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2007年3月26日 (月)

ヴァイオリン。

Concertoforviolinなぜか、ヴァイオリンの曲には今まであまり馴染みがなかったんですが。
ちょっと思い立って、これ聴いてみました。

メンデルスゾーン&チャイコフスキー 
ヴァイオリン協奏曲

(1)メンデルスゾーン ヴァイオリン協奏曲ホ短調
(2)チャイコフスキー  ヴァイオリン協奏曲ニ長調
 指揮:ヘルベルト・フォン・カラヤン
 演奏:ヴァイオリン アンネ=ゾフィー・ムター
      &(1)ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
      &(2)ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団

お目当ては、メンデルスゾーンのほうだったんですが。CD屋さんの試聴コーナーで聴いて「あっこれメンデルスゾーンだったんだ!」とあらためて知りました。ちなみにこの曲、先日の世界フィギュアで優勝した女子シングルの安藤美姫選手が、フリープログラムに使っている曲ですね。…メンデルスゾーンはあんまり聴いたことがなかったですが、この曲は、なんだか危うい感じと切ないメロディが好きです。切なく奏でられる主題がどんどん展開されていって、途中でちょっとだけ明るい感じになったり、重々しい感じになったり、変化していって最後、どんどん速くなって終わっていくのが楽しいです(短調なので、曲自体は楽しい感じではありませんが)。
そしてチャイコフスキーのほうは、どっしりとして安定感があって、華やかで、朗らかな曲という感じ。メンデルスゾーンとセットで聴くから余計に、そういう印象になるのかなぁと思ったりしました。

そして、ヴァイオリンつながりでもうひとつ。
Violinsonata59
ベートーヴェン
ヴァイオリン・ソナタ第5番ヘ長調《春》
ヴァイオリン・ソナタ第9番イ長調《クロイツェル》


演奏 ヴァイオリン:ユーディ・メニューイン
    ピアノ:ヴィルヘルム・ケンプ

《春》は、『のだめカンタービレ』でも、峰とのだめ(と、千秋)が演奏するシーンで使われていたりしたので、だいぶ耳になじんだ曲でもあります。ただ、峰が抱くこの曲のイメージが「光る青春の喜びと稲妻」なので…ドラマで演奏されてたのは、「なんじゃこりゃー(笑)」って感じでしたけども。本来は、のだめの言う「お花畑」という表現がぴったりの、のどかで夢心地な、春の日差しを感じる曲です。最初に聴いたときはそののどかさに「エッこれがあのジャジャジャジャーン←《運命》のベートーヴェンの曲~?」とビックリしたものです。間違いなく、私の中のベートーヴェンに対するイメージをガラリと変えた一曲でした。

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