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2005年10月 7日 (金)

三島由紀夫『春の雪』

harunoyuki 三島由紀夫『春の雪』をようやく読み終わりました。

まあ、読もうと思ったきっかけは10月29日公開の

映画『春の雪』を観る前に読んでおきたいなあという理由から

だったわけですが。

この小説は、「豊饒の海」という四部作の第一巻になります。

・・・時は大正の初め。

明治維新で名を成した人物を祖父に持つ侯爵家の子息・松枝清顕と、

伯爵家の令嬢・綾倉聡子の、決して結ばれることのない恋。

プライドが高く、物思いにふける質の清顕は、聡子への想いにずっと気付かぬ

振りをしていたが、聡子に宮家との縁談が持ち込まれたところから「禁じられた恋」

ゆえに燃え上がる気持ちを押さえることなく、彼女を追い求めるようになる・・・。

まずなんと言っても、文章の美しさにひきつけられます。

そして様々な人物の視点から語られる、二人の結ばれない恋の行方。

作中、聡子の言葉でこういうものがあります。

「私たちの歩いている道は、道ではなくて桟橋ですから、どこかでそれが終わって、

海がはじまるのは仕方がございませんわ」

二人の、いつか・・・それもそう遠くない将来、終わりを迎えるであろうこの恋を

喩えています。

美しくも悲しい、儚い物語です。

四部作の続き『奔馬』『暁の寺』『天人五衰』も機会を見つけて読んでみたいと

思います。

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コメント

> 「私たちの歩いている道は、…
↑素敵ですね。こんなことを話せるような恋愛があったらいいな~。
もし、仮に文学的な表現をしてみて、相手が「はぁ…?」という態度だとがっかりしちゃいますね。

これはなかなか理解されないかもなあ~と思いながら、素敵だなあと思ってしまいますね。

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