オーケストラへ行こう。
週末久しぶりに図書館へ行き、あれこれ借りてきたなかのひとつです。
…ほんとうに久しぶりだったので音楽の棚に行ってみたら、新しい本が入ってたのです。
小林研一郎 著
『小林研一郎と オーケストラへ行こう』
指揮者である小林研一郎さんが紹介する、オーケストラや楽器、偉大な作曲家たちのすべて。
すごく注目されている方だ…と著者紹介に書かれていて、んーそういえば名前は聞いたことあったかなぁと……すみません、不勉強で…。なんというか、さり気なく品のいい、おだやかな文章を書かれる方だなぁと思いました。そして、とても分かりやすい文章で、どんどん読めちゃいました。
オーケストラの裏側とか、楽器についてとかは、イラスト入りで分かりやすくなってたのも良かったです。楽器の紹介のところで、この曲に聞きどころがありますよ、というのも書いてあったりするので、ためになる感じですねぇ。
作曲家別の紹介のところも時代の流れに沿っていて、先の時代の人の影響を次の時代の誰がどんな風に受けているか…というのがちょっとずつ分かるようになっていて面白いです。そのなかでも、ベートーヴェンのところは、第1~第9までの交響曲をベースにしてベートーヴェンの新しいことに挑戦しようとするところなどが伝わってきて、後の時代の作曲家が意識をするとかしないに関わらず影響されていくのが分かるなぁという。
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