映画『王の男』
先週末は、東京で映画館のはしごをしてきました。1本目はすでに書いた『長い散歩』という映画。そして2本目がこちらの作品。夏ぐらいにテレビか何かで知って、ぜひ観たいと思ってました。
映画『王の男』
旅芸人のチャンセン(カム・ウソン)とコンギル(イ・ジュンギ)は、一座を抜け出し、国一番の芸人になるために漢陽<ハニャン>の都へ向かいます。そこで聞いた王の噂話から、王をネタにした芝居を思いついたチャンセン。コンギルや都で出会った芸人ユッカプ(ユ・へジン)たちと宮廷を皮肉った演目で一躍注目をあつめますが、王の重臣チョソン(チャン・ハンソン)に、王を侮辱した罪で死刑にするとして捕らえられてしまいます。しかし「王が笑えば侮辱じゃない!」というチャンセンの言葉で、王の前でその芝居をすることになります。…コンギルを気に入った王ヨンサングン(チョン・ジニョン)のお陰で死刑を免れた芸人たちは宮廷に住まうことを許されたのですが…。
韓流がブームになって、ずいぶんになりますが…この映画で王を虜にする女形芸人コンギルを演じるイ・ジュンギさんをはじめて見たのは、このブームが本格的に来るまえの『ホテルビーナス』でした。大好きなSMAPの草彅くんの映画ってことで観に行ったんですが、これがすごくいい映画で。…この作品については近いうちに見直しをしようと思ってるので、詳しいことはいずれまたそちらで。…そんなわけで、この映画を最初に知ったとき、「あ、あの『ホテルビーナス』の人!」と思って。私の記憶にある彼は、まぁ華奢で中性的な感じはしたものの、女形っていうのは予想外な気がして。正直びっくりしました。でも…あちこちで写真で見たコンギルがすごく綺麗でますます楽しみになりました。そんなこんなで観にいって来たわけですが(前置き長くてすみません…)、何ていうんだろうなぁ…ほんと、女性っていうのとは違うような、でも美しくてひきつけられました。それで、最初からずっとずっと「ん~誰かに似てる気がする…」と思いながら見ていて途中であっ!と気づいたのです。「ミッチー(及川光博さん)だ!」と。あの、切れ長な目だとかがもう…たまらないですね。本物の女性とは違う魅力がありました。あと…私がいちばんいいなと思ったのは、チョン・ジニョンさん演じる王でした。なんていうか…傍若無人に振舞うその裏の孤独とか寂しさとか、そういうのが感じられたのが良かったです。…地元の映画館では全く上映されていないのに、近所のツタヤでこの映画の特集コーナーができていました(何でだろ…不思議…)。そこに、チョン・ジニョンさんの出演作が色々と並んでいて、これがまたどれも面白そうなんですよねー。近いうちに見てみたいなぁと思います。…でもここに『ホテルビーナス』が並んでなかったのは何でなのかが、とても気になるところです。
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