楽器別人間学
これを読んでたのは1ヶ月以上まえなんですが…。
茂木大輔・著
『オーケストラ楽器別人間学』
楽器と演奏する人との関係を、面白おかしく書いています。なんというか…「たとえば」この楽器を演奏しているのはこんな人、という感じで書かれているところは、ほんとうにこういう人がいるみたいなかんじで。その想像(妄想?)はすごいです。
そうそう。この間の日曜日にNHK教育の「N響アワー」へ、この本の著者でもあるN響オーボエ首席奏者の茂木大輔さんがゲスト出演されていたんでした。本とかは最近よく読んでいるんですが…動いて喋っている姿をちゃんと見るのは初めてくらいでした。
テーマは「忘れられないタクト~N響が語る名指揮者たち」。今まで、指揮者だけに注目して見ていたことはなかったですが、それぞれ色々な個性があるんだなぁというのが分かって面白かったです。
そして、ベートーヴェンの「交響曲第7番」(通称、ベト7)の冒頭をサヴァリッシュの指揮の様子から、手の動き、体の使い方で表現しているところを解説しているところが興味深かったです。また、リハーサルでのことを茂木さんが色々お話されていて、司会の池辺さんが茂木さんを「エッセイストとしても活躍されていますが、今日はおしゃべりストです」なんて紹介されてましたが、まぁほんとに面白かったです。
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