ワット・アルン(暁の寺)
三島由紀夫著「豊饒の海(三)暁の寺」のモチーフになった場所です。
ASKAさんのシンフォニック・コンサートの翌日、オプショナルツアーでバンコク市内の観光に出かけました。まず最初に訪れたのが暁の寺ことワット・アルン。ビルマに破壊されたアユタヤを奪還した、アユタヤ王朝の武将・タクシンによって開かれた都・トンブリーの守護寺でした。15年で幕を閉じることになったトンブリー王朝でしたが、写真の大仏塔は、その後都をバンコクに定めたチャクリー王朝によって、もともと高さ16mだったものを79mに改築されました。
途中まで階段で上ることが出来るというので、登ってみましたが…この階段がかなり急で…結構怖かったです(汗)。とくに登るときよりも、降りるときが。手すりにつかまりながら、横向きで、そろりそろり…という感じで怖々降りてきました。
仏塔の装飾には、中国製の陶器を使用しています。ひとつひとつ見ていくと、あぁこれはお皿だな…とか分かるので楽しいです。これは、トンブリー王朝を作ったタクシンがタイ人と中国人の間に生まれた人だったからということと、あとはこの塔が改築されたラマ3世の頃、中国文化が流行っていたからだ、ということです。
ワット・アルンまでは対岸の船着場から船で行きました。上の写真はそのとき船の中から撮ったもの。
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