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2008年2月

2008年2月29日 (金)

歓迎会

Ebiきょうは、3ヶ月前に異動した新しい職場で、懇親会を兼ねた歓迎会を開いていただきました。
…しかし…とんかつ専門店なのにエビフライを食べている私はいったい。いえ、別に豚肉が苦手とかではなく。数日前、注文をするための回覧が回ってきたときに、エビが食べたい気分だったという、ただそれだけの理由。
それで、今度職場に新しい人が2人入ることが決まったそうで、そうなったら私もベテランだそうです(上司の言葉)。それにしても3ヶ月しか働いてないのにベテランって…(汗)。
まぁそれはともかく、仕事上ではこれからも色々な変化がありそうな感じです。

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2008年2月28日 (木)

ドラマ『鹿男あをによし』第七話・謎の少女の正体!? 衝撃の事実が明らかに

Shikaさてついに今回、驚きの事実が明らかになるということで、楽しみにしてました!


ドラマ『鹿男あをによし』
第七話・謎の少女の正体!? 衝撃の事実が明らかに

小川は学校を辞めたいと言いだした堀田イト。説得する小川も、食い下がる堀田も譲りません。すると堀田は表情を和らげ、冗談です、と言い残し帰っていきます。ところが翌日も堀田は学校を欠席。自宅に連絡すると、昨夜も帰宅していないことがわかります。
そこへ、京都女学館の教頭の小治田を訪ねてきた長岡から、昨夜堀田が思いつめた様子で彼女を訪ねてきたものの何も語らずに帰ってしまったと知らされます。
その後発見された堀田は家に帰りたがらず、結局道子の部屋に泊まることに。翌朝、鹿に会った小川は、鼠が儀式の邪魔をする理由を聞きます。鹿によれば、鼠は鹿と狐が自分を仲間はずれにしていると思い込んでいるらしいのです。小川が、そんなことで日本は滅亡の危機にあるのかと聞くと鹿は、長年儀式を続けてきた自分たちは感謝されこそすれ、文句を言われる筋合いはないと憤慨。そこで小川が、儀式を続けている理由を尋ねると鹿は、頼まれたから、とだけ説明します。
下宿に戻った小川は、鹿から聞いた話を藤原に報告します。その会話をじっと聞き入った堀田は…。

とうとう…今まで謎だった部分が見えてきました。意外だった部分もあり、怪しいなぁ…と思いながら見ていたところが、当たりだった部分もあり…。
とくに、第一話から前回までの、堀田が絡んだ様々な出来事の答えが見えました。堀田が何を考えているのかいまいち分からず、脈絡が無いようにも見えたりして不思議な雰囲気だったのは、今まで見えていた部分を繋ぐところ(運び番に選ばれてからの、鹿とのやりとりなど)が抜けていたからだったんですね…。
「弧のは」で小川が狐の使い番から“目”を受け取ることが出来なかったために、堀田までもが鹿から“しるし”を付けられてしまったんですねぇ。自分の顔が鹿になってしまい、小川も相当なショックを受けましたが、若い女性である堀田のショックは、それとは比べ物にならないでしょう。
この先、小川と堀田のふたりが無事もとの姿に戻るには、鼠の運び番から“目”を取り戻さなければならないわけですが…。

さて、ここでちょっと整理してみましょう。
◆日本列島の下にいる大鯰(なまず)の動きを、頭を鹿島大明神、そして尻尾を京都(狐)、大阪(鼠)、奈良(鹿)の3箇所で抑えている。
◆尻尾が暴れるのを抑えるために60年に一度行われる儀式に使う“目”を狐→鹿→鼠(以下エンドレス)の順に移動する。
◆今回儀式を行うのは鹿の番。ということで前回儀式を行った狐から、狐の使い番を通じて鹿の運び番に“目”が渡されるはずだった。
◆しかし、今回出番のない鼠が勝手に運び番を選び、“目”の受け渡しを妨害。鹿の運び番が受け取るはずだった“目”を奪い去った。

ということで…

鹿の運び番=小川
鹿の使い番=堀田
狐の使い番=長岡
鼠の運び番=?

現在“目”を持っていると思われる鼠の運び番は…?

1、小川が京都で“目”を受け取るはずだった日、「弧のは」にいた人物。
2、そしてその日、先に帰った人物。
3、狐の使い番(長岡)に信頼されている人物。

というわけで…、この条件を満たす人物がリチャード(小治田)だということが分かったところで第七話終了。思えば今まで色々と怪しい言動のあったリチャード。次回はその辺が色々と繋がってきそうですね。
私がちょっと気になっているのは、小川や道子が下宿している福原家。おばあちゃんの房江さんがリチャードについて「ああ見えてすごい野心家だ」と語っていたことや、今回房江さんの孫である重さんも、そんなようなことを言っていたんですが…そんな含みを持たせるような発言をする福原家の人々、そこにはもしかしたら何かあるんじゃないか…という気がしてなりません。

最初は玉木くんが出ているから…という動機で見始めたこのドラマですが、袴姿や先生らしいスタイルの玉木くん(そして今回は“オヤジ”という言葉にショックを受ける姿には笑いました…)を楽しみながらも、回を追うごとに、ストーリーに引き込まれていっている自分がいたりします。次回も楽しみです♪


小川孝信…玉木宏
藤原道子…綾瀬はるか
堀田イト…多部未華子
佐倉雅代…藤井美菜
福原重久…佐々木蔵之介
福原房江…鷲尾真知子
長岡美栄…柴本幸
溝口昭夫…篠井英介
前村さおり…キムラ緑子
名取良一…酒井敏也
小治田史明…児玉清 
鹿…山寺宏一

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木曜時代劇『鞍馬天狗』―第7回・角兵衛獅子 前編

Kuramatengu さて…早いもので最終回まであと2回。今回からラストのお話。

木曜時代劇『鞍馬天狗』
第7回・角兵衛獅子 前編

密談を終えて桂小五郎と寺から出てきた倉田典膳は、角兵衛獅子の杉作ら兄弟がお金を落として困っているのを見かけ小銭を渡します。杉作ら兄弟が親方・隼の長七の家に帰ってそのことを話したところ、桂の名を聞いた長七は新選組に密告し、杉作は典膳らがいた寺に長七と新選組を案内することになってしまいます。
典膳は桂ら同志を寺から逃がし、鞍馬天狗となって新選組や長七の前に立ちはだかります。杉作は新選組と闘う鞍馬天狗の雄姿に心ひかれ、鉄砲で狙われる鞍馬天狗を身をていして守り、鞍馬天狗を逃がします。
家に戻った長七は杉作を懲らしめようとするものの、そこに典膳が現れて長七を締め上げ、杉作ら子どもたちを置き屋の亀福へ連れ出します。そんなとき料亭で暗殺人別帳の話を聞いた白菊が、鞍馬天狗に伝えようと杉作に鞍馬天狗の居場所を問いただすと、杉作は鞍馬天狗を捜しに姿を消してしまいますが、典膳が杉作を見つけ出し、杉作に桂宛の手紙を託すのでした。それは、新選組の使者に扮して大坂城代に会い、暗殺人別帳を手に入れるという内容の手紙でした。しかし杉作は桂のところへ向かう途中で出くわした長七に手紙を奪われてしまい…。

今回の萬斎さん…いえ鞍馬天狗(典膳)は優しくて強くて、カッコよかったですねぇ。
杉作たちと一緒にいる典膳は笑顔が優しくてほのぼのしました。また、典膳が鞍馬天狗だと気がついた杉作に「このことは秘密だぞ」と言うときの、ちょっといたずらっぽい笑顔も素敵でした。杉作役の森永悠希くんは、どこかで見たことあるなぁと思っていたら、去年観た映画『しゃべれどもしゃべれども』に出ていたなぁというのを思い出しました。
また今回は、最初と最後に殺陣(たて)がありました。頭巾から覗く目の鋭さ、そのカッコよさに惚れ惚れさせられました。
そして最後に登場した、大阪城代役は篠井英介さん。萬斎さんとは『ハムレット』の舞台で、親子(母と息子)で共演しています。このふたりの全く違う役柄での共演を見るのは、なかなか不思議な感じです。
さて…新撰組の使者に扮し、暗殺人別帳を手に入れた典膳。しかし…予告を見るとなんだか波乱の様子。最終回、かなり気になります…。

倉田典膳(鞍馬天狗)…野村萬斎
桂小五郎…石原良純
白菊姫…京野ことみ
幾松…羽田美智子
黒姫の吉兵衛…徳井優
近藤勇…緒形直人
土方歳三…杉本哲太
杉作…森永悠希
隼の長七…火野正平
大阪城代…篠井英介

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2月の観たい映画その後

さて…2月も終わりということで。他の月よりも短い2月ですが、今年は閏(うるう)年のため、いつもの年より一日多いです。
いつもより1日早いですが、早速、今月観た映画のまとめを。

今月映画館で観た映画

歓喜の歌
やる気のない文化会館の職員が、ふた組のママさんコーラスをダブルブッキングしてしまったことから始まる騒動。立川志の輔さんの新作落語を映画化したもの。
歌好きなので、楽しく観ることができました。小林薫さん演じる主人公が、いい加減で情けなくて呆れますが、そんな彼が変わっていく、その過程が良いなぁと思います。また、ママさんコーラスのリーダー役、安田成美さんの相変わらずの透明感、可愛らしさ、美しさに惚れ惚れします。

ウォーター・ホース
ひとりの孤独な少年・アンガスが湖畔で見つけたのは、なんと伝説の生き物であるウォーター・ホースの卵。孤独なふたりの友情が描かれています。
動物モノに弱いので、ラストのほうはかなり泣けてしまいました。ウォーター・ホースの存在、そしてアンガスとの心の絆を、目の当たりにした人はそのまま受け入れていく様子が、実にシンプルで良いなぁと思いました。

ヘアスプレー
歌と踊りが大好きな女の子が主人公のミュージカル映画。主人公の少女・トレーシーが、もう素晴らしく明るくて楽しいので、自然に笑顔になってしまいます。また、彼女のお母さん役のジョン・トラボルタにも楽しませてもらいました。何度でも観たい作品です。

L change the World
2006年に大ブームとなった『デスノート』。そのスピン・オフ作品。デスノートに自らの名前を書いたLの、最後の20日間。
『デスノート』(前編・後編)を観て、松山ケンイチくん演じるLにはまってしまった私。今回はLを思う存分堪能しました。

KIDS
ある小さな町で出会った、不思議な力を持った少年と、町の工場で働く青年、過去の出来事によってマスクが手放せない少女が出会うお話。
最近気になっている俳優さんである玉木宏くん出演ということで観た作品でしたが、最後のほうは、なんだか切なくて温かくて泣けてしまいました。

転々
借金を返すあてのない学生と、借金取り。そんなふたりが東京の街を歩く物語。必要なのかどうか疑問に思うような小ネタ満載で、ユルユルなところが楽しい作品。

エリザベス:ゴールデンエイジ
独身のまま即位し、スペインの無敵艦隊を破りイングランドの黄金時代を築いたエリザベス1世が、信念と愛との間で苦悩する物語。
気高く美しい、ケイト・ブランシェット演じるエリザベス。神々しさと同時に、女性としての可愛らしさだったりを感じさせられました。

チーム・バチスタの栄光
心臓手術の専門チームの手術中に起こった死亡事案。メスを持てない、不定愁訴外来担当医が、破天荒なキレモノ役人ともに、その真相に迫るお話。チーム・バチスタの7人が非常にバランスよく、かつ個性的な面々というのがよく表されていたと思いました。

…以上8作品が、今月映画館で観た映画です。
さて来月はどんな作品に出会えるでしょうか?


おまけ
「スマステ!」月イチゴロー
イナガキベスト5
1位 『潜水服は蝶の夢を見る』
2位 『ラスト・コーション』
3位 『エリザベス:ゴールデンエイジ』
4位 『アニー・リーボヴィッツ レンズの向こうの人生』
5位 『アメリカンギャングスター』

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2008年2月27日 (水)

よく降る…

Snow52日続けて雪になりました。朝はすごくいい天気で、昨日降った雪で白くなった山と青空がすごくきれいだったんですが、夕方から吹雪に。
昨日の水分の多いベタッとした雪に比べると、水分の少ないサラサラな雪だったので、会社から帰るときに車の上に積もった雪を下ろすのは楽だったんですけど、そのサラサラの雪をどけた下、フロントガラスが余りの寒さで凍ってました…。道路も降ったそばから凍ったらしく、スケートリンクかと思うほどの、見事なアイスバーン。怖かったです。
…2月もあと2日で終わりというこの時期、そろそろ春かなぁなんて思ってましたが、甘い考えでした。まだまだ厳しい冬は続きそうです。

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君たちに明日はない

Kimitati図書館で見つけたんですけど…なんか、背表紙がきになって手に取りました。…いえ、べつに普通のデザインなんですけど…。

垣根涼介・著
『君たちに明日はない』

リストラを専門に請け負う会社に勤めている真介の仕事は、クビ切りの面接官。昨日はメーカー、今日は銀行、女の子に泣かれ、中年男には殴られ、はっきり言ってエグイ仕事。それでもやりがいはあるし、相性バッチリの恋人もいる。そして明日は…?

主人公の真介は、リストラのための面接を仕事にしています。そこで出会った女性・陽子とプライベートで付き合うようになります。というわけで、真介が面接官をする様々な企業での出来事だったり、その面接を受ける人の視点からのお話になったりもしつつ、真介と陽子の視点からの仕事や恋愛の話が進んでいきます。
真介が33歳で陽子41歳というふたりの、仕事で見せる顔と恋人と過ごすときの顔。なかなか興味深いというか、大人な恋愛をしているかと思うと、ちょっと大人気ないところもあったりして、そこがなんだかカワイイなぁなんて思ったりしました。

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2008年2月26日 (火)

死神の精度

Sinigaminoseido来月映画が公開ということで…図書館で探して読んでみました。

伊坂幸太郎・著
『死神の精度』

あるときは恋愛小説風、あるときはロード・ノベル風、そしてまたあるときは本格推理小説風…。さまざまなスタイルで語られる、6つの人間模様。

6つの物語は、それぞれが独立した物語になっているんですが、ふとしたところで違う物語同士が繋がっていたりする、それがまた楽しいです。
続けて読んでいくと、時間の経過というのが分かりにくく、すべてが同じころの出来事のような錯覚を起こしますが、じつはそうではないというので、物語同士の繋がりを発見したときの「お!これは…」という喜びがあります。
その伏線の張り方とかが、さすがだなぁ…と感心させられます。

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2008年2月25日 (月)

明日もし彼と彼女がストーカーになったら

Storker図書館で見つけました。タイトルが、なんかあぶなそうで…気になって読んでみました。

田中宏昌・著
『明日もし彼と彼女がストーカーになったら』

どこにでもいる内気で真面目な女子高生、真子。彼女はバイト先のファミリーレストランのマネージャーに遊ばれ、先輩百恵の薦めで店長の片桐に相談を持ちかけることに。片桐の優しい慰めの言葉に胸を打たれる真子でしたが、それは悪夢への始まりにすぎず…。


うん…なんか、心理描写って言うのかなぁ…“彼”=片桐と“彼女”=真子のストーカーになっていく過程と、また逆に、ストーカーされて追い詰められていく感じがすごく、行き詰る感覚がよく描かれているなぁと思いました。
真子は片桐の行為に追い詰められて、同じことを彼にし返すことになるんですけど…その途中、大人しい感じの真子が思い切った行動に出たりするところでは、ちょっと笑っちゃったり、気持ちがよかったりするんですけど、真子がその行為から抜け出せなくなっていくところは、かなり背筋が寒くなりました。
私が、ちょっとなぁ…と思ったのが、真子の相談相手である百恵。ファミレスでアルバイトをしながら大学で心理学を学んでいる人ですが、困っている人を助けたいという、その正義感ゆえかもしれませんが、なんかあまり人の心が分かってない人では…という印象が。それにまだ勉強中の身なのに、安易にストーカーに対抗する方法をアドバイスしたりしているのが、心配になってしまいました。案の定、彼女の行動、そして言葉によって片桐と真子は大変なことになってしまうわけですけど…。人の心の未知数な部分、そしてそれを安易に決め付けることは危険なんだなと考えさせられました。

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2008年2月24日 (日)

ハッピーバースデーASKAさん♪

Sky30きょう2月24日は、私の大好きなCHAGE&ASKAのASKAさんのお誕生日です♪おめでとうございます♪♪
…先月のCHAGEさんに続き、ASKAさんもとうとう50歳です(笑)。
とはいえ、そんなの関係ない!(←小島よしお?)と言わんばかりのカッコよさに、私はいつもドキドキさせられています。
素敵過ぎるASKAさん、これからもライブでたくさん楽しませて欲しいなぁと思います♪♪♪

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大河ドラマ『篤姫』―第八話・お姫様教育

Atsuhime_2

住み慣れた家を離れることになった於一。いよいよ、斉彬の養女として鶴丸城での新しい生活が始まりますが…。

大河ドラマ『篤姫』
―第八話・お姫様教育

於一は鶴丸城に入ったものの、堅苦しい城のしきたりになじめません。老女・広川ら奥女中たちには分家の娘と侮られるなどつらい日々が続き、於一もしだいになげやりな態度を示すようになります。
大久保正助は三年ぶりに謹慎を解かれ、尚五郎や西郷は安心するものの、一緒に喜びを分かち合いたい於一が、言葉を交わすこともかなわない身分になってしまったことに寂しさを感じていました。
ペリー率いるアメリカ艦隊が浦賀に現れ、斉彬は国力や軍備の強化を図ろうとする一方で、京都の近衛忠熙にある依頼をします。香で気晴らしをしようと考えた於一は、お近を城に招きます。お近は、お幸から於一に手紙を渡すよう頼まれていました。それは忠剛が焼き捨てたはずの、菊本の於一あての遺書だったのです…。

なんだか…今回は薩摩(鶴丸城と今和泉島津家周辺)・江戸・京など方々で物語が展開していくので、登場人物多いですね…(汗)。
於一を送り出したあとの今和泉島津家での忠剛とお幸の寂しげな様子、そして忠剛の気落ちした様子が切なかったです。また…於一の代わりに尚五郎と碁をしているのが忠敬っていうのは、ちょっと面白かったです。それにしても、於一と碁を打つうちに、尚五郎はだいぶ強くなったんですね(というか忠敬が弱すぎるのか…笑)。
さて、鶴丸城に移った於一はなかなかお城でのしきたりに馴染めず苦労していますが…薩摩藩には、江戸城にあった様な大奥の仕組みがあったんですね。そうすると、やっぱり、それまでかなり自由奔放育てられてきた於一にはさぞかし窮屈なものだったでしょう。
近々江戸から戻る予定の斉彬に、ふさぎこんだ姫様を見られるわけにはいかないと、老女の広川や侍女の高山があれこれと気を使うなか、於一の希望で小松家のお近をお城へ呼んだことで、於一は前向きになっていきます。やはりお近が、於一の母・お幸からの文を届けたことが大きかったですね。この文、そして添えられていた菊本の遺書のところは、やっぱり涙なくしては見られませんでした。また、尚五郎からの大久保が謹慎を解かれたとの知らせともに伝えられた「お元気で」という言葉も、短くも於一を思う尚五郎の気持ちがこもっていて、ちょっと切なかったです。
そして…ここからの於一は迫力がありました。いままで姫様らしからぬ於一を厳しい言葉で諌めていた広川が、於位置の突然の変わりように呆気に取られた表情が印象的でした。そして、お国入りする斉彬に対し面目が立たないという理由で於一の機嫌を取っているんだろうなぁとは思うものの、嬉しそうに於一の様子を語る高山の様子はほんとに嬉しそうに見えました。
そして、今和泉島津家からただひとり於一についてきた侍女・しのが、於一が辛そうな様子だったら自分も辛く、於一が明るい表情になれば安堵した様子になって…、しの自身も慣れない環境に飛び込んで大変なところで、きっと於一としのは、お互いを心の支えにしている部分もあるんだろうなぁとうかがわれました。
さて、そして…最後に京から、斉彬によって呼び寄せられた老女・幾島がやってきます。ここから、いずれ将軍家へ嫁ぐための本格的な修行が幕を開けるわけですが…幾島の「地下の訛りが…」という言葉で、最初はほとんど標準語だった於一の台詞に、近々の回からちょっとずつ訛りらしきものが目立つようになっていたわけが分かりました。これを直すというのも、この先の於一にとっては必要なことなんですね。
そして次回、いよいよ於一は“篤姫”と呼ばれるようになるんですね。そして、幾島とともに行われる“修行”にも興味津々です。

於一(篤姫)…宮﨑あおい
尚五郎(小松帯刀)…瑛太
島津斉彬…高橋英樹
島津忠剛…長塚京三
お幸…樋口可南子
お近…ともさかりえ
島津忠敬…岡田義徳
菊本…佐々木すみ江
広川…板谷由夏
高山…左時枝
しの…小林麻子
西郷吉之助(隆盛)…小澤征悦
大久保正助(利通)…原田泰造
近衛忠熙…春風亭小朝
幾島…松坂慶子
徳川斉昭…江守徹
徳川慶永…矢島健一
阿部正弘…草刈正雄

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ラムラム王

Photo昨年夏、諏訪で行われた「諏訪の長い夜」というアートイベントに参加しました(そのときのレビューはこちら)。そのとき行ったイルフ童画館で、武井武雄さんに興味を持ちました。で…図書館で見つけて読みました。

武井武雄・著
『ラムラム王』

不思議な少年ラムラム王が“ほんとうの生まれがい”を求めて奇想天外な旅を続けます。そして、最後にラムラム王が見つけたものとは…。


児童向け文学なんですけど…非常に興味深く、面白かったです。
主人公であるラムラム王がさまざまな国を渡り歩くさま、そして次々登場する魅力的な人々に、ワクワクさせられました。色々な人に出会い、その中で“ほんとうの生まれがい”を見つけようとする姿に、読んでいるこちらも、何かを見つけられたような気がします。

先に挙げたイルフ童画館。※イルフ童画館HPは、武井武雄さんの出身地である長野県岡谷市に、今から10年前にオープンした、武井さんの作品を中心に展示されている美術館です。
地元の文学者だというのに、児童文学というだけでなんだかあまり今まで目にしてこなかったのがもったいなかったなぁと思いはじめたのが昨年夏。で、今回作品を読んで、その思いはますます強くなりました。
今年、2008年は偶然にも武井武雄さんが亡くなってから25年になります。今年は機会を見つけて再びイルフ童画館に足を運びたいと思います。

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2008年2月23日 (土)

ドロップ

Drop

図書館で、面白そうな本ないかな…と物色中にみつけました。

品川ヒロシ・著
『ドロップ』

漫画「湘南爆走族」と「ビーバップハイスクール」にあこがれて「不良」になることを決め、狛江北中へと転校してきた信濃川ヒロシ。そこで待ち受けていたのは、ヒロシがまさに漫画で読んでいた不良生活で…。

お笑いコンビ・品川庄司の品川さんの本です。
不良って、なろうと決めてなるものなのか…私にはよく分かりませんが(笑)。
「湘南爆走族」も「ビーバップハイスクール」も名前でしか知らない漫画ですが、雰囲気的には、あぁこういう感じかぁというか。でもまぁ、たとえフィクションでも未成年の飲酒・喫煙とか喧嘩とか、そういうのを許せない人にとっては、我慢のならない作品かもしれませんねぇ。私自身は、中学生が普通にタバコとかお酒とかって、おいおい…みたいな呆れるところはありつつも、我慢できないほどではなかったかなぁと。
喧嘩していた相手と途中から仲良くなったりとか、けっこう面白いところもあったりして、文章にも勢いがあって、その辺はけっこう楽しんで読めました。

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2008年2月22日 (金)

映画『チーム・バチスタの栄光』

Teamvatista

今年映画館で観る16作目はこちら。
ずいぶん前に原作を読んでました。

映画『チーム・バチスタの栄光』

東城大学付属病院で結成された、難易度の高い心臓移植手術“バチスタ手術”の専門集団「チームバチスタ」は100%の確率で成功を収めていたのですが、3例続けて術中死が発生。病院長は窓際医師の田口(竹内結子)にその内部調査を押し付けます。大卒業時のテストに手心を加えてもらった負い目のある田口は、渋々にわか探偵を引き受けますが、当然のごとく上手くいきません。単純な事故として報告を締め括ろうとした矢先に現れたひとりの男。それは厚生労働省から派遣された破天荒なキレモノ役人・白鳥(阿部寛)。彼は「これは殺人だ、犯人はバチスタメンバーの7人の中にいる!」と断言し、コンビを組んだ田口と白鳥はメンバーを調査することに…。

やっぱり…田口が男性じゃなく女性となると、物語の雰囲気が全く違ってきますよね…。竹内結子さんが、なんだかとっても癒し系なお医者さんを演じています。彼女が術中死を調査しながら、関係者のことを「動物にたとえると…」といいながらメモの端っこに書くイラストが可愛くて面白かったです。とくに、玉山鉄二さん演じる第二助手・酒井のところ。横柄な態度の酒井に相当カッカきているらしい田口先生の様子にもちょっと笑っちゃいました。
また、チーム・バチスタのメンバーを演じる吉川晃司さん、池内博之さん、佐野史郎さん、玉山鉄二さん、田口浩正さん、田中直樹さん(ココリコ)、井川遥さんの7人がどの人も個性的でバランスもよく、違和感なく見ることが出来ました。けど…田口が見ている、バチスタチームの紹介VTRみたいなののオープニング、あれ、ちょっとカッコよすぎてはずかしいです…(笑)。
で…外科は専門外ということもあり、術中死の原因などサッパリ分からない田口のもとに現れたのが、厚生労働省からやってきた風変わりな男、白鳥。変わった人を演じたらこんなにハマる人はいないかも、と個人的には思っている阿部寛さん。今回もなかなか。そして見た目は原作よりもかなりカッコイイです。傍若無人に振る舞い、周囲を怒らせ呆れさせながらも、次第に真実に近づいきます。
そして後半、謎解きにかかる白鳥ですが…第一段階で明らかになるチーム・バチスタのメンバーが抱える問題。ちゃんとそこへ繋がるヒントが用意されているので、原作などを全く知らなくても気づく人は気づくでしょう。でも最終的な結論は、わりと見えにくいところから現れるし、その部分の説明は結構難しいかも?という気がしたので、バチスタ手術に関する説明の部分と同じくらいの時間を割いてもいいような気がしましたが、作品のテンポを重視するとサラッと流すほうがよかったのかもしれませんね。

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2008年2月21日 (木)

ドラマ『鹿男あをによし』第六話・すべての鍵を握る女 第二幕スタート

さて前回、サンカク(目)探しが振り出しに戻ってしまった小川先生ですが…今回から、第二幕スタート。

ドラマ『鹿男あをによし』
第六話・すべての鍵を握る女 第二幕スタート

小川は大和杯で入手した“サンカク”を鹿に届けますが、それは“目”ではないと言われてしまいます。鹿の言うところによると、鼠が鹿と狐のところへきて、最近人間の間で“目”の呼び方が“サンカク”に変わったと報告した、それが鼠の仕組んだトリックだったというのです。
小川は道子にその話をし、“目”がなくては鯰(ナマズ)を鎮められないと投げやりに言いますが、藤原は味方である狐に協力してもらえばいいと提案。すると小川は鹿からも狐の使い番に会うように言われていたことを明かす。狐の“使い番”は、“目”を鼠の“運び番”に手渡しているから、それが誰かを知っているというのです…。
 それを聞いた藤原は、京都女学館の長岡美栄しかいないと断言。長岡に会って、真相を確かめようと意気込むものの、小川は賛同しません。そんな小川の態度にしびれを切らした藤原は、翌日、奈良公園へ出かけ…。


えー…今回からあらためて“目”を探すこととなった小川先生。まずは狐の使い番を探すことになりました。長岡先生に変に思われたくない小川先生は、道子の強い勧めにも関わらず、長岡先生には狐のことを切り出せません…。

狐の使い番に関するヒントはこちら…
 1、使い番は女と決まっている。
 2、その女は“弧のは”で小川に目を渡すはずだった。
 3、そしてその女は“弧のは”で会うより以前に小川の前に姿を見せている。
そして、物語の進むうちに出てきた疑問はこちら…
 ◆鹿を見分けられる道子…その正体は?
 ◆長岡先生は油揚げが苦手…狐ではない?
 ◆狐について。…伏見ではなく京都市動物園の檻の中にいる。
   選んだ人間としか口を利かないので小川がその狐と話すことはできない。
 ◆京都から戻った小川を訪ねてきた堀田。「学校を辞めたい」と言うその真意は?

えーと…小川先生に“目”を渡すはずだった“狐の使い番”は、ほんとに「弧のは」に現れたのかなぁ…と疑問を今更ながら抱く私ですが…やっぱり「弧のは」で小川先生に会っていると考えるのが自然なんでしょうか。
小川先生が「弧のは」に行くより以前に会っていて「弧のは」でも会っている女性というと、長岡先生と道子の2人なんですけど、私には、意外にも(?)道子は上に挙げた条件をクリアしているような気がしてならないんですけども…。喋る鹿を見分けることが出来たあたり、只者ではない何かを感じます。
長岡先生に直球で「狐ですか」とたずね、怒りを買ってしまった小川先生。私的には長岡先生はないかな…という気がしますけども、本当のところはどうなのか…まだまだ気になるところです、
しかし…次回予告を見ると、流れは堀田のほうへ向かっているようで、なんだか訳が分からなくなってきました…。これは、もう少し見ないと色々分かってこない感じです…次回も見なくては!

小川孝信…玉木宏
藤原道子…綾瀬はるか
堀田イト…多部未華子
佐倉雅代…藤井美菜
福原重久…佐々木蔵之介
福原房江…鷲尾真知子
長岡美栄…柴本幸
南場勇三…宅間孝行
溝口昭夫…篠井英介
前村さおり…キムラ緑子
名取良一…酒井敏也
小治田史明…児玉清 
鹿…山寺宏一  ほか

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木曜時代劇『鞍馬天狗』―第6回・天狗と子守歌

Kuramatengu

2週間ぶりに見ました…。

木曜時代劇『鞍馬天狗』
―第6回・天狗と子守歌

幾松の置屋・亀福に赤子が捨てられていて、いっしょにあった手紙から亀福の元芸妓で五年前に駆け落ちで姿を消した“さと”が置いていった赤子であることがわかります。さとの勝手なふるまいにいらだつ幾松ですが、赤子の面倒を見るなかで、幾松は赤子に愛情を抱くように。そんなとき、旗本根岸家からの三人の侍が赤子を引き取りにやってきて、赤子は根岸家の跡取り息子で、何者かによって連れ去られたのだと語りますが侍たちの言動を怪しんだ幾松が三人を追い返します。そんなとき、さとを見つけ出して亀福に連れて行った倉田典膳が事情を聞くと、旗本根岸家の跡取りである赤子は跡目争いのお家騒動で命を狙われていて、赤子の母親である側女の家で働いているさとは、側女から頼まれて赤子を預かり亀福に隠したのだといいます。一方、赤子の奪回に失敗した三人の侍は新選組に協力を願うものの、旗本の跡目争いだとわかり協力を断る近藤。頼みの綱を切られた三人の侍は、金で浪士を集って大勢で赤子を奪いに襲う企てを立てますが、そこへ鞍馬天狗が現れ、三人の侍は助太刀を鞍馬天狗に依頼するのですが…。

二週に渡って放送された山嶽党奇談の結末を見届けられなかったことは、かなりの心残りですが、今回はまた、別のお話。次週からはまた二週にまたがるお話になるようなので、今回のはつなぎというか、箸休めみたいなものでしょうか。
旗本の跡目争いに巻き込まれ命を狙われる赤ちゃんを守ろうとする、幾松をはじめとする置屋の芸妓たち。鞍馬天狗はちょっと登場するくらいで(しかも刀は使わず、お座敷で幾松が見せた投扇興を真似て扇を使用)、どちらかというと、女性の強さなどがとても際立った回でした。
とくに、吉兵衛の流したウソの噂を信じてお座敷に乗り込んできた三人の侍を、見事な啖呵でもって追い返した、羽田美智子さん演じる幾松。カッコ良過ぎです。今回、良純さん演じる桂小五郎は長州に用事があるとかでお留守でしたが、もし居たら惚れ直していたでしょうね。
また、侍たちの味方になるかと思われた新撰組が、幾松の働きによって手を引いたのも大きかったでしょう。京で新撰組といえばやりたい放題で他に逆らうもののない存在だったので(あくまでもこの物語上)、彼らがあちらについたままだったら、こうまで上手く行ったかどうか…。


倉田典膳(鞍馬天狗)…野村萬斎
桂小五郎…石原良純
白菊姫…京野ことみ
幾松…羽田美智子
黒姫の吉兵衛…徳井優
近藤勇…緒形直人
土方歳三…杉本哲太
さと…宝生舞
林幸兵衛…デビッド伊東
谷津慎之介…唐渡亮

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2008年2月20日 (水)

ミスド&モス提携

さっきテレビを見ていて、このニュースにびっくり。
ダスキン(ミスタードーナツ)とモスフードサービス(モスバーガー)は資本・業務提携を結び、食料・原材料・包装資材などの共同調達や商品等の共同配送によってコスト削減を図るとともに、商品開発などで協力していくことを発表しました。少子高齢化や原材料価格の高騰で厳しい状況のなか、他の企業と対抗していこうという狙いのようです。
ミスドは新商品が出るたびに気になって購入してしまうくらいだし(で、リピーターにもなる・笑)、我が家では両親からしてマック(マクドナルド)より断然モス派で、そんな影響からか普段ちょっと出かけて軽くお昼…とか言うとモスに寄ったりするくらいだし、そんなわけで、どっちも昔から好きなので、嬉しいといえば嬉しいかな?
…なにはともあれ、これで両方がいい方向へ向かっていくことによって、ますます良い商品を提供してもらえるといいなぁというのが、いち消費者(というか私)の願いだったりします。

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2008年2月19日 (火)

映画『エリザベス:ゴールデンエイジ』

Elizabethgoldenage今年映画館で観る15作目はこちら。
前作を観てないのが気にかかりつつ、観て来ました。

映画『エリザベス:ゴールデンエイジ』

25歳でイングランド女王に即位したエリザベス(ケイト・ブランシェット)。プロテスタントの女王として即位したものの、国内にはカトリック信者が大勢おり、不安と憎悪が渦巻いていました。
…その頃、ヨーロッパ列強はイングランドを占領すべく狙っていて、スペイン国王フェリペ2世はことあるごとに圧力をかけてきます。さらにカトリック派のスコットランド女王メアリー・スチュアート(サマンサ・モートン)の存在も火種となっていました。
そんな中、アメリカ大陸から帰還したばかりの航海士ローリー(クライヴ・オーウェン)と出会い、新世界の心躍る冒険談を語る彼に惹かれていくエリザベスと、彼女に尊敬以上の感情を抱くローリー。身分を越えて惹かれあうふたりの障害は、イングランドの最高権力者としてのエリザベスの信念だったのです…。

やっぱり、前作を見てから行くべきだったかなぁという…?
でもまぁ歴史的な背景とかは作中でも説明されているので、なんとかついて行けた気がします。昔、こども向けの歴史の本で読んだ、スペインの無敵艦隊をイギリスが破った話を思い出して、あぁあの辺の話なんだなと思いながら観ました。
…それにしても、エリザベスが心惹かれる、クライヴ・オーウェン演じるローリーのカッコいいこと。惚れ惚れしますね。女王という立場にいて、自分に対して本音でものを言う人がほとんどいない、そんななかに、あんな風に懐に飛び込んでこられたら、好きになっちゃうんだろうなぁ。
ケイト・ブランシェット演じるエリザベスが、強くて、気高くて、美しくて、それでいてふと見せる寂しそうなというか、弱さにひきつけられます。とくに、ローリーがアメリカ大陸に行く許可が欲しいと言い出したときの、彼を引きとめようとする様子が、なんかカワイイなぁーと思いました。
でも、女王という立場から行動に移せない自分の代わりに、ローリーに自分の侍女を近づけてみたり、彼のほうも、エリザベスを想いながらも近づいてきた侍女と親密になったり…なんだかややこしい世界ですねぇ。まぁそのややこしさが、物語を面白くするんですけどもね…。

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2008年2月18日 (月)

映画『転々』

Tenten_3今年映画館で観る14作目はこちら。
昨年公開でしたが、ようやく地元の映画館で観る機会に恵まれました♪


映画『転々』

家族もなく孤独で自堕落な生活を送る大学8年生の文哉(オダギリジョー)。いつの間にか作った借金は84万円。そんな彼のもとに借金取りの男・福原(三浦友和)がやってきて、吉祥寺から霞ヶ関まで歩くのに付き合ったら借金をチャラにすると提案されるのでした。
…借金を返すあてのない文哉は福原の条件を呑むしかなく、井の頭公園の橋から、男二人の奇妙な旅が始まります。そして調布の飛行場に着いた時、福原は妻を殺したことを告白し…。

もうほんと、なんだか…(笑)。至るところに笑いのネタが転がっていて、それがもう可笑しくて可笑しくて仕方なかったです。
文哉のちょっと複雑な生い立ちだったり、福原の語る奥さんとの思い出だったり…ちょっとしんみりさせられる場面もありつつ、しんみりしてるかと思うとそこで「えぇ!」みたいな笑いのツボが用意されていたりして、そのバランス感覚というか、絶妙なタイミングっていうのか…そういうところに翻弄される自分がいたりします。
三木聡監督とオダギリジョーくんといえばドラマ『時効警察』ですが、私じつは放送されていたときに一度も見たことがなくて、最近ついにDVDで最初のシリーズを見終わったところで…三木ワールドがまだ鮮明に脳に焼き付いているところだったので、かなり楽しめました。
『時効警察』でジョーくんの上司&同僚役だった岩松了さんと、ふせえりさんは、松重豊さんとともに、福原の奥さんが勤めるスーパーマーケットの店員さん。なんかこの人たちの出てくるシーンはユルさとかがほんと『時効警察』を思い出させるというか…スーパーの事務室が時効管理課に見えました…(笑)。そして、このドラマを知っている人にとってはちょっと嬉しい、サプライズな人もワンシーンだけ登場してたり…。
後半に登場するのは小泉今日子さん演じる、スナックのママさん・真紀子。で…彼女の姪でマヨラー女子高生・ふふみを演じるのは吉高由里子さん。ひょんなことから文哉と福原は家族を演じることになりますが…不自然なところはありつつ、だんだんとこんな家族があるかもしれない…という気がしてきて、その温かさというか和む感じに、この時間がずっと続けばいいなぁと思わされたりします。
笑って、ほのぼのして、ちょっとしんみりして、なかなか楽しい作品でした。

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2008年2月17日 (日)

大河ドラマ『篤姫』―第七話・父の涙

Atsuhimeさて前回、菊本突然の自害という事態が起こりましたが、その菊本の思いとは…?

大河ドラマ『篤姫』
―第七話・父の涙

於一は菊本の自害に激しいショックを受けます。その上、忠剛が菊本の亡がらを罪人並みに処分したことで、父に対して強い反感を抱くのでした。しかしその夜、於一は菊本がお幸に遺書を託していたことを知ります。そこには、本家の養女となり輝かしい未来が開けている於一の将来を考え、自分のような身分の低い者が育てたという事実を消し去りたい、そのためにあえて死を選んだと書かれており、於一は、菊本の一途な思いをあらためて知り、斉彬の養女となることの重大さを学ぶのでした…。

今回は、於一が島津本家へ養女として向かうまでの、今和泉家をとりまく人々の様子が主に描かれました。菊本自害の後、忠剛の取った態度を受け入れられない於一ですが、母・お幸や、いつものように囲碁をしにきた尚五郎の言葉によって、父への反感をなくしていき、養女として城へ上がるまで、親子として過ごせる残りわずかな時間を大切に過ごしていきますが…父・忠剛は寂しい気持ちを上手く表に表すことが出来ない様子です。素直になれない様子を見るのはもどかしいですが、いいお父さんだなぁと微笑ましいというか…、ちょっと笑ってしまいました…。
そしてとうとう城へ上がる前日。家族だけでのお別れの宴の席。お兄さんである忠敬はお父さん譲りの性格というべきか「お前などに頭を下げねばならないとは…」とか「於一の酌では酒が上手くない」とか、ほんとに素直じゃないんですけど、どこか寂しさがにじんでいましたね。
…と、そこへ肝付家からのお祝いの品を持って現れたのが尚五郎。於一への気持ちを知っている忠剛は彼を引きとめ、最後に囲碁をと誘います。囲碁をするシーンだったりこのふたりのほのぼのだったり、強気な於一にタジタジな尚五郎の様子がすごく好きで、見るのがいつも楽しみだったので、これからは見られないんだなぁと思うと、なんだかとても寂しいです。…その帰り、於一と尚五郎は互いに肌身離さず持っていたお守りを交換します。このお守りを見せ合ったとき、初めて尚五郎は於一に特別な思いを抱いたんだろうと思われるので、尚五郎にとってこのお守りは、特別なものですね。
そして翌日、「父上と母上の娘であったことを誇りに生きていきます」と挨拶する於一に忠剛は「わしもそなたの父であって、愉快じゃった」と返します。確かに…ハラハラしたり怒ったり忙しそうでしたが、退屈はしない姫さまだったでしょうね(笑)。
駕籠に乗りこみ出て行く於一を見送る今和泉家の人々。去っていくとき、駕籠のなかの於一から見えるのは、深々と頭を下げる両親と兄たちの姿。それが徐々に見えなくなっていくのがなんとも切なかったです。駕籠と行列がすっかりいなくなって立ち上がった父・忠剛は庭先にたたずみ、とうとう涙を流します。そして母・お幸は空になった於一の部屋で娘を思って泣き崩れます。…ここは、涙なくしてはみられませんでした。
一方、沿道には於一の乗る駕籠を見送る尚五郎や西郷たちの姿がありました。於一と尚五郎は前の晩に交換したお守りを見せ合います。その行列が去った後、道にへたり込む尚五郎。…やっぱり辛いなぁ…きっと初めてほんとに好きだと思った人だったんでしょうに…。
…こうして、18年間育った今和泉島津家と、そこで交流のあった人々と別れ、新たな道を歩き出した於一ですが…島津本家でも色々と問題が持ち上がりそうな気配。来週からは舞台が今和泉島津家から島津本家に移りますが、今までとは違った雰囲気の大河ドラマ『篤姫』が見られるんでしょうか…?

於一(篤姫)…宮﨑あおい
尚五郎(小松帯刀)…瑛太
島津斉彬…高橋英樹
島津忠剛…長塚京三
お幸…樋口可南子
島津忠敬…岡田義徳
菊本…佐々木すみ江
小松清猷…沢村一樹
西郷吉之助(隆盛)…小澤征悦
阿部正弘…草刈正雄
徳川斉昭…江守徹

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映画『KIDS』

Kids

今年映画館で観る、13作目はこちら。
…完全なる、玉木くん目当てで観に行ってきました(笑)。

映画『KIDS』

町の工場で働くタケオ(玉木宏)は、いきつけのダイナーで見慣れない少年アサト(小池徹平)と出会います。テーブルの塩を手を使わずに引き寄せているアサト。彼には特殊な能力があったのです。チンピラに絡まれたタケオをアサトは不思議な力で救い、友情が芽生えるふたり。…しかしタケオは、アサトがその力を使うことをよく思っていませんでした。ダイナーでバイトをしているシホ(栗山千明)に想いを寄せるアサトは、シホの悲しい過去を知り、ある行動に出るのですが…。

自分の体に他の人の傷を移すことができるアサトが、子供たちが遊んでいるときに創った傷なども端から自分の体に移していることが、タケオは気に入りません。それはやっぱりアサトのことを友達として気にかけているからなんですけど…痛がっている人を放っておけないアサトにはなかなか伝わらないというか、…その辺がもどかしく、またタケオやシホといるときは笑顔を見せるアサトが、家に帰ると複雑な家庭の事情から辛そうな表情になってしまうのが痛々しかったです。シホも過去にあった出来事が原因でマスクをはずすことが出来ずにいて、その過去を知ると、シホの過去になんとも言えない思いを抱かされます。
最近は…『のだめ…』とか『鹿男…』とかみたいな、結構真面目っぽい役柄のものが多く、CMなどでもこの路線が多かったので、今回のようなガテン系というか…ワイルドな玉木くんは新鮮な感じ。ちょっとコワいというか、近寄りがたいかんじなのに、ふとのぞかせる優しさというか、アサトやシホを思いやるところが、すごく好きだなぁと思いました。それから小池徹平くん演じるアサトが、ちょっと儚げな雰囲気で、思わず守ってあげたくなるような雰囲気でした。あとシホを演じた栗山千明さんは、私的にはちょっと変わった…というか、クセのある役をされているという勝手な印象を持っていたので、この作品のようなやわらかい雰囲気というか…そういうのも似合うなぁとあらためて思ったりもしました。
あと…3人がドライブに出かけるシーンがあって、その行き先が、私の住んでいる近くで、これは予告を見てたときから見覚えあるなぁと思ってたんですけど、なんだか嬉しくなったりもしました。

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映画『L change the World』

Lchangetheworld今年映画館で観る12作目はこちら。
久々に、Lに会えました。

映画『L change the World』

キラ事件解決の代償として唯一無二のパートナー、ワタリ(藤村俊二)を失い、自らもデスノートによる究極の選択をしたL(松山ケンイチ)の下に、突如消滅したタイの村でただ1人生き残った幼い少年・BOY(福田響志)がワタリへのメッセージを携えて送られてきます。そしてもう1人、亡き父親からあるものを託された少女・真希(福田麻由子)が追っ手から逃れるように飛び込んでくるのでした。新たな《死神》の出現を察知したLは2人の子どもを守りながら人生最後の難事件に挑み…。

物語としては、『デスノート』前編でLが日本でキラ事件の捜査官たちの前に姿を現す以前のところが描かれて、同じく後編(THE Last Name)でキラこと月(ライト)との対決に向かうところ、そしてその後…という辺りで、後編のいちばん最後、キラ対策室で夜神総一郎と話すシーン、これがLの最期になるわけですけども、月(ライト)との対決からそこまでにこういうことがあった、というお話。
…ワタリが死んでしまったあと、それを忘れようとするかのように仕事に没頭する様子だとか、ワタリの亡骸に布を被せるシーンのLの表情が、なんともいえなくて…ワタリの存在の大きさがうかがわれました。
そして、BOYや真希との関わりあいの中で見せる、戸惑うような表情だったり、ふとしたときに見えるやわらかい表情がすごく新鮮で、印象的で…予告などでも流れている、去っていくLの後姿を見ているうちに、ちょっとうるっときてしまいました…。
また今回、事件のカギを握る存在として登場した真希を演じる福田麻由子さん。父親の壮絶な最期を目の当たりにした衝撃や、それによって抱いた憎しみなど…さまざまな表情でひきつけられました。
社会現象にすらなった前2作で初めて『デスノート』を知って、原作漫画は読んだことないんですが、Lというキャラクターに魅せられ、松山ケンイチくんという俳優さんの魅力を知ったこのシリーズ。終わってしまうのは寂しい気もしますが…。

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