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2008年1月

2008年1月31日 (木)

1月の観たい映画その後

えー…今年最初の月もきょうで終わりということで。今月観た映画のまとめです。

今月観た映画

魍魎の匣
…京極堂シリーズ第二弾が映像化されました。かなり、原作とは雰囲気の違った部分が多かったかなぁという気がしました。でもまぁそれはそれで…あぁこういう世界を作り上げたんだなぁという思いで見ました。
監督さんが変わったこともあり、前作と同じ役者さんが演じているキャラクターも、かなり印象が変わっていて、新鮮でした。とくに京極堂が…賑やかでした(笑)。

アース
…地球の美しい姿をダイナミックな映像、ベルリン・フィルによる音楽で見せるドキュメンタリー。映画館の大きなスクリーンと音響だからこその臨場感でした。
この美しい自然を守るため、人間は何ができるのかを考えなくてはなりません。

マリア
…キリスト誕生までの、その両親、マリアとヨゼフの物語。長い旅を続けながら、次第に、互いを思いやり、心を通わせていくふたりの様子にホロリとさせられます。だからこそ、キリスト誕生の瞬間に、感慨深いものを感じることができたのだと思いました。

銀色のシーズン
…スキー場で好き放題の“雪猿”が出会った、3日後には花嫁になる女性。この出会いが、前に進めなかったふたりに奇跡をもたらします。
スキーなんてまるで興味のない私にも、カッコいいと思えるシーンがたくさんあって、雪山の映像もすごく迫力がありました。

ネガティブハッピー・チェーンソーエッジ
…毎日をだらだらと過ごす少年と、チェーンソーを振り回す謎の男と夜な夜な戦う少女が出会うお話。
ストーリーとか映像自体は、そんなに興味のある分野ではなかったんですが…最後のほうはちょっと感動してしまいました。

スウィーニー・トッド フリート街の悪魔の理髪師
妻と娘を奪われた理髪師、ベンジャミン・バーカーがスウィーニー・トッドと名前を変え、復讐心を燃やし、次々と人を殺していく話。
ミュージカル映画なので、人それぞれ好みは分かれると思いますが…、それぞれのキャラクターを生かした歌声などが楽しめる作品でした。

シルク
良質な蚕の卵を求め、フランスから遥々日本までやってきて日本の少女に魅せられ、危険を冒してまでも日本を度々訪れる貿易商と、彼が母国に残した妻のお話。
ちょっと…予想外といえば予想外の結末でした。

陰日向に咲く
…劇団ひとりさんの小説の映画化。
なかなか日のあたらない場所で懸命に生きて、それぞれの幸せを求めるお話。原作とはだいぶ変わっていたり、エピソードを膨らませたりしているところがあって、違う部分はかなりありますが、それはともかくとして、最後はなんだか泣けてしまいます。

以上8作が今月観た映画でした。

おまけ
「スマステ!」月イチゴロー
イナガキベスト5
1位 『スウィーニートッド フリート街の悪魔の理髪師』
2位 『レンブラントの夜警』
3位 『アース』
4位 『Mr.ビーン カンヌで大迷惑』
5位 『シルク』 

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木曜時代劇『鞍馬天狗』―第3回・石礫の女

Kuramatengu_2

今週はついに…仕事が長引いて、見逃しました…(泣)。とりあえず、番組HPや新聞テレビ欄などを参考に、あらすじのみ書きました。

木曜時代劇『鞍馬天狗』
―第4回・石礫の女

倉田典膳は、幾松のいる置屋の芸妓となった白菊を連れて京の雑踏を歩いていると、通りかかる浪士に声をかけて長州に伝言を取り持とうとする不可解な町女を見かけます。
そんなある夜、密談をしている桂小五郎らに新選組隊士らが襲いかかり、桂らを助けるために典膳は鞍馬天狗となって新選組隊士らと闘うのですが、そんな鞍馬天狗に石礫(つぶて)が襲います。闇に紛れて屋根の上から石礫を投じる相手は、京の雑踏のなかで見かけた女でした。
女を捕り逃がす鞍馬天狗でしたが、黒姫の吉兵衛(徳井優)から、石礫(つぶて)のお喜代と呼ばれるその女の正体を知らされます。
一方、お喜代は恋仲の新選組隊士の藤倉に鞍馬天狗の強さを訴え、いっしょに京から離れて新選組から逃げるよう誘いますが、藤倉は鞍馬天狗を倒す決意を示すのでした。そんんな藤倉を新選組隊士の仲間が藤倉とお喜代との恋仲をからかい、激高した藤倉はその隊士と切り合いとなって亡くなり、藤倉の死を知ったお喜代は河原で自殺を図ろうとしますが、そこに典膳が現れ…。

なかなか面白そう…。しかも、前回見られなかった殺陣もあったというのに、見逃すなんて…!再放送とか、ないのかしら…。
とにかく、来週は見逃さずにすむよう祈るばかりです。

小野宗房(倉田典膳)…野村萬斎
桂小五郎…石原良純
白菊姫…京野ことみ
小野宗行…村井国夫
幾松…羽田美智子
近藤勇…緒形直人
土方歳三…杉本哲太
中原富三郎…山口馬木也
黒姫の吉兵衛…徳井優

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ドラマ『鹿男あをによし』第三話・今明かされる真実

さて…前回終わりで、鹿になってしまった(!)小川ですが…?

ドラマ『鹿男あをによし』
第三話・今明かされる真実

鏡を見て、自分の頭が鹿になっていることに驚く小川。しかしその角や耳にさわることは出来ず、洗面所にやってきた道子をはじめ下宿の面々にはその姿は見えない様子。そこで小川は昨晩鹿の付けた“印”だと思い当たり、奈良公園で元に戻してほしいと鹿に頼み込みますが、鹿は「ネズミから“サンカク”を取り戻せ」と繰り返します。
…“サンカク”とは、“目”とは何なのか、そしてそれはなぜキツネからシカに渡され、ネズミはそれを奪おうとするのか…?180年ぶりに、鹿の口から人間に語られる真実とは…?

玉木くん演じる小川は、とうとう、これまでの出来事を道子に語ることになりますが…。
「すべて現実の出来事なんだよ」と真顔で言われても、はいそうですかとはとても言えない内容ですよね…。
鹿は、日本列島の下には巨大ナマズが潜んでいて、その動きを封じる役目をしているのが鹿島大明神と、奈良のシカ、京都のキツネ、大阪のネズミで、動きを封じるためのネジを締める役目をするのが、いわゆる“サンカク”と呼ばれるものだのだと語ります。
…それにしても、300年前の富士山の噴火(いわゆる“宝永大噴火”)についてちょっと調べてみたところ、その噴煙は成層圏にまで達し、江戸では約4cmもの火山灰が積もったのだそうです。それが、ネジを締めるのがチョット遅れたために起こった出来事とは…その、地中に潜んでいるっていうナマズ、どんだけ大きいんだか…(笑)。
今回、富士山の中腹にポコッとなったあの部分に「宝永山」という名前があることをはじめて知りました。勉強になるなぁ…。

そんなわけで(?)、小川は日本列島を危機から救おうと、“サンカク”を奪った大阪のネズミこと大阪女学館の剣道部顧問・南場が、大和杯の優勝プレートを預けたという店から、サンカクを取り戻そうとしますが失敗、諦めようとしていた矢先、弱小剣道部の門をたたいたのは、小川が担任するクラスの生徒で多部未華子さん演じる堀田イト。
小川は鹿の使い番ですけど、イトはイトで、鹿(?)から、なにか別の使命を受けているんでしょうね…。

結局“サンカク”を手に入れるためには、大和杯で行われる剣道の試合で優勝するという、いちばん真っ当な方法を目指すことになった小川。そんなこんなで、剣道部のシーンがあちこちに出てきましたが…袴姿の玉木くん、とってもかっこよかったです♪

原作は全く読んだことがないので(というか、そういう原作があるドラマだというのも、放送が始まってから知ったくらい)、この先の展開も全く読めないんですが…それだけにこの先がすごく楽しみですね。
来週はいよいよ“サンカク”を目指す戦いが始まります。

小川孝信…玉木宏
藤原道子…綾瀬はるか
堀田イト…多部未華子
福原重久…佐々木蔵之介
福原房江…鷲尾真知子
長岡美栄…柴本幸
南場勇三…宅間孝行
溝口昭夫…篠井英介
前村さおり…キムラ緑子
名取良一…酒井敏也
小治田史明…児玉清 
鹿…山寺宏一  ほか

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2008年1月30日 (水)

図書館戦争

Ribrarywarずーっと気になりながら、ようやく図書館で借りて読みました。本好きとしてはどうしても気になってしまうタイトルですね(笑)。

有川浩・著
『図書館戦争』

――公序良俗を乱し、人権を侵害する表現を取り締まる 「メディア良化法」 が成立・施行された現代。超法規的検閲に対抗するため、立ち上がる図書館。
敵は合法国家機関。 狩られる本を、明日を守るために、正義の味方、図書館を駆ける…!

ここ2~3年、いやもう少し前からでしょうか…いわゆる“ライトノベル”と呼ばれるジャンルの小説であったり、またはそれを書かれている作家の方が、だんだんとその垣根がなくなってきているという感じで、より多くの人に読まれるようになってきましたね。
前は「ライトノベルは子供の読むもの」みたいな風潮(?)があったらしいですけど…あ、らしいっていうのは、私はあまりそういうの気にしないというか、本屋さんとか図書館で見つけて「あ、面白そう!」と思ったら何でも読むので、じつはそういうジャンル分けがあることもよく知らなかったほどです。

なんか…「図書館」と「戦争」って、最も遠いイメージの単語ですけど、この本を読んでいるとそれが普通に感じてくるから不思議です。ほんとに戦争するというよりは…自分が表現したいことを自由に表現すること、または、自分が読みたいと思うものを自由に読むということが、じつはすごく難しいことだったりする…ということを表しているのかなぁ…なんて思ったりしました。…それはそれとして、すごくテンポが良くて、登場人物も親しみやすいというか、ユーモラスで身近に感じられたりするので、普段は読むのが遅くて、この本くらいの分量だと早くても1週間くらいはかかって読む私が、1日半くらいで読み終わりました。読後感もなかなか良く、本を読む楽しさを味わえました。

主人公は、良化法から図書館を守る女性防衛員の笠原郁。トラブルメーカー的な存在だったりするんですが、それだけにワクワクさせられるというか、ハラハラさせられるというか。
で…彼女が憧れるあの人は実はあの人で…っていうのは、読んでるほうにはかなり最初に分かっちゃうというか、予測できるんですけど、それがまた楽しいというか、思わず笑ってしまうというか…。

この話、続編があって4作目まで発売されているんですよね…。まだまだ先が気になるというか、早く読みたいです。図書館に、2作目以降も入っているのかなぁ…。
で、このレビューを書こうと思って色々調べてたら、漫画にもなっているということと、4月からはテレビでアニメの放送も始まるというのが分かって、ちょっとそっちも気になってしまいます…。

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2008年1月29日 (火)

熱出た…

382 ゆうべから寒気がして、喉と鼻が痛かったんですが…けさ体温を測ったときには平熱だったので仕事に行ったものの、仕事中に寒気はどんどん酷くなるわ、体中がだるいわ、頭は痛くなってくるわ…で大変なことになってきたので病院で薬を出してもらい、帰宅してから体温を測ってみたら、なんと38℃以上もあるではないですか。そりゃだるいはずですよね…。
きょうは早く寝ようと思います…。

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オトナの片思い

Otona図書館で借りてきました。恋愛ものは久々です。

『オトナの片思い』
(石田衣良、栗田有起、伊藤たかみ、山田あかね、三崎亜記、大島真寿美、大崎知仁、橋本紡、井上荒野、佐藤正午、角田光代)

10代の頃の甘く切ない片思いとは違う、十人十色な恋模様を男女11人の作家が描く恋愛アンソロジー。(石田衣良『フィンガーボウル』、角田光代『わか葉の恋』ほか)

あぁそうか…こういうタイプの本は、“アンソロジー”って言うんだったな…と今更ながら思ったりして。恋愛ものに限らず、この手の本をあまり読まないほうなのですっかり忘れてました。
今回、とくに「この人の作品が載っているから」みたいな動機は特になく手に取ったんですが、お目当ての作家の人が居ないほうがもしかしたら飽きずに読むことが出来るのかも、というのが新しい発見でした。…お目当ての人が居ると、それ以外の人の文章が肌に合わなかったりして、結局読みきれずに終わる、というパターンが多いというか…。
で…今回は石田衣良さんのエッセイを読んだことがあるくらいで、他は初めて読む作家さんばかりだったので不安もあったんですが、わりと、どうしても肌に合わない!とか読み続けられない!と感じるものがなく読めました。ひとつひとつがすごく短いこともあって、丁度いい緊張感がキープできた感じでした。

内容は、テーマが「片思い」なので…主人公が片思いをしているものが主ですが、なかには、片思いされている人が主人公だったり、または片思いを第三者として外から傍観している人が主人公だったり、さまざまです。
片思いの捉え方もさまざまで、恋人同士や夫婦になかにも「片思い」があったりして、確かに、10代とか若い世代の片思いとは違う、ストーリーの広げかたがあるんだなぁと感心したりしました。

私が個人的に印象に残ったものをあげてみたいと思います。
『からし』(伊藤たかみ)
…主人公は、同棲している恋人同士の女性のほう。タイトルの“からし”は、ふたりの部屋で飼っている猫の名前であり、名前の由来になった、部屋においてあるソファの色。恋人同士でも相手の気持ちが分からなかったりする不安な気持ち、すれ違っていく部分を片思いとして捉えています。
『Enak!』(三崎亜紀)
…主人公は駆け出しのイラストレーターの女性で、彼女が出会う風変わりなエナという男性との物語。面白かったんですが、あらためてどういう片思いなのかな…と考えるとちょっと自分のなかでは曖昧で、主人公がエナに淡い想いを抱いているようにも取れるし、ラストを読むとエナが主人公を想っているようにも感じられるような気がしました。
『真心』(佐藤正午)
これは珍しく、恋愛の当事者が主人公ではないパターン。昔からの知り合いに片思いされていることが最近分かった、という話を偶然聞かされることになった主人公が、そのふたりの顛末を淡々と見つめている…みたいな感じの物語。主人公と一緒に、そのふたりに起こったことを想像するのが楽しいような切ないような、苦しいような…。
『わか葉の恋』(角田光代)
…主人公は、バツイチの女性。仕事帰りに立ち寄る定食屋で度々顔を合わせる、おそらく20歳くらい年下の青年にほのかな思いを抱くというお話。その気持ちに気付き、ふわふわした色の服ばかり買ってしまうエピソードはなんだか微笑ましかったです。
それで…角田光代さんの文章を読むのがじつは初めてだったんですが、その文章の、浮ついたところのない、かっちりと書き込まれた揺るぎのなさが感じられて、さすがだなぁと、それだけでもなんだかドキドキしてしまいました。

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2008年1月28日 (月)

映画『陰日向に咲く』

Kagehinata今年映画館で観る、8作目はこちらの作品。おそらく…今月公開の邦画では、私の中では、いちばんの話題作というか期待作というか…。

映画『陰日向に咲く』

夏。東京には大型台風が接近していました。
ギャンブルから足を洗えず借金まみれになりオレオレ詐欺に手を染めるシンヤ(岡田准一)。
若かりしころ売れない芸人・雷太(伊藤淳史)に恋をした母親・鳴子(宮﨑あおい)の恋の軌跡を辿ろうとしている寿子(宮﨑あおい・二役)
25歳の崖っぷちアイドル・みゃーこ(平山あや)を応援するアイドルオタクのゆうすけ(塚本高史)。
大ボラ吹きのホームレス・モーゼ(西田敏行)にあこがれてダンボール生活を始めてしまうエリートサラリーマンのリュウタロウ(三浦友和)。
…一見無関係な“陰日向”な人々の人生が少しずつ交錯し、台風が東京に上陸したとき、バラバラだったピースはひとつに重なって…。



人は、かっこよく生きているばかりじゃない、そういうきれいごとばかりじゃなく、人が誰でも持っている、情けなかったりかっこ悪かったりするところが愛おしく感じられる物語です。
この映画を観にいく前に劇団ひとりさんの原作小説を読みましたが(そのときの感想記事はこちら)、その温かさだったり切なさも感じさせられる部分が映画にも生かされているような感じがしました。
細かいこと(?)を言えば、登場人物同士の関係だとかは違う部分も結構あったり、とくに後半はだいぶシンヤを中心にしてエピソードを色々と膨らませたところが沢山あったりしましたが、短編の集まりというだけではない、作品としてのまとまりを意識すると、どこかにウェイトをおく必要があって、それがこの作品の場合はシンヤだったのかなぁという気がしました。
で…最後のほうでは思いがけず涙ぐんでしまうシーンがあって。
それはシンヤがオレオレ詐欺で騙した老婆の真実が明らかになるシーンですが…原作を読んでいるんだから知らないわけではないのに、それがたまらなく切なくて泣かずにはいられませんでした。

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2008年1月27日 (日)

大河ドラマ『篤姫』―第四話・名君怒る

Atsuhimeさて、前回から近衛家なども登場して少しずつ色々と動き出したなぁ…という感じですが、今回はいよいよ斉彬と於一の初対面。

大河ドラマ『篤姫』
―第四話・名君怒る

お家騒動を経てようやく藩主となり薩摩へ“お国入り”した斉彬は、米価の改革などに積極的に取り組みます。
一方、忠教の藩主就任を画策した一派はどんな処罰が下されるか戦々恐々としていましたが、お咎めなしのまま日が経っていき、反してすぐにも許しが出ると思われた大久保らに何の沙汰もないことに、西郷ら若い藩士たちはいらだちを募らせていました。
そんな彼らのことを放っておけない於一と尚五郎は、斉彬の側近を務める小松清猷(きよみち)とその妹であるお近を訪ね、斉彬の真意を問いただします。しかし清猷は答えようとせず、斉彬を信じることが忠義の道と諭しますが、於一は納得することができず…。

知り合いになった正助の家のことが気がかりで、斉彬が藩主になったことでお赦しをはやく…と思う於一は藩の政(まつりごと)が気がかりで仕方ない於一ですが、そんな様子をことあるごとに父親である忠剛から「姫が口を出すべきことではない!」と叱られます。…きっとこの頃のお姫さまは、そのようなことに殊更口を出したりしないものだったんでしょうね…小松家のお近のように。
斉彬への挨拶のためにお城へ上がることになった於一は忠剛から、斉彬との対面での挨拶の“稽古”を付けられることに。…そのときに忠剛の顔が、怖いやら可笑しいやらで…(笑)。
可笑しいといえば、原田泰造さん演じる謹慎中の正助の家に集まる小澤征悦さん演じる西郷たちの、賑やかな様子は毎度のことながら楽しかったです。下級藩士ではありながら薩摩のためを思うところも気持ちが良かったです。於一は前回、正助の母であるフクから「これを限り」と訪ねることを断られてしまいましたが、尚五郎はこれからも身分を超えて付き合いを続けていくわけで…それがこれから幕末に向けての大きな動きに繋がっていくわけですけど、それはまだまだ先…なんでしょうねぇ。

高橋英樹さん演じる斉彬が、なぜ忠教を藩主に推していた者たちを処罰しないのか、と於一に問われ、厳しい表情で語るところは印象的でした。厳しい処罰は、それを受けた者たちに憎しみとか恨みといった感情を生み、やがて国を揺るがしかねない…という懸念を持っていたということですよね…。普通だったら(というのもなんですが)、反乱の芽を摘むために厳しい処罰を、という考え方になりそうなのに、そうならなかったところは意外といえば意外ですが、現代に起こっているテロや戦争が、憎しみの連鎖を生んでいることへの警告というか…時代を超えて通じる部分があるなぁと感じさせられました。

さて「またあの姫に会いたいな」と於一のことを思うのは斉彬ばかりではありませんでした。来週はいよいよ、於一に縁談が持ち上がるわけですが…それを知った瑛太くん演じる尚五郎の動きにも注目したいところですね。

於一(篤姫)…宮﨑あおい
尚五郎(小松帯刀)…瑛太
島津斉彬…高橋英樹
島津忠剛…長塚京三
お幸…樋口可南子
島津忠敬…岡田義徳
菊本…佐々木すみ江
肝付兼善…榎木孝明
小松清猷…沢村一樹
お近…ともさかりえ
西郷吉之助(隆盛)…小澤征悦
大久保正助(利通)…原田泰造
島津忠教(久光)…山口祐一郎
島津右近…加治将樹

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凍った…

Suwako映画館からの帰りに諏訪湖畔を通ったんですが…かなり凍ってました…。先週まとまった雪が降った辺りから、急激に冷え込む日が続いていたので、まぁ凍っても不思議ではないんですが…。さざ波がそのままの形で凍ったのかな、と思わせるような模様や、いちど割れたところがまた凍ったような形などが、湖面を覆う氷にたくさん見られました。
この冬いちばんの冷え込みを記録した25日(氷点下13.2℃)に諏訪湖の全面結氷が確認され、ちょっと前までは、この冬は無理では…と思われていた「御神渡り」がもしかしたら見られるかもしれない、という話題が土曜日の地元新聞にありました。

蛇足「御神渡り(おみわたり)」
諏訪湖(すわこ)の湖面が結氷し、その氷の亀裂がせり上がったもの

湖面が結氷したのち、昼夜の寒暖差による膨張と収縮で氷は亀裂を生じ、亀裂の隙間に入った水がさらに薄い氷を作る。気温の上がる日中膨張した薄い氷は割れて両側から圧力がかかり、せり上がる。これを繰り返し、御神渡りができる。
正確には諏訪市の諏訪大社・上社(すわたいしゃ・かみしゃ)から下諏訪町の下社(しもしゃ)の方向へ出来た亀裂のことを言い、一説には上社の男神(おとこがみ)である建御名方命(たけみなかたのみこと)が下社の女神(おんながみ)である八坂刀売命(やさかとめのみこと)に会いに行った足跡とも言われている。
亀裂の入り方を過去の記録(「御渡帳(みわたりちょう)」:14世紀ころから続く書物
)と照らし合わせ、その年の天候、農作物の豊作・凶作、世相などを占う。
(参考:ウィキペディア)


前出の新聞記事には、御神渡りの神事を執り行なう諏訪市の八剱(やつるぎ)神社の宮司さんの「期待はひそかにするけれど結氷時期が遅かったので静観したい」というお話が載っていました。確かに…冷え込みの厳しい日がもう数日は続いて氷が十分な厚さにならないと、亀裂がせり上がるほどの圧力も生まれないですからね…。もし今年御神渡りが観測されれば、2006年以来2季ぶりということになります。そうそう、あの年は…地球温暖化なんてどこかへ行っちゃったんじゃないかと思うくらいの厳しい寒さでした(そのときの記事はこちら)。
正直、寒いのは苦手ですが、寒さの厳しい地元ならではの冬の風物詩ですから、見られるといいなぁということで注目したいところです。
母曰く、昔は諏訪湖周辺の学校ではスケートの授業などを諏訪湖でしていたのだそうです。地球温暖化や水質の悪化によって氷の薄くなった今からは信じられない話ですが、そうやって人間は自然を犠牲にして生きてきたんだなぁと思う、今日この頃です。

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2008年1月26日 (土)

映画『シルク』

Silk今年映画観で観る、7作目はこちら。日本・イギリス・カナダ・フランス・イタリアの5カ国合作。

映画『シルク』

19世紀のフランス。若き軍人エルヴェ(マイケル・ピット)は、エレーヌ(キーラ・ナイトレイ)と恋に落ち結婚します。
そんな矢先、村では蚕の疫病が発生し、エルヴェは世界一美しい絹糸を吐く蚕を求め、はるか極東の地・日本へ旅立つのでした。そこで彼闇の権力者・原兵衛(役所広司)に妻として使える美しい少女(芦名星)と出会い、彼女に魅せられた彼はその後、命を懸け何度も日本へ渡るのでした。
…最後の旅を終えた彼のもとに、日本語で書かれた一通の手紙が届きます。手紙の内容を知るため、在仏日本人マダム・ブランシュ(中谷美紀)を訪ねるエルヴェ。そこに秘められた想いと、驚くべき真実とは。

湯気の立ちのぼる水面、風変わりな形の木々…。日本人の私たちにとっては何の変哲もない風景も、そんな風に感じられるものなのかなぁ…と思わされるオープニングでした。
そんな異国の地で出会った少女に惹かれて、何度も日本を訪れるフランス人貿易商のお話で、主な舞台はフランスの小さな村と日本の山奥の村。フランスのほうは、実はあまり登場しないというか、日本での出会いなどがクローズアップされていて、フランスは帰ったときだけ…みたいなところもありました。日本のほうは、村の人々の話す言葉がすごく身近に感じられるものでした。長野県(その頃の信州)は養蚕が盛んだったので、そうなのかなぁ…と思いました。
日本語で書かれた手紙…が重要なポイントになっていきますが、そこに存在する真実と、そして手紙の主の想いが切なく、胸を打たれました。

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2008年1月25日 (金)

新年会

Shinnenkaiちょっと前になってしまいますが…先週末、会社の人たちと新年会ということで近くの温泉に泊まりで出かけてきました。
職場を変わる前から誘っていただいていた集まりで、新しい職場で働くようになってから、ゆっくり話すことが出来なくなった人たちと久々にあれこれ話したりして、とても楽しいひとときでした。
仕事上のことだったり、それ以外だったり…楽しいことばかりではない日常ですが、パワーをもらった気がします。

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2008年1月24日 (木)

ドラマ『鹿男あをによし』第二話・鹿になっちゃった

Sikaotokoawoniyoshi2_2さて…前回、鹿に話しかけられた小川ですが…?

ドラマ『鹿男あをによし』
第二話・鹿になっちゃった

突然、鹿に話しかけられた小川。“運び番”に選ばれた、とか、日本を救え、とか意味不明なことを言われ、慌ててその場を立ち去り、そしてここ数日体験した奇妙な出来事を、夢の中の出来事だったと結論付けたのでした。
後日、教頭の小治田とゴルフへ行き気分転換をした彼は、帰り道に奈良公園で素振りの練習を始めますが、ここはゴルフ禁止の場所だと教える声が。その声の聞こえたほうには鹿が。幻想だと自分に言い聞かせようとする小川に鹿は、京都で渡される物を自分に届けるようにと言うのでした。さらにその相手はキツネの“使い番”である人間の女性で、渡される物は人間が“サンカク”と呼ぶものだと教えます。

…結局、キツネから渡されるはずの“サンカク”が、どんなものなのか分からなかったですが、たぶんあの人が持っていったアレなんだろうな…という予想はついたような、つかないような(どっちだ)。鹿に話しかけられたり、訳の分からない命令をされたりしつつ、それを自分の幻想だと思い込もうとする小川先生ですが、だんだん鹿とごく普通に言い合いをするようになってて、不思議。
それにしても、京都から“サンカク”だと思って持ち帰った八ツ橋、すごく美味しそうでした。蔵之介さん演じる福原先生がすごーく美味しそうに食べるので、なんだかすごく食欲をそそられました。
そして最後にはとうとう、玉木くんが鹿に付けられた“印”によって鹿男に。なんか、アレですよね、周りの人からは普通の姿に見えるんだけど、自分の姿を鏡に映すと頭が鹿っていう。次回予告を見ても、どんな展開なんだかサッパリ分からなかったんですけど…これは気になってしまって…来週も見ないなぁという感じで、またまた楽しみです。

小川孝信…玉木宏
藤原道子…綾瀬はるか
堀田イト…多部未華子
福原重久…佐々木蔵之介
福原房江…鷲尾真知子
長岡美栄…柴本幸
南場勇三…宅間孝行
溝口昭夫…篠井英介
前村さおり…キムラ緑子
名取良一…酒井敏也
小治田史明…児玉清 
鹿…山寺宏一  ほか

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木曜時代劇『鞍馬天狗』―第2回・宿命の敵

Kuramatengu残業が長引いて…間に合わないかと思いました(汗)。

木曜時代劇『鞍馬天狗』
第2回・宿命の敵

新選組隊士十人が鞍馬天狗たった一人に切り伏せられたことを知った近藤勇は、鞍馬天狗を最大の敵と意識します。一方、鞍馬天狗である小野宗房は公卿の身分も名も捨てて浪士となり、倉田典膳と名のりはじめることに。そんな典膳と桂小五郎の前で、スリを稼業とする黒姫の吉兵衛が土方歳三の懐から財布を抜き取り、逃げるところを典膳に助けられ恩を感じた吉兵衛は以後、典膳の目や耳となって働くことになるのでした。ある日、典膳の父を暗殺した叔父、小野宗行が覆面の剣士に殺され、娘の白菊姫の脳裏に浮かんだのは、かつて新選組に追われている自分を助けた宋十郎頭巾の鞍馬天狗の姿。白菊姫は父の仇を討つため、典膳と桂に鞍馬天狗の居場所を尋ねます。典膳は鞍馬天狗がつじ切りのようなまねはしないことを白菊姫に説き伏せるのですが、白菊姫の決意は変わりません。そんなとき、吉兵衛が持ってきたのは、宗行の襲われた場所に落ちていたという銀きせる。それは小五郎の仲間で土佐藩士の中原富三郎のものだったのです…。

今回は、鞍馬天狗が剣を振るう場面はありませんでした…。そして、父の仇を討とうと意気込んでいた白菊姫の出番も。なぜなら、約束の場所にいち早く現れたのは、近藤勇だったからです。新撰組は悪役のような描かれかたをしてはいますが、なんとなく憎めないところもあるなぁという感じ。
それにしても…父親のやることを嫌っていた白菊姫ですが、父親を敬う気持ち、父親を助けたいと思う気持ちの強さには胸を打たれるものがありました。
今回は、徳井優さん演じる吉兵衛が登場して、重要な役どころでした。仕事をしくじったスリの仲間が土方に右腕を切り落とされたことから、その仇を…と土方の懐を狙います。そんな情に厚いところ、そしてフットワークの軽さは、見ていて気持ちが良かったです。
…さて、次回は鞍馬天狗の見事な刀捌きを見ることが出来るでしょうか…?


小野宗房…野村萬斎
桂小五郎…石原良純
白菊姫…京野ことみ
小野宗行…村井国夫
幾松…羽田美智子
近藤勇…緒形直人
土方歳三…杉本哲太
中原富三郎…山口馬木也
黒姫の吉兵衛…徳井優

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2008年1月23日 (水)

降った降った…

Snow朝から降り始めた雪は、夜までに積雪15センチほどになりました。会社のある辺りは、20センチ近く積もっていたようでした…。
昨年も一昨年も、まとまった雪の降らない冬だったので、久々に運転する雪道にドキドキしています。とくに車を買い替えたばかりなので、今までと違う感覚の部分もあったりして、緊張することも多いですが…安全運転でこの冬を乗り切りたいと思います。

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2008年1月22日 (火)

映画『スウィーニー・トッド フリート街の悪魔の理髪師』

Swheenytodd

映画観で観る、今年6作目の映画はこちら。
海外の俳優さんのなかでは、ここ最近いちばん気になっているジョニー・デップが初めてミュージカルに挑戦しています。

映画『スウィーニー・トッド フリート街の悪魔の理髪師』

19世紀のロンドン。フリート街で理髪店を営んでいたベンジャミン・バーカー(ジョニー・デップ)は、妻の美しさに目を留めた判事・ターピン(アラン・リックマン)に無実の罪を着せられ監獄へ送られてしまいます。…15年後、脱獄を果たした彼は、“スウィーニー・トッド”と名前を変え、フリート街へ戻ってきましたが、そこでロンドン一まずいパイ屋を営むミセス・ラベット(ヘレナ・ボナム=カーター)から聞かされたのは、妻ルーシーと娘ジョアナを襲った悲惨な運命。再び開いた理髪店で、商売道具のカミソリを手に始まったスウィーニー・トッドの復讐とは…。

ちょうど昨年の今頃、まつもと市民芸術館で、宮本亜門さん演出、市村正規さん・大竹しのぶさんなどが出演した同作を鑑賞していたので(そのときのレビューはこちら)、ストーリーなどはだいたい知っていたので、ストーリー展開での驚きとかはあまり感じませんでしたが、舞台を観たときの記憶をたぐり寄せながら、ちょっとした違いを比べたりするのも楽しかったです。
そして、ジョニー・デップの歌声ってどんなだろう…?というのが、やっぱり気になるところでしたが、違和感なく聴くことが出来たのと、あとは役柄にも合っていたような気がしました。
また、ミセス・ラベットを演じるヘレナ・ボナム=カーターは、この作品のために、かなりハードなレッスンを行ったそうですが、その甲斐あってというべきか、声もしっかり出ていたし、とくに高音の伸びなども素晴らしかったです。しかし…トッドのことを好きな気持ちが全くと言っていいほど届いていないラベット、見ていてなんだか可哀想になってきました…。
私が、ちょっとなぁと思ったのはイタリア人理髪師の見習い・トビーを少年が演じていたところ。いえ、演じていた俳優さんが悪いとかではなく、原作どおりの青年と呼ばれるような年頃の俳優さんが演じるところを見てみたいなぁと思ったんだけどなぁという、それだけのことなんですけど、なんとなく残念というか…。

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2008年1月21日 (月)

下がるかなぁ…

Sky31月曜日は、前の番組からの続きで「TVタックル」を見てしまいます。
今週の放送は、道路特定財源についてと、年金について。
とくにガソリン税に含まれている暫定上乗せ分の25.1円については、関心が高まっていますね。
「暫定」っていうのは、払う側からすれば、ある一定の期間だけという条件だからこそ、その額が多少大きくても辛抱しましょうっていう考えになると思うんですけど、それが30年とか続いたら、納得出来ない気持ちが大きくなるのも仕方ないんじゃないかと。
道路の建設なども、何でもかんでも造るんじゃなくて本当に必要かどうかをもっとよく検討して、それでもどうしても足りなかったらその分を暫定税として設定するっていうのは無理なのかなぁ…と最近思います。
野党の意見のように全て無くすのは無理でも、今の半分くらいにするとかは可能なんじゃないかなぁと思うんですけど…。そういうの、与党とか野党とか関係なく、国民の生活が良くなるよう、国民に痛みを求めるばかりでなく、国もコストダウンに努めてほしいと思う、今日この頃です。

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2008年1月20日 (日)

大河ドラマ『篤姫』―第三話・薩摩分裂

Atsuhime3回目の放送を迎えた今年のNHK大河ドラマ。前回“お由羅騒動”の勃発した薩摩藩ですが…今回はその続き。

大河ドラマ『篤姫』
―第三話・薩摩分裂

忠剛が心労で倒れ床に就いてから半年。薩摩藩は跡継ぎ問題をめぐって起こった“お由羅騒動”で、斉彬派の藩士たちが次々と処分を受け、忠剛は怒りと怯えで身を震わせていました。十六歳の於一は藩の政治がどうなっているのか興味を持ちますが、忠剛には子供が知るべきことではない、とはねつけられてしまいます。そんななか尚五郎が下級藩士の西郷吉之助や大久保正助らと身分を越えて付き合っていることを知り、尚五郎のことを尊敬するのでした。
騒動を重く見た老中・阿部正弘は斉彬とはかり、斉興に隠居を薦めることになります。なかなか承知しない斉興がなんとか隠居し、斉彬は四十三歳にしてようやく薩摩藩主の座に就きました。将軍・家慶へのお目見えに登城した斉彬は、陰で暗愚と噂されている家慶の世子・家祥の隠れた真の顔を垣間見ることになったのでした。そして斉彬は、於一の運命を左右するある野望を抱き、薩摩へのお国入りを果たすのでした。
…一方、騒動で働き手を失った下級藩士・大久保正助の家を訪ねた尚五郎と於一。正助の母・フクたちが団扇をつくる内職で日々を暮らしてる様子を目の当たりにした於一は、自分の髪に挿していたかんざしをフクに差し出しますが…。

いやー…なんか今回は、ちょっとウルウル来てしまいました…。大久保家を訪ねた於一は、当主の利世は遠島、息子の正助は謹慎と、働き手を失い厳しい生活を強いられているところを見て、力になりたいと思うものの、「私たちは物乞いではありません」とはねつけられてしまいます。そのシーンもそうなんですが、於一と尚五郎が帰るところを正助が追ってきて「母を許してほしい」と頭を下げるところが、なんかグッときました。
そして、真野響子さん演じるフクが一家を支える強い女性らしく、見ているこちらも背筋がピンと伸びる思いでした。
…とうとう隠居することになった島津家当主・斉興ですが…なんか今回は今までよりもずっと、その斉興の側室であるお由羅にイラッとさせられました。いえ…演じている涼風真世さんが悪いということじゃなくて、むしろ逆で、お由羅のキャラクターをよく掴んで演じられているからこそだろうと思いますが…。
藩主となった斉彬は、将軍の拝謁を賜りますが、その席で次の将軍となる家祥(のちの家定)の奇行の中に、それだけでは片付けられない部分を見ることになります。家祥を演じるのは堺雅人さん。なんか…突然癇癪(?)を起こしたりするんだけれど、なんか憎めないところがあったりして…堺雅人さんをもともと好きっていう、個人的な好みもあるとは思うんですが、この先もっと見たいなぁと思います(まぁ嫌でもたくさん見ることにはなるでしょうが)。
そして今回の最後では、藩主となって初めてのお国入りをする斉彬ですが、途中、京で島津家と繋がりの深い近衛家を訪ねます。そして薩摩入りしてからは、前のお国入りのときには誕生間近だった今和泉島津家の姫、つまり於一にも話が及びます。この辺が、於一のその後に関わってくる大事なところ。…それにしても、父親である忠剛の「お見せできるような娘ではございません」は謙遜も含まれていると考えてもよさそうですが、そこに同席していた沢村一樹さん演じる小松清猷の「なかなか面白い姫君です」は褒めてないような気もするんですけども…、確かにごく普通の姫君ではないことは確かですね。大久保家でのことがあって、少しはおとなしくなったのかと思いきや…ラストでは瞼に墨で目を描いて遊んでいたりして…ちょっと呆れつつ、笑ってしまいました。
さて…次回はいよいよ、於一と斉彬が顔を合わせるわけですが…どうなることやら。

於一(篤姫)…宮﨑あおい
尚五郎(小松帯刀)…瑛太
島津斉彬…高橋英樹
島津忠剛…長塚京三
お幸…樋口可南子
島津忠敬…岡田義徳
菊本…佐々木すみ江
小松清猷…沢村一樹
西郷吉之助(隆盛)…小澤征悦
大久保正助(利通)…原田泰造
フク…真野響子
島津斉興…長門裕之
お由羅…涼風真世
島津忠教(久光)…山口祐一郎
徳川家祥(家定)…堺雅人
徳川家慶…斉木しげる
阿部正弘…草刈正雄

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2008年1月19日 (土)

映画『ネガティブハッピー・チェーンソーエッジ』

Negetive今年映画館で観る、5作目の映画。一度くらい、映画館で予告見たかなぁ…程度でしたが、なんとなく選んでみました。

映画『ネガティブハッピーチェーンソーエッジ』

平凡な高校生・陽介(市原隼人)は、親友・能登(三浦春馬)を事故で亡くしてからダラダラとした日々を送っていました。そんな彼の前に現れたのは、チェーンソーを振り回す不死身の男と夜な夜な戦う少女・絵理(関めぐみ)。その戦いに、目的のない日々を埋めるように、その戦いに没頭していくふたりでしたが…。

簡単に言うと…青春ものにアニメっぽいCG映像やワイヤーアクションが盛り込まれている、という感じでしょうか…。
目的がなかったりして、そうかと思えば、周りが自分より一歩も二歩も先を行っているように感じられたりして、焦ったりすることは誰しもあるでしょうが…主人公の陽介がそんな焦りから起こした行動は、あまりにも浅はかだなぁと思ってしまったんですけど、それがその先の重要な出会いに繋がっていくわけで、まぁ全くの無意味というわけでもなかったんでしょうか…。陽介の行動は褒められるようなことばかりではないですが、心情とかは理解できるものが色々とありました。
アクションはスピード感があって、楽しめるところもあったんですが、生身の人間が演じているというリアルさが少ないというか…アニメ的という感じもしました。…まぁそれが、変に生々しくなりすぎず、いいのかもしれません…。

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2008年1月18日 (金)

案外、買い物好き

Kaimono普段あまりエッセイは読まないんですが…図書館で見つけて、手に取ってみました。

村上龍・著
『案外、買い物好き』

ミラノのシャツ屋やマウイのモールからソウルのデパ地下にハバナのお土産屋まで。買い物はいつも、興奮と高揚感と幸福を与えてくれる――。世界の都市と旅と買い物をめぐるエッセイ。

案外どころか…かなりの買い物好きですね、村上龍さん…(笑)。だって、普段スーツを着る生活をしていないのに、シャツやネクタイを一度に何枚も買ったりするのって、なかなかない感覚ではないかと。まぁたくさんの商品を見ていて、あれももこれもと思ってしまう気持ちは、分からなくもないですが…。
しかも、日本ではあまり服とか靴とか買わないんだそうで、なんかご本人としてはそれが普通みたいなんですけど、一般人の感覚からしたら、かなり不思議でした。

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2008年1月17日 (木)

ドラマ『鹿男あをによし』第一話・しゃべる鹿の秘密!古都を巡る恋と冒険

Sikaotokoawoniyoshiここ1年ほどハマっている玉木宏くん主演のドラマがいよいよ今夜スタートということで、楽しみにしてました♪

ドラマ『鹿男あをによし』
―第一話・しゃべる鹿の秘密!古都をめぐる恋と冒険
同僚とのトラブルが原因で、勤めていた研究所を追われ、女子高の臨時教師になることを勧められた小川。学校がある奈良へ旅立つ途中で小川は、電車の中である不運な女性を目撃しますが、それは小川の同僚教師・道子だったのです。
翌日。小川は担任することになった生徒たちに自己紹介をさせましたが、そんな中、遅刻してきたイトの態度に腹を立て、遅刻の理由を説明するように迫ります。イトは、自分の鹿を駅前に止めようとして駐車禁止を取られた、と平然と言い放ち…。

最初の数分くらいは、この人どんだけ不運なんだ…とあきれて、かわいそう…と同情せずにはいられませんでした。あぁまた何か起こるんだろうな…とかいう変な(?)期待すらしはじめるほどでした。
そして、玉木くん演じる小川が担任するクラスの生徒で多部未華子さん演じるイトがまた可笑しくて、かなり笑いました…。とくに「マイ鹿」。鹿が駐禁を取られたって、遅刻の苦し紛れの言い訳にしてもおかし過ぎです。そのあとにも度々登場する小川とイトのやり取りがいちいち可笑しくてたまりません。
また綾瀬はるかさん演じる同僚の藤原先生が、ほわほわしてて可愛くて癒されますね。佐々木蔵之介さん演じる福原先生と三人並んで晩御飯を食べるシーンもなんだかほのぼのしていて(会話がかみ合ってなかったりしてましたが…)、なんだか好きだなぁと思いました。
で…タイトルにもある“鹿”ですが。奈良に到着した小川を見つめる鹿の、そのなんとも言えない複雑な表情が印象的でした。なんか…玉木くんが鹿になっちゃうというのをちょっと見たので、いつそうなるのかなぁ…と思いながら見てましたが、今回は“鹿がしゃべる”ってとこまででした。
次回予告を見ても、来週はいよいよ鹿になった玉木くんが見られるのか(見たいのかどうかっていわれると、微妙なんですが…)、ちょっと不明ではありましたが、とにかく来週の放送を楽しみに待ちたいと思います。

小川孝信…玉木宏
藤原道子…綾瀬はるか
堀田イト…多部未華子
福原重久…佐々木蔵之介
福原房江…鷲尾真知子
長岡美栄…柴本幸
溝口昭夫…篠井英介
小治田史明…児玉清 ほか

詳しくは…
ドラマ『鹿男あをによし』HP

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木曜時代劇『鞍馬天狗』―第1回・天狗参上

Kuramatengu_2今夜はいよいよ、萬斎さん主演の時代劇が始まるということで…早速見てみました!

木曜時代劇『鞍馬天狗』
―第1回・天狗参上
幕末の京。幼少のころに父を殺され、零落した公家の嫡男である小野宗房は、父の忠僕である浦部甚太夫の世話で鞍馬の山奥で武術の鍛錬をしていました。父を暗殺したという叔父の宗行(村井国夫)に真意を問うため、山を下りて会いに行きますが宗行から命を狙われ、宗行の娘・白菊姫に救われます。叔父の裏切りを憂える宗房は、長州藩士・桂小五郎が近藤勇や土方歳三ら新選組隊士に追われているところを助け、その武術の腕前を見込まれた宗房は、桂から同志に加わることを勧められます。
…そして宗房の父の元屋敷が鬼面の老女が住みつく化け物屋敷になっていることを聞かされ、桂といっしょに屋敷へ向かうのですが…。

萬斎さんの身のこなしの美しさ、鞍馬天狗に変身(?)したときのカッコ良さに惚れ惚れしました。殺陣(たて)も、狂言師の萬斎さんらしく…とでもいうのか、ひらりひらりと舞うようなところもあったりして、その軽やかさにも目を奪われるようでした。
また、石原良純さん演じる桂小五郎が世を憂えながらも、どこか朗らかな部分も見ていて楽しかったです。…途中、雲の名前をあれこれと宗房に説明しながら「天気のことには詳しいのだ!」と得意げに言うところは、演じるのが良純さんということで入れられた台詞なのかなぁ…?なんて思いました(笑)。
様々な時代劇ではヒーロー的な描かれ方をすることが多い新撰組が、このお話では幕府の権力をカサに来てやりたい放題に振舞う、いわば“悪役”として描かれているのも印象的です。ただ…完全な悪役という感じにも見えなかったりして…。
鞍馬の山の中で育った宗房は、幕末の混乱した世の中で、身内や信じられると思った人の裏切りや、理不尽な殺生に心を痛め、世の中を正したいと鞍馬天狗になることを決めたわけですが…この先どんな展開になっていくのか…これからが楽しみです。

小野宗房…野村萬斎
桂小五郎…石原良純
小野宗行…村井国夫
幾松…羽田美智子
白菊姫…京野ことみ
近藤勇…緒形直人
土方歳三…杉本哲太
浦部甚太夫…刈谷俊介 ほか

詳しくは…
木曜時代劇『鞍馬天狗』HP

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2008年1月16日 (水)