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2008年9月 6日 (土)

サイトウ・キネン・フェスティバル2008スクリーンコンサート(茅野市民館にて)

Skfscクラシックに興味を持って約3年…今回初めて、サイトウ・キネン・フェスティバルの一部分(?)に参加してきました。

サイトウ・キネン・フェスティバル2008
スクリーンコンサート
2008年9月6日(土)19:00より 茅野市民館にて

指揮:小澤征爾
演奏:サイトウ・キネン・オーケストラ

曲目
交響曲第32番ト長調K318(モーツァルト)
ヴィジョンズ-オーケストラのための(武満徹)
交響曲第1番ニ長調「巨人」(マーラー)

※NHK-BShiにて、長野県松本文化会館より生中継
出演 宮本文昭(音楽家)、高橋美鈴(アナウンサー)


サイトウ・キネンのコンサートの様子をこれだけしっかり目にしたのは初めてでしたが…ほんとにすごいステージでした。
演奏された曲はどれも初めて聴く曲で…しかも武満徹さんとマーラーは、ほかの曲に関しても今まで聴いたことがない…という状態で多少の不安もありましたが、始まってみたらそんなことは関係なくなりました。
BSで放送されているものを大きなスクリーンで観るというスタイルなので、コンサートの行われているホールで休憩だとか、オーケストラのメンバーが出入りしている時間には、これから演奏される曲についての紹介や、このサイトウ・キネン・フェスティバル全体について紹介するVTRがあって、それが演奏を聴くときにも役立った気がしました。

モーツァルトは、この曲自体は初めて聴くものの、ほかの交響曲だとかオペラの曲だとか、あとピアノ曲などの室内楽だとか…いくつか聴いたことがあったので、モーツァルトらしい軽やかさやキラキラする感じに、わくわくさせられました。ベートーヴェンが交響曲のスタイルを「こう!」と示す以前の交響曲って、編成は小さく、演奏時間も短いですよね…。そう知っていたのに、この曲は、なんだかとりわけ短く感じてしまいました。

武満徹さんの「ヴィジョンズ」、これはフランスの画家ルドンの作品「神秘」と「閉じた眼」をモチーフにしたという2曲構成。曲が始まる前、宮本さんが武満さんについて「心の中にとても静かなものを持っていて、お話をしているとこちらの心も水を打ったように静けさが生まれる」と話してらっしゃって、それを聞いたからかもしれませんが、そんな心の内にある静けさと、そこから時折顔を出すざわめきやうねり、激情や色彩豊かな部分…まるで誰かの心の中を表しているような、そんな印象でした。
今まで聴いたことのない作曲家でしたが…そして現代のものはほとんど聴いてこなかったですが、なかなかいいものだなぁと思いました。
この曲で面白い形のフルートが使われていたので、帰宅してから本で調べました。バス・フルートという、歌口の近くがU字に曲げられています。これは長さが130cmもあるためだそう。フルートというと高く澄んだ音…というイメージですが、このバス・フルートは普通のフルートよりも1オクターブ下の音域で、低く柔らかく優しい音色でした。

最後のマーラー。放送では高橋アナウンサーが「マーラーは難しい、という印象をもたれがち」と言っていましたが、ほんとにその通りで…私もずっと「マーラー?なんか解り辛そう…」と、今までちゃんと聴くことはなかった作曲家でした。だからといってモーツァルトやベートーヴェン、それにバッハなどが特別解り易いから聴いていた、というわけでもないんですがね…。
今回演奏された「交響曲第1番」は、マーラーが20代の頃に作られたものだそう。そう知ってから聴くせいか、すごくその…清々しく素直で心地よく、それから爆発力に心を奮い立たせられました。
私がいいな!と思ったのは、チェロのピチカート。第1楽章に登場してから以降もあちこちで登場する、そのやわらかい音色、まん丸の音の玉が目に見えるようでした。

演奏が終わって…、スクリーンを前にして思わず拍手せずにはいられない…そんな感動がありました。指揮台の正面から映された小澤さんの興奮を隠しきれないような表情、またいちばん後ろの金管楽器や打楽器のところまで登っていって全員と握手する小澤さんと、そんな小澤さんと握手を交わし、また小澤さんのために譜面台を脇によけて道を作っているオーケストラのメンバーの人たちの様子もまた、印象的でした。
…生で目にし耳にする感動に勝るものはないでしょうが、その会場では目にすることがないようなアングルから楽しむこともできるので、また違った楽しみがあるんだなぁと思いました。
時間があるとき、それから興味のある曲のときなどに「N響アワー」を見ている私ですが…いつも、もっと大きな画面で、もっと大きな音で聴けたらいいのにと思ってましたが、それが叶った感じでした。

このプログラムはきょうを含め、3回行われるんですよね。スクリーンコンサートを体験してから生を聴きにいくというのもひとつの鑑賞方法としてありだな、と思いました。きっと、一度聴いているからといってそのぶん感動が減るということはないでしょうし、むしろその逆で、二度目のほうがより感動が大きく深いかもしれません。
「気になるものは生で見たくなる」という性分の私としては…次は生でこの感動を味わいたいと思いました。毎回入手困難なチケットだと聴いていますが…是非来年叶えたいと思います。

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コメント

やっぱり~。スクリーンコンサートでも、拍手したくなるでしょう?
小澤さんの表情とか、各奏者さんの楽器扱い、表情はテレビでないと観ることがやはり難しいので、今度録画したはずの友人から借ります。(←小さな声・笑)
感動をもう一度。
来年は買えるといいですね。私も入手できるか心配ですが、お互いに頑張りましょう。

>knさん
そうなんですよね~思わず拍手したくなっちゃうんですよね!
テレビと生、両方にいい部分がありますよね。
サイトウ・キネンのなかでも人気の高いプログラムだそうで
なかなか入手困難なチケットみたいですね…。
来年はチケット発売日もちゃんとチェックして臨みたいです。
ほんと、お互い頑張りましょう♪

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