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2007年11月 3日 (土)

映画『犯人に告ぐ』at初日舞台挨拶つき上映(シネマスクエアとうきゅうにて)

Hanninnitugushonichi今週もかよ!って感じなんですが…初日舞台挨拶つき上映に行ってきました。先行でチケット取れたので、原作、頑張って最後まで読みました。

映画『犯人に告ぐ』
(初日舞台挨拶つき上映、シネマスクエアとうきゅうにて)

6年前、神奈川県内で起こった誘拐事件で身代金受け渡しに失敗し左遷された巻島(豊川悦司)は、県警本部長の曾根(石橋凌)から呼び出され、発生から半年手がかりの見つからない連続誘拐事件の捜査を命じられます。左遷先での部下である津田(笹野高史)とともに捜査本部へやってきた巻島は、曾根と管理官の植草(小澤征悦)の提案で、テレビのニュース番組に出演し情報提供を呼びかけることになり、他に類を見ない、“劇場型捜査”が幕を開けるのでした…。

物語は6年前の誘拐事件の顛末から始まります。その辺からもう臨場感たっぷりで、ストーリーに引き込まれていく感じでした。
ストーリーの流れとしてはほぼ原作に忠実だったので、省いている部分はまぁ結構あるんですけど、原作を読んでいる人が観てもかなり満足できる内容になっているんじゃないでしょうか。また原作未読でも、それほど理解しづらいところもないような気がします。原作では6年前の事件のときに生まれたのが巻島の孫ということになってましたが、映画では息子に変わっていて、年齢も少し若く設定されているんですよね。確かに、この役をトヨエツさんが演じるのに孫がいるっていうのは、ちょっと違和感あるのでこのほうが自然だなと思いました。またトヨエツさんは背が高くてかっこいいのでスーツもトレンチコートもよく似合っていて、その辺も楽しませてもらいました。
そして巻島が最も信頼する津田を演じた笹野さんがやっぱりいいなぁと思いました。ちょっと枯れた感じで一歩引いて控えていながら、仕事への情熱はしっかり持っている、みたいなところが良く出ていたと思います。
そしてちょっと悪役なのが石橋凌さん演じる曾根と、小澤さん演じる植草。植草は、原作だともっとなんというか、半分くらいは無意識というか無自覚に捜査のかく乱をしてしまう感じなんですけど、映画ではそれほど出番がないせいか、あまりそういうところまでは描かれていないかなぁという気もしましたが、原作どおり、「なんだこの人」と嫌な感じになっていた気がしました。曾根は窮地に追い込まれてもそこを切り抜ける強かさやふてぶてしさがよく出ていました。石橋さん、やっぱりこういう役、似合いますね。
そして後半、あることをきっかけに事件は解決に向けて動き出すわけですが、ここで巻島がテレビを通じて犯人に呼びかけるシーン、これは凄かったです。ゾクッとするというか…ほんとに鳥肌が立つくらいの迫力でした。ここからラストまでの流れはほんとにもう、目を離せない感じでした。私としては、もともとこういうハードボイルドというか…小説だったら髙村薫さんとか福井晴敏さんとか好きで読んでるのもあるし、テレビドラマでも刑事モノみたいなの大好きでよく見るほうなので、すごく楽しんで観ることが出来ました。

そして上映後に舞台挨拶が行われました。なんか久々に取材の方の姿をたくさん見たなぁという感じ。けっこう、一番最初のじゃなくて2回目とか3回目のを見る機会が多かったので、最近舞台挨拶つき上映に行っても、そんなにフォトセッションに時間を取っているところに当たったことがなかったというか。
司会者の方の紹介で、豊川悦司さん、石橋凌さん、小澤征悦さん、松田美由紀さん、笹野高史さん、瀧本智行監督が登場されました。
最初に、背が高くて顔が小さくてすごくかっこいいトヨエツさんが「きょう公開の映画は色々あるなか、このちょっと地味と思われる映画を選んで頂いてありがとうございます」みたいな挨拶をされて、私は地味とはあまり思ってませんでしたが、まぁ他にバンバン宣伝しているアレとか、王道な感じのラブストーリーのアレとか…に比べれば、そうなのかなぁ…という気がしないでもないですね。そんな感じだったので他のキャストや監督さんもそのあと地味地味連発していて、なんだか面白かったです。で、トヨエツさんは「でも、(ALWAYS続・)三丁目の夕日も面白そうなんですけど…」とボソっと言っていたのがまた面白かったです。
そして石橋さんが「なかなか善人の役が来なくて…今回は警察官僚の役だというので、良い人かと思ったのに…」とコメントされていて、あぁそうかもなぁと思いました。なに考えてるんだか分からないなぁみたいな、そんな感じが似合うというか。
小澤さんは思っていたよりも背が高くてびっくりしました。トヨエツさんよりも高いんですよね…。映画の中では嫌な人になってましたが、「みなさんこんにちは」と言ったときのはにかんだような感じとか…良い人そうな感じを受けました。そして「僕ほんとはあんな人じゃないんですよ」と強調していたのが可笑しかったです。そんな小澤さんは、楽屋でトヨエツさんがリップクリームを塗っているのを見て、植草の役作りに取り入れたというエピソードを披露していました。たしかにアレ、ちょっと嫌なというかヘンな感じになっていて効果的だった気がします。
トヨエツさん、石橋さん、小澤さんの3人が並ぶとやっぱり凄く迫力があって…なかなか見ごたえがありました。
そして、巻島の妻・園子役の松田美由紀さんが「キャストだけ見たらヤクザ映画かと思いますが…正義感のある人たちの出てくる映画です」と挨拶されました。大きな息子さん(龍平さんと翔太さん)がいるとは思えないくらい、若くて美しいですよね。そして「豊川さん大好きです」「夫婦の役なので仲良くなりたいと思ったんですけど、女性を受け入れないタイプらしくて。でもだからって男性を受け入れるっていう意味じゃないですよ」なんて言っていて、会場を大いに沸かせ、トヨエツさんを汗だくにしていました(笑)。
また、トヨエツさんをネタにする人がもうひとり。笹野高史さんです。「撮影中、豊川さんと親しくなろうと思って、今日はこんなこと喋ろうかな、こんなこと言ったら笑ってくれるかな…と毎日考えましたけど、いつも“あ、そうですか”で終わりでした。でもあるとき一緒に飲みに行ったら凄く楽しい人で好きになりました」と撮影中の面白いお話を披露されていましたぁ。…一生懸命喋る笹野さんと(多分役作りで)言葉少ないトヨエツさんのやり取りを想像すると、可笑しくて仕方ありませんでした。
ネタにされるばかりでなく、トヨエツさんも小澤さんのリップクリームの件では「リップクリームは3本くらい持っています。役によって使い分けています」と笑いを取り、この映画の魅力については「地味なところです」それ以外では「ゴージャスなところです」とちょっと変わった回答で、結構面白い人なんだなぁというのが分かって面白かったです。
瀧本監督は「若い頃は中間管理職的な、上に従って、流されて…みたいなおじさんをカッコ悪いと思っていたけど、歳をとってきて、そういう苦悩する部分、ジレンマを抱えている部分をカッコいいと思うようになってきた」とコメントされていて、確かにそうだなぁと思いました。たまたま昨日、そんな中間管理職の人と話す機会があって、監督さんがコメントされていたのと同じ様なことを口にしていて、そういう中で頑張っている人に魅力を感じることもあるよなぁと思ったりするわけで。世間に揉まれると、そういうものに対して思うところが出てくるというか…そう言う意味では、そこそこに大人な人が観ると、ストーリーの本筋を追うだけじゃなくて、人物像に共感する部分もあったりするんじゃないかなぁと思いました。主人公・巻島からはそういう“苦悩する背中”みたいなのを感じることが出来ました。

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