のだめドラマ第10回。※ネタバレするかも?要注意。
写真は、先週末に東京で撮影してきた特大パネル。JR渋谷駅ハチ公口の中にありました。さて今週もやってきました、ドラマ「のだめカンタービレ」第10回。先週に引き続き、のだめがマラドーナコンクールに挑戦中。二次予選のショパン「エチュード10-4」を弾き終わったところから。客席の千秋に気づいたのだめは「恋しちゃってルンルン♪(By江藤先生の妻かおりちゃん)」な気分でドビュッシー「喜びの島」を弾きます。ほんとに、エチュードのときとはガラリと表情が変わってこちらまでウキウキしてきます。きらきらして楽しい気分になりました。
さて、千秋たちR☆Sオケにはヴァイオリンの高橋紀之くん登場ー。彼の恍惚とした表情とかもう…テレビの前で「うわわわ」と震えました…。おもわず目を逸らす黒木くん(イケナイものを見てしまった…という心の声が聞こえてきそうでした)とか、瞳孔開いてるんじゃないかと思ってしまうほど目を大きくしている千秋とか。というか原作読んだときも思ったことでしたが、あそこまで、峰と清良がそういう関係って気づかない千秋って、やっぱり鈍感。この辺がのだめと千秋のなかなかはっきりしないところに繋がっているというか。
ちなみに高橋くんの「いいからはやく脱げよ!じれったいなっ」は原作どおりの台詞。その後の、千秋のピンチに駆けつける真澄ちゃんの姿に、劇画ちっくな効果線がついていたのが面白かったです。ひさびさに、真澄ちゃんを「キィ~~」と言わせる人物が現れましたね。
…原作どおりといえば、シューマン「ピアノソナタ第2番」を練習中ののだめの不思議な行動にハリセン先生の妻かおりちゃんの「通電…?」っていうところも出てきて(というか、出てこなかったら原作ファン的にはがっかりのところ…)、いやー笑いました。
それから…そうそう。コンクール本選のシーンの最初に他の出場者の人が弾いていたのがリスト「メフィスト・ワルツ第1番~村の居酒屋での踊り」だったのに気づいてしまいました。これは確か、千秋が卒業試験で弾いた曲。よもやこんなところで聴くことになるとは…。
…それにしても“1位なしの2位”のだめがストラヴィンスキー「ペトルーシュカ」をちゃんと弾いていたら、その1位も夢じゃなかったのかな?と思いますが…。でもほんとうに音がたくさんでたのしい曲ですよね。「きょうの料理」が浮かんできて手が止まるところはストップモーションみたいになっていて、樹里さん主演の「スウィングガールズ」という映画の中に出てきたストップモーションを思い出しました。あの映画のストップモーションは映像処理じゃなくて役者さんたちが「ピタ!」って止まって撮影したんですよね。なんか、それを突然思い出したりしました。
そして来週は、…あぁもう最終回なんですね。ほんとに、ほんとに寂しいです。しかしR☆Sオケのクリスマスコンサートとそして、新しい指揮者の松田さんも登場ってことでまだまだ楽しみなところがたくさん、たくさん残ってます♪
そして、のだめがこの先、音楽と正面から向き合っていくために進む道。こちらにも注目していきたいところですね。
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コメント
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今回は正直言って音的(音楽的に)に納得できなかったので、
私のブログ記事は短いです(苦笑)。
ただ、のだめちゃんがコンクール受けて、へなぁ~となって、
千秋先輩に「わかった」と言われたところ辺りは、
やっぱり”恋”より音楽を愛する人たちのドラマだなって、その感動はありました。
来週は最終回。
もう、今から泣く準備してます。
お願いだから泣かせてくれ~~って祈ってます。
投稿: kaorinishina | 2006年12月20日 (水) 00時25分
>kaoriさん
そうですかぁ…納得できませんでしたか~。
それは残念でしたねぇ……。
最終回は、予告を見ているとなんだか「泣き」のシーンが
ありそうですね。期待して待ちましょう♪
投稿: りみっと | 2006年12月23日 (土) 01時17分