ラブイズビューティフル
えっと…先月発売になった、GLAYのアルバムです。
前にここへ書いた、CHAGE&ASKAのアルバムより1週間遅く発売になって、まぁどっちを優先して聴くかって言ったら、ツアー控えてるチャゲアスを先にたくさん聴いておきたいってことで。
で、ここ数日やっとGLAYにも手が出せるなぁという感じになってきました。相変わらず、車ではチャゲアス聴いてますが…。
GLAY
『LOVE IS BEAUTIFUL』
ROCK’N’ROLL SWINDLE※/変な夢~THUSAND DREAMS~/100万回のKISS/夏音/AMERICAN INNOVATION/ANSWER※/僕たちの勝敗/サラギの灯/WORLD’S END/SCREAM※/恋/I will~/LAYLA※/MIRROR
※印はアルバムVer.にて収録
12月にGLAYのライブに行ってきたので(そのときの様子はコチラ)、ライブでもやった曲はそのときのことを思い出し、またそれ以外の曲は新たな気持ちで聴きました。
では、ひとつひとつの曲について簡単に。
ROCK’N’ROLL SWINDLE…これはもう、ライブのときのことをまざまざと思い出す曲ですね。ツアータイトルにもなっているくらいですし。GLAYのライブって言ったらこういう曲で盛り上がりたいよねっていう、ノリのいい曲。
変な夢~THUSAND DREAMS…あぁこれも。リズムが気持ちよくて、踊っちゃいそうです。ちゃんと盛り上がれるところがあって。ライブ向きな曲。あ、あとドライブ向き(スピードの出しすぎには注意です…)。
100万回のKISS…アコースティックなギターの響きで始まるところが素敵です。なんか、タイトルにKISSってあると、普通にラブソングかと思ってしまいますが、これは大きな意味での愛というか…、恋愛のKISSというよりは人と人の、誰かを思う気持ち、誰かの気持ちに触れることをKISSに置き換えてるんだなぁという、そういう感じです。
夏音…たしかこれ、ハニカミのテーマソングでしたね。こういう、切ないラブソングとか聴くと、ノリのいい曲とはまた違った感覚で「そうそう、この感じ、GLAYだよね!」っていう安心感みたいなものを感じます。最初の風鈴っぽい音とか、夏だなっていう、懐かしい気持ちになります。
AMERICAN INNOVATION…えーと、HISASHIさんの曲について書いたので、こちらも。JIROさんの曲です。いつもアルバム聴くとき「あっこの曲なんか毛色が違う」と思うとJIROさんの曲だったり。これもやっぱりライブで聴きたい的な曲。盛り上がりそう。
ANSWER…氷室さんとのコラボ曲。作詞・作曲ともTAKUROさん。なんていうか、ほんとカッコいいんですよね、氷室さんが。もちろんTERUさんもかっこいいですが。シングルで聴くのと違ってやっぱりGLAYのアルバムで聴くと、氷室さんの歌声が流れたときに「おっ?」てふと立ち止まりたくなる感じがあります。
僕たちの勝敗…まず、詩がスゴイ。言葉はきれいで切なく前向きな部分もありますが、かなり辛らつな反戦…というか非戦なのかな?そういうメッセージに溢れています。この詩を書いているのはTAKUROさんなんですが、アメリカのイラク攻撃に反対する意見広告を新聞に掲載したことがあったり、この頃のTAKUROさんのアクションっていうのは、GLAYの音楽をずっと聴いてきて、しかもGLAYのなかでTAKUROさんを一番好きな私にとって、戦争を考えるきっかけになったと、今にして思えばそう言えるのではないかと。TAKUROさんの意見だけを追いかけていたわけではないですが、私が今戦争について思うことっていうのが、この詩で代弁されている気がして。それは「戦争をしない勇気」ということ。やっぱりそういう一歩を踏み出すのは、一番強いところからじゃないと、意味ない気がします。
サラギの灯…ちょっとウェットで、切ないというか、哀愁のある曲です。詩の通りの、枯葉の舞う道が、セピア色の映像で浮かんでくるようです。
WORLD’S END…こちらは、HISASHIさんの曲。もうこれはバリバリにかっこいい。これは運転中に聴いたら気持ちいいだろうなぁ(でもスピードの出しすぎと赤信号に注意)。
SCREAM…EXILEとのコラボ曲。TERUさんはもちろんのこと、EXILEのボーカルふたりの声もすごくかっこいいんですよ。もちろん音も。でもこれはライブで聴くことは叶わないでしょうね…。
恋…ほのぼのとしながらも切ない、甘酸っぱさを感じさせる曲。色々な映像が浮かんでは消えるような感じ。
I will~…TERUさんの曲。最初のリズムと“I Believe…”っていう繰り返しのところが気持ちよくて好きです。ちょっと切なくしみじみします。
LAYLA…そうそう、この曲ライブの1曲目でした。なんか、ライブハウスっぽい雰囲気だったんですよね。まぁ今まで私が経験した中で一番小さな会場(って言っても県民会館ですが)だったのもあるでしょうが…。
MIRROR…この曲はライブではアンコール前ラストでした。詩はウェットなんだけど、曲調は結構明るいというか、前向きな感じかな?と…。
さて、今回はアルバム収録曲のうち、ビデオクリップ数曲分のDVDが付いた限定盤を購入。
限定盤DVD収録曲
ROCK’N’ROLL SWINDLE/恋/SCREAM/ANSWER/夏音/100万回のKISS/
ひとことずつコメントを。
ROCK’N’ROLL SWINDLE…カッコイイ系のPVそのものって感じで、この曲の疾走感みたいなものを、よくあらわしているんじゃないか、と。土煙もうもうのなかで歌うTERUさんが素敵です。
恋…えーと、この曲を聴いて思い描いていた、ほんのり切ない恋心、っていうような個人的に抱いていたイメージとはかなり違った、倒錯的な、耽美的な映像。
SCREAM…EXILEとのコラボ曲。これはシングルとして発売されたときに、何回このPVを見返したことか。音がカッコイイのはもちろんEXILEのボーカルふたりの歌声もいいし、ダンスもカッコイイ。何度見ても飽きなかったなぁ。
ANSWER…この映像見てて思ったんですけど、TERUさんって結構、歌ってるときに手とかよく動くんですけど、氷室さんも結構そういうのあって、なんかこのふたり似てるかも…?とか、かなりどうでもいいことを思ってしまいました。
夏音…GLAYのメンバーが全く登場しない、影絵アニメーションの映像。恋人同士のひとりが天に昇っていくと、世界が灰色に変わるところが、残されたもうひとりの心情を表しているのかなぁと感じました。
100万回のKISS…なんだろうな、一番安心感があって、しかもTERUさんの歌う姿なんかもじっくり堪能できて良かったかも。GLAYがいる河原の原っぱみたいなのを、ちょっと遠い、下の方から映していって、近づいて行って…みたいな始まりのところとかも、いい感じ。
自分的には、しばらくGLAYのライブに行く予定っていうのがなかったりするので、こういうアルバムを聴くと、生で聴けないってことがツラくてしょうがないんですが…そう感じてしまうほど、音と映像、たくさん堪能できるアルバムです♪
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