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2007年4月22日 (日)

桜の雑学

Sakuratribia 桜並木を歩いてきたあと、図書館で見つけた本。

井筒清次・著
おもしろくてためになる桜の雑学事典』

なぜ桜は日本人からこれほどまでに愛されるのか―。桜の種類や歴史から、桜と芸術・文学とのかかわり、全国桜の名所、名木まで。

奈良時代、和歌に詠まれた「花」とは梅の花のことを指したそうです。それは、中国から伝わった梅の木を貴族階級の人々が庭などに植えるようになり、梅見の会などが盛んに催されたからなのだとか。しかし、それ以前や、それ以降は「花」といえば、桜のことを言うようで、外来のものを積極的に取り入れたいと思うところは、今も昔も変わらないんだなぁと思ったりしました。まぁそこが、日本人や日本語の柔軟なところでしょうか。
さて桜の花といえば、花の盛りを迎えたところでさっと散るというところに、儚さや無常感に美しさを感じる、その美意識は、じつに日本人的ですよね。また、その散り際の潔さを、戦争中には「天皇と日本のために散る」ということのシンボルにもされ、ただただ“美しいなぁ”だけではなく、切なさであるとか、やるせなさであるとか…負の部分を含みながら見上げるからこそ、桜はもっと美しいのかもしれないとも感じました。

いま、三島由紀夫の豊饒の海シリーズを足掛け3年がかりで読んでいますが、この雑学事典には彼の辞世の句“散るをいとふ世にも人にもさきがけてちるこそ花と吹く小夜風”が載せられています。もしかしたら、追い衰えることなく潔く散ることを美しいとした、最後の人だったのかなぁ…という気がしています。そういう考え方が良いかどうかは別として、そこに美しさや鮮やかさを感じ、もっと長く生きていれば、もっともっとすばらしい作品が生まれていたかもしれないと思う反面、そういう、短く太い生き方、心の持ちようだったからこそ、その作品の魅力を増すような…桜の花そのもののように思えました。

また、日本全国の桜の名所がたくさん挙げられています。地元の名所が取り上げられていると、やはり嬉しいものです。私の住むあたりから一番近いのが、高遠城址公園の桜。ここの桜はソメイヨシノではなくコヒガンザクラ(タカトウコヒガンザクラ:県指定天然記念物)。ハクヒガンとベニヒガンの2種類があるコヒガンザクラのうちでも、高遠のものはベニヒガン。濃いピンク色が特徴で、この桜を上空から撮影した写真が地元紙の一面を飾ると、あぁ今年も春がやってきたなぁと思うわけです。
毎年、観光バスなどもたくさんやってきて賑わうんですが、今年はとくに、NHK大河ドラマ『風林火山』の影響からか、訪れる人が多いようです。
…そして、去年公開された映画『大奥』で取り上げられた絵島生島事件の絵島が、その処分を受け、幽閉されていたのがこの高遠城。コヒガンザクラは明治8年、廃藩置県によって民間に払い下げられたのち、元藩士たちによって植えられたものが最初だそうなので、ここで絵島も囲み屋敷からコヒガンザクラを見た…ということはないようですが、大奥と幕府の絡んだ権力争いに巻き込まれ、28年間もの幽閉生活の末、61歳でこの世を去った彼女のお墓も高遠の日蓮宗蓮華寺にあるそうです。桜の時期でなくてもいいので、絵島をしのぶドライブに出かけるのも良さそうだなぁと思ったりしました。

参考にさせていただいたサイト
日本さくらの会
伊那市観光協会高遠支部

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