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2008年8月 2日 (土)

風の都

Kazenomiyakoすごく興味を持ったところに、いいタイミングで発売になったので、わくわくしながら聴いてます。

古武道
「風の都」

 1 風の都
 2 Libertango (ピアソラ)
 3 空に咲く花 
 4 メトロポリタン~僕らの交差点~
 5 My Favorite Things (ロジャース)
 6 木もれ日の庭
 7 荒城の月 (滝廉太郎)
 8 Prelude~「無伴奏チェロ組曲第1番」より (J.S.バッハ)
 9 亡き王女のためのパヴァーヌ (ラヴェル)
10 琥珀の道 (一ノ瀬響)
11 旅立つ春

チェロ:古川展生 ピアノ:妹尾武 尺八:藤原道山

ひと言で言い表すならば、“聴くと元気になれるアルバム”です。
個人的な好みでいえば、前作(「KOBUDO」レビューはこちら)よりもこちらのほうが好きかも…?という感じです。聴き覚えのある曲が多いから…というのもありますが、それ以外の初めて聴く曲も、カッコイイなとかきれいだなとか…すんなりと聴けて、それでいてずっと聴いていても飽きずにいいなぁと思える部分がたくさんあったりします。

「Libertango」や「メトロポリタン~僕らの交差点~」のようなテンポの速い曲を聴いて興奮している辺り、私もまだまだ若いなって気もしますが…聴いているうちにどんどん好きになったのはチェロの古川さん作曲の「空に咲く花」だったりします。なんだか…胸の奥から温かくなってくるみたいな、優しさと切なさにジーンとしてきます。

ブックレットでピアノの妹尾さんが「亡き王女のためのパヴァーヌ」についての解説で道山さんの尺八について「本当に尺八なんですよ(笑)」とコメントされています。ほんとに…尺八の音じゃないみたいというか、何というか…胸がキュン(←古い)とする音色です。

今度の週末、東京まで古武道のライブを聴きに行くんですが…このアルバムを聴いていたら、すごくすごく待ち遠しくって堪らなくなりました。

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