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2008年10月

2008年10月31日 (金)

10月に観たい映画その後

10月もきょうで終わりです。
ということで、今月観た映画のまとめを。


映画館で観た作品
※タイトルから、このブログ内の感想記事へリンクしています。

容疑者Xの献身
フジテレビで放送されていたドラマ『ガリレオ』の映画化作品。
天才物理学者・湯川が、かつての親友であった天才数学者の作り上げたアリバイを解き明かそうとします。その謎が解かれたとき…目に入っていたはずなのに見落としていたヒントがたくさんあったことに驚かされました。


さて…今月映画館で観たのは以上の1作になります。
バタバタしていたのもありますが…どちらかというと、なんとなく気分が乗らなかった…というところが本音だったり(笑)。来月はもうちょっと観に行かれたらなと思います。
また、レビューには上げていませんが、テレビで放送された『フラガール』を見ました。この作品を見るのはもう数回目になりますが、何度見ても感動する大好きな作品です。

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2008年10月30日 (木)

ロック母

Rockmatherこの間も…なんか違う人の短編集を読んでた気もしますが…。

角田光代・著
『ロック母』

未婚の母となるのを目前にして故郷の島に戻ってきた“私”が目にしたのは、かつて自分が聴いていたロックを大音量で聴きながら人形の服を縫う母の姿で…(表題作『ロック母』)。1992年から2006年までに書かれた7つの短編を収録。

書かれた時期もバラバラで登場する人もみんな違うのに、どこか共通する空気というか、雰囲気が感じられる短編集でした。今まで私が読んだ角田さんの作品は比較的新しいもの(2000年以降くらい)ばかりだったので、昔のはちょっと違った感覚で新鮮だったし、最近のものは読みなれた…というか読み覚えのある感覚でした。
舞台が日本ではない作品もいくつかあって、そのなかでも『緑の鼠の糞』は今年6月に行ったタイが舞台で、普段はあまり縁のない遠い土地なのになぜか身近に感じられました。こういう感覚ってずっと続いているような気がしています。ニュースでタイのことをやっていたり、テレビ番組や映画などでタイが登場すると、ついつい見入ってしまったりしている自分がいます。

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2008年10月29日 (水)

早くも

Heaterここ数日の冷え込みに、もう我慢ならんということで(笑)…3日くらい前からヒーターを点けています。寒がりなので、どうしてもずーっと点けっぱなしになりがちです。一時期に比べれば安くなったとはいえ、灯油もまだまだ高いので節約しないと…。そして地球にも優しくしないとね…。

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2008年10月28日 (火)

明日この手を放しても

Asitaさいきんは図書館の本ばっかり読んでますが…これも。


桂望実・著
『明日この手を放しても』

19歳で目の病気にかかり失明した凛子。家族の中で向日葵のような存在だった母が亡くなったうえ、寡黙ながら優しい漫画家の父までもが突然いなくなってしまい、残ったのは自分のことだけで精一杯な兄・真司。全く気の合わない兄妹ふたりの生活、その未来に待っていたのは…。

今まで普通に見えていたものが、見えなくなってしまうという…“途中失明”。なんとなく想像して、不便なことも多いだろうし…と考えました。そして、そんな彼女が図らずもふたりきりで暮らさなければならなくなったのは、およそ目の不自由な人に対する気配りが出来るとも思えない兄・真司。確かに…最初のほうは、もうちょっと何とかならないのかこの人は…と思うところもいっぱいありましたが、自分の置かれた状況に文句ばっかり言っているところから、10年経つ間に、仕事のことだったり妹のことだったり…一生懸命に考えるようになっていく様子に、だんだん彼のことが好きになって行きました。

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2008年10月27日 (月)

映画『容疑者Xの献身』

Yougishax_2ことし映画館で観る、61作目はこちら。
ようやく観に行かれましたよ…。

映画『容疑者Xの献身』

娘とふたりで暮らしながら弁当屋を営む花岡靖子(松雪泰子)。ある日、靖子の元夫・富樫(長塚圭史)が死体となって発見され、靖子は容疑者として捜査線上に上るものの、彼女には完璧なアリバイがあったのです。
一方、靖子のアリバイを崩そうとする女性刑事・薫(柴咲コウ)は、この件を天才物理学者・湯川(福山雅治)に相談。そこで湯川は、かつて唯一天才と認めた男・天才数学者・石神(堤真一)が靖子の隣人と知り、事件の裏に石神がいるのではないかと考え…。

原作を読んだことはなく、ドラマもですね…全部は見てないんですけども。それでもドキドキ、ハラハラしながら楽しんで観ました。ドラマをもっとちゃんと見ていたら分かるようなネタ(?)とかあったりしたかも…と思うと、ちょっと惜しかったかなぁと。これを機会にドラマを見直したいところですが…しばらくは、無理かなぁ。
…さてこのお話、犯人と共犯者が観る側にあらかじめ示されたうえで、その完璧なアリバイはどうやって作られたのか?という謎が解き明かされるというスタイルなので…犯人が誰か?という謎を解くよりも、実は難しいかもしれません。けれどもその、難しさゆえに観る側はどんどん引き込まれていく…という気もします。
途中、湯川と石神が旧交を温めつつもお互いに腹の内を探りあうような部分が、やっぱりちょっとハラハラさせられました。とくに、石神が靖子に働きかけて小出しに証拠を出させる辺りはゾクゾクさせられて、またそんな石神に、核心を突くような言葉を投げかける湯川にもドキッとさせられました。
そして…湯川がアリバイの謎を解き明かしたとき…してやられたというか、目に入ってたのに気がつかなかった!というか…そこまで深く考えてなかった…と、ちょっと悔しかったですね…。

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2008年10月26日 (日)

大河ドラマ『篤姫』―第四十三話・嫁の決心

Atsuhime2今回は、和宮の言動が見どころになりそうな感じ。


大河ドラマ『篤姫』
―第四十三話・嫁の決心
家茂の死を聞かされた悲しみに沈む天璋院は、和宮が髪をおろすこともなく京へ帰るつもりだと聞き真意を問いただしますが、和宮は、幕府も徳川家も大奥も自分にとってはもうどうでもよいのだと語るのでした。
一方薩摩では、帯刀が久光の命を受け京へ上る準備をしていました。お近に、お琴とは別れると告げて出発する帯刀ですが、お琴との間に子ができていたことを知り、別れを切り出せなくなってしまいます。
帯刀は西郷や大久保と協力し、有力大名が政治に参加する列侯会議を開くことに成功します。しかし、したたかな慶喜に翻弄され会議は失敗に終わってしまい、こうなれば力で幕府を倒すしかないと決意する西郷と大久保に、帯刀は衝撃を受けるのでした。
大奥では、和宮が京に帰る日取りを天璋院へ報告に来ていました。和宮を責める本寿院に対し、和宮は家茂を心から思っていたと反論する天璋院。和宮は家茂への思いを断ち切るように髪を下ろし静寛院となりました。自分の思う道を生きて欲しいと告げる天璋院に、静寛院は「母上様」と呼びかけ、自らの決意を語り始めるのでした…。



今回は最後の最後、天璋院と和宮に泣かされました…。
大坂で家茂が亡くなったことで悲しみに暮れる天璋院と和宮。とくに和宮の落胆振りが…ほんとうに切なかったです。無言の帰還を果たした家茂とともに届いた、和宮への土産として彼が求めたという西陣織が…その悲しみを深く感じさせられました。
和宮は今回、兄である孝明天皇も亡くして…自分が役目を果たせなかったことで兄を苦しめたのが原因だったのでは…とさらに苦しむ結果になって、その様子は気の毒としか言いようがありませんでした。
しかし…そんな悲しみのなか、天璋院の強く生きる姿に接し、大奥に残り徳川家の人間として生きることを決意した和宮改め静寛院もまた、強い人なんだろう…と思いました。
そして…天璋院が「私が強いとしたら、それは家定様がいるから」と語る表情が、ほんとに…たとえようもなくいい表情で、それを見ていたら、なんだかまた泣けてきました。

それから…一方、薩摩。
孝明天皇崩御によって長州征伐の件もとりやめになったりしたこともあり、ここが狙い目とばかりに、有力諸侯が政治に参加するための列候会議を開くべく動いた帯刀・西郷・大久保たちですが…まぁ慶喜は一筋縄ではいかない相手でしたね…。久々登場の岩倉具視が「慶喜さんを甘く見たらいけません」と含みを持たせる言い方をしてましたが…ほんとうにそうなっちゃいました…。やっぱり、私の個人的な好みですが、家定や家茂を見ていたときのような微笑ましさやドキドキは、慶喜からは得られそうもない気が…(苦笑)。
で…こうなったら倒幕しかないと息巻く西郷たちに異を唱える帯刀。やはり、大奥にいる天璋院のことを思ってのことでしょうか…。
帯刀といえば、久しぶりに京へ戻った彼には、お琴との間に子どもが生まれてました。これじゃあ、薩摩を発つ前にお近に約束したような訳にはいかないですね…。お近にしてみれば、京で一緒に暮らす女性がいることをようやく受け入れたところだったのに…複雑な心境でしょうね…。
また、それを知った龍馬の妻・お龍の涙が印象的でした。お琴とお近、どちらとも親しくしていたために、お琴にはおめでとうという気持ちがありながら、またその反面、お近にはその心情を思いやるというか…同じく夫を持つ身としての気持ちもあるんだろうという気がしました。

さて…次回は「龍馬死すとも」。正直、もうそんなところまで?という気がしないでもありませんが、じつはもう、今回すでに龍馬が亡くなる年までは物語が進んでいたんですよね…。次回は大奥の中より外のほうが騒がしそうな予感です。

天璋院…宮﨑あおい
和宮(静寛院)…堀北真希
滝山…稲森いずみ
重野…中嶋朋子
唐橋…高橋由美子
庭田嗣子…中村メイコ
本寿院…高畑淳子
歌橋…岩井友見
徳川慶喜…平岳大
徳川家茂…松田翔太
島津久光…山口祐一郎
松平春嶽…矢島健一
岩倉具視…片岡鶴太郎
小松帯刀…瑛太
お近…ともさかりえ
お琴…原田夏希
西郷吉之助…小澤征悦
大久保一蔵…原田泰造
勝麟太郎…北大路欣也
坂本龍馬…玉木宏
お龍…市川実日子

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2008年10月25日 (土)

喪失

Sousitu買わないけど必ず借りる人って感じだったり。

森村誠一・著
『喪失』

様々な“喪失”がテーマの短編集。すべてのお話に登場するのは、森村作品といったらこの人、という棟居刑事。棟居さんが主人公のようなかたちで物語が進むこともあれば、ちょっと良くないことを企んでいる人が主人公で、その人の前にひょいと現れてドキッ、ヒヤリとさせるものもあったりします。
私の個人的な好みとしては「一期のクラス会」という、棟居さんが高校時代の同級会に出るというお話。そこで初恋の相手に会ったり、またその他の人物から語られるその高校時代や現在について…。同じ教室で机を並べていたこともありながら、現在はバラバラな人生を送っている人々。それを同級会への案内状が、その一時だけ結びつけるという、そしてその時間は戻ることも、同じような出会いは二度とないということ…その切なさにドキドキさせられました。

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2008年10月24日 (金)

親不知2

いつだったか、「抜くことになりました」と書いていた親不知(おやしらず)を、きのう抜いてきました。
大きな建物の中で迷子になりそうになりながらレントゲンを撮りに行ったりとかして…それから担当の先生に説明をしていただいてから、いよいよ。
今回抜いたのは右下の親不知。完全に横向きに生えていました。

説明の際に見せていただいた説明書から、以下引用です。
<抜歯の方法>
①局所麻酔、伝達麻酔をし、歯の周囲の歯茎、下唇皮膚、 舌に麻酔が麻酔が効いたことを確認した後、
②歯茎を切開、剥離し、
③歯をいくつかに分割して抜去します(歯を抜くときにかなり力がかかります)。
④傷を縫合して、止血を確認した後終了となります。
所要時間は、ほとんどは30分以上ですが、稀に1時間以上 かかる事もあります。
抜歯の途中で歯の根や器具が破損した場合は確認のため追加でレントゲンを撮影し確認します。

伝達麻酔っていうのがですね…局所麻酔をしてからなので痛くはないんですが、深いところにグーっと入ってくる感覚があって、ちょっと怖かったです。
まぁその先はちょっと省きまして…終わって起き上がったら、小指の先の先くらいの歯の塊が二つと、その周辺の破片みたいなのがいくつか、小さいお皿に載って台に置かれてました。思ったよりも大きい歯が埋まってたんだなぁと感じました。
きのうは麻酔が切れてからだいぶ痛くて…その後は、だいぶ腫れてきたので顔に違和感が…。食事や歯みがきのときに気になる以外にも、外から触っても痛いので、顔を洗うのにもちょっと…怖いですね。

あしたは、かかりつけの歯医者さんで消毒をしてもらいに行ってきます。
それから、来週末には抜糸です。抜糸も痛いのかなぁ…とちょっと心配してます…(汗)。

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2008年10月23日 (木)

MANSAI◎解体新書

Kaitaimansai5月に買ったというのに、今頃読んでみたり(笑)。


野村萬斎・著
『MANSAI◎解体新書』

私はいままで一度も行ったことなかったんですが…「MANSAI◎解体新書」は、萬斎さんが芸術監督をされている世田谷パブリックシアターでの、演劇や表現することについて考えるというシリーズ企画。この本ではそのトークやパフォーマンスの様子を、写真を交えて紹介しています。
私が興味深かったのは、茶道家の千宗屋さんと脳の研究をしている池谷裕二さんが出演の会での、「真上からものを見ることがないのに、それをイメージできる脳の不思議」というところです。茶道の世界では、茶室での足の運びや道具の置き方を示した古い分権なども真上から見た図になっているそうですが、他の分野でも、例えば、ダンスのステップを図解したものなんかも真上から見た形になっていたり、こういうものは沢山あるので、誰か特別な人が持つ能力と言うより、脳がもともと持っている不思議な能力なのかなあ…という気がしました。
専門家の人同士が喋ったりするので、もっと難しい話になったりするのかなぁと思いましたが、まったく理解できないということはなくてですね、身近なことに喩えられたもしていて分かりやすく、なんとか読み終えることができました。

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2008年10月22日 (水)

びんぼう草

Binbo先週末、出かけずに引きこもっているときに読みました。

群ようこ・著
『びんぼう草』

満員電車に乗るのが嫌になって会社をやめちゃった人のお話(『満員電車に乗る日』)など、ちょっと内にこもった感じというか…そんな登場人物が出てくる短編集。
凄くドラマチックなことが起こるとか、そういうことはないなかで、どの話でも一回くらいはククッと笑ってしまったりして…読み終わるとなんだか元気になっています。

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2008年10月21日 (火)

香菜里屋を知っていますか

Kanariya久々に図書館で借りてきました。

北森鴻・著
『香菜里屋を知っていますか』
三軒茶屋の裏通り、ぽってりとした白い提灯が目印のビアバー“香菜里屋”。この店の裏メニュー、それはお客の持ち込む謎と、その解決。

あぁしまった…。この本、前に読んだ『桜宵』の続編ではありますが、間に読むべきものを飛ばして、完結編に来てしまいました…。まぁそれはそのうち読むとして。
ビアバー“香菜里屋”のマスターである工藤が、お客の持ち込む謎をさり気なく解き明かしていく…というお話で、美味しそうなお酒に肴を想像するだけでお腹が鳴りそう、なんですが、今回はそれだけではなく。
工藤の過去がかなり明らかになってですね…ずっと続いていくのかと思えた香菜里屋と常連客たちの関係に変化が起こる、という。
最後の方はなんだかちょっと切なかったですが…それだけに、引き込まれるものがありました。

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2008年10月20日 (月)

ドラゴンフルーツ

Dragonfruitsどこかからの頂き物で、我が家の食卓にのぼりました。
なんて毒々しい色なんでしょう(失礼)。
ドラゴンフルーツだそうです。名前は聞いたことがありましたが、実物を見たのも食したのもこれが初めて。サンカクサボテンの実だそうです。
赤くて甘くも酸っぱくもないキウイフルーツ、みたいな感じ。
なんだかはっきりしない味だなぁなんて思っていたんですが…ドラゴンフルーツは追熟をしない果物なんだそうです。追熟というのは、例えば、バナナなどは青いうちに収穫して、運搬の途中で徐々に熟して店頭に並ぶときには黄色くなっていますが、そういう状態を言います。
ドラゴンフルーツはほとんどが輸入物で、収穫は熟す前に行われますが、その後日本に運ばれてくるまでに、収穫時より熟すことはないわけですが…熟すまで木になっていたものは、ちゃんと甘いのだそうです。というわけで、日本ではちゃんと熟したドラゴンフルーツにお目にかかる機会は少ないようです。

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2008年10月19日 (日)

大河ドラマ『篤姫』―第四十二話・息子の死

Atsuhime2いよいよ…家茂最期のときです…。


大河ドラマ『篤姫』
―第四十二話・息子の死
出陣した家茂の無事を一心に祈る天璋院と和宮。一方家茂は大坂で慶喜と長州攻めの準備をしていましたが、薩摩藩の大久保に兵を出すことを断られ、準備はなかなか進みません。江戸から勝を呼びよせ事態を打開しようとする家茂ですが、間もなく病に倒れてしまうのでした。
幕府の役人に襲われて傷を負った龍馬とその妻・お龍をかくまうため薩摩へと案内していた帯刀は、再会したお近に、京でお琴と一緒に暮らしていることを告白します。怒りを抑えられず帯刀につらく当たるお近でしたが、お龍に「惚れた相手が生きてさえいてくれれば」と諭され、帯刀を許すのでした…。



前回は、龍馬が寺田屋で襲われたところまでで終わりましたが、今回その傷を癒すためということで、帯刀が龍馬とお龍を薩摩へ連れ帰りました。これが後の世では日本で始めての新婚旅行として知られていますが、最近、小松帯刀のほうが先に、お近さんと新婚旅行らしきものを行っていたという説もあるとか。「篤姫」ブームで帯刀が残した日記なども紐解かれるようになり分かってきたことのようです。
それから…今回は、お近さんが今まででいちばん怖かったです(笑)。お近さんはお龍さんの言葉に、帯刀のことを許すわけですけど…それでもお近さん相手に挙動不審になっている帯刀も可笑しく、またそんなふたりのことを話題にする龍馬とお龍の様子(やっぱり龍馬よりお龍のほうが強そう…)も微笑ましいような。


それから今回は…とうとう家茂が亡くなってしまいました…。
前回出陣したときから、もう戻らないと見る側には分かっていたわけですけど…それでもやっぱり切ないです。
とくに正義感と責任感の塊みたいな家茂でしたから…将軍自ら出向くことで事態を収めなければということでいっぱいだったのに、それも叶わず、また江戸に残した母・天璋院と妻・和宮に会うことも出来ないまま世を去る無念さ。それを思うと…勝に遺した最期の言葉が切なかったです。
また、家茂が大坂で倒れたという報せを受け、仏間で家茂の無事を祈る天璋院と和宮には、なにか通じる思いを感じましたが…、その思いは届かず…その同じ仏間でともに涙するふたりの姿に、思わずもらい泣きをしてしまいました…。
第二十八話(7月13日放送「ふたつの遺言」)で家定が亡くなったとき…私は堺雅人さん演じる家定が好き過ぎて、この先最後まで見続けていかれるだろうか…という不安もありました。しかし…松田翔太くん演じる家茂は初々しく男らしく魅力的で、毎回見るのがすごく楽しみになっていきました。なので、あぁまたひとりこのドラマから去っていく人が、と思うと仕方がないことではありますが、すごく寂しい気持ちになります。
それにしても…次の将軍は、あの慶喜ですよ…。家定や家茂を見ていたときのような微笑ましさを感じることは、出来ないかも…?いや実は出来るのか…?すごく気になるところです。

さて…次回は「嫁の決心」。
そうそう…和宮の兄にあたる孝明天皇も、家茂が亡くなった年に相次いで亡くなってしまうんでしたね…。なんだか和宮が、斉彬と家定を相次いで亡くした天璋院に重なるものがあります…。

天璋院…宮﨑あおい
徳川家茂…松田翔太
和宮…堀北真希
滝山…稲森いずみ
重野…中嶋朋子
唐橋…高橋由美子
庭田嗣子…中村メイコ
本寿院…高畑淳子
一橋慶喜…平岳大
小松帯刀…瑛太
西郷吉之助…小澤征悦
大久保一蔵…原田泰造
勝麟太郎…北大路欣也
坂本龍馬…玉木宏
木戸孝允…スズキジュンペイ
お琴…原田夏希
お龍…市川実日子
お近…ともさかりえ

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2008年10月18日 (土)

クラシックミステリー『名曲探偵アマデウス』事件ファイル♯17リスト パガニーニ大練習曲「ラ・カンパネラ」~喋りすぎる男~

Amadeus今回は…噛んだら大変、の難事件…だそうです。


クラシックミステリー『名曲探偵アマデウス』
事件ファイル♯17
リスト パガニーニ大練習曲「ラ・カンパネラ」~喋りすぎる男~

「この曲には喋りの秘伝が隠されているはずなんです。それを教えてください…。
何としても、もう一度スポーツ実況をやりたいんです。お願いします、探偵さん!」
名バイオリスト・パガニーニ作曲のバイオリン協奏曲第2番「ラ・カンパネラ」のメロディーをもとにして作曲されたと言われる、天才ピアニスト・リストによって1851年に作り上げられた名曲。
高音が絶えずきれいに鳴り響く「ラ・カンパネラ」。本家本元をはるかにしのいだと言われるこの曲の秘密に名曲探偵が迫ります!

依頼人は…部屋に入る前からすでに喋っているアナウンサーの男性。結構うるさい…(笑)。上司にスポーツ実況から降ろされてしまった彼は、スポーツ実況の神様と呼ばれる先輩アナウンサーが聴いている曲をこっそり覗いてみたのだとか。覗きはいけませんよ、覗きは…。
それはともかく、その先輩が聴いていたのはリストの「ラ・カンパネラ」。そこにどんな秘密があるのか…天出が推理することに。

イタリア語で“鐘の音”を意味する「ラ・カンパネラ」。よく耳にするものが第3稿で、それ以前のものがあるのは、実は知りませんでした。21歳のときの第1稿と、28歳のときの第2稿。第3稿もあわせて、ピアニスト・小山実稚恵さんの演奏とお話を聴きました。それにしても…あぁ…珍しい演奏だったので録画しておけば良かったです。また再放送があるといいなぁと思います。

天才ピアニストとして有名になったリストが、同じく天才と言われたヴァイオリニスト・パガニーニの作品に感銘を受け、ピアノ曲に編曲したと言われているこの曲。
第1稿は「さあ聴いてくれ!」と言わんばかりの見るからに(いえ“聴くからに”?)難解な曲ですね…。個人的には…なんか凄いんだろうけどよく分からないみたいな感じ…でしょうか。すごく若い頃の、演奏家としてバリバリ活躍しているときだからこそ良かったのかも。
第2稿は、そんな演奏家としての自分に意味を見出せなくなり、作曲家への転身を考え始めた頃のもの。第1稿に比べると第3稿に近くて、鐘の音の切々としたところが感じられます。第1稿に見られた超絶技巧の部分をそぎ落としたようなんですが、やりすぎというか…多少…スカスカした感じもしましたね。
そして大作曲家への転身を遂げた頃に書かれた第3稿。第1稿のようなこれ見よがしではなく、さり気なく超絶技巧を駆使し、鐘の音を聴く人の心に響かせる工夫を凝らしています。特に…演奏する人の心にまで魔法をかける“同音異名”。印象的なレ♯は、第3稿ではミ♭でした。違う言い方をしていますが、実は同じ音。しかし感じ方(印象)が違うことで演奏にも影響があるのだとか。
この3段階を追ってみると、リストの作曲家としての成長がはっきりと分かって面白かったです。演奏家として活躍していた頃の「自分が自分が」とか「さぁ聴け!」みたいなところから人の心に響かせようとする、その効果的な方法を編み出していくまで…。すごく興味深かったです。

…こんなところから天出は、依頼人の先輩が実況の前に「ラ・カンパネラ」を聴いている訳を、自分を押し付けるのではなく人の心に訴えるように喋ることを心がけるためではないか、と推理します。
何気なく、さらりと聞き流している部分にとんでもない超絶技巧が隠されている…そんなことを想像するのも楽しいですね…。



天出臼夫…筧利夫
響カノン…黒川芽以
大下貞夫…鈴木浩平

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2008年10月17日 (金)

UNI-VERSE

Universe武道館でASKAさんのコンサートに参加する前から聴きはじめました。
で…ようやくレビューが書けそうかなという感じ。

ASKA「UNI-VERSE」
1 UNI-VERSE
2 草原にソファを置いて
3 月が近づけば少しはましだろう
4 PLEASE
(※2・3・4:ASKA SYMPHONIC CONCERT TOUR 2008 “SCENE”
シンガポール公演より)


「UNI-VERSE」はこの間行ってきた武道館でのコンサートで聴きましたが…そのときの印象というのはとにかく、ASKAさんが気持ち良さそうにのびのびと歌っているなぁという感じで。それはきっとASKAさんがいますごく伝えたがっている言葉がたくさん詰まっているから…なんだろうなぁとも思います。
ここ数年ASKAさんがコンサートでのMCなどで触れてきた環境問題。そういうものを考えるときに、どうしても暗い…というか不安な気持ちを抱かざるをえないところがあって、この曲は、そんな放っておいたらどんどん閉じていってしまいそうな気持ちを広い世界に連れて行ってくれるような気がしました。
そして…あらためてASKAさんの声に、他にこんな人はいない…と思わずにはいられません。

C/Wは、4月に行われたシンガポール公演から3曲。バンコク公演に行った者としては、いやいやバンコクの方がASKAさん凄かったよ…!と思ってしまいますが(苦笑)、あのコンサートの雰囲気を思い出しました。
やっぱり…お客さんを前にして歌うASKAさんの声は一味違っていて。聴く人の心に届けようとしているんだな…というのを感じました。

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2008年10月16日 (木)

ASKAさんパズル

Askajigsawpuzzle先週末に参加してきたASKAさんのコンサート。そこで買ったグッズのひとつがこちら、ジグソーパズル。さして大きくもない、お出かけ(1~2泊)用のキャリーケースのなかで、これがいちばん嵩張りました。
出来上がりは、パッケージに使われている写真と同じ絵柄で、大きさは53×38(cm)、500ピースです。
500ピースは初挑戦なのでドキドキですが…ASKAさんのカッコいい大きな写真を部屋に飾れると思うと楽しみです。額を買っておかなければ…。

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2008年10月15日 (水)

もみじファミリー

Momijifamilyつい先日広島へ引っ越した校時代の友人が送ってきてくれた、もみじ饅頭。
それにしても…京都の生八つ橋に色々な種類があるのは知ってましたが、もみじ饅頭も色々な種類があるんですねー。普通ののほかに、つぶあん、抹茶、クリーム、チョコが入っていました。

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ビーズアクセサリー講座⑥

Beads6ユーキャンのビーズアクセサリー講座、2回目の添削に出す作品の2つ目を作り終わりました。判りにくい写真ですが…作品6「オールドローズの編み込みリング」です。大きなデザインビーズや淡い色のチェコカットビーズをたくさん使ったリングです。モチーフの部分を編み込むのが複雑で難しかったですが、形が見え始めると華やかな感じで…作るのが楽しかったです。一度間違えてほどいて作り直しましたが、それも含めて1時間半弱くらいで出来上がりました。
この間作ったネックレスとあわせて、2回目の添削に出します。次から3つは添削には関係ないので、ちょっとは気楽に作れそうです。

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2008年10月14日 (火)

プロフェッショナル

Dydoいつものように朝の情報番組を見ていたらCMに萬斎さんが登場してびっくり。その後も幸運なことに、夕方や夜に見かける機会があって、毎回テレビに釘付けでした。
CMなので当然短い時間ですが…お稽古のシーンなども沢山あってファンには嬉しい限りです。これからもっともっと沢山テレビで流れるといいなぁと思います。

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そば祭り

Sobaちょっと用事があって松本へ行ったついでに、松本城でやっていた信州・松本そば祭りを覗いてきました。いえ…実は全然行くつもりなかったんですけど…家を出た時間が微妙で、お昼抜きでお腹空いてたので用事が終わったあとで立ち寄り、パッと食べて帰りました。それから帰りがけにピオーネを売っているテントのところで、試食用のピオーネを一粒もらってデザート(笑)。今度(来年とかに)来るときはもっとゆっくり楽しみたいですね。
Matsumotojoh2おまけ。お濠に白鳥が泳いで(?)ました。というわけでこの写真の主役はお城ではなく白鳥ですが…いいお天気だったので、お城も結構きれいに映りました。

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2008年10月13日 (月)

潮騒

Shiosai週末、旅のお供に持っていった本。

三島由紀夫・著
『潮騒』

文明から孤絶した海青い南の小島“歌島”。ここで漁師として働く新治はある日、養女に出された先から戻った島の名士の娘・初江と出会い、お互いに惹かれあっていき…というお話。

ここ数年、三島作品を読むことは私にとってはライフワークのようになっていて、昨年の今頃は絶筆となった『豊饒の海(四)天人五衰』を読んでいました。これは映画『春の雪』(行定勲監督)が公開された2005年に読み始めた『豊饒の海(一)春の雪』から足かけ三年かかりました。始終読んでいるわけではありませんでしたが、つねに心のどこかにある存在、それが三島作品です。
今まで『豊饒の海』四部作やその他の作品を読んできた身からすれば、
今回読んだこの『潮騒』は、なにこれ全然違う…!という思いがすごく強かったです。いえ…悪いと言うわけでもなく、また逆に今まで読んできたものを否定するわけでもなく…ただただ驚きというか。

中学を出てから毎日海に出て働く日々を送る新治のささやかで変わることのない毎日と、そのなかで思い描く素朴な将来への夢。そんな彼に訪れた恋によって変化していく心の動きを様子が丁寧に描かれ、また島での彼や彼の想い人である初江やその周囲の人々の日々の暮らし、素朴な島の美しい風景などが描かれる様子は、温かく清々しく感じられました。
新治と初江が互いに想いを寄せていく間に、ふたりの間に現れる障害は、初江の入り婿になるという噂が出た島の名門の出である安夫と、新治が世話になっている燈台長の娘で彼に想いを寄せる千代子。彼らの持つ自尊心や劣等感などが、少しずつ想いを育てていこうとする新治たちの関係に大きな影響を及ぼしますが、今まで読んできたものが読んできたものだけに…良い方向に進みつつあるときでもなんだか、何か起こるんじゃないだろうか…と穿った見かたをしてしまいがちですが、そんな思いをあっさりと裏切った形で終わっていく物語。
悲劇的なものを読むのは、すごく心を惹かれる反面辛い部分もあります。そんな意味からすると、今回はほんとうに楽しんで読みました。

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クラシックミステリー『名曲探偵アマデウス』事件ファイル♯16ムソルグスキー「展覧会の絵」~紬(つむぎ)の里から来た音盤~

Amadeus今回は、時を超えたファッショナブルな事件…?

クラシックミステリー『名曲探偵アマデウス』
事件ファイル♯16
ムソルグスキー「展覧会の絵」~紬(つむぎ)の里から来た音盤~

「故郷の祖母に、借金を申し込む手紙を書きました。
するとそのレコードが送られてきたのです」
19世紀後半、ロシアの風土に根ざした個性が際だった作曲家ムソルグスキーの代表作「展覧会の絵」。展覧会場を歩く人を表したプロムナードと"絵"を表す表題のつけられた10曲からなる組曲で、曲によってテーマや風合いがそれぞれ違います。
後にフランスの作曲家ラヴェルが管弦楽に編曲したことで、元々はピアノ曲だったこの曲は世界的に知られることになったのです。
多くの音楽家を引き付けるこの曲の魅力に名曲探偵が迫ります。


依頼人は、かつて一世を風靡しながら、いまは経営難に困窮するデザイナー。
そんな依頼人のもとに、故郷で紬を生産する祖母から送られてきたのは、ムソルグスキー作、ラヴェル編の「展覧会の絵」の古いレコード。「とても価値があるものだからこれをお金に換えなさい」という意味では…?という依頼人の予想は残念ながらはずれ。
そこで天出は、祖母の意図をこの曲から探ることになるわけですが…。

まず、組曲の構成について。

プロムナード
小人
プロムナード
古城
プロムナード
テュイルリーの庭
ビドロ
プロムナード
卵の殻をつけた雛の踊り
サムエル・ゴールデンベルクとシュムイレ
リモージュの市場
カタコンブ-死者とともに死者の言葉で
鶏の足の上に建つ小屋 - バーバ・ヤーガ
キエフの大門

この組曲は、友人である画家のヴィクトール・ガルトマンを亡くしたムソルグスキーが、ガルトマンの絵を見て歩く、といった趣向で、絵の情景を音楽で表しています。
その曲と曲の間に挟まれる「プロムナード」は、絵を見て歩く人(=ムソルグスキー)の様子を表しているのだとか。
「プロムナード」は5拍子と6拍子が交互に現れますが、これはロシアに古くからある民の音楽に見られる特徴だそうで、そのうえにヨナ抜き音階(五音音階)を使ったうえに素朴な味わいのメロディになっています。“ヨナ抜き”と聞いて、思わず「出た!ヨナ抜き!」とか思わず言ってしまいましたよ…。日本の民謡などでも使われているんですよね…。

そんな素朴さと、様々な絵を見るかのような多彩な曲の集めるという革新的な取り組みをしたこの組曲は、実はムソルグスキーが存命中は注目されることも、そればかりか演奏されることもなかったのだそうです。
それが一躍注目を集めたのは、フランスの作曲家ラヴェルが管弦楽に編曲したことでした。冒頭の「プロムナード」を、他の作曲家による編曲では弦楽器や木管楽器を用いることが多いところ、トランペットで始まります。ラヴェルの母国・フランスは軍楽が盛んな国なのだそうで、ムソルグスキーがロシアの音楽を意識して書いた旋律に、ラヴェルは自分の国の文化を取り入れたんですね。

ガルトマンの絵画から生まれた、ムソルグスキーの音楽。そこにラヴェルの編曲の妙によって新しい形に生まれ変わったわけですね。
ここから…依頼人に祖母が伝えたかったことを、紬の里に育った自分のなかに根ざしたものを使いながら、新しい挑戦をしてみなさい…ということではないか…と天出は推理します。

時代を隔てても音楽が、そして芸術が生き続けることの大きな意味を考えさせられました。
偶然にもこのレビューを書いている最中、この「展覧会の絵」が演奏されるコンサートのチケットを取りました。聴きに行くのは12月なので少し間があきますが…なんだか興味深く聴くことができそうです。


天出臼夫…筧利夫
響カノン…黒川芽以
織部覧…濱田マリ

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2008年10月12日 (日)

大河ドラマ『篤姫』―第四十一話・薩長同盟

Atsuhime2やっぱりこの言葉を聞くと、幕末!って感じですね…。

大河ドラマ『篤姫』
―第四十一話・薩長同盟
長州との戦のための出陣を目前に家茂は、次期将軍に田安家の亀之助を推したいと天璋院に告げます。世継ぎを決めておけば自身に万一のことがあろうとも将軍継嗣争いは起こらないと考えたののです。
笑って送りだそうと決めた天璋院と、ただ無事であって欲しいと願う和宮の心の溝はいまだ埋まりません。そんな折、観行院が亡くなり和宮は心の支えを失ってしまいます。
一方薩摩では小松帯刀が坂本龍馬と共に、これまで反目しあってきた薩摩と長州とが手を結び、幕政改革を行うことを構想していました。京都へ向かった帯刀は、芸妓のお琴との運命的な再会を果たします。帯刀に惹かれたお琴は帯刀の屋敷に住むことになるのでした。
家茂上洛から半年以上経ても何の動きもないことに疑問を抱く天璋院は、勝を通じて薩摩と長州が急接近しており、その働きかけが帯刀によるものであると知り驚がくします。
そんな中、京都の小松屋敷ではいよいよ薩長同盟が結ばれようとしていました…。

皆で写真を撮りましょうとか(これは前回)、出陣前に世継ぎを決めたいとか…やっぱり、人は自らの行く先をどこかで予感するのかもしれません。長州征伐のために江戸を離れる家茂の行動は、見る側にその最期が分かっているからというのもあるでしょうが…やはりその予感めいたものを感じて、家茂の「ではこれにて」という言葉がとても重かったです。
さて…その出陣に際し今回も笑って見送ると決めた天璋院の心の内は、まだ若いうえに家茂をひとりの男性として愛する和宮には理解できないのでしょうね…。しかもそのようなときに母・観行院を亡くし…さらに心を閉ざしてしまったように感じました。

大奥は嵐の前の静けさといった雰囲気もありましたが…薩摩(と、京)ではかなり大きな動きがありました。
京で坂本龍馬と出会った帯刀によって、薩摩は長州と手を組むことになります。さきの「蛤御門の変」で刃を交えながら、これからの新しい国づくりに尽くしたいという帯刀や龍馬たちの思いが木戸孝允(桂小五郎)たち長州をも動かしていきます。
その同盟締結に大きな力を発揮した龍馬。龍馬と言えば、今回から奥さんであるお龍さんが登場しましたね。お龍を帯刀たちに紹介したのが、前回から登場したお琴なのは、ちょっとびっくりですが(帯刀にとっては)。
お琴はとうとう、京の小松屋敷で押しかけ女房を始めちゃいましたね…。そのきっかけには西郷・大久保にお龍が一役買って(?)ますが…戸惑う帯刀がなんだか可笑しかったです。
そうそう。久々に中浜(ジョン)万次郎も登場しました。長崎で帯刀に万次郎を紹介された龍馬は同じ土佐出身として「会いたかったぜよ!」と感激してましたが…万次郎は戸惑ってましたね(笑)。

そして…芳しい結果の得られない長州征伐。朝廷への過剰な働きかけをする慶喜にいらだつ家茂。それから、その一方でなんの知らせもないことを案じる天璋院。
軍艦奉行を免職になり謹慎している勝から知らされた、薩摩と長州の繋がりに信じられない思いを抱いた天璋院ですが…ほんとに、故郷と敵対する立場になっていくのはもう少し後のこと。

次回は「息子の死」。とうとう家茂が最期のときを迎えるようです…。



天璋院…宮﨑あおい
徳川家茂…松田翔太
和宮…堀北真希
滝山…稲森いずみ
重野…中嶋朋子
観行院…若村真由美
庭田継子…中村メイコ
本寿院…高畑淳子
一橋慶喜…平岳大
島津久光…山口祐一郎
小松帯刀…瑛太
西郷吉之助…小澤征悦
大久保一蔵…原田泰造
勝麟太郎…北大路欣也
坂本龍馬…玉木宏
木戸孝允…スズキジュンペイ
お琴…原田夏希
お龍…市川実日子
お近…ともさかりえ

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ASKA SYMPHONIC CONCERT TOUR 2008“SCENE”in日本武道館※ネタバレ!

Scenetokyobudokan私にとっては今年3度目となる、ASKAさんのコンサートに行ってきました。 4月のプレミアムプレビューと6月のタイ・バンコク公演も一緒だった、お友達のえりこさんとふたりで参加してきました。
Scenetokyobudokan2_4お天気はあいにくの雨模様で、グッズ販売と開場待ちで並んでいるときに雨に降られて大変でしたが…これからはじまるコンサートに緊張感が増していきました。


ASKA SYIMPHONIC CONCEERT TOUR 2008“SCENE”
日本武道館にて、2008年10月10日18:30開演
指揮:藤原いくろう
管弦楽:東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団
ピアノ:澤近泰輔
ギター:古川昌義


※ここから先、セットリストあります。なので当然ながらネタバレです。
これからの公演に参加される方はご注意を!!










[セットリスト]
Birth
Girl
迷宮のReplicant
はじまりはいつも雨
good time
抱き合いし恋人
君の好きだった歌へのプロローグ~背中で聞こえるユーモレスク
帰宅
next door
蘇州夜曲
C-46
心に花の咲く方へ
UNI-VERSE
僕はこの瞳で嘘をつく
月が近づけば少しはましだろう
けれど空は青
PLEASE
(アンコール)
伝わりますか
君が愛を語れ



なんか…4月と6月のレビューとかセットリストをベースに、今回はアッサリ書こうと思ってた私には、かなり衝撃的な変化のあった、国内ツアー。何より、ツアータイトルが“SCENE”なのに「SCENE」がセットリストから外れてるって、意表をつきすぎ(笑)。
私のなかで、すごく意外だった曲といえば「僕はこの瞳で嘘をつく」。たしか…昨年末のCHAGE&ASKAのアコースティックツアーでも演奏されて、そのときも意外に思ったんですが…あの曲をオーケストラでやるって、すごい着想かも。でもすごくかっこ良くて…間奏のところでのビッグバンド・ジャズ風なアレンジも楽しかったです。

どういうわけか…聴くたびに心を掴まれる曲が変わってくるとか…そういう経験もしました。今回は「帰宅」と「next door」が特に歌詞が響いてきて、聴き入ってしまいました。この曲以外にも、気がつくとASKAさんの歌う姿や声に…そしてそこにある音で心がいっぱいになっている瞬間がたくさんありました。
この武道館の直前、福岡公演でASKAさんの体調が思わしくなく再演が決まったというのを知っていたので…大丈夫かなぁとか…プロの人に対してするべきじゃないのかもしれない心配もしながら武道館に足を運んだという部分もありました。
確かに本調子ではないのかもしれない…と感じる部分もありましたが…なにより、ASKAさんの、歌を、音楽を届けようとする姿に、そしてその声に、確実に心を掴まれた気がしています。とくに「月が近づけば少しはましだろう」。曲の最中はもちろんですが…歌い終わったASKAさんが深く頭を下げた姿を見たら…もうなんだか堪らなくなりました。
またこの国内ツアーでは、今月発売の新曲「UNI-VERSE」を初めて生で聴きました。多分ですけど…この曲がいちばん、声だったり歌っている姿だったりが、のびのびとしていた気がします。

MCのなかでASKAさんは、コンサートをやっていると「あ、繋がったな」と思う瞬間があると言っていました。そういう瞬間が欲しくて…コンサートをやろうと思うんでしょうか…。そういう「何かがあるかも」的な期待をするから、そして、ASKAさんがそういう存在だからこそわたしたちも足を運ぶんだろう…と思います。
今回ASKAさんの歌う姿からは私たちと繋がりたいと思ってくれているんだ、という思いがひしひしと伝わってくるようでした。ほんとに素晴らしかったです。

今回は、来年のことだとかCHAGE&ASKAとしてのこれからの活動のことについてだとか、そういうお話はありませんでしたが…先日来春からのASKAソロでのツアーが発表されたこともあって、あぁとりあえずしばらくはこういう方向なのかなと思ったりしている今日この頃です。私にとって、CHAGEさんとASKAさんはこれ以上にかっこいい人はいない、というぐらいの特別な人たちです。だからチャゲアスとしてでなくてもいいから、歌っていてほしいライブで会いたい、と切に願っている自分がいます。そしてそのソロとしての活動がいつかまた、CHAGE&ASKAへと繋がっていくことも期待せずにはいられません。
そんなことを思いつつもですね…オーケストラやその他のメンバーを紹介する際に、いくろうさん、澤近さん、古川さんと、何ごとか長ーく話すというギャグ(笑)だとか、ちょっとした言葉の端々では笑わせてもらいました。

開演前に購入したパンフレットを、帰ってきてから見ました。アジアツアーの写真は、シンガポール、タイ、上海と、その国・都市の空気を感じられました。とくにタイは、あぁこの感じこの感じ…と少し懐かしく思い出しました。音楽ライターの小貫さんによるバンコク公演同行記を読んだら、私があの時感じていたものを小貫さんも感じられていたのだなぁと思ったりもしました。オーケストラの鳴り方のところはとくに。

そんなわけで…ツアーはこのあと名古屋・北海道と続きますが、私にとっては今年最後になるであろうASKAさんのコンサートが終わりました。
今年は4月にプレミアムプレビューに運よく参加でき、また6月には海外でASKAさんを聴くというこれまでにない経験もしました。そこでASKAさんの語った言葉に考えさせられることもあり、ほんとうに色々なことがありました。
最後になりましたが…お友達のえりこさんとは今年、今まで以上にたくさんのことを一緒に経験しました。ひとりでは行かれなかった場所もたくさんありました。ほんとうにありがとう。そして、そんなコンサートを体験させてくれたASKAさんにも、ありがとうと言いたい気持ちでいっぱいです。

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2008年10月11日 (土)

「ボストン美術館浮世絵名品展」と「えどはく寄席」と「琥珀の道」(江戸東京博物館にて)

BostonukiyoeASKAさんのコンサートの余韻を残しつつ…翌日のきょうは、両国にある江戸東京博物館を満喫しました。いやほんと…訪れるのは3回目か4回目くらいですが、今まででいちばん充実していたというか、そのぶん長時間いたというか…。

まず、1階特別展示室で行われている企画展を覗いてきました。
「ボストン美術館浮世絵名品展」
(江戸東京博物館にて、11月30日(日)まで開催)
アメリカ・ボストン美術館に収蔵されている約5万点に上るともいわれる浮世絵版画・版本・肉筆画。そのなかから、選りすぐりの作品が里帰り。初期から幕末までの浮世絵の歴史とともに紹介されています。
私はとくに北斎が好きなので、富嶽三十六景とか…わりと後半のものを興味深く見ました。北斎以外にも、広重による東海道五十三次などの旅の風景を描いたものも良かったです。富士山のある風景といえば…、北斎は諏訪湖と富士山が組み合わさった作品があり、地元民としては嬉しかったんですが、今回の展示のなかでは英泉による、塩尻峠から望む富士山と諏訪湖を描いた作品がありました。結構描かれているものなんですねぇ…やっぱり嬉しいものがあって、しばらく立ち止まって他の作品より長めに見てしまいました。
それから…浮世絵といえば役者絵、というくらい歌舞伎や能などの芸能とかかわりの深い浮世絵。観たことがあったり知っている演目のものはやっぱり、興味が湧きますね。また、歌舞伎では仇討ちのため主人公が虚無僧(こむそう)に身をやつす…というお話がよくありますが、虚無僧といえば尺八、尺八といえば虚無僧。虚無僧姿の役者が描かれる作品では、さり気なーく尺八も描かれていたりして、やっぱり気になってしまいます。
イヤホンガイドのナレーションは、里見浩太郎さんがされています。やわらかく穏かなその声色で楽しむことも出来ました。
さて…この企画展のテーマ曲は、なんと古武道。「リベルタンゴ」と「琥珀の道」という最新のアルバム「風の都」の収録曲が使われています。展示室の入り口近くに大きなスクリーンが設置されていて、企画展の見所紹介((市川亀治郎さん出演)とともに、「琥珀の道」を演奏する古武道の3人の映像がずっと流れていました。
ライブのときの演奏風景って感じでしたけど…3人とも素敵素敵♪と、8月に行ったライブを思い起こしながら、心の中で密かにキャーキャー言っておりました(笑)。展示を見終わってから私、そこにしばらく立って2回ほど繰り返し見ました。怪しい客で申し訳ありませんです…。

Sukeroku_2 それから5・6階の常設展示へ移動しました。すると、芝居小屋を再現したセットの前で「えどはく寄席」を行っている最中でした。入ってすぐの日本橋の上から高みの見物を決めこんでみました。きょうの演目は、津軽三味線と尺八による演奏。第1部の途中から最後まで見て、展示を見終わってから今度はすぐ近くから第2部を見ました。津軽三味線を弾いていたのは白田路明さん。自ら言ってましたが、なんというか…イケメンさんです、今時のお兄さんな感じで。それから尺八を吹いていたのは田嶋謙一さん。白田さんとは全く違うタイプの、好青年そうな、真面目そうな感じでした。古典や民謡のほか、アニメの曲や洋楽をサラッと演奏したりして、30分という短い時間でしたが楽しい演奏でした。とくに第2部のほうが、おふたりのアドリブ(?)などが面白くてあちこちで笑ってしまいました。

尺八を聴いたらまた道山さんが恋しくなって、帰りがけに1階で古武道の映像を見てしまう、おかしな私(爆)。

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SCENEグッズ

Scenegoodsこの週末は東京に来ています。いちばんの目的は、私が愛してやまないCHAGE&ASKAのASKAさんの、武道館でのソロコンサート。
日付変わっちゃったのできのうになりますが…4月の渋谷、6月のタイ・バンコクに続き、3度目の「SCENE」ツアーに参加してきました。
そちらのレビューは追々書くとして…写真は会場でゲットしたグッズたち。なんか…今年は4月と6月にもASKAさんのコンサートに行きましたが、グッズ購入のために並ぶ、とかはなかったので、なんだか久々な感覚。
ファンクラブの会報と一緒に送られたグッズのカタログを見てチェックしていたがま口ポーチが売り切れという、かなりショックな出来事もありました…。なんだか、売り切れと聞くと、余計に欲しく感じますね。

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2008年10月10日 (金)

こうしろ!未来のクラシック

Miraiclassic結構前に、読み始めたものの途中で止まったままずーっと放置されてたもの。最近ようやっと読み終わりました。

茂木大輔・著
『こうしろ!未来のクラシック~茂木大輔の予言・提言・夢と現実』
21世紀のクラシック界の、大胆かつ独創的予想。

N響オーボエ奏者のほか、指揮活動などでも活躍中の茂木大輔さんの著書。
クラシックコンサートだったり、レコーディングや作曲などが、この先こうなるかも…とか、こうなったら面白いかも…というような予想や希望などが色々紹介されています。
また、作曲家の服部隆之さん、指揮者の飯森範親さん、声楽家の森麻季さんとの対談ではもっとリアルに、これからのクラシック界のことを語っています。
それから…「二十一世紀・音楽の終末と復活」という空想小説。天変地異か何かによって地上のすべてのものが消滅した…というなかから、わずかに生き残った人々が少しずつ音楽を復興させようとしていく…というお話。荒唐無稽な設定と分かっていながら…どんどん引き込まれました。終盤、あちこちから集まってきた人々が苦労しながらベートーヴェンの「第九」を演奏し、それを聴くための人もまたはるばる集まってくる…というのが…なんだか感動的で胸が熱くなりました。
そして、N響の海外演奏旅行のレポも面白かったです。移動時間が長く、自由になる時間が沢山あるわけでもないなか、その土地でしか触れることのできないものを求めるその貪欲さには頭が下がる思いでした。

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2008年10月 9日 (木)

ララピポ

201791b_2「イン・ザ・プール」を読んで以来好きな作家さんの本です。

奥田英朗・著
『ララピポ』
対人恐怖症のフリーライター、ノーと言えないカラオケボックスの店員、風俗専門のスカウトマン…どうにもならない日常を送る人々による群像劇。


面白いんですけど…とりあえず、ご飯を食べながらという、お行儀の悪い読み方はやめましょう(私のことですがね)。とてもじゃありませんが、ご飯を美味しく頂こうという気分にはなれません。という種類の気持ち悪さを感じます。
ここに登場する人たちには、もう人生やめたいなぁというか、頼むから誰か別の人生用意してくれないかなぁというか、そんなどん詰まりを感じさせられますが、なかには案外楽しんじゃってるというか、結局上手く行っちゃってるみたいな感じ。
物語は、対人恐怖症のフリーライターから始まって、短編連作的風に、そこに関わる人にリレーしていくような形で進んでいって、最後の章に、そこまで登場した人のその後がちょっとずつ出てきて、人生って…みたいな感じで、まぁまとまっていくというか…。
こういう、あっちとこっちがこういうところで繋がってて…みたいなの、読むの結構好きなので楽しめました。

この本を買ったとき、「映画化」というオビがついてました。
監督は、いま『パコと魔法の絵本』が公開中の中島哲也監督。出演は成宮寛貴くんや森三中の村上さんなど。公開は2009年正月の予定だそうです。

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2008年10月 8日 (水)

ビーズアクセサリー講座⑤

Beads5ユーキャンのビーズアクセサリー講座、2回目の添削に出す課題を作り始めました。そのひとつ目がこちら。作品5「飾りパーツのペンダント」。
チェコカットビーズにTピンや9ピンを通してパーツを作ってから、それを繋げていきます。前回作ったピンブローチのときは、そのパーツ作りが大変で仕方なかったんですが…それがあったお陰か、数からいうと今回のほうがたくさん作ったのに、大変さも面倒さもあまり感じなかったです。
大変だー、面倒だー、と思いながらやると能率が上がらないのかもしれません。今回はあまりそう思わなかったからか、それとも、パーツを作り終わった後の作業にも苦労しなかったせいか…、作り始めから出来上がりまで2時間ちょっとくらいでした。
あとひとつ、ちょっと複雑なモチーフを編んだりするリングを作って、今回のペンダントと一緒に提出になります。上手く出来るか心配ですが…、写真で見ると色とかデザインが綺麗なので楽しみでもあります。

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2008年10月 7日 (火)

診療室にきた赤ずきん

Mentalakazukin

昔話や童話と精神科、どんな繋がりがあるのか…興味をひかれました。

大平健・著
『診療室にきた赤ずきん』
精神科を受診した患者たちが聞かされる、昔話や童話の数々。それが自分の物語だと気づくと、その当惑は驚きに変わり…。

著者の大平健さんは、精神科のお医者さんです。そんなわけで、実際に病院を訪ねてこられた患者さんのケースがいくつか紹介されています。
「ねむりひめ」や「赤ずきん」、「三年寝太郎」などなど…。物語は物語として、ただただ読んでいたのに、そこには私たちが暮らす現実の世界に通じる様々な事柄が含まれているんだなぁと、そう考えると、作者も私たちと同じ生身の人間なんだなぁと…なんだか、そんなことまで考えてしまいました。

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2008年10月 6日 (月)

Classical Tuning

Classicaltuning先々週にコンサートに行って…その余韻に浸るようにして聴いていました。


葉加瀬太郎
「Classical Tuning」
 1 サムシング・イン・ザ・ウィンド
 2 春をどうぞ
 3 前奏曲とアレグロ
 4 タイースの瞑想曲
 5 ネヴァー・ギヴ・アップ!
 6 栄光への道
 7 オープン・アームス
 8 あの頃の午後五時
 9 エイジアン・フロウ
10 チュニジアン・サンセット
11 二人のクロスロード
12 見上げてごらん夜の星を


その…やっぱりコンサートの余韻を引きずりつつ聴いているからなのか…心にスーッとなじんでいくものを、なんだか感じさせられます。
私の個人的な好みでいうと「タイースの瞑想曲」「オープン・アームス」「見上げてごらん夜の星を」辺りの静かな曲は無条件で好きな感じ。
上戸彩さん出演の化粧品のコマーシャルに使われている「ネヴァー・ギヴ・アップ!」は、前の曲がすごーく静かに優雅に終わって、そこからキュキュキュキュ…って感じで(葉加瀬さん的には“ゴシゴシ”・笑)始まってそのままの勢いでラストまでなので、そのギャップにびっくりしますが…やっぱり楽しい曲です。
それから、もっともっと私の趣味的なことでいえば…「エイジアン・フロウ」はコンサートのレビューでも少し触れましたが、私が今はまっている尺八奏者・藤原道山さんが参加されていることもあって、聴くのが楽しい曲です。尺八のほか、琴の音色も入っているので和風な雰囲気もありつつ…葉加瀬さんのヴァイオリンなど弦楽器がメインになる部分ではまた、表情が変わって面白い曲だなぁと思います。
葉加瀬さんの曲は、すごく有名な曲(「情熱大陸」とか「エトピリカ」とか)はテレビなどでよく耳にしていたものの、こうしてアルバムをちゃんと聴くのは初めてでしたが、なかなか楽しめました。なんだか…過去のアルバムとか買ってしまいそうな勢いですが…もうチョッと考えようかな…と…。 

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2008年10月 5日 (日)

大河ドラマ『篤姫』―第四十話・息子の出陣

Atsuhime2_2今回は色々と見所の多い回です。
個人的には帯刀と龍馬がですね…。


大河ドラマ『篤姫』
―第四十話・息子の出陣
誠忠組の面々のもとに島流しにされていた西郷が帰ってきます。その祝宴の席で、帯刀は芸妓お琴と運命的な出会いをするのでした。
そんななか、京都での勢力回復をはかる長州藩が御所への突入(「蛤(はまぐり)の変」)を決行。帯刀ら薩摩藩は幕府軍として参戦し慶喜とともにこれを迎え撃ち、みごと勝利をおさめます。
一方大奥では滝山が、一刻も早く世継ぎをもうけ徳川家の安泰を図りたい一心から、家茂に側室を持たせてはどうかと天璋院に進言しますが、和宮と家茂の仲むつまじい夫婦ぶりに水をさしたくない天璋院は強く反対するのでした。
勝の創設した海軍操練所は、京で起こった「蛤御門の変」の影響を受け閉鎖の危機を迎えていました。勝は弟子の龍馬を帯刀のもとに遣わし、塾生たちの面倒を見てもらうよう願い出ます。
そのころ江戸城は、和宮に懐妊の兆しが見え大奥は喜びにつつまれていました。ともに孫の誕生を待ちわび喜びを分かち合う天璋院と観行院でしたが、それから間もなく和宮の懐妊は間違いであったことがわかり…。


今まで何度か…「これがきっかけで天璋院と和宮が上手く行くのでは…」と期待しつつも、なかなかそうは行かなかったわけですが、今回、少しはいい感じになりました…かねぇ。
とはいえ、そのきっかけが和宮の懐妊が間違いだったという出来事なので、辛いものはありました。家茂と和宮の仲睦まじい様子や、「お子が生まれたらわたくしたちはおばあさんですね」と笑いあう天璋院と観行院の珍しく(?)穏やかな様子を見るにつけ…懐妊が本当だったら良かったのにと、残念な気持ちも大きかったですね…。
それにしても…和宮のもとを訪ねて涙を流す天璋院の姿は印象的でした。こういうところがやっぱり、この人のすごいところというか…いつの間にか周囲の人を虜にするところなんだなぁと、あらためて感じました。

一方、京。いちどは主導権を握りながらも薩摩に追い落とされた長州が御所に攻め入る「蛤御門の変」を起こします。そこで幕府軍として長州勢を迎えうった帯刀の活躍は、その報せを大奥で聞いた天璋院ではありませんが、あぁあの人がこんなに立派になったんだなぁと…、天璋院(そのころは於一)に振り回されオロオロしていた姿を知っているだけに感慨深いものがあります。
そんな帯刀には、ふたりの人物と運命的な出会いが。
ひとりは島流しになっていた西郷の復帰を祝う席で出会った芸妓・琴花(お琴)。帯刀の口調や手振りを真似て「かわいい」と言ってみたりして、なかなか面白い人です。
それからもうひとりは坂本龍馬。京の小松屋敷を訪れた龍馬のブーツや懐のピストルなどにびっくりさせられっぱなしの帯刀。龍馬の用件は蛤御門の変の影響から閉鎖の危機に遭った海軍操練所の人たちの面倒を見てほしい…というものでしたが、その話が終わったところに「怪しい男はんが入っていくのを見たさかい」と飛び込んできたのが琴花。そして「小松様も隅におけん」と、帯刀が引き止めようとするのにも構わず去っていく龍馬。
なんだか…帯刀の周りもちょっと賑やかになってきました。そうそう、西郷も久々に戻ってきたことですしね。

さて…再び大奥。家茂は天璋院を呼び出し、和宮のたっての願いだから、ということで3人で写真を撮ろうと誘います。2枚目は家茂と和宮が2人で撮るようにと勧める天璋院に素直に礼を言う和宮の様子とか…やっぱり今までとはちょっと違う、いい雰囲気でした。
しかし…家茂は天璋院と和宮に、自分は間もなく長州征伐に向けて出陣することを告げます。一度は収まったと見えた長州問題が京で再燃したためでした。
…本で調べると家茂は、この間のを入れて全部で3回上洛をしていますが、どうも2回目のはこのドラマでは省かれているような感じですね。というわけで…家茂の出陣を知りショックを受けている和宮を気遣う天璋院も、なにか嫌な予感を覚えているようですが…家茂にも最期のときが迫っているようです。

そして次回は「薩長同盟」。
薩摩が、幕府に逆らったうえ御所に攻め入った長州と繋がっている…となれば、またまた大奥での天璋院の立場も微妙なことになりそうで、気がかりですね…。



天璋院篤姫…宮﨑あおい
徳川家茂…松田翔太
和宮…堀北真希
滝山…稲森いずみ
重野…中嶋朋子
観行院…若村真由美
庭田継子…中村メイコ
本寿院…高畑淳子
孝明天皇…東儀秀樹
一橋慶喜…平岳大
島津久光…山口祐一郎
小松帯刀…瑛太
西郷吉之助…小澤征悦
大久保一蔵…原田泰造
勝麟太郎…北大路欣也
坂本龍馬…玉木宏
お琴…原田夏希

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ビーズアクセサリー講座④

Beads4この間、最初に作ったリングとネックレスが添削から帰ってきましたが、これはそのあと作ったストラップに続き、次の提出作品までのインターバルその2。作品4「淡水パールのピンブローチ」。
最初に淡水パールビーズやラウンドビーズ(ふつうに丸い形の)、チェコカットビーズにTピンを通してパーツを作ります。それがもう…時間かかってほんとに大変で面倒でした。
それをまた色々な組み合わせで3つ繋げたモチーフをいくつも作って、シャワー台(ブローチの土台の部分)にテグスでくっつけていきます。
今まで作ったのに比べると時間がかかったのもさることながら、面倒さではいちばんでしたね…。いや、面倒面倒ってうるさくてすみません…。
でもなんとか出来上がって良かったです。
次とその次は、いよいよ2回目の提出作品になるので、やっぱりちょっと緊張感があります。今までのに比べると複雑になったりして手がかかりそうなので頑張って作りたいです。

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2008年10月 4日 (土)

大河ドラマ『篤姫』―第三十九話・薩摩燃ゆ

Atsuhime2今回は薩英戦争に向けての動き、それから上洛した家茂の窮地…。
波乱です。

大河ドラマ『篤姫』
―第三十九話・薩摩燃ゆ
将軍家茂が無事上洛を果たしたという知らせが大奥に届き、大いに喜ぶ篤姫と、家茂の身を案じてますます不安を募らせる和宮。和宮の予感は的中し、過激な攘夷派が朝廷を席巻する京で家茂は窮地に立たされ、ついに幕府は朝廷に対し攘夷の決行を約束してしまうのでした。
家茂の上洛を後押ししたことを後悔する天璋院は、孝明天皇に家茂の江戸帰還を取りはからってほしいと和宮に願い出ますが、和宮はかたくなにそれを拒否。天璋院は病に伏す家茂のもとに勝を派遣します。勝のその開放的な考えに触れた家茂は少し明るさを取り戻しました。
ようやく家茂の帰還が許され、その裏に和宮の朝廷への働きかけがあったことを知った天璋院は和宮に礼を言うのでした。
そんななか、ついに長州藩が攘夷を決行という知らせを聞いた薩摩では、島津久光が帯刀に、もはや戦は避けられないと告げます。そしてイギリス艦隊が薩摩に向かったという知らせが大奥に届き、薩英戦争の火ぶたが今まさに切られようとしていました…。


最近、レビューを書くのが遅くて自分でも困っております…(汗)。録画すると、いつでも見られると思ってしまうのかも。というわけで土曜昼の再放送を見ました。
…遅くなったので、なるたけ簡潔に。

攘夷派が幅を利かせる京で、自分の考えとは正反対の攘夷を約束する羽目になってしまった家茂。真っ直ぐな性格ゆえ、相当辛いものがあったでしょう…。
そんなわけで床に臥せってしまった家茂を見舞ったのは、天璋院から推挙された勝。何でしょう…やっぱり勝は面白い。魅力的な人ですね。飾ることなく、また家茂のまえでも臆することなく自分の言葉で語るのは見ていて気持ちいいです。ここの前で、家茂が帝に攘夷を約束したことについて話しているところも、なかなか面白かったです。玉木くんの演じる龍馬を見ていると、なんとなく…私の中に今まであった龍馬のイメージがちょっとずつ変わってきたような気がします。

和宮の働きかけによって無事、江戸に戻った家茂。
長いこと(と言っても今年に入ってからですが)見ている天璋院のことは、たいてい何を考えてるのか分かるんですが…、やっぱり和宮はちょっと複雑。まぁでも、妻として夫を慕う気持ちと、それゆえに対抗心を燃やさざるをえない天璋院への気持ちは、なんとなく分かる気がして、また、攘夷を信じる京方の人々や兄・孝明天皇との間で板ばさみになり悩む辺りは、かつて天璋院が家定を慕う気持ちと、大奥へ入る前に斉彬から託された密名との間で悩んだことを思い起こさせました。
嫁姑という関係上、どうしても仲良く出来ないふたりですが…どちらも同じように大きなものを背負って徳川家に嫁いだ身なんですよね…。

それから…勝が家茂に「攘夷など叶わぬと日本国中が悟るいい機会」と語ったその出来事が。
生麦事件に端を発した、薩摩とイギリスの争い。乗り込んできたイギリス勢を迎えうつ薩摩…。薩摩軍がイギリスの軍艦に向けて攻撃していた砲台、あれを斉彬は、兵力の整備は外国と肩を並べて自らを守るためと考えて整備していたはず。ほんとうに外国船に向けて攻撃しようというつもりはなかったのに…皮肉なものですね。
結局…薩摩は大きな被害を受け、薩英戦争は終わります。これがきっかけでこの先、薩摩はイギリスとの連携を強めていくのだとか。この辺は興味深いですよね。この先も注目していきたいところです。

天璋院との「薩摩を守る」という約束を守ることが出来なかった帯刀は、イギリス勢を追い払ったことで「勝ち戦だ」と沸く周囲に反し、負けをかみしめていました…。無残に焼け落ちた薩摩を見て「新しく作り直すという、それが戦に負けたということなのだ」と。
第二次世界大戦後、日本中が焼け野原となったところから復興しました。帯刀の言葉を聞いて、そうか、そういうことか…とあらためて思いました。

さて次回(といってももう明日ですが…)は「息子の出陣」。
さっき調べたら家茂はこのあと2回上洛しているんですよね…。出陣といったら3度目のほうの長州再征のために江戸を発ったほうでしょうが…そうなると、家茂にも最期のときが迫っている気もしますが…どうなんでしょうか…。
それから和宮の懐妊、帯刀と龍馬の初対面など…なんだか見所が多そうですね。



天璋院篤姫…宮﨑あおい
徳川家茂…松田翔太
滝山…稲森いずみ
重野…中嶋朋子
和宮…堀北真希
観行院…若村真由美
庭田継子…中村メイコ
本寿院…高畑淳子
孝明天皇…東儀秀樹
一橋慶喜…平岳大
島津久光…山口祐一郎
小松帯刀…瑛太
大久保一蔵…原田泰造
お幸…樋口可南子
お近…ともさかりえ
勝麟太郎…北大路欣也
坂本龍馬…玉木宏

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2008年10月 3日 (金)

ビーズアクセサリー講座添削①

Beads1aユーキャンのビーズアクセサリー講座の提出作品第一弾が、添削を終えて戻ってきました。
実は…いちばん最初につくったリング、ビーズが足りないところがあって。講評用紙にある図と物を見比べたら、確かに(爆)。全く気がつきませんでした…。それから、穴の中を通さないといけないテグスが、一箇所だけビーズの上を渡っていることも指摘されました。そこの部分だけ、なぜかヘタっとなって不恰好だったので、なんでだろう…と思ってたんですが、原因が分かって良かったです。早めにもういちど作り直しをしてみたいです。

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2008年10月 2日 (木)

第四回駒ヶ根能in駒ヶ根市文化会館

Komagane4th2ヶ月ぶりに萬斎さんを観て来ました。特別なことがない限り…おそらく今年、私にとっては萬斎さんを観られる最後の機会になるかと。


第四回駒ヶ根能
駒ヶ根市文化会館にて、2008年10月1日18:00開演


狂言「棒縛(ぼうしばり)」
 太郎冠者 野村萬斎  次郎冠者 高野和憲  主人 竹山悠樹
召使の太郎冠者と次郎冠者が、自分の留守に蔵の酒を盗んで飲んでいると聞いた主人は、一計を案じることに。呼び出した二人を騙し、太郎冠者を案山子のような格好に、次郎冠者を後ろ手に縛り出かけていきます。
後に残された太郎冠者と次郎冠者はどうしても酒が飲みたくて、攻めて匂いだけでもと蔵へ向かいますが、匂いを嗅いでますます酒飲みたさが募る二人は、不自由な体を巧みに使い力を合わせて酒を飲みはじめ、やがて宴会となります。
興に乗った二人が謡い舞ううちに、ふと盃のなかを見るとそこには主人の姿が映っていて…。

そこまでして酒が飲みたいかねぇ…と苦笑いしたくなるような、太郎冠者・次郎冠者の奮闘振りが可笑しくてなりません。念願叶って酒を飲み、ご機嫌で歌を唄ってご機嫌で笑う二人に、こちらも思わず笑顔になります。まぁ…自分の知らないうちに酒を飲まれてしまう主人からしたら笑うどころじゃないでしょうがね(笑)。盃に主人の姿が映っても、その人がそこにいるとは思い至らず、ついにはその主人をネタに歌を唄いだす始末。面白すぎです。
それにしても…やっぱり萬斎さんは太郎冠者が似合いますねー。からりと明るいひょうきんなところがとても魅力的です。今回の「棒縛」は、その太郎冠者ものの狂言では代表的な曲です。このレビューを書くために、家にある本で色々調べたら、萬斎さんが主人や次郎冠者をやっている写真が載ったものがありました。演じる人によって、またその組み合わせによって全然違う印象になるのも興味深いです。
そうそう。今回次郎冠者を演じていた高野和憲さんは、私が萬斎さんの次に好きな演者さんです。駒ヶ根能で高野さんを観るのは、確か初めてだったんじゃないかと…。これからも来て下さるようだったら、今度は高野さんが聟(むこ)か、妻などの女性を演じるような曲が見たいですね。


能「砧(きぬた)」
 シテ(芦屋の某の妻とその霊) 浅見真州  ツレ(侍女・夕霧) 鵜沢久 
 ワキ(芦屋の某) 宝生欣哉  ワキツレ(芦屋の某の従者) 大日方寛
 アイ(下人) 野村万之介
 大鼓 亀井広忠  小鼓 古賀裕己  太鼓 助川治  笛 一噌庸ニ
訴訟のために上京した芦屋の某は、もう三年も故郷に帰っていません。故郷に残した妻を気にかけ、侍女の夕霧に「今年の暮れには帰る」という言伝を託します。
一方、夫の帰りを待ちわびて泣き暮らす妻は、夕霧の姿を見た途端、夫に会えない辛さと夫を恨む気持ちがあふれ出します。そんな妻の耳に入ってきたのは砧を打つ音。夫を思いながら砧を打ったら夫はその音を夢に聞いた…という異国の故事を思い出し、せめてもの慰めにと、自分も砧を打ちます。
しかしそこへ、今年も帰れないという夫からの便りが届き、夫は心変わりしてしまったのだと思い込んだ妻は病の床に臥し、そのまま亡くなってしまうのでした。その知らせに急ぎ帰京した夫が妻を弔っていると、妻の霊が現れ…。

砧とは、生地(布)に艶や柔らかさを出すために槌(つち)で打つときに、その生地を置く台のことです。砧を打つ音とは、布を槌で打っているときの音、ということになるんですね。
今だったら、会いたいと言ったら飛行機とか…新幹線とか…車とか…チョチョッと会いに帰って来るということも出来る気もするので、そういう時代ならではの、待つ身であるいじらしさなのかなぁという気がしました。
後半は、妻の死を知り帰郷した夫の前に現れた妻の霊が、夫にその苦しみを訴えながら舞う場面が印象的でした。お囃子と地謡がその激情を表しているかのようでした。大鼓・小鼓を打ちながらの掛け声も演奏の一部というか…楽器のように操っているように感じられました。
私が気になる人は、大鼓の亀井広忠さん。半年くらい前、萬斎さんの舞台で演奏されているのを観て以来です。前回の駒ヶ根能でも演奏されてました。そのときは、もしかして萬斎さんが「三番叟」をされるので、そのために特別にいらっしゃったのかなぁと思いましたが、今回もいらっしゃったので嬉しかったです。
でも…どうしても能を観ると、途中で意識が飛ぶんですよね…。今回も真ん中辺でちょっと…いやかなり。まぁ、気持ちよくなりすぎた結果だ…ということにしておこうと思います(爆)。

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2008年10月 1日 (水)

10月に観たい映画

さて、10月になりました。
2008年もあと残り3ヶ月。時間の経つのは早いものですねえ。
というわけで、今月公開の作品を中心に、これから観ようと思っているものをチェックしてみたいと思います。

今月公開 参考:Movie Walkerhttp://www.walkerplus.com/tokyo/movie/
(個人的に注目度の高い作品に星印がついています。★>☆)

 4日 容疑者Xの献身★
     宿命☆
     那須少年期

10日 しあわせのかおり
     フレフレ少女☆

18日 イーグル・アイ

25日 ICHI★
     ホームレス中学生☆
     ブーリン家の姉妹

うーん…ちょっと少なめかもしれませんが、こんなところでしょうか。
「容疑者Xの献身」は、じつはドラマを見てないのでなんとなくしかストーリーを知らないんですが…キャストがかなり好きな感じなので気になってます。これからDVD見ようかなぁ…。
あとは「ICHI」。「座頭市」の女の人バージョンみたいな感じでしょうか。主演の綾瀬はるかさん、いつもと違う面を見られそうなので楽しみです。


今月公開以外

崖の上のポニョ★
おろち
フライング☆ラビッツ

あぁ…まだポニョを観てません…この週末までには観たいです。
あとの2つは時間があれば観たいかなぁくらいですが…。

期間限定上映(長野県中信地区)
松本エンギザhttp://www.engiza.com/
 9月20日~10月3日 歩いても歩いても
 10月4日~17日 百万円と苦虫女☆
 10月18日~31日 落語娘☆
 10月25~11月7日 R246STORY
アイシティシネマhttp://www.inouedp.co.jp/i-city2/cinema/icinemasch.html
 10月11日~24日 シャカリキ

芸術の秋って感じで…期間限定のほうも観たい作品が結構たくさんです。
「百万円と苦虫娘」は蒼井優さん、「落語娘」はミムラさんなど…気になる女優さんの出演作もあるので、なんとか観にいく機会を作れたらと思います。


松本CINEMAセレクト上映会http://www.cinema-select.com/index.html
 7日 後悔なんてしない
10日 881 歌え!パパイヤ
16日 水の中のつぼみ
25日 1978年、冬
31日 この自由な世界で

いまのところ…このなかでというと、ちょっと迷うところですが…先月も上映会に出かけられなくて残念だったので、久々に出かけたいなぁと思います。

さて…たくさんの作品を挙げましたが、このなかから幾つの作品に出会うことができるでしょうか。

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