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2008年4月 6日 (日)

大河ドラマ『篤姫』―第十四話・父の願い

Atsuhime

今回は、娘を思う父の姿に涙、涙でした…。

大河ドラマ『篤姫』
―第十四話・父の願い

家祥は、朝廷より将軍宣下を受け、名を家定(いえさだ)と改め第13代将軍となり、生母の本寿院も、そろそろ御台所の件を固めたいと老中らにはっぱをかけます。
一方、御台所になどなれるわけがないと英姫に断言された篤姫は、鬱々とした日々を江戸の薩摩藩邸で送っていました。
年が明け、アメリカのペリーが再び江戸沖に現れ、斉昭は徹底して鎖国・攘夷を主張するものの、井伊直弼らは和親条約を締結。下田と函館の港を開くこととしました。この騒動のため、江戸から急に呼び戻された斉彬は、薩摩を出立する直前に病床の忠剛を見舞い、その際に忠剛から一つの頼み事をされることに。
江戸の薩摩藩邸に到着した斉彬に、篤姫は御台所の件について素直に問いかけます。斉彬は、斉昭らの反対があることを包み隠さずに話し、また、忠剛がずいぶんと前に亡くなってしまったことも話してしまいます。忠剛は、つまらぬことで篤姫を動揺させたくない、亡くなってもそのことを篤姫には伝えてくれるなと斉彬に遺言していました。伝えるなと言った父・忠剛の気持ち、それでも伝えた父・斉彬の思いに、篤姫は熱く涙するのでした…。

ペルリ(ペリー)一行の再来航によって、混乱に陥る江戸の町。そして開国派の井伊直弼と、攘夷派の徳川斉昭の尽きない対立で、幕府もまた混乱。まぁ無条件に開国すればいいというものでもないでしょうが、追い払え、大砲を撃ってきたら撃ち返せと血気盛んな斉昭もどうかと…。なんか…第二次世界大戦頃の“大日本帝国”みたいだなぁなんて思ってしまいました。この対立が、やがてあの桜田門外の変に繋がっていくんですよね…。
今回は初めて、ほんのちょっとですが江戸城の大奥が出てきました。家祥改め家定の生母である本寿院も登場。そんな母上の絵を描いているのかと思いきや、アヒル(?)の絵を描いている家定。相変わらず、なんだかなぁと思わせる人です。

そして…そんな江戸での騒ぎの影響から、通常の参勤交代よりも早く薩摩を発つことになった斉彬は、今和泉島津家を訪ね、病に臥している忠剛を見舞いました。ふらつく身体を必死に起こし、挨拶する忠剛は、江戸にいる篤姫への言伝を尋ねられ「言伝はありませんがお願いがございます」と、斉彬に申し出ます。その必死な表情に…早くも涙腺が緩んでしまいました。
そして、江戸の薩摩藩邸では「御台所の件は殿の思い込みじゃ」と英姫から言われ鬱々とした日々を送っていた篤姫が一念発起。幾島とともに、書院に座り込み英姫へのお目通りを願いました。そして、その願いが聞き届けられたものの、相変わらず素気無い扱いに思わずその後を追おうとした篤姫。勢い余って御簾を倒し、そこにいた英姫の、顔を布で覆った格好を見て目を丸くします。後で、幼少の頃に罹った病によって顔に痘痕(あばた)が残ったという話を聞いて「嫌われているわけではなかったのだな」と安心し、また「母上様はお寂しい方なのじゃ」と英姫を思う気持ちを見せます。その、目の前にあることを真っ直ぐに受け止めながら、深いところまで気持ちを向けることにできる心の大きさ…感心するばかりです。
江戸への道中、忠剛の死を知った斉彬。薩摩藩邸で篤姫の挨拶を受けて、複雑な表情を見せます。そして…篤姫とふたりきりになったところで、忠剛の死とその遺言を伝えます。大きな役目を果たすため、知らない者ばかりに囲まれ修行に励む娘を思って、これ以上の負担をかけたくないからと、自分に何があろうと知らせないで欲しい、それが忠剛が斉彬への頼みごと…“遺言”だったのです。その表情、どこまでも娘を思うその強い気持ちに涙が…涙が止まりませんでした。そして、薩摩を出るとき「薩摩を思って泣くのはこれが最後」と誓ったはずの篤姫の、薩摩に残してきた父を思って涙する姿にももらい泣きしてしまいました。

さて…来週は「姫、出陣」。斉彬にもなにやら起こりそうな様子。そして隠居していた斉興まで久々に登場してきます。どうなることやら…。

篤姫…宮﨑あおい
尚五郎(小松帯刀)…瑛太
島津斉彬…高橋英樹
島津忠剛…長塚京三
お幸…樋口可南子
島津忠敬…岡田義徳
小松清猷…沢村一樹
お近…ともさかりえ
幾松…松坂慶子
小の島…佐藤藍子
英姫…余貴美子
西郷吉之助(隆盛)…小澤征悦
大久保正助(利通)…原田泰造
徳川家定…堺雅人
本寿院…高畑淳子
徳川斉昭…江守徹
阿部正弘…草刈正雄
井伊直弼…中村梅雀

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