映画『シルク』
今年映画観で観る、7作目はこちら。日本・イギリス・カナダ・フランス・イタリアの5カ国合作。
映画『シルク』
19世紀のフランス。若き軍人エルヴェ(マイケル・ピット)は、エレーヌ(キーラ・ナイトレイ)と恋に落ち結婚します。
そんな矢先、村では蚕の疫病が発生し、エルヴェは世界一美しい絹糸を吐く蚕を求め、はるか極東の地・日本へ旅立つのでした。そこで彼闇の権力者・原兵衛(役所広司)に妻として使える美しい少女(芦名星)と出会い、彼女に魅せられた彼はその後、命を懸け何度も日本へ渡るのでした。
…最後の旅を終えた彼のもとに、日本語で書かれた一通の手紙が届きます。手紙の内容を知るため、在仏日本人マダム・ブランシュ(中谷美紀)を訪ねるエルヴェ。そこに秘められた想いと、驚くべき真実とは。
湯気の立ちのぼる水面、風変わりな形の木々…。日本人の私たちにとっては何の変哲もない風景も、そんな風に感じられるものなのかなぁ…と思わされるオープニングでした。
そんな異国の地で出会った少女に惹かれて、何度も日本を訪れるフランス人貿易商のお話で、主な舞台はフランスの小さな村と日本の山奥の村。フランスのほうは、実はあまり登場しないというか、日本での出会いなどがクローズアップされていて、フランスは帰ったときだけ…みたいなところもありました。日本のほうは、村の人々の話す言葉がすごく身近に感じられるものでした。長野県(その頃の信州)は養蚕が盛んだったので、そうなのかなぁ…と思いました。
日本語で書かれた手紙…が重要なポイントになっていきますが、そこに存在する真実と、そして手紙の主の想いが切なく、胸を打たれました。
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