ブタペスト・フィルハーモニー管弦楽団&山本貴志in長野県松本文化会館
久しぶりに(でもないのかな?…よく分からないや)、クラシックのコンサートに行ってきました。
ブタペスト・フィルハーモニー管弦楽団
&山本貴志(ピアノ)
指揮 ヤーノシュ・コヴァーチュ
長野県松本文化会館
曲目
リスト/
ハンガリー狂詩曲第二番嬰ハ短調
チャイコフスキー/
ピアノ協奏曲第一番変ロ短調
ブラームス/
交響曲第一番ハ短調
リストのハンガリー狂詩曲は、ピアノ曲が原曲で、そちらはフジコ・ヘミングさんのCDに入っているのを聴いてたんですが、今回は管弦楽用に編曲されたものでした。なんというか重みがあって、ドラマティックで…ピアノで聴くのとはまた違った味わいでした。
チャイコフスキーのピアノ協奏曲は、第一楽章が壮大で、第二楽章はロマンティック、第三楽章は華やかに力強いという感じ。私は一番好きだなぁと思ったのが最後の第三楽章でした。ピアノの山本さんは想像してたよりも小柄な人なんだなぁ…と思いました。あと、髪型が、髪が短いときの氷川きよしさんぽかったです(なんとなく…)。今回、ピアノを弾いているときの手とか見えない位置の席だったのでそれだけが残念でした。手の動きとか、観てるだけでも楽しいもんですから…。
休憩をはさんで、ブラームスの交響曲第一番。ベートーヴェンの第九に似たテーマが第四楽章にあることでも知られていますが、私は、第二楽章の最初のタララ~♪ってところがベートーヴェンの交響曲第六番「田園」にちょっと似てるかも?と思いました。聴いてるうちに、ほんとうにベートーヴェンのどれかの交響曲を聴いているような、不思議な感覚になってくるから不思議です。まさに「ベートーヴェンへのオマージュ的作品」だなぁという感じ。この曲の第二楽章は、色々なパートのソロがたくさん聴けるというのも楽しいですね。とくにオーボエやクラリネット、ホルンのソロがすごくきれいで、最後のヴァイオリンのソロも華やかで良かったです♪
家にいてCDを聴いてると、ついつい途中で寝ていることもあるんですが、こうやって目の前に演奏している人がいると、生の音の迫力っていうのもさることながら、目でもたのしめるんだなぁと再認識できて、有意義な休日の午後を過ごさせてもらいました。
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