ララピポ
奥田英朗・著
『ララピポ』
対人恐怖症のフリーライター、ノーと言えないカラオケボックスの店員、風俗専門のスカウトマン…どうにもならない日常を送る人々による群像劇。
面白いんですけど…とりあえず、ご飯を食べながらという、お行儀の悪い読み方はやめましょう(私のことですがね)。とてもじゃありませんが、ご飯を美味しく頂こうという気分にはなれません。という種類の気持ち悪さを感じます。
ここに登場する人たちには、もう人生やめたいなぁというか、頼むから誰か別の人生用意してくれないかなぁというか、そんなどん詰まりを感じさせられますが、なかには案外楽しんじゃってるというか、結局上手く行っちゃってるみたいな感じ。
物語は、対人恐怖症のフリーライターから始まって、短編連作的風に、そこに関わる人にリレーしていくような形で進んでいって、最後の章に、そこまで登場した人のその後がちょっとずつ出てきて、人生って…みたいな感じで、まぁまとまっていくというか…。
こういう、あっちとこっちがこういうところで繋がってて…みたいなの、読むの結構好きなので楽しめました。
この本を買ったとき、「映画化」というオビがついてました。
監督は、いま『パコと魔法の絵本』が公開中の中島哲也監督。出演は成宮寛貴くんや森三中の村上さんなど。公開は2009年正月の予定だそうです。
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