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2007年7月27日 (金)

アートが眠らない夜「諏訪の長い夜」第一夜

Suwalongnight1_2この週末、諏訪湖畔はアートが眠らない町になりました。
写真は、二日間使える「諏訪の長い夜」(HP)共通パスポート。ひも付きのケースに入れてくれてあるので、これをぶら下げてあちこち歩きました。…いえ、必ずそうしなきゃって訳じゃないですけど(笑)、そのほうが何かと便利だし、みんなやってるからいっか~、と思って。
1日目は、仕事帰りに行ってみました。なんか、仕事が終わったあとにこういうお出かけって、なんだかワクワクします。これは、映画観にいくとかでも同じことなんですけど…。
Suwalongnight2_2そんな訳でいちばん初めに行ったのは、シャトルバスのスタート地点でもあるSUWAガラスの里・北澤美術館新館(HP)です。入ったとき中から「千の風になって」が聴こえてきました。シンガーソングオルゴーラー(これ、初めて聞きました)の臼井さんという方の演奏中でした。もう最後のほうだったらしく、あまりたくさんは聴けなかったんですけど…。
北大路魯山人の紅葉や楓をモチーフにしたお皿とかを見て、魯山人は料亭経営に関わったこともあって、そのための製作活動をしていた時期もあったそうなので、きっと「このお皿(食器)はこういう料理に」とか、かなり具体的に考えながら作ったんだろうなぁと思って、どんな料理に合うんだろう…と色々考えるのも楽しかったです。
Suwalongnight2b_2シャトルバスでぐるっと諏訪湖を回って次に向かったのは、下諏訪町の諏訪大社下社秋宮ちかくの諏訪湖時の科学館 儀象堂(HP)です。写真は中庭にある水運儀象台です。高さ約20メートルほどある、水力で動く大型天文観測時計塔で、約900年ほど前の中国で作られながら、当時の戦争によって壊されたものを、当時の解説書をもとに、世界で初めて完全復元したのだそうです。時計塔の中に入って、水車の動く様子などを近くで見ることもできます。狭くて、階段が急なので大変ですが、ちょっとした探検気分も味わえる気がしました。
Suwalongnight2c_2次、ほのかな行灯の明かりで照らされた温泉街を歩いて向かったのは、こちらも精密の町・諏訪らしい、諏訪湖オルゴール博物館 奏鳴館(HP)です。ここへは5年位前、諏訪に遊びに来た友人を連れて行ったことがあって、それから行ってなかったので久しぶりでした。オルゴールの生演奏もあったりするんですが…私が行った時間にはやっていなくて…、オルゴールと同じ音色の聴けるという機械でジョン・レノンの「イマジン」を聴いてきました。アンティークの古い木の感じとか、ディスクオルゴール(オルゴール1曲分がレコードのような形になっているもの)など、珍しいものが色々と見られます。
Suwalongnight2fさて、ぐるっと廻って上諏訪温泉まで戻ってきました。いちばん最初に見た北澤美術館の、こちらが本館(HP)。
展示室の入り口には、まず有名な“ひとよ茸ランプ”。ガレ、ドーム兄弟のガラス工房の作品が展示されています。
展示を見ているとき、ガイドの方に声をかけていただき、作品について色々お聞きすることができました。「被せガラス」といって、色々な色(主に鉱物を用いて色をつける)のガラスを何層にも重ねてつくる方法や、この方法で透明なガラスの上に重ねたガラスを後から削り、模様を立体的につくる方法などを説明していただきました。また、雪笹と雀の文様の花瓶はキリストを現すマークを入れ、クリスマス用に作られたものだそうで、あのいかにも“和風”(と、日本人から見るとそんな感じ)な絵柄がクリスマス用って、すごく不思議。
そういえば、この間東京で「モネ展」を観てきましたが、モネとガレってほぼ同時代の、しかも同じフランスの人なんですよね。水墨画や浮世絵などのアジアのものに影響を受けた作品を作っている辺りも共通点がありそう。
Suwalongnight2dさて、上諏訪温泉界隈で2箇所目は、“千人風呂”で有名な片倉館となりの諏訪市美術館(HP)です。諏訪湖畔の美術館・博物館ってわりと近代的な建物が多いなかで、ここはとってもレトロ。
帝冠様式という、主に1930年~40年という短い期間に作られた、建物本体はコンクリート製(洋風)、屋根は瓦(和風)という折衷様式。東京・上野の東京国立博物館(本館)や、銀座の歌舞伎座などと同じ様式ということです。中も、白い壁や天井、階段や窓枠の手すりの木の感じがまた、ちょっとホッとする独特の雰囲気です。
Suwalongnight2e1日目、最後に訪れたのは映画『いま、会いにゆきます』の舞台にもなったサンタ・モリーナ教会の近くにある諏訪市原田泰治美術館(HP)です。
常設展示では原田泰治さんが朝日新聞日曜版で連載していた「原田泰治の世界」の絵がずらっと展示されていました。連載に使用された127点全てがこの美術館に寄贈されているそうです。建物とかの輪郭が真っ直ぐじゃなく、ちょっといびつというか、ボコボコした感じがあって、それが温かさというか、ほのぼのした感じになっているのが面白かったです。
パンフレットに載っていた原田さんのプロフィールを見ていて、実は私、高校の後輩だったということを知りました。びっくり。
また特別展示として現在、「星野冨弘詩画展」が行われていて、こちらも観ることができます。詩も絵も素晴らしくて…とくに詩がちょっと泣けてくるくらいに良いですね。
この展示、原田泰治美術館と、群馬県にある冨弘美術館(HP)との交流展で、同じ会期(7月11日~9月9日)、冨弘美術館のほうでは「原田泰治の世界展」が行われているそうです。こちらも、お近くの方はぜひ足を運んでみてはいかがでしょうか。

…夜12時ぎりぎりまであちこち廻って、イベントに参加している12施設のうち半分を訪ねました。2日目は残りの半分をできるだけ廻ろうと思います。

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