書いた「東京八景」と「ダス・ゲマイネ」「富嶽百景」「帰去来」「故郷」が互いを補完しあうようになっていて面白い構成だなあと思った。それにしても太宰って本当ろくでなしだなあと思うけど周りの人のそれを放っておけない気持ちもなんだか分かる。
読了日:4月30日
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