藤原道山「yume」
藤原道山『yume』
モーメント♯1~3(藤原道山・一ノ瀬響)、琥珀の道(一ノ瀬響)、ニュー・シネマ・パラダイス~愛のテーマ~(エンニオ・モリコーネ)、星に願いを(リー・ハーライン)、ドリーム(ジョン・ケージ)、この道(山田耕筰)、蒼い囁き(シンニード・オコナー)、新世界より~家路~(アントニン・ドボルザーク)、アメイジング・グレイス(トラディショナル)
きっかけは、9月に萬斎さんの「敦-山月記・名人伝-」を観にいったこと。そこに出演されていた道山さんのCDのチラシが、色々なお芝居のものと一緒に入っていて、一般に馴染み深い曲なんかも収録されているのを知り興味を持ったのでした。尺八っていうと、すごく“シブい”イメージの音色の楽器、という気がしていたのに、「ニュー・シネマ・パラダイス」とか「星に願いを」などは、尺八だっていうことを忘れる瞬間もあったりして。すごくロマンチックです。
「のだめ…」にはまってから、自分でもなにか楽器をしてみたくなるときっていうのがあって。で、辛うじてできるのがリコーダー。我が家には、ソプラノ・アルト・テナーの3種類のリコーダーがあって、ソプラノは音が甲高いのが苦手、ということもあり普段はテナーを選ぶことが多いんですが簡単な「名曲集」的な楽譜の中からよく選んで吹くのが、このアルバムにも入っている「家路より」とか「アメイジング・グレイス」などの、ゆったり目の曲。自分もこんな風に吹ければいいのになぁと、まぁ無理な話と分かりつつも、このアルバムを聴いてそんなことを思いました。
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コメント
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友人が「かざうた」をくれました。
確かに今までの水墨画の中を吹く
”枯れた風”みたいなイメージと全然違いますね。
新しい風。
草原を吹き渡る風のような。
それにしても、こんなに若い人とは知りませんでした。
リコーダー良いですね。
私も何か楽器ができるといいんですけど・・。
投稿: kaorinishina | 2006年12月16日 (土) 00時15分
>kaoriさん
「かざうた」と「yume」と、どちらを買うかでかなり悩み
ました。「かざうた」の方が今時の曲をカバーしたものとか
入っていて、それもいいなぁと思ったんですが、今の気分と
しては、クラシックとか映画音楽とか、スタンダードなもの
を聴きたい気分だったのでこちらを選択してみました。
“尺八”と聞いて浮かぶイメージを一新してくれる、そんな
音色、そして音楽ですよね。尺八とテナーリコーダーは音色も
音域も似ているような気がして、このアルバムはとっても身近に
感じながら聴きました。楽器ができるというようなレベルでは
ありませんが、音の出るものはただ単純に楽しいです。
…そうなんですよね、とっても若い人なんですよね、道山さん。
萬斎さんの舞台に尺八の演奏で出演されているのを
生で見ましたが、すらっと背が高く、袴の似合う方でしたよ。
投稿: りみっと | 2006年12月16日 (土) 23時28分