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おしらせ

  • 2007.1.23
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おさんぽクマさん春の庭

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2007年春の訪れ

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    2007年、春の風景を集めてみました。

ほんだな

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2019年8月16日 (金)

それを愛とは呼ばず

Sorewoaitohayobazu

静かな狂気。

桜木紫乃
「それを愛とは呼ばず」

妻の事故でそれまでの立場を追われた亮介と、鳴かず飛ばずで芸能事務所から契約を打ち切られた紗希。銀座のキャバレーでの出会いから始まるふたりの物語。
紗希の、静かな狂気というか引力のようなもの…。紗希視点で読んでるときは少し見えにくいのですが、亮介視点だと…なんだか吸い込まれそうで目をそらしたいけれどそらせないような、ゾワッとするものを感じます。
終盤あたり、まさかこれハッピーエンド的な感じになるのか…?と一瞬思いましたが、やっぱりそこは、桜木紫乃さんだから…という結末ではあれど、いきなりの急展開という部分もありました。



2019年8月15日 (木)

リア家の人々(再読)

Riakenohitobito

思いがけず再読。

橋本治
「リア家の人々」

砺波家の文三・くが子夫妻と、その娘の環・織江・静の三姉妹を中心にした物語。
半分くらい読んで、数年前にすでに読んだ本だった…と気づきましたが、ほぼ内容忘れてたので、新鮮に読めました。
文三の生きた時代背景を家族の物語のなかに織り込み、かなり事細かに登場人物たちの心理状態を書き込むことで、家族とか家庭とかいうものに対する一般的な考え方、その時代の大きな流れのなかでの人々の考え方(それは著者の考え方なのかもしれませんが)を、こうだったんですよ、とリアルタイムでそれを知らない世代に伝えたかったのかな…となんとなく思うような内容でした。

2019年8月14日 (水)

銀河祭りのふたり-信太郎人情始末帖(完結)

Gingamatsurinofutari

シリーズ完結作。 

杉本章子
信太郎人情始末帖
「銀河祭りのふたり」

表題作は貞五郎と小つなの顛末。最初は強意見をしていた親戚を頼れたのは良かったものの、兄嫁とその従姉妹の心根に気持ち悪さを感じるし、このまま定五郎が行動に移せなかった時のことを考えると、怖いですね…。
そしてもう一つ、信太郎の異母兄・多田屋玄太。源太と助四郎の旦那・番頭コンビの嫌がらせが本当に嫌らしくて、仁平の啖呵に溜飲を下げるところもありつつ…、おぬいや千代太に対して頑なだったおさだやおふじの心が徐々にほぐれつつあったところに、この問題とのちに起こる信太郎最大の危機で一族が一つになったように感じました。
最後の信太郎と元吉の会話に、ああいいお話に巡り合えたなあとしみじみ感じることができました。
素敵なお話でした。

2019年8月13日 (火)

宇喜多の捨て嫁

Ukitanosuteyome 

業深き男。

木下昌輝
「宇喜多の捨て嫁」

宇喜多直家の四女・於葉は「捨て嫁」と呼ばれながら、「父と戦い、父に勝つ」という決意を胸に嫁いだ…というお話(表題作)。
全編通して於葉が主人公なのかと思ったのですが、語り手は直家だったり他の人だったりしながら、時代が行きつ戻りつ…という感じで、主人公はあくまでも直家。
直家は、実際どんな人だったのか分からない部分もたくさんあるとは思うのですが、こういう描き方もあるんだなあと思いながら読んでいたら、ついつい感情移入してしまいました。
私はこの直家、好きな感じでした。

2019年8月 9日 (金)

うちの上司は見た目がいい

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絵とタイトルに惹かれて。

山﨑ハルタ
「うちの上司は見た目がいい」

見た目がいい上司・速水と部下の青山さんのお話。他二編。
同じ場面を登場人物のそれぞれの視点から描いてるのが面白くて好きです。
お互いに考えていることが同じようでいてすれ違っている感じ…良いですね。
安西くんのお話も好きだし、神崎に翻弄される穂坂さんのお話も好きです。
というか…帯に「ラブコメ」と書いてあったわりに青山さんの雰囲気はラブには程遠いような…(苦笑)。
とはいえ、絵が好きな感じなのでまた何か読んでみたいなあと思います。

2019年8月 8日 (木)

国宝のお医者さん①

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過去から現在、そして未来へ。

芳井アキ
「国宝のお医者さん」第1巻

国立博物館の学芸員の押海が文化財修理師の五條と出会ってはじまる、歴史をつなぐ物語。
五條がめちゃくちゃ変わり者で、押海がものすごく振り回される…という感じを予想していたのですが、そうでもなかった(押海も結構アレだった)です。
修理するのもそうですが、博物館や美術館の人が研究したり展覧会で一般の人に知ってもらうのも、今あるものを次世代に残していくのに大切な仕事だな…と思います。途中から登場した保存科学研究所の生駒さんを含めて、ほのぼのな感じで進むのかと思いきや、五條の家族関係で何か因縁がありそうな感じで気になるところです。

2019年8月 6日 (火)

軽井沢夏の宵の狂言

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今年も。

軽井沢夏の宵の狂言
2019年8月3日(土)18:00より
軽井沢大賀ホールにて

解説:石田幸雄
狂言「末広かり(すえひろがり)」果報者:野村万作/太郎冠者:内藤連/すっぱ:深田博治
狂言「膏薬煉(こうやくねり)」上方の膏薬煉:高野和憲/鎌倉の膏薬煉:中村修一
狂言「止動方角(しどうほうがく)」太郎冠者:野村萬斎/主:野村太一郎/伯父:石田幸雄/馬:野村裕基

まずは石田幸雄さんによる解説から。分かりやすい演目解説の他、8月末にNHKの番組で「靭猿」他が放送されるというお知らせがありました。春に国立能楽堂で観た「靭猿」がもう一度テレビで見られるのはとても楽しみです。
そして解説に引き続き「末広かり」。この曲を観るのは何度目かになるのですが、太郎冠者が「“すえひろがり”ってなんでしたっけ?」と主人に一言尋ねれば、都で「末広がりください」と大声で言わなくてもいいし、すっぱに騙されて傘を買うこともないし、主人にひどく叱られることもないし…という、いちばん最初のひと手間を惜しんだがゆえに色々大変なことになるよねっていう現実にも起こりそうなことをいつも思います。まあ…、これはフィクションなので、そこの言葉の食い違い、太郎冠者がすっぱに教わった歌をうたうと、怒っていた主人も興が乗って踊りだす…というほのぼのなラストが楽しいのですが。
続いて「膏薬煉」。上方と鎌倉、膏薬煉の名人同士がそれぞれに自慢を繰り広げ、実際に腕比べに興じるというお話。土地の名前が出てきて、「自分は(自分の土地は)これこれこうだ」と競い合うお話、「佐渡狐」とかもそうかなあという感じですが、この曲に出てくる「上方」と「鎌倉」は、この曲ができた頃の時代背景とかが関係あるのかなあ、なんてことを、舞台上で繰り広げられる面白可笑しい対決を眺めながら考えていました。
さて、休憩をはさんで最後は「止動方角」。お茶比べで見栄を張りたい主人に命じられ、伯父にお茶と太刀と馬を借りに行く太郎冠者。小言を言われながら戻ると、ねぎらうでもなく文句を言い続ける主人に腹を立て…というお話。伯父から聞いた馬の欠点を利用し主人を陥れ、主人にされたことをそっくりそのまま仕返す太郎冠者。でも、調子に乗りすぎてしまう…。太郎冠者らしい太郎冠者だなあと、そのお調子者っぷりを楽しみました。この曲に登場する馬も、それ用の衣装と、動物などを演じる時の面を付けた演者さんが扮しています。今回のお馬さんは、萬斎さんの息子さんの裕基さん。私の知る限りでは、軽井沢のこの会では初登場ではないでしょうか…。最後、幕の向こうまで一気に駆けていくのが、四つん這いとは思えぬ速さでした…。素晴らしいです…。
さて、来年の公演でも、その裕基さんが「舟ふな(ふねふな)」で出演される予定とか。萬斎さんのお名前がないので、もしかすると、来年の今頃はなにかとお忙しいせいかな…なんてことを想像しています。なにせ、東京2020オリンピック・パラリンピック開会式・閉会式チーフ・エグゼクティブ・クリエーティブ・ディレクター(←長い!)ですもんね…。

2019年8月 1日 (木)

8月の観たい映画

今日から8月。
ということで、今月もいつもの月と同様に、個人的に気になっている作品をまとめます。
なお、なかでもとくに気になっている作品には星印を付けています(★>☆)。


今月公開

 16日 ダンスウィズミ―★
 23日 劇場版おっさんずラブ~LOVE or DEAD~★
 30日 引っ越し大名!☆

今月公開以外

     アルキメデスの大戦
     天気の子☆
     トイ・ストーリー4

以上が今月気になっている作品です。
ほとんどの作品に星がついていて、あまり意味がない感じになってしまいましたが…。
大好きな監督さんの作品、大好きなドラマの映画化作品、予告を見ただけで好きそうなお話な作品。
この3つが公開になるので、取りこぼしのないように、なんとか観たいと思います。
そして、ついでに来月公開の作品も調べたのですが、これがまた気になる作品が結構あるので、今月観られるものはなるべく先に延ばさずにどんどん観ていきたいところです。

2019年7月31日 (水)

7月の観たい映画その後

今日で7月が終わり。
ということでいつもの月と同様に、今月映画館で観た作品を中心にまとめます。
なお、作品名からこのブログ内の感想記事へリンクしています。


今月、映画館で観た作品

 今日も嫌がらせ弁当


以上1作品が今月映画館で観た作品でした。
個人的には、もっと観たい気持ちもあったし、時間の余裕もあるはずだったのですが、色々と予想外の出来事(主に自分自身の体調)があって、なかなか思うようにはなりませんでしたが、そんななかでもなんとか、気になっていた作品を見に出かけることができて良かったです。
暑い日が続くなかではありますが、来月も楽しい時間が過ごせますように。

2019年7月28日 (日)

いだてん㉘

田畑政治篇・④

大河ドラマ「いだてん~東京オリムピック噺~」
第28回:走れ大地を

ロサンゼルスオリンピックを前に、日米対抗水上競技大会やオリンピックの応援歌の募集、合宿などに奔走する田畑政治。そして、東京市長・永田秀次郎は、東京オリンピック招致の構想を治五郎たちに提案。
しかし…そんななか、満州事変発生。満州国建国を認めない政府にいらだつ軍部。混迷する政局。スクープを狙って訪ねた高橋是清邸で、田畑は首相・犬養毅に出会うことに。犬養は「話せば分かる」「平和的に解決したい」と語っていましたが、相手は話をするつもりはなかったようで。凶弾に倒れてしまいました…。五・一五事件です。それは田畑が新聞で募集し決定したオリンピックの応援歌の発表会の当日のことでした。
そうしたなか、選手たちはオリンピックのために出発。選手としてのピークを過ぎたり就職して練習時間の足りない選手、伸び盛りの若手選手、スランプに陥りながらも練習に打ち込み乗り越えようとする選手。「勝たなきゃ意味ない」「ベテランはもういい。若手がいるから」と清々しいほどに非情な田畑と、それを諫めつつも選手の前では田畑の魅力を語る松澤。ロサンゼルスで彼らは、試合とは別のところでも試練に見舞われるらしいのですが…、それはまた次回。

2019年7月26日 (金)

怖い絵 泣く女篇

Kowaienakuonna

シリーズ2作目。

中野京子
「怖い経絵 泣く女篇」

サブタイトルは、ピカソの「泣く女」から。
レンブラントの絵は以前から目にしたことはありましたが、解説を読むまでそれほど怖いと思ってなかったこの作品。人がたくさん集まって「公開解剖」が行われていたり、そういう時代背景を知ったらちょっと怖いな…と思います。
そして、そういうその時代には当たり前だった差別的・偏見的なものの見方が、完全に過去のものではなく、今の時代にもそういう考え方は生きている…というところに、そういうものって時代特有のものというより人間のなかにいつでも生まれるものだ…という気がして、それも恐ろしいな…と感じてしまいました。

2019年7月25日 (木)

地には平和を

Chinihaheiwawo 

いくつもの未来。

小松左京
「地には平和を」

第二次世界大戦で降伏したはずの日本。しかし少年たちの手には銃が握られ、本土での抗戦が繰り広げられていた…というお話(表題作)。
ある科学者によって変えられた歴史、その主張がものすごく偏った思想に思えつつも深く考えるべき問題もある気がしました。
NHK-Eテレの「100分de名著」で取り上げられているのを見て手に取りましたが、表題作はもちろん、「日本売ります」も、ショートショート集「ある生き物の記憶」もみんな面白くて、読むことができて良かったです。
機会があったらもっと長いものも読んでみたいと思います。

2019年7月24日 (水)

小松左京スペシャル

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2019年7月の課題。

100分de名著
小松左京スペシャル
解説:宮崎哲弥

NHK-Eテレ「100分de名著」のテキスト。
小松左京さんは、私の中では「日本沈没」を書いた人というくらいの認識で、それ以前に普段SFものも触れる機会が少なかったのですが、どの回で取り上げられた作品もそれぞれに興味を惹かれるものばかりで、もっと早く知ればよかったなあと思いました。
「今ここにある苦しみを文学作品に置き換えるという理解」という小松左京さんの言葉を知り、宮崎哲弥さんの(放送では第4回のゲストとして瀬名秀明さん)の解説によって、SFというジャンルの、今まで自分の思っていたのとは違う面を知ることができました。

2019年7月22日 (月)

映画「今日も嫌がらせ弁当」

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2019年、映画館で観る12作品目はこちら。

映画「今日も嫌がらせ弁当」

反抗期に突入した娘と、娘の生意気な態度に腹を立て、娘の嫌がる“キャラ弁”で逆襲する母親の物語。
たとえ嫌がらせであろうと、お弁当づくりにこんなに手間がかかっていたらそれは、愛情以外の何物でもない、と思いました。
何かのきっかけで、ふたりの仲が改善されそうになるたび、何かが起こって、またもと通り。
母が、娘を思って(嫌がらせとかそんなことでもなく)することが、娘の癇に障る。
そういうのも反抗期らしいもどかしさだなあと思いました。
そんななかで、母の作った最後のお弁当に泣かされました…。
子どものうちはなかなか気づくことのできない、親の愛や思いがあふれているお話でした。

2019年7月20日 (土)

Heaven?⑥

Heaven6 

ドラマ化につき再読・⑥

佐々木倫子
「Heaven?」第6巻

完結巻。
オーナーが来ない日の幸せな面々。そしてその幸せをオーナーにも分けてあげる面々。美味しいものでお腹いっぱいの幸せ。
そして、お客様の厚意に応えるうち辛くなってしまう伊賀くん(と、全く何も考えてない川合くん)。
…こうしていつまでも続くかと思われたロワン・ディシーの物語の終わり…のようで終わりではない結末。
世界のどこかに今もあって欲しいです。
書き下ろし「鱸石材店の休日」に、この巻の最初と同じような場面が出てくるのが面白いです。
定休日なのに働きすぎな鱸さんには、気の毒と思いつつも笑ってしまいます。

2019年7月19日 (金)

Heaven?⑤

Heaven5

ドラマ化につき再読・⑤

佐々木倫子
「Heaven?」第5巻

ドラマの第2話に出てきた「五万円のコース」。1巻の「塩撒き男」と併せたのは、収まりも良いし納得。
それにしても、経営コンサルとか、泥棒とか、外部の人を困惑させることこの上ないロワン・ディシーの恐ろしさ。
主にオーナーが原因ではあるけれど、それに諦観している従業員たちもちょっとずれているところがまた恐ろしいところです。
怖いけどちょっと行ってみたいです。

2019年7月18日 (木)

Heaven?④

Heaven4

ドラマ化につき再読・④

佐々木倫子
「Heaven?」第4巻

シェフが新メニューの件でオーナーと対立。しかし…彼女のバイタリティには誰も勝てない…というか繊細さがないせいかも!?という気がします…(「やすらぎ会館」「幽霊」より)。
そして伊賀くんは気が長すぎです…。川合くんはもうしょうがないとしても、山縣さんと堤さんにはちょっと怒るというか、ビシッと言った方がいいよ…と思わずにはいられません…。

2019年7月17日 (水)

Heaven?③

Heaven3

ドラマ化につき再読・③

佐々木倫子
「Heaven?」第3巻

フレンチレストランにとっての、ロワン・ディシーにとってのホスピタリティとは何か?とか色々言いつつも、従業員の人々の緩い感じや気分屋のオーナーの言動のせいか、そういうので感動!ってなるとか、一生懸命な感じが前面に出てこない雰囲気が好きです。
大雪の夜のお話に別作品のキャラクターがちらっと登場。ああ…「動物のお医者さん」も読み返したくなってきました…。

2019年7月16日 (火)

Heaven?②

Heaven2

ドラマ化につき再読・②

佐々木倫子
「Heaven?」第2巻

伊賀母vsオーナーという最高に面倒くさい対決(苦笑)。
それに、「楽しい夜をありがとう」とか、河合くんと伊賀くんの特訓のお話とか、もっと後の巻だったような気がしてたエピソードがこの巻だったのは、ちょっと意外でした。
オーナーの傍若無人ぶりや、どこか無気力気味なスタッフ。「お客様のために…!」と頑張っててもなんだか緊張しすぎないゆるさ。
こういう空気がとても魅力的です。

2019年7月15日 (月)

Heaven?①

Heaven1

ドラマ化につき再読・①

佐々木倫子
「Heaven?」第1巻

フレンチレストランで働く伊賀観は、ある日、風変わりな客から「うちの店で働かないか」と誘われる…と言うところから始まるお話。
そんな風にして集まった人々による、フレンチレストラン「ロワン・ディシー」というお店が舞台。
この、物語のなかに漂うなんとも言えない緩さ、可笑しみ…。そうそうこの感じ…やっぱり好きだなあ…と思いながら読みました。
ドラマではスマホやSNSとか、今の時代のものを色々取り入れていますが、原作にはそういうもののない時代(2000年代に入ったばっかり)の設定なので、なんだか懐かしい雰囲気もあります。

2019年7月14日 (日)

いだてん㉗

田畑政治篇・③

大河ドラマ「いだてん~東京オリムピック噺~」
第27回:替り目

アムステルダム五輪での水泳選手団の活躍を受け、次回ロサンゼルス大会での必勝プランを練る田畑。それは、①監督・コーチの早期決定、②世界標準の競技用プール建設、③打倒アメリカ!というもの(田畑は相変わらずの悪筆で読めませんが…)。そして、神宮プールのこけら落とし大会で、のちに金メダリストとなる天才少女・前畑秀子と出会い、最高の布陣でロサンゼルスオリンピックの前哨戦に挑もうとしていました。
そして、ロサンゼルスオリンピックにむけて忙しく動き回っていて、「30歳で死ぬ」という占いの結果を忘れ32歳になっていた田畑。
一方、現役引退した四三は、兄の死と実母・シエや義母・幾江の老いを目の当たりにし、熊本へ帰ることを決意し、治五郎に報告するため体協を訪れ、田畑と顔を合わせることに。
3回のオリンピック出場でのいちばんの思い出に「紅茶と甘いお菓子が美味しかった」と答える四三に拍子抜けしつつも、四三の腰かけていた椅子に腰かけ、四三がもう立ち去ったと思い込み、四三への尊敬の思いを語る田畑。そんな田畑に、静かに別れの言葉を口にして去っていく四三。
すでに主人公は政治に入れ替わったと思っていたのですが、この回が本当に主人公の入れ替わりだったんだなあと感じました。
さて、ロサンゼルスオリンピックを前にするなか、日本では政局が不安定に。気になるところです。

2019年7月13日 (土)

原田マハの印象派物語

Haradamahainshohamonogatari 

印象派の人々。

原田マハ
「原田マハの印象派物語」

モネ、モリゾとマネ、カサットとドガ、ルノワール、カイユボット、セザンヌ、ゴッホ。印象派の画家たちを描く7つの物語。
物語は、普段マハさんの書かれてる作品からすれば、そのほんの断片とかあらすじくらいの印象。
モリゾとマネのお話とかはもっと長いものを読んでみたいなあと思いました。
このほかにも、画家の生涯と作品を紹介するページや、モネのゆかりの地を訪ねる「ノルマンディー紀行」など、面白いコンテンツがたくさん詰まった本でした。

2019年7月12日 (金)

その日-信太郎人情始末帖

Sonohi

シリーズ6作目。

杉本章子
信太郎人情始末帖
「その日」

前作で目の見えなくなった信太郎と、その側で世話をするため女中奉公を決意したおぬいに新たな展開が。
信太郎が大店の旦那として、そしてまた、おぬいを守るために様々思惑を巡らせるの、勘当時代とはまた違った面が見られて良い感じ。
そんななか…表題作で大きな心境の変化があった母・おさだと千代太の会話が本当に素晴らしい。
そしてついに迎えた祝言の日。ふたりに関わりのあるたくさんの人が集まる楽しさと、そこにいない人のことを思うときの切なさもありました。
…ところで、手代頭の助四郎は、やっぱり何事もなくというわけにはいかなかったし、まだ因縁のある登場人物もいるし、ということで最終巻が気になるところです。

2019年7月11日 (木)

うちの犬が子ネコ拾いました。②

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うちの犬と子ネコ、その②

竜山さゆり
「うちの犬が子ネコ拾いました。」第2巻

大型犬のペリタスと、「小さき者」からキップとマロになった子猫たちのお話。
主(あるじ)とペリタスが子猫たちのことが大好きすぎて、子猫たちも主とペリタスのことが大好きすぎて、ほんとにほのぼのします。
そして、主が意外にも(?)SNSを使いこなす人でびっくり。
それにしても、全編カラ-とは豪華ですね。目にも楽しいです。

2019年7月10日 (水)

酒と恋には酔って然るべき②

Saketokoiwayotteshikarubeki2

新たな展開。

はるこ
「酒と恋は酔って然るべき」第2巻

日本酒好きOL・松子の恋とお酒のお話、その2.
表紙に、私のお気に入りのお酒・真澄のワンカップが。こうやってみると可愛い柄でときめきます。
そして、今泉には彼女ができ、松子には年上の彼・伊達が。
続きが気になるところです
 

2019年7月 9日 (火)

酒と恋には酔って然るべき①

Saketokoiwayotteshikarubeki1

酒と恋のお話。

はるこ
「酒と恋には酔って然るべき」第1巻

日本酒好きOL・松子の恋とお酒のお話。
ワンカップってお燗にちょうどいいのか~とか。うわ~飲んで泣いちゃうほどのお酒って気になる~とか。
そんなお酒に関する話題もありつつ、気になる後輩・今泉くんの思わせぶりな言動にモヤモヤ…と思いきや、松子の方もまあ、お互いさまなのか…という。
この先の展開も楽しもうと思います。

2019年7月 8日 (月)

元カレが腐男子になっておりまして。③

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新たな展開?

麦芋
「元カレが普段死になっておりまして。」第3巻

気まずい別れから久々の再会で腐仲間としてつきあいの始まった元カレ錫也。その憧れの同人作家が自分であることをひた隠しにしていた桃。しかしついにそれがばれてしまい…というところからのお話。
もっともっとこじれちゃうかなあ…という心配をよそに、周りの人々のサポートもありなんとかなった感じ。
そして、聖地巡礼の旅、楽しそうです。いま、聖地巡礼は結構ブームらしくて、私の住んでいる市も、私はよく知らないのですが、何かのアニメ作品の舞台ということで、市役所や観光案内所に紹介コーナーがあります。
さて…ここからの問題は桃の恋愛化石問題…。錫也、苦労しそうですね…。

2019年7月 7日 (日)

いだてん㉖

田畑政治篇②

大河ドラマ「いだてん~東京オリムピック噺~」
第26回:明日なき暴走

アムステルダム大会に向けて体協が相変わらず資金難に苦しむなか、田畑政治(阿部サダヲ)は記者人脈を生かし、政界の大物、大蔵大臣・高橋是清に、「オリンピックで日本の若者がとんだり跳ねたりするのを見て勇気をもらった多くの若者の力を国を豊かにするのに使えばいい」と直談判し、出場資金を得ることに成功。というところからのこの回は、日本初の女子オリンピック選手にしてメダリストの人見絹枝さんの回。
プレッシャーに押しつぶされて得意種目の100mで敗退し、走ったこともなかった800mに挑戦して銀メダル。そのレース展開だけでもものすごい才能の持ち主だったんだなあと思わずにいられません。
二階堂トクヨから「幸福か」と聞かれて、最後には笑顔でうなずいていた絹枝は、その後、競技生活や女子スポーツの普及に尽力する日々を送っていましたが、体調を崩し、銀メダル獲得から3年後、24歳の若さで亡くなってしまいました。
さて…絹枝以外にも水泳でも複数のメダルを獲得した日本選手。そして、費用の工面に奔走しながらもその活躍を現地で見ることは叶わなかった政治。次回、次のロサンゼルス大会に向けて動き出す人びとのなかに、新しい時代への替り目を迎えていきます…。

2019年7月 6日 (土)

いだてん㉕

第二部始動!

大河ドラマ「いだてん~東京オリムピック噺~」
第25回:時代は変わる

いだてん後半の主人公がいよいよ登場!
四三が3度目のオリンピック出場をし、負けて帰ってきた報告会で「負けちゃ意味がない」と息巻く若者。それがこのドラマ後半の主人公・田畑政治。彼は朝日新聞に入社し、大物政治家・高橋是清に接触して資金援助を取り付け、震災による不況でオリンピック参加に消極的な治五郎、金に厳しい岸清一も驚かせるのでした…。
田畑を突き動かすのは、自分が生きている間に日本水泳を世界レベルに引き上げようという思い。
前半は四三が主人公だけに、陸上がメインという感じでしたが、田畑が水泳に熱心ということもあって、またこの後実際に世界で活躍する水泳選手も登場するということで、同じドラマ、同じオリンピックを描いたドラマでも少し違う面が見えてきそう。そして…主人公がチェンジしたので、主な登場人物も新たな面々になるので、ドラマを楽しむために、顔と名前が一致するように頑張って覚えようと思います。
そして、前半からの登場人物との絡みも楽しみにしたいと思います。

2019年7月 5日 (金)

東京都美術館「クリムト」展

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待望、過去最大級の。

クリムト展
2019年4月23日(火)-7月10日(水)
東京都美術館にて

19世紀末のウィーンを代表する画家のひとり、グスタフ・クリムト(1862-1918)の初期の作品から「黄金様式」時代の作品、女性像や風景画など幅広く紹介する展覧会。
数年前、美術関係の本で「接吻」を目にしたときから、クリムトは気になる画家だったので、今回の展覧会を観るのを楽しみにしていました。
クリムトの作品といってすぐに思い浮かべる「接吻」や「ユディト」など、金色を使った作品を目の当たりにできたことはもちろん、たくさんの肖像画や風景画に、ものすごい色彩感覚が現れているということを強く感じましたが、風景画のところの解説で、「休暇中は肖像画などは描かず風景画ばかり描いた」とあって、休暇中でも絵を描くことはやめないんだな…と何ともいえない思いがしました。
そして、壁画「ベートーヴェン・フリーズ」の再現されたスペースは、本当に圧倒されて、何度も何度もグルグルと見て回りました。借りたイヤホンガイドでベートーヴェンの第九を聴きながら観るのも、作品の素晴らしさにさらに浸ることができて良かったです。
クリムトの、本当にたくさんの作品を目にし、今まで思い描いていた以上の様々な面を知ることができました。

2019年7月 4日 (木)

きのう何食べた?展

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大好きなドラマのパネル展に行ってきました。

「きのう何食べた?」展
2019年6月13日(木)-7月7日(日)
GALLERY X BY PARCOにて

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テレビ東京系のドラマ「きのう何食べた?」の世界を紹介する展示。
ドラマの内容を放送順に写真と文章で紹介していて、主役の二人を演じる西島秀俊さんや内野聖陽さんが着用した衣装やキッチンやドラマの撮影現場の映像、キッチンなどのセットを再現した展示もありました。
ドラマの世界に浸り、思い出し、短い時間ではありますが楽しい時間を過ごしました。

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