2017年6月
        1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30  

おしらせ

  • 2007.1.23
    ページトップとプロフィールページに、トラックバックに関するコメントを追加しました。

おさんぽクマさん春の庭

  • わーい
    春の陽気に誘われて、クマさんもおさんぽしてみました。

2007年春の訪れ

  • 綿帽子
    2007年、春の風景を集めてみました。

ほんだな

無料ブログはココログ

« 『ジブリがいっぱいSPECIAL ショートショート』 | トップページ | チェルシー抹茶ミルク。 »

2005年11月23日 (水)

小説『博士の愛した数式』

hakase小川洋子・著『博士の愛した数式』

2006年1月公開の映画『博士の愛した数式』の原作小説という

ことで、前から興味はあったのですが、タイトルの“数式”ってところに

「どうかな~、私に解るんだろうか・・・」という多少の、いやかなり

不安を抱く、数学から遠ざかって幾久しい私でしたが、やはり気にな

って読んでみました。

ストーリー・・・

派遣の家政婦の仕事をしながら、女手ひとつで10歳の男の子を育てている

「私」が新しく派遣されたのは、“義弟”の世話をして欲しいというある未亡人の

家だった。その義弟とは、数論専門の元大学教師。しかし、17年前に巻き込

まれた交通事故で、脳の一部にダメージを受け、結果、彼は教師の職を失い、

それ以来、数学雑誌の懸賞問題を解いてわずかばかりの賞金を稼ぐだけの

日々を送っていました。彼が脳に受けたダメージとは、記憶障害。彼の記憶は

80分しかもたないのです・・・。80分しかもたない記憶を補うため、博士(「私」

と彼女の息子の「ルート」が、彼につけた名前)の背広には、忘れてはならない

事柄をメモした紙切れが留められていました。

・・・正直な話、数学というものから長い間遠ざかっていた私にすれば、簡単な

言葉さえも、昔の記憶を辿りながらでないと理解できないありさまでした。

けれども作品の中にある、淡々としていながらも温かでゆったりとした雰囲気に

癒され、心地よい空間に身をゆだねている・・・そんな気分でした。

作中に登場する「実生活の役に立たないからこそ、数学の秩序は美しいのだ」

という博士の言葉は、この本を読み終わった後でも心に留まり続けました。

数学以外でも、実生活の役に立たないものの方が美しく、そして心を豊かに

安らかにしてくれる、そんな気がしたからです。

この小説を読んで、映画の公開がさらに楽しみになりました。

« 『ジブリがいっぱいSPECIAL ショートショート』 | トップページ | チェルシー抹茶ミルク。 »

「本」カテゴリの記事

コメント

今日映画を見に行ったら、早速『博士の愛した数式』の予告がやっていましたよ。
ルート君の髪型がどんな風になっているのかと思ったら、普通でした(^^;)
小説も読んで、予告編も見ると、ますます映画が楽しみになりますね(^^)

>みっちぃさん
ああ、やってましたよね予告編。
ちょうど、小説を読み始めた時に見て、小説の中のあったかい優しい感じが伝わってきて、映画も楽しみになりました♪

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/133061/7250171

この記事へのトラックバック一覧です: 小説『博士の愛した数式』:

« 『ジブリがいっぱいSPECIAL ショートショート』 | トップページ | チェルシー抹茶ミルク。 »