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読書の記録2016年12月分

2016年12月の読書メーター
読んだ本の数:21冊
読んだページ数:4255ページ
ナイス数:5763ナイス

けいさつのおにーさん(3) (まんがタイムコミックス)けいさつのおにーさん(3) (まんがタイムコミックス)からけみ
今回もホンワカしつつためになる内容。伊勢志摩サミットや軽井沢でのG7交通大臣会合など今年らしいトピックも盛り込まれてるところがさすが。相変わらず穂苅くんと手塚さんや警察の皆さんの仕事熱心さが素敵♪注意されてゴネる人たちが手塚さんの笑顔の前に観念する気持ち…分かるなあ。それにしても諏訪警察署に温泉が引かれてるとは初耳だけどこんなところにも温泉が!な上諏訪周辺だからあっても全然おかしくない。穂苅くん諏訪署に配属されたらいいのに。←うちからまあまあ近いから。
読了日:12月12日

吾輩は猫である (新潮文庫)吾輩は猫である (新潮文庫)夏目漱石
吾輩こと中学校教師・苦沙弥先生宅で飼われている名前のない猫の視点から描かれる様々な人々によって巻き起こされる様々な事件のお話。難しいところも色々あったけど先生はもちろん家族や訪ねてくる人たちがそれぞれにちょっとずつ可笑しいところがあって面白い。迷亭の図々しい感じと細君と雪江さんの会話が好き。最初の方みたいな他の猫との交流がずっと描かれていくのかと思ってたから少し意外。吾輩は猫っていうよりは小さいおじさんが猫の着ぐるみに入ってるみたいな感じ^^;だからあんな最後になったのか…とかつい想像してしまうなあ。
読了日:12月16日

またまたへんないきものまたまたへんないきもの早川いくを,寺西晃
へんないきもの第2弾。わりと真面目なページと面白可笑しいページの落差が凄い^^;とくにセアカサラマンダーの夫婦の会話が面白い。あとコラムでは回虫博士の藤田先生の登場する寄生虫のが面白かった。目黒寄生虫館で見たサナダムシ思い出しちゃうなあ。そして本の中に登場するイラストのなかからいくつかをカラーで楽しめる付録つき!ユメナマコ美しいなあ。
読了日:12月17日


三谷幸喜のありふれた生活14 いくさ上手三谷幸喜のありふれた生活14 いくさ上手三谷幸喜
三谷幸喜さんのエッセイ、シリーズ14作目。今年の大河ドラマ「真田丸」の脚本を書き始める少し前のお仕事の辺りから。大河ドラマはきっと世間の評判とか色々気にされてるだろうけど三谷さんらしくて三谷さんのやりたいことを貫いて欲しいなあと思いながら毎回楽しんで見た一年間だった。あえて説明しない視聴者サービス、分かる気がする。諸事情により(?)Eテレ見るようになったり子どものおもちゃに詳しくなったり…プライベートも色々あったのね^^;次の巻では真田丸の後半辺りのことも読めるだろうから待ち遠しい。
読了日:12月18日

本屋さんで待ち合わせ本屋さんで待ち合わせ三浦しをん
しをんさんの書評集、再々読。今回は主にこの本をきっかけに読んだ本のページを読み返し。書評を読んでこの本面白そう!と思うのと実際本を読んでから読むのとではまた違った感じ方ができるのが面白いところ。この1年半でいくつか読んだ本が増えたからそういう楽しみ方をたくさん出来て良かった。あともうひとつは東海道四谷怪談の部分も読み返し。しをんさんらしい言い回しで分かりやすくしかも面白い。私は狂言を見る機会がわりと多いけどこんな風にお話の筋だったり登場人物のことを語ったり文章にすることができたらいいのになあと本当に思う。
読了日:12月18日

陰陽師 玉兎ノ巻陰陽師 玉兎ノ巻夢枕獏
安倍晴明と源博雅が登場するシリーズ15作目。晴明の家でふたりで酒を飲みながらつらつら話すうちなにやら依頼が舞い込むお約束の展開だけどそれが良い。そしてそういう展開のなかでこの不思議な現象の原因や晴明がこれをどう解決しようとしていて博雅はそこにどう関わってくるのかを分からないなりに予想したり想像するのも面白い。それにしても博雅は相変わらず無意識に事態を解決に導く働きをするところが素晴らしい。そして「道満月下に独酌す」は道満のちょっと切ない感じのお話。最近は晴明や博雅が登場しないお話も結構あるけどそれも好き。
読了日:12月20日

クリスマス・キャロル (新潮文庫)クリスマス・キャロル (新潮文庫)ディケンズ
クリスマスイブの夜。ケチで冷酷な老人スクルージのもとにかつての相棒マーレイと過去・現在・未来の幽霊が訪れ様々なクリスマスを見ることになる…というお話。20数年ぶりの再読。子どもの頃は幽霊が登場するところが恐ろしかったりあちこちに登場するその頃自分の身近では見聞きすることがないようなクリスマスのごちそうの数々にワクワクしていた気がするけど大人になってから読むとスクルージが現在のような金の亡者で人間嫌いになったきっかけやそういう人でも幽霊や神様の存在を信じるんだなあとか、色々新たに気になるところが見つかった。
読了日:12月24日

昭和元禄落語心中(1) (KCx)昭和元禄落語心中(1) (KCx)雲田はるこ
完結したので最初からおさらい・その①やっぱり八雲師匠が素敵だ〜。与太郎の「出来心」も楽しそう。小夏姐さんのひねくれたところも嫌いじゃない。
読了日:12月27日
昭和元禄落語心中(2) (KCx)昭和元禄落語心中(2) (KCx)雲田はるこ
完結したので最初からおさらいその②・与太郎の破門からの長い長い八雲師匠の昔語り、八雲助六篇へ。それにしても助六の穴を埋めてくれっていう八雲師匠の言葉。与太郎はずいぶん大変なことを頼まれたよ^^;菊比古時代の師匠の助六への複雑な思いはありつつも仲良しなのが微笑ましい。助六みたいな芸達者だけど昼間からお酒飲んだりとかちょっとろくでなしっぽいけどそれはそれで魅力なんだな。みよ吉が登場してこれから色々あるんだよね…。
読了日:12月27日
昭和元禄落語心中(3) (KCx)昭和元禄落語心中(3) (KCx)雲田はるこ
引き続き八雲と助六篇。とうとう真打昇進。鹿芝居での菊比古…美しすぎる。師匠方と上手くやり自分の存在意義のために落語を頑張りつつも助六の才能の前であれこれ思う菊比古と高座での身なりやかけるネタがどうとかで師匠に怒られてもお客にウケれば良いという助六。そこに優しい人(助六)は苦手つれない人(菊比古)が好き、なみよ吉の存在が絡んで色々ややこしいことに…。しかも助六が師匠との口論の末にあんなことに…。師匠も真剣にお説教なりなんなりしたいならお酒飲んじゃまずいと思う。だからあんなことになったんだよ…。
読了日:12月28日

昭和元禄落語心中(4) (KCx)昭和元禄落語心中(4) (KCx)雲田はるこ
師匠に破門された助六と菊比古に振られたみよ吉は子どもができ菊比古の前から姿を消し…師匠亡くなり八雲襲名を打診されるものの助六を探す旅に出る…というところ。そしてちっちゃい小夏登場。可愛い♪助六にまた落語をやらせたい菊比古の奮闘が実を結ぼうというところだけど…やっぱりここでみよ吉。この先の展開を知ってようが知ってまいが嫌な予感しかしないこの感じ…(ー ー;)
読了日:12月28日


昭和元禄落語心中(5) (KCx)昭和元禄落語心中(5) (KCx)感想雲田はるこ
完結したので最初からおさらいその⑤温泉街での菊比古・助六の二人会。助六があまりに楽しそうだからその後の展開が辛すぎる。みよ吉さえいなければと思ってしまうけど助六にとっては大事な存在だったんだし仕方ない…。遺された幼い小夏との穏やかとは程遠いやり取りと孤独な八雲の背中。で長い長い八雲と助六篇に幕、助六再び篇へ。与太郎が真打昇進で助六になり小夏は母になり…これから重要な役割を果たす樋口先生も登場して物語がどんどん動いていくなあ。八雲のところには血の繋がった家族とかがいない人が集まって家族的なものを形作ってる。
読了日:12月29日

昭和元禄落語心中(6) (KCx)昭和元禄落語心中(6) (KCx)雲田はるこ
完結したので最初からおさらいその⑥与太郎と親分、八雲と樋口先生などドキドキハラハラさせられる展開とか小夏と与太郎がちょっと夫婦らしくなりながらも相変わらずなところが微笑ましい場面も印象的だけど助六の「居残り」をそっくりにやってみせるところに八雲のなかには助六も生きているのを感じる。八雲と助六、どちらの芸も八雲が死んだらそれでおしまいって残される側には残念すぎる。与太郎と樋口先生、頑張れ。…それはそれとしてチビちゃんがとにかく可愛くてお話の本筋は結構シリアスだけど所々で癒される〜(^w^)
読了日:12月29日

昭和元禄落語心中(7) (KCx)昭和元禄落語心中(7) (KCx)雲田はるこ
完結したので最初からおさらいその⑦まず信之助が可愛くて賢すぎる。幼稚園での落語会も良かったなあ(^^)そして八雲と与太郎は二人会の舞台上で八雲を襲った出来事。頼んだよと声を掛け合った与太郎と小夏の姿にぐっとくる。…八雲の周囲の人々が回復を願う気持ちや落語の将来を心配する気持ちにもぐっとくる。そんななか助六が亡くなったあの温泉街が再び登場しそうな展開へ。
読了日:12月29日


昭和元禄落語心中(8) (KCx)昭和元禄落語心中(8) (KCx)雲田はるこ
完結したので最初からおさらいその⑧見舞いにやってきた萬月に落語は引退すると言う八雲。一方与太郎は松田さん&樋口先生とともに助六のフィルムを見にあの温泉旅館へ。八雲と助六篇で見た若い頃のふたりの姿と松田さんが語る助六とみよ吉の死の真相。小夏にはあまりにも辛いこの事実…やっぱり知らずにいる方がいいのかな…。そういえば信之助の人懐こくて憎めない感じ…八雲の「年々似てくる」でそうか助六っぽいんだと気づかされた。だから八雲も信之助のことはつい受け入れちゃうのかも^^;
読了日:12月29日

昭和元禄落語心中(9) (KCx)昭和元禄落語心中(9) (KCx)雲田はるこ
完結したので最初からおさらいその⑨師匠がご贔屓さん勢揃いの席でせっかく落語しようって気になったのに…警察の馬鹿〜!とはいえ落語やると助六やみよ吉が出てきちゃうしねえ。みよ吉の方は小夏にも見えてたみたいだけど、八雲と小夏のなかに思うところがあるからそういうものを見るんだろうね。さてそして…死神さんに連れて行かれそうな八雲を救出に向かった与太郎。次の巻でいよいよ完結。心して読もう…!
読了日:12月29日


昭和元禄落語心中(10)<完> (KCx)昭和元禄落語心中(10)<完> (KCx)雲田はるこ
八雲と助六の物語、完結。それにしても寄席はものの見事に焼けちゃったなあ…。そして縁側で八雲と小夏と信之助がいい雰囲気だなあと思ってたら突然…あんなことに…。びっくりしすぎてなかなか話についていけなかったけど、もっと与太郎や小夏や信之助の側にいて皮肉を言いながらも見守ってて欲しかったなあという気持ちはありつつも、こうして次の世代そのまた次の世代って受け継がれて色んな人が関わり合っていくものなのかもしれない。落語が盛衰を繰り返しながら受け継がれていく長い長い物語に浸ることができて良かった。
読了日:12月29日

ヲタクに恋は難しい (3)ヲタクに恋は難しい (3)ふじた
ヲタクな人々による恋のお話。ヲタク同士なのにそっちの言葉使っちゃダメとか無理でしょ^^;あと本屋さんで思いがけず色々買っちゃって早く帰って読みたいのとかはすごくわかるなあ。私の場合とくに漫画とかで起こることが多いかも。相変わらずな4人も良いけど…いま気になってるのは宏嵩の弟の尚くんでしょう…まだ気づいてないみたいだけど…いつ気づくのかな?^^;
読了日:12月29日


ガイコツ書店員 本田さん 2 (ジーンピクシブシリーズ)ガイコツ書店員 本田さん 2 (ジーンピクシブシリーズ)本田
現役書店員さんによるエッセイ漫画第2弾。ケンドウさんと魔術師係長がものすごく気になる。あと取次さんも気になる。あとペストマスク係長も好きかも。この方のエッセイ漫画は仕事山積みで大変だ〜!こんなお客さん来て大変だ〜!というところはいっぱい描かれてるけどそこに嫌な感じの誰かの悪口とかは含まれないので面白く気持ちよく読めるところが良い。あと飲み会のところで出てきたゴッドさんの仕事への姿勢素晴らしすぎる。全く別の業種である自分の仕事に置き換えてみても最初から絶対無理〜とかではなくそのクオリティ目指したいなあ。
読了日:12月30日

羊と鋼の森羊と鋼の森宮下奈都
高校2年生の秋ピアノの調律に魅せられた主人公が調律師として成長していくお話。題名だけだとピアノが関係するお話だとはパッと分からないけど読んでみるとなるほどなあと思う。調律師という職業の方がいることはなんとなく知っていたけどピアノの調律をどうやってやるかも知らなかったし音程が狂ってるのを直すんだろうくらいにしか認識していなかったのですごく奥が深いんだなあとびっくりさせられた。なぜか、空気の澄んだ秋の森のなかにいるような不思議な感覚でずっと読んでいた気がする。
読了日:12月30日

すしそばてんぷらすしそばてんぷら藤野千夜
お天気お姉さんの寿々が江戸時代から続く場所を訪れたり美味しいものを食べたり一緒に暮らすおばあちゃんとあちこち出かけたりするお話。恋愛に発展しそうなのかなあという要素はありつつも、どちらかというと、寿々が周りの人たちと楽しい時間を過ごすような部分が仕事にも繋がっていく…という部分の方がたくさん書かれている気がした。新しい物好きなおばあちゃんはどんどん新しいことも覚えちゃうし作るごはんやおやつがみんな美味しそうだし…素敵すぎる。
読了日:12月31日

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