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2008年12月

2008年12月31日 (水)

年の終わりに~千の風になって

Flower62008年が終ろうとしています。
今年は…ほんとに色々なことがありました。9月に妹が結婚したというのも大きな出来事でしたが…最後の最後に来て、昨日の記事にも書きましたが昨日の朝方、母方の祖母が亡くなりました。
昨日、このブログなどを読んだ方たちからメールやコメントを頂きました。お気遣い、とても嬉しかったです。ありがとうございました。

祖母は今月半ばから入院していて、91歳という高齢に加え持病もあり、もうそう長くないということは分かっていましたが、それでもまだ私は覚悟が出来ていなかったんだなぁと思ったりもしました。
昨日は通夜、今日は火葬と葬儀そして納骨と…一通りが済みました。一昨日は病院のベッドで母や伯母に大好きなヤクルトをスプーンで飲ませてもらっていた祖母が、今はお骨になって祖父と一緒のお墓に居ると思うと…もう亡くなったんだと理解していても、どこか信じられない気持ちもあります。人は自分の最期をどこかで感じると言いますが…母が言うには、今までは昼間うとうとしていることが結構あったのに亡くなる3日くらい前からずーっと起きている日が続いていたそうで、そして最後の日は母が「明日またね」と言ったら“帰らないで”とでも言うように首を振ったのだそうです。その日は私が行ったときも、もうだいぶ前から、ちゃんと喋ることは出来なくなっていたんですが…私の顔を見て一生懸命話そうとして声を出していて。それはもしかしたら…と思うとたまらない気持ちになります。

祖母が亡くなったことはとても悲しいことですが…親戚とはいえ普段会うことがない人と話をしたり、祖母のことをたくさん思い出す時間が過ごせました(まぁ思い出すと泣いてしまうんですが…)。それは祖母がくれた最後のプレゼントなんだと思いたいです。今になってみると、もっとたくさん話をすればよかったとか、入院してからももっと会いに行けばよかったとか、後悔もたくさんありますが…お坊さんのお話やお経を聞きながら思ったのは、私が生まれてから30年も生きていてくれてありがとう、ということです。母方の祖父は私が母のお腹にいるときに亡くなったので写真でしか知りませんが、そのぶん祖母に色々な思い出をもらいました。

…そんなことを思いながらNHKの「紅白歌合戦」を見ていましたが、秋川雅史さんの「千の風になって」を聴いたら、最初の“私のお墓の前で…”というところで既に泣いてました…。最後はベッドから動くことが出来ず、病室の窓からの景色さえ見られませんでしたが…これからは風や光になって、好きなところへあちこち行って欲しいなぁと思います。

さて。最後になりましたが今年1年間このブログでお世話になった皆さん、本当にありがとうございました。来年も宜しくお願いします。
そして皆さんが良い年を迎えられることを願っております。

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2008年12月30日 (火)

お知らせ

Snow7ここに、こんなことを書くのもアレなんですが…母方の祖母が亡くなりました。
というわけで、明日辺り更新をお休みするかもしれません…。
亡くなったのが夜中ということもあり、まだちょっとこの先の予定が立たないのでなんとも言えないのですが…。
とりあえず明後日は「明けまして…」とは言えない状況です。

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2008年12月29日 (月)

からみもち

Mochiきのう、つきたてのお餅を食べました。
大根おろしを乗せて、その上から醤油をかけて食べます。お餅がつきたてで柔らかいときしか出来ない食べ方。年の瀬に一回だけの贅沢。
“からみもち”と言いますが…“辛味もち”と書くのが正しいんでしょうね…大根おろしがピリピリするので、おそらく(笑)。

さて…年末の課題だった年賀状もなんとか投函しました。この秋に遠方へ引っ越した友人に教わった新しい住所が不完全で、郵便番号を調べるのが手間取ったのがいちばん大変だったくらいで、取り掛かったら結構早く終ったので良かったです。
あとは…時間的に、本格的な大掃除は無理そうですが、新しい年に向かって少し部屋を片付けたりしたいですね。それから、車もちょっと綺麗にしたいです。

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2008年12月28日 (日)

プレミアムモルツCM

私が今年、はまりにはまった尺八奏者・藤原道山さんの演奏をCMで聴くことが出来ます。
それは、サントリーのザ・プレミアム・モルツの“金の正月篇”。最初にこのCMを見たとき、「お、尺八の音!」とすぐ注目し、その華やかな音色に心惹かれて…道山さんだといいなぁと思ってましたが、まさか本当にそうだったとは。
道山さんのHPに掲載された情報によると、お正月バージョンだけに、1月5日までの限定オンエアだそうです。それでも、頻繁に道山さんの音をテレビから聴くことが出来るとは、嬉しい年末年始になりそうです。
私、ほとんどビールは飲みませんが…このお正月には一度くらいはプレミアムモルツを飲むかもしれません…(笑)。

WEBからもCM見れますよ。
こちら→サントリービール「ザ・プレミアム・モルツ」

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2008年12月27日 (土)

ロールケーキ

Cakeroll昨夜食べました。
母が買ってきた、ちゃたま屋のロールケーキ。
外側がクレープみたいな結構しっかりした生地で包まれているので、フォークで切るのは大変で、むしろ、ちょっとお行儀はよくないですが、手でがばっと掴んでちぎる方が食べやすかったです。
そして、中のクリームが牛乳の風味がそのまま残っているみたいな味で、すごく美味しかったです。

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2008年12月26日 (金)

藤原道山ライブ2008「響-Kyo-」inシアタートラム

Kyolive私にとって今年最後のライブは、道山さんになりました。
クリスマス・イヴに、聴きに行ってきました。


藤原道山ライブ2008「響-Kyo-」
inシアタートラム
2008年12月24日(水)15:00開演

[セットリスト]
黄金の海
街道をゆく
アジア古都物語
ガンジス川
ヒンズーの神に祈る少女

仏法僧に寄せる歌
新日本紀行
------休憩
源氏物語より~
  藤壺・管弦の宴
  紫の上挽歌
  浮舟

たそがれ清兵衛
武士の一文
(アンコール)
文五捕物絵図
故郷
お爺さんの里


スピーカーがホールの四方に置かれていたからか…音に囲まれているというか、そんな感じ。
前半は、道山さんの新しいアルバム『響』のなかでも様々な土地の風景などが描かれた曲が多く、また道山さんの衣装がちょっと旅人っぽくて…音楽による世界旅行、みたいな赴きもありました。
後半は、映画やドラマのテーマソング、また源氏物語がモチーフとなった曲などが沢山登場して、前半とはまた違ったものを心のなかに思い描くような、そんな雰囲気がありました。それにしても…道山さんの衣装、後半のはとくに面白いデザインでした。私は結構ステージに近い席で見ていたんですが…つい、どうなっているのかなぁあれは…なんて思いながら見てしまいました(笑)。
私が行った回は、道山さんの新しいアルバムを一緒に作られた冨田勲さんが客席にいらっしゃっていて、アンコールのときに道山さんが紹介されていました。こういうの、なんとなく特別な感じがして、ちょっと得したなぁなんて思ってしまいます。

Dozansignkyo終演後、ロビーでのサイン会に参加してきました。今回は道山さんのいちばん新しいアルバム『響』のCD表面にサインしていただきました。クリスマス・イヴの日付が入ってなんだかクリスマスプレゼントのような雰囲気だなぁとちょっと錯覚してみたり(笑)。
で…サイン会とかの機会には、ちょっとでもいいから挨拶以外のお話をしよう!というのが今年の私の目標ですが…今回は、今年尺八を始めたこととか、あと来年も古武道聴きに行きます!とか、色々お伝えしつつ、これからも頑張ってくださいって感じでお話させていただきました。←自己満足(汗)。
「尺八を始めたんです」と言ったとき、後ろに並んでいた方にクスっと笑われた気がしましたが、まぁ気にしない、気にしない(笑)。

そんなこんなで、今年最後に参加したクリスマス・イヴのライブでした。
次回、道山さんを観るのは2月にサントリーホールである「珠響(たまゆら)」ライブになります。野村萬斎さんがゲストとして出演される予定だそうで…私にとっては道山さんとともに萬斎さんも、来年いちばん最初に観る機会になりそうです。

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2008年12月25日 (木)

クリスマスプレゼント♪

Chrismasきょうはクリスマスですね。…って、きのうと大して変わらない内容だったりしますが…(汗)。
きのうお休みをもらったら曜日の感覚が狂ってしまって…なんだかもう、あと3日も働くの嫌になっちゃうなぁとか思いながら会社に行ったら、ここ最近の不景気を受けての給料カットが決まりまして。肩を落として帰宅したら、思いがけないものが待っていました。
Kazenomiyakopostcard私がことしハマった古武道(チェロ・ピアノ・尺八によるクラシカルユニット)のHPから、アンケートに答えると抽選で直筆サイン色紙がもらえる!というキャンペーンに応募したのが、たしか2~3ヶ月くらい前。なんと…そのサイン色紙が送られてきていました!写真は8月にライブ後の握手会のときに頂いたポストカード。
…数日前に「そういえば…あれ、きっと外れたんだなぁ…」と思い出して落胆していたところだったので、ほんとにびっくり。ちょっと落ち込むようなこともあった1日でしたが…思いがけないクリスマスプレゼントを頂きました♪

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2008年12月24日 (水)

メリークリスマス

Ilmi2きょうはクリスマス・イヴですね。そんな日の私はといえば、有休を使って東京へ出かけてました。目的は尺八奏者・藤原道山さんのライブ。その辺はまた明日にでも詳しく書きます。
それにしても…図らずも、3年連続でクリスマス近辺に東京へ出かけてますが、どこへ行ってもほんとにすごい人の数。でも今年は渋谷や原宿の街中を歩かなかっただけ、まだマシだったのかも…。
写真は、帰りのあずさまでの時間に見たイルミネーション。狙ってこんな風に撮ったわけではなく…単なる手ブレです、はい(苦笑)。
さて…私の勤め先は27日が仕事納めなので、あと3日間働かなくては。頑張ろう…。

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2008年12月23日 (火)

映画『乱』onTV(没後10年黒澤明特集より)

テレビで放送された映画のレビューは久しぶりです。


映画『乱』
(NHK-BS2「没後10年黒澤明特集」より)

戦国時代を生き抜き、三つの城を抱える領土を持つ一文字秀虎(仲代達矢)は、ある日突然三人の息子たちに家督を譲り自らは隠遁することを宣言します。お互いに助け合いながら一族を繁栄させるようにと説く秀虎。しかし「息子たちが助け合うことなどは考えられない」と父親思いの三男・三郎(隆大介)の諌める言葉に腹を立て、彼と、その意見に加勢した重臣・平山丹後(加藤武)を追放してしまいます。
しかし、残りの太郎(寺尾聰)、次郎(根津甚八)に対する秀虎の期待は、間もなく裏切られることになり…。


よく舞台を観に行っている野村萬斎さんがまだ十代の頃に出演された作品ということで、数年前にもいちど見ているんですが…今回の方が色々と考えさせられることが多かったというか、何というか。
主人公である秀虎が、本当に自分のことを考えてくれる息子やその家来を遠ざけ、上辺では取り繕いながらも父のことを思いやりもしない息子たちに家督を譲ってしまう…そんな様子が、愚か過ぎるなぁと。またその息子たちも後々、父を蔑ろにした報いを受けることになるわけですが…仕方ないですよね。
太郎の妻・楓(原田美枝子)と次郎の妻・お末(宮崎美子)はともに、かつて秀虎に攻め落とされた城のお姫さまだったんですよね…。楓のように一族を殺された恨みを以て仇の一族を滅ぼそうとする、その気持ちは分からないでもありません。原田美枝子さんの演じる姿は美しく、そして恐ろしかったです…。
さて…私が好きな萬斎さんは、後半に登場します。宮崎美子さん演じるお末の弟で、城を攻め落とされた際、秀虎に目を潰された鶴丸という少年の役。目が見えない役なので、顔は鼻から下しか映りません。が…その立ち居振る舞いがもうすでに今の萬斎さんを彷彿とさせます。声はやはり、若々しかったです。

映画本編が放送される前、秀虎役の仲代達矢さんが『乱』をはじめとした黒澤作品について語ったVTRを放送していました。黒澤さんに「今日は調子悪いから撮影やめ!」と言われて、数時間かかった特殊メイクを、ワンシーンも撮影しないまま剥がした話とか…語り口が面白いのもあって、何度も笑ってしまいました。
それにしても仲代さん、もう70歳を超えているはずですが、『乱』で50代の頃に特殊メイクで皺を施したときのお顔よりも、ずっと皺も少なくツヤツヤでお若かったです。

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2008年12月22日 (月)

映画『K-20怪人二十面相・伝』

K20ことし映画館で観る、72作目はこちら。
映画を観るの、なんだか随分と久しぶりのような…(汗)。


映画『K-20 怪人二十面相・伝』

19世紀から続く華族制度により、極端な格差社会が生じる日本。第二次世界大戦の無かった架空都市“帝都”で世間を脅かす“怪人二十面相”と呼ばれる強盗が、富裕層だけをターゲットとし、美術品や骨董品を魔法のようなテクニックで次々と盗み出していました。
頭脳明晰でこれまでも数々の事件を解決してきた探偵・明智小五郎(仲村トオル)は、サーカスの人気曲芸師・平吉(金城武)が謎の怪人二十面相だと疑い、捜査を始めるのですが…。


何はともあれ、ラストが…、怪人二十面相の正体が…、かなり意表をつきます。びっくりです。でもそうと知ってしまうと、それがいちばん分かりやすいというか、納得な結末というか…。私は原作小説を読んだことはありませんが、読んだことの無い人は、予習などせずに観てびっくりするほうが、より楽しめるかもしれません。
怪人二十面相に騙された平吉は、明智の婚約者・羽柴葉子(松たか子)と偶然出会って、彼女に振り回されつつも、怪人二十面相の正体に迫りますが…どこか頼りないようでいて、目的にまっしぐらに向かっていく平吉をコミカルに、シリアスに、そしてアクションは迫力たっぷりに演じる金城さんは、ものすごくカッコよかったです。今年は春公開の『Sweet Rain 死神の精度』で死神の役を、つい最近は『レッドクリフPartⅠ』で孔明役を見ましたが、どの作品でもいつも魅力的でした。これからの作品も気になるところです。
また、葉子という、世間知らずな面もありながら良家のお嬢さまにしておくのは惜しいくらいの行動力を持った女性を、可愛らしく演じている松さんを見るのがとても楽しかったです。

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2008年12月21日 (日)

東京都交響楽団岡谷公演(緑と湖のまち音楽祭)inカノラホール

Tokyocanola今年は沢山の新しい音楽との出会いがありましたが…私にとって、このコンサートを聴きに行ったのはその象徴のようなものかも。

東京都交響楽団岡谷公演
(緑と湖のまち音楽祭)
2008年12月20日(土)14:00より、カノラホールにて


ドヴォルザーク スラヴ舞曲第1集第1番
           チェロ協奏曲 ロ短調 op.104
ムソルグスキー(ラヴェル編) 組曲「展覧会の絵」
(アンコール)
チャイコフスキー 
バレエ組曲「くるみ割り人形」より“こんぺい糖の踊り”“トレパック(ロシアの踊り)”

指揮     アレクサンドル・アニシモフ
チェロ  古川展生
管弦楽 東京都交響楽団


公演に先立って、チケットを購入したときに申し込んでいたゲネプロ(通しリハーサル)の見学が抽選で当たったので、参加してきました。
カノラホールの館長さん(多分)による前もっての説明によると、リハーサルは本番の曲順とは逆にやるのが普通なのだそうで…今回見学させていただいたときも「展覧会の絵」が最初でした。
「展覧会の絵」は、2年前の春に同じカノラホールで、ピアノ版を小山美稚恵さんで聴きました。私のすごく個人的な感想なんですけど…この曲を聴くといつも、後半の数曲は出口のない迷路か何かを進んでいるみたいな気分になってきて、最後の“キエフの大門”で、その安定感みたいなものにほっとさせらる、そんな感覚があります。
指揮をしているアニシモフさんが、長身で手足が長くて迫力があるのに、その大きな体をいっぱいに使った力強い指揮で、最後にはその姿に圧倒されて目が離せませんでした。
(おまけ)「展覧会の絵」についての記事がこちらにあります。

それにしても…リハーサルなのにお客さん(人数はちょっとですが…)がいる、というのは…ステージにいる方にとってはどんな感じなのかなぁとか想像してみたり。で…プログラムにない、でもすごく聴き覚えのある曲も練習していたので、おや、もしかして?と思ってましたが、やっぱりアンコールの曲でした。クリスマスシーズンにぴったりですね。なんて、「くるみ割り人形」がクリスマスのお話だっていうのを知ったのは結構最近なんですけどね(笑)。
それに、指揮のアニシモフさんはチャイコフスキーと同じロシアの方ということと、オペラやバレエの公演で指揮をされることが多いとプロフィールにあったので、得意なジャンルということで…自己紹介的な選曲なのかなぁなんて思いました。
というわけで…ゲネプロ見学に参加した人は皆、アンコール曲は2曲だなと分かってたとは思うんですが、本番では2曲演奏するまで拍手が鳴り止まなくて安心しました(変なの…)。
(またまたおまけ)「くるみ割り人形」について書いた記事がこちらにあります。

そして…いつも、予習しようと思いながらバタバタして何もできずに当日を迎える私にしては珍しく、アンコール以外の曲目についてはどれも、最低1回ずつは聴くことができたんです。でも…ドヴォルザーク2曲は初めて聴く曲だったので、リハーサルで聴いて予習(ではないですが…)のような感じもありました。
リハーサルでは「スラヴ舞曲」の方は短い曲なので通して演奏してましたが、チェロの古川さんが登場しての「チェロ協奏曲」では、独奏部分を中心に練習されていたようでした。
古川さんは、私がこのコンサートを聴きに行こうと思ったきっかけの人で、今年、尺八奏者・藤原道山さんをきっかけに知った方です。この秋話題になった映画『おくりびと』にも音楽(チェロ独奏)で参加されています。
(3度目のおまけ)古川さんについて書いた記事はこちら。テレビ東京系「みゅーじん」で特集されたときのものです。
リハーサルでの古川さんはダメージジーンズ(多分そんな感じの)を履いていたりして、すごくカジュアルでした。本番では黒いパンツに、上のボタンを二つくらい開けた白いシャツでした。見た目というか…伝わってくるオーラみたいなものにひきつけられるのと同時に、またその演奏する姿や音色も素敵でした。
また、コンサートのいちばん最初に演奏された「スラヴ舞曲」は、最初のところが何というか凄く爆発的な感じがして、迫力がありました。

今回のコンサートは、リハーサルから見るというちょっと珍しい、とても貴重な体験をさせてもらい…またアンコールでは、最近気になっていた曲が演奏されたこともあり、個人的なことではありますが、すごくタイムリーで楽しませてもらいました。

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2008年12月20日 (土)

エコバッグ(tutuanna)

Tutuannaecobag先週末、ひさびさに松本のPARCOでフラフラお買い物をしてました。
フラフラはしてましたが、いちおう目的はあって。新しい靴下が欲しいなと思っていたところだったので、tutuanna(チュチュアンナ)へ行きました。
で…レジの前にあったエコバッグも買ってしまいました…。でも、私の中では“エコバッグ”というと比較的薄い生地で出来ていて畳んだらすごく小さくなるもの、と思っているので、私的にはこれはエコバッグというよりトートバッグに近い感じですかねぇ。
今はこれを、会社にお弁当や水筒などを持っていく用のバッグにしています。40×23(cm)くらいなので、ちょっと大きめなんですが、私はここにめがねケースや休み時間に読む本(たまに、尺八の譜面だったり・笑)を入れたりするので大きめなくらいでちょうどいい感じです。

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2008年12月19日 (金)

さつまりこ

Satsumarikoじゃがりこの、さつまいもバージョン。

カルビー
期間限定 さつまりこ 焼きいも

さつまいもだ、さつまいもだ…と思っていても、いつものじゃがりこのイメージがあるので、妙に甘い…とか思ってしまいますが…でも、さつまいもの甘さも好きですね。
そうそう。この間テレビで「じゃがりこにお湯をかけるとポテトサラダになる」っていうのをやってました。結構有名な話だそうですが、私は初めて知ったのでびっくりでした。今度やってみようかしらん(笑)。 

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2008年12月18日 (木)

来年の準備

Calendar2008先月末に申し込んでいたCHAGE&ASKAの来年のカレンダーが、先週届きました。毎年、卓上カレンダーと壁掛けカレンダーの2種類を購入していたんですけども、今年は壁掛けカレンダーがなくて残念。…ってまぁ、そもそもカレンダーは1つあれば充分でしょうがね…。
通販といえば、ASKAさんのツアーグッズも通販で注文したんですけど、そっちはまだ来てなかったです。品切れになって再生産が決まったものがあったとかで、12月中旬くらいに発送というお知らせが来ているので、もうそろそろかとは思いますが…。
カレンダーやスケジュール帳など来年のものを揃えると、いよいよ今年も終わりだなぁという気分になってますが、来年の準備…というべきか、今年の〆(しめ)としては年賀状の準備がありますよね…。最近「年賀状は25日までにお出しください」とCMでやってますが、毎年ほんとにギリギリになってようやく出すという、ダメダメな私です。…まだ全然取り掛かってないので、今年も25日までには到底出せそうにありません…(爆)。

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2008年12月17日 (水)

速読三国志

Sangokusisokudokuいま読んでます。


村石利夫・著
『速読三国志』

これまで多くの日本人に親しまれてきた『三国志』のエッセンスのみをまとめ、楽しく一気に読めるようにしたものである。…と、本の最初に書いてあります。
最近、映画『レッドクリフPartⅠ』の影響らしく、本屋さんに行くと三国志コーナーがあったりします。まぁ、映画自体は『三国志』をあまり知らなくても分かりやすくなってましたが…これを機会にどんな話か知ってみたいと思いまして…図書館で見つけたのがこの本。タイトルに“速読”とパパッと読めそうだな、ということで選んでみました。
私のように『三国志』という名前と、本当に有名な人(曹操、劉備、孔明など)をなんとなく知ってるだけ~…くらいの人が、大体どんな話なのか知りたい、というのには便利かも。ほんとにパパッと読めます、速読だけに。
『三国志』がどういう話か分かってくると、映画では、本家本元に出てくるエピソードをあれこれ脚色しているところとか見つかって、なかなか興味深かったです。映画のほうは続編(というか後編?)が来年春公開ですが、そちらを観るときには、また違った楽しみ方が出来そうです。

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2008年12月16日 (火)

無銭優雅

Musenyuga久々に手に取りました。


山田詠美・著
『無銭優雅』

慈雨(じう)と栄、40代の男女の恋愛と、家族模様。
↑なんか…簡潔に書きすぎました(笑)。でもこういう感じとしか…いいようがなかったり。

山田詠美さんの小説は、10代の後半から20歳頃にいくつか読んでましたが、その後ちょっと苦手意識みたいなのが出てきて、ほんとにずーっと遠ざかってました。
そんななか、この作品が出たばかりの頃になんだか気になってて…図書館で見つけたのをきっかけに、読んでみたという感じ。

主人公の慈雨は友人と花屋さんを共同経営する40代の女性で、恋人の栄は同い年で予備校の講師をしています。
30代に突入したばかりの私からすると、20代の頃ほどではありませんが、やはり40代くらいの男女が恋愛するといったら、自分よりは大人の人らしい恋愛なのかな、とそうぞうしちゃいますが…なんだか、読んでいる途中でそれを忘れちゃうくらい、イメージが違います。でもそれが、なんだか愉快でした。
でも…後半というか、かなり終盤になって物語が劇的に動いて、私はなんだか泣いてしまっていました。いえ、ほんとに。
どこがどう良かったとか、そういうことは上手く言えないけれど、この物語全体の雰囲気が、あぁ読んでよかったなと言いたくなる空気を持っていて、不思議なくらい心地良かったです。

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2008年12月15日 (月)

クラシックミステリー『名曲探偵アマデウス』事件ファイル♯22モーツァルト「クラリネット五重奏曲」~ピエロの謎~

Amadeus今回は、若い女の子に頼まれたら嫌とはいえない、ちょっとパオー~な事件…とか(笑)。


クラシックミステリー『名曲探偵アマデウス』
事件ファイル♯22
モーツァルト「クラリネット五重奏曲」~ピエロの謎~


なんでこの曲がピエロの三種の神器なのか…それがわかんないと一生ピエロになれないかもしれない!どうか助けてください!

「クラリネット五重奏」は、モーツァルトが死の2年前である1798年に書き上げた、クラリネットならではの深みのある音色と弦楽器が巧みに美しい旋律を生み出す作品です。ドイツの有名な音楽学者のアーベルトは、この第1楽章の冒頭を『雲のない春の朝』と表現しました。
…果たして、依頼人が持ち込んだこの曲が、なぜピエロの三種の神器なのか?名曲探偵がこの「クラリネット五重奏曲」の秘密を解き明かします。



カノンが見せたレコードの、溝だけを見て天出が曲名を答える、という遊びをしているふたり。相当暇なんだなぁ大丈夫かなぁと思っているところに依頼人登場。
依頼人は、ピエロになる修行をしながらサーカス団で象の世話をしていますが…団長がなかなか自分を認めてくれないことに業を煮やし、サーカス団に伝わる“ピエロの三種の神器”を持ち出しました。が…そのなかに含まれていた1枚のレコードの意味が分からず、事務所を訪れたのでした。
そのレコードとは、モーツァルト「クラリネット五重奏」。この曲が書かれた当時、クラリネットはまだ誕生して間もないとても目新しい楽器だったそう。モーツァルトはその音域の広さと思うがままに強弱を奏でられるという特性を生かした曲を、名演奏家であったシュタードラーとともに作り上げました。
ヴァイオリンとの会話をするような掛け合い、弦楽器の奏でる長調の旋律を短調で受ける旋律…。そして明るく吹けば吹くほど哀しくも感じられるその音色…。
そんなところから天出はこの曲を、ピエロの、滑稽でありながら物悲しげなピエロの演技、そして客席の空気を読みながら、見る側に笑とともに愛を与えようとしているピエロのようだと推理するのでした。
そして依頼人は、初めてサーカスでピエロを見たときのことを思い出し、笑いだけではなく。お客さんに愛が届けられるようになるまで練習を続ける、と言って去っていくのでした。

そして後日…依頼人がピエロをつとめる公演のチラシが送られてきます。今まで世話をしてきた象と共演することを知り、パオーパオーと象のまねをするふたり…なんかちょっと可笑しかったです。


天出臼夫…筧利夫
響カノン…黒川芽以
道家典子…市川美和子

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2008年12月14日 (日)

大河ドラマ『篤姫』―最終話・一本の道

Atsuhime3あぁとうとう最終回です…。

大河ドラマ『篤姫』
―最終話・一本の道
江戸城を出て、本寿院や唐橋らと平穏な日々を送っていた天璋院を、薩摩からお幸と忠敬が訪ねて来ます。これまでの苦労をねぎらうお幸に、天璋院は母の教えのおかげと感謝を述べるのでした。
その頃、大久保たちの新政府の運営は多難を極めていて、頼みの西郷は薩摩へ帰り、帯刀も体を壊し大阪の病院にいました。帯刀の病状はお琴の看病も空しく悪化。薩摩から駆けつけたお近に、満足のゆく人生であったと言い残し帯刀は世を去ります。帯刀が残した手紙に心動かされた西郷は、新政府へ復帰することを決意するのでした。
京へ帰っていた静寛院が天璋院を訪れ、徳川家を継いだ家達の聡明さにふれた静寛院は安堵します。天璋院と静寛院のふたりは勝の案内で芝居見物に出かけるなどして親交を深めます。その後、成長し婚約の決まった家達の祝いに滝山、重野ら大奥の面々が天璋院の家に集まります。大奥を出た後のそれぞれの人生を聞き、天璋院は満足そうに微笑み写真に収まるのでした…。



「人はいなくなるのではなく、また会うときの楽しみのために一時、離れ離れになるだけ」…前回、帯刀が天璋院を励ますべくかけた言葉が、現実となった…そう感じた最終回でした。しかし…その言葉を発した帯刀その人と再び会うことは叶わず、また再び会うことが出来た人とも、それが今生の別れとなることもあり…それもまた、悲しくはありますが最終回らしいなぁと感じさせられました。

とくに、薩摩からやってきた母・お幸と兄・忠敬との再会。再会を喜ぶ面々を見るにつけ、薩摩でのほのぼのとした場面や別れの場面などあれこれ思い出して、懐かしく思いながらも涙が止まりませんでした。
それにしても、あらためて…於一時代にお幸から受けた「人が果たすべき役割」「一方聞いて沙汰するな」「考えて分からないときは感じたままに行動せよ」という教え、そのままに真っ直ぐに、一本の道を貫いたのが天璋院の人生だったなぁと思ったりしました。

そして…このドラマでは篤姫と並び、もうひとりの主人公ともいうべき帯刀が、ひと足も二足も早く、この世を去ります。大坂で病に臥せっている帯刀を看病しているのはお琴。そこへ薩摩からお近がやってきて「これからふたりで看病します」と…。お琴はお近に「妻の私が来たのだからあなたはもう結構」と言われることも覚悟していたはず。この場面でも、そして後の天璋院に宛てた文でも、お近の器の大きさを感じさせられました。

大久保から帯刀の死を伝えられた天璋院の悲しみように、またまた涙させられました。夫である家定を亡くしたのとはまた違う…大きな喪失感があったことでしょう…。初めてふたりがお守りを見せ合った場面をあらためて見て、なんだか懐かしくなってしまいました。
今回は薩摩での、特に斉彬の養女となる前の場面があちこちで使われていましたが、そのどれもがなんだか懐かしく愛おしくて、天璋院の言葉ではありませんが、ほんとうに宝物のように輝いているなぁと感じました。

後半は…そうとくに、家達の婚約辺りを境にだいぶ駆け足な印象もありました。帯刀からの手紙に心を動かされて新政府に復帰し、廃藩置県などの大きな仕事を成し遂げた西郷ですが、未だに自分の主君は斉彬ただひとりと思うあまり、周囲と衝突ばかりしてしまう自分は、大久保に迷惑を掛けている…と感じ、再び政府を離れてしまいます。暇乞いに現れた西郷に天璋院は、斉彬を主君と仰ぐその気持ちを嬉しく思いながら、真っ直ぐすぎるあまり不器用な部分をもどかしくも感じ、また西郷も口にしたように、帯刀が生きていてくれたら…と強く思ったのだろう…と感じました。
明治10年に西郷が西南戦争で、そしてその翌年には大久保が暗殺によって命を落とし…それまでにもたくさんの人々を見送ることになった天璋院が、家定に「もうこれ以上大切な人を見送りたくはありません」と涙ながら訴えるところが…ほんとに切なかったです。長く生きていれば、それこそ、もう会うことも叶わないかもと思っていた人とも再び会うことが出来るかもしれないけれど、そのぶん、先立つ人を見送ることも多かったわけで…それはとても辛いことだったでしょうね…。

最晩年の天璋院を演じる宮﨑あおいさんがまた、ほんとに見事でした。たくさんの人々に出会い、それを振り返り幸せだったというのがもう見てるだけで伝わってきて…最期の場面は…もう悲しいとか辛いとかでもないような、なんだかわけの分からない感情が涙になってあふれてしまいました…。というか、これを書いている今も、ちょっと泣いてたり…(苦笑)。

さて…今年の1月から見てきた大河ドラマ『篤姫』も、めでたく最終回を迎えました。数年前に「今年は見るぞ!」と思いながら夏ごろに挫折したことがあった大河ドラマ。今回、どうなることか…と不安を抱えながらも見始めましたが…ほんとに飽きることなく、毎週毎週楽しみで、1年間が終ってしまいました。生活の一部にもなっていた感もあって…清々しさとともに、とても寂しい気もしています。
篤姫役の宮﨑あおいさんが素晴らしかったことはもちろん、私としては堺雅人さんの演じた家定はほんとにもう、毎回楽しみで仕方がありませんでした。そんな家定が亡くなった後も、家茂役の松田翔太くんとか…ほんとに見ていて飽きない、ドキドキさせてくれる人がいっぱいでした。
篤姫の周囲が変わるたびに、あぁあの人もう出てこないのか…寂しいな、と思わせる人ばかりで、またその先でもそう思える人が現れて…いつもほんとうに楽しませてもらいました。

連続ドラマを見続けるって結構大変なことで、それには①ストーリー(脚本)が面白いこと②キャストが魅力的であること、という要素が大きいと思います。しかもそれは、どちらかが欠けていたら成り立たないなぁ…ということをあらためて感じさせられました。今年の大河ドラマは、そのふたつが上手くマッチしていたからこそ、今年のドラマでいちばんの話題作となったんだろう…と思います。

私の個人的なことで言えば、今年の大河ドラマは、第一回からレビューを書かせていただきました。それが、途中でやめたくない!という、ブログ書きとしての意地も生まれてきて、それがドラマを1年間見続ける原動力にもなったところもあって。なので、いまはやり遂げたぞ!という達成感もあったりします。それも、コメントを下さった方、TBでお世話になった方、また拙いレビューを見に来てくださった方…皆さんのお陰と思っております。この場を借りて、ありがとうございました。

さて…来年の大河ドラマは『天地人』(てんちびと)。時代はずーっと遡って戦国時代へ。妻夫木聡くん演じる直江兼続が主人公です。早くも本屋さんなどでは特集コーナーが出来ていて、篤姫から兼続へ移っていくんだな…と感じる今日この頃です。
私の好みとしては戦国時代より江戸時代の方が好きなので…正直、来年は見るかどうか迷ってますが…本来の、というか今まで大河ドラマを見てこられた方にとっては、おなじみの時代なのかなぁという気もしますね…。



天璋院…宮﨑あおい
静寛院…堀北真希
滝山…稲森いずみ
重野…中嶋朋子
唐橋…高橋由美子
本寿院…高畑淳子
歌橋…岩井友見
小松帯刀…瑛太
西郷隆盛…小澤征悦
大久保利通…原田泰造
島津久光…山口祐一郎
徳川家達…私市夢太・吉武怜朗
お近…ともさかりえ
お琴…原田夏希
お幸…樋口可南子
島津忠敬…岡田義徳
しの…小林麻子
(回想)
徳川家定…堺雅人
徳川家茂…松田翔太
島津忠剛…長塚京三
坂本龍馬…玉木宏
島津斉彬…高橋秀樹
小松清猷…沢村一樹
幾島…松坂慶子
菊本…佐々木すみ江

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今年の漢字は“変”

Sky38さて…今年も残すところ約3週間ほど。なんだかあっという間に過ぎ去った1年でしたが、そんな年末恒例の「今年の漢字」が発表になりました。
京都・清水寺で森清範貫主によって揮毫(きごう)された今年の漢字は「変」。金融危機や中国ギョーザの農薬混入などの食の安全に関する問題、首相交代などの政治問題によって選ばれましたが、今年話題になったNHKの大河ドラマ『篤姫』が時代の変革期を描いた物語だったということも影響したようです。
そういえば…私自身は去年の“今年の漢字”にこの「変」という字を選んでましたが…確かに、今年も色々な意味で「変」が当てはまる年でした。
Gen_2 ですが…あえて違う字を選んでみました。
「厳」です。理由は「変」が選ばれたのと同じく、様々な変化のあった今年を表してみました。とくに…秋からの金融危機の影響は大きく、大企業でも業績の悪化が進み、派遣社員の契約打ち切りや新卒の内定取り消しなど…雇用に与える影響も大きい今日この頃です。新卒の人たちにとっては…時期的にいうと、すでに再来年春に就職する人たちの就職活動も始まっているこの時期に、これから職を探さなくてはいけないというのは、ほんとに厳しいものがあると思います。
まぁ…今は職のある人も(自分を含めて)、一寸先は闇というような先行き不透明な部分もあって、不安は尽きないわけですが…。
Onkanで…ひとまず厳しいことは置いておいて。違った面から自分的なことを中心に選んだ字を。
「音」「感」。ひとつに絞れなかったのでふたつです。
まずは「音」。私の趣味のひとつとして音楽鑑賞がずっとあったわけですけども、そんななかでも今年は、新たに色々な音楽に出会い、新しく始めたこともありました。なかでも大きいのは尺八。藤原道山さんのライブ(と、ワークショップ)に行ったのがきっかけで、今は尺八を習っています…自分でもびっくりですが。まぁなかなか上達はしませんが…続けて頑張っていかれればいいなぁと思います。今の目標は「自己紹介するとき“ほんとにちょっとですけど尺八吹けます”というレベルになれること」です(笑)。
もうひとつの「感」は…ひとつ目の「音」とも関係ありますが、今年は、厳しい世相のなかでも、色々と感動のあった年だったなぁと思うこともあり、悪いことばかりではなかったということを振り返りたい気持ちから。
私個人としては新しい音楽に触れての感動もあったし、ずっと前から変わらず好きな音楽やお芝居でも感動がありました。
そして…北京オリンピック。始まるまでは、中国で開催されることへの不安や、それがある意味的中してしまった感のあった聖火リレーの騒動もあったりして、そんなに見ないかも…とか思ってたんですが。始まったら結局、かなり見ました。そしてかなり泣きました。さっき、「スマステ!」で今年流行ったものの特集でオリンピックの名場面集をやってて、久々に見てまた泣きました(笑)。

まぁ厳しいなぁと思いながら、だからこそどこかで「いいなぁ!」と思える瞬間を求めてしまう…そんな年だったかなぁという気がします。

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2008年12月13日 (土)

真央ちゃん優勝♪

韓国で行われたフィギュアスケートGPファイナルをテレビで見ました。
女子ではSP(ショートプログラム)で2位だった浅田真央選手が逆転優勝、男子では小塚崇彦選手が2位になりました。めでたい!(笑)。
真央ちゃんの演技を、固唾を呑んで見守りましたが…ジャンプで1回失敗があったのは残念でしたけど見事にトリプルアクセル2回決めましたね!ストレートステップのダイナミックさにも目を奪われました。
でも…真央ちゃんの演技もさることながら、2位になった韓国のキム・ヨナ選手。地元開催の追い風とプレッシャーの中で懸命に演技する姿にも心動かされました。ジャンプで失敗したとき、思わず「頑張れ!」って言ってしまいましたもん。
同じ日本人としては真央ちゃんにいつも勝って欲しいとか思ってしまいますが…(笑)。

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2008年12月12日 (金)

のだめ、映画化!

な、なんと…。
2006年にドラマ化された『のだめカンタービレ』の映画化が決定したそうです。
アニメではなく、実写。キャストはもちろんドラマと同じく、のだめが上野樹里ちゃんで千秋が玉木宏くん。
公開は2010年正月と春。2本連続だそうですが…気になるのはストーリー。
今年初めに2夜連続で放送された“巴里篇”で、原作に出てくるエピソードをあっちこっちから持ってきて、けっこう上手い具合にまとまったな!と、私は思ってたんですが…これから映画となると、どんなストーリーになるのか…。
たしか…まだマルレ・オケ(千秋が常任指揮者をしているオーケストラ)はちゃんと出てきてなかったですね…。千秋サイドだとその辺りが出てくるかなぁという気がします。
スペシャルドラマで初めて登場した、ウエンツ瑛士くん演じるフランクやベッキーさん演じるターニャもすごく良かったので、また見られるといいなぁと思います。
まだドラマでやってないエピソードを思い浮かべては、あれはどうだろう、これはどうだろう…と想像するのも楽しいものです。が…早く詳細を知りたいです。

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2008年12月11日 (木)

ビーズアクセサリー講座⑦

Beads7 なんか…一時期夜なべ(古い!)して毎晩のようにやっていた頃が懐かしい、みたいな感じですが…、久々にやってみました。ユーキャンの「ビーズアクセサリー講座」。写真のが作品7「デイジーのブローチネックレス」。
紫のビーズをたくさん(ほんとにたくさん!)使ってデイジーの花びらを象ったブローチと、ゴールドのパールビーズをずらーっと繋げたネックレス。
今回…結構時間かかりました。とくに、ブローチ。お休みの日の夕方に始めて、2時間くらいやって夕食のために中断。で、夜ちょっと遅い時間に再開してそれから2時間くらいか、もうちょっと。4~5時間くらいでしょうか。花びらの部分がとにかく時間がかかるうえに、中央の花芯のところも、土台になっているシャワー台を何度もひっくり返して確かめながら…って感じで、ほんとに大変でした。
ネックレスのほうも、長さがかなりあるので大変は大変でしたが、基本的にはテグスにどんどん通していくだけの作業が主なので、あまり苦にはなりませんでした。こちらにかかったは2時間前後くらいでした。
ブローチのほうは花びらの色を2色くらい使ったりしても面白そうな気もします。

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2008年12月10日 (水)

熊野の残照

Qed10これは、この間泊りがけで出かけたときのお供にしたもの。


高田崇史・著
『QED~ventus 熊野の残照』

人には言えないある理由から、故郷・熊野を捨てた薬剤師・神山禮子が、何かに衝き動かされるように参加した熊野旅行で、彼女は崇や奈々と行動をともにすることに。
…後鳥羽上皇たちはなぜ苦行の熊野詣でを繰り返したのか?牛王宝印にかけられた呪と、八咫烏の正体とは?崇が神話の本質を暴くとき、禮子の過去にまつわる真実も…。


今回は、結構珍しいタイプ。
いつもはたいてい、奈々からの視点で訪れた土地の印象だったり、崇やその他の人物との会話が描かれるわけですが。
今回は奈々・崇とともに熊野で行動をともにする禮子の視点から、奈々や崇を見ながら、かつて捨てた故郷・熊野を見、崇の語る、熊野詣でや八咫烏についての話を聞く…という感じ。
途中に挟まれる“告白”と“独白”。この意味が明らかになるのは、かなり後になってから。でも…注意深く読んでいけば、もっともっと早く気づけていたものを…!とちょっとばかり悔しさを覚えました。その、最後に差し掛かったのは、東京から帰ってくる電車の中ででしたが、「え、え…。あぁ~そういえば…」とかいいながら(もちろん心のなかで)、あちこち読み返しました。それでなんとか理解できたというか。
まぁ禮子の過去にまつわる真実については、崇の話の内容から、もしかしたらこういうこと?みたいなところは結構早くに見えてくるわけですが…親が子を思う心がそこにはありつつ、やっぱりやるせないなぁと思わずにはいられませんでした。

さて…これの次、『QED神器封殺』とこの作品は色々と繋がっているところがあるそうなので、読むのがまたまた楽しみです。

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2008年12月 9日 (火)

10万アクセス

きょう(あ、いえ日付変わったのできのうですが)気が付きましたが、このブログ「いんどあかめさん日記」が10万アクセスを突破してました。たぶん、3~4日くらい前に(すごく適当)。

いつも来てくださる方や初めての方、皆さんのお陰でございます。
ほんとに、ほんとに細々とやらせていただいてますので、3年とちょっと掛けての、のんびりペースで…まさに“かめ(亀)さん”って感じで(笑)。

これまで映画とかドラマのレビューを書かせていただくとアクセス数が跳ね上がることがよくありましたが、今年は特に大河ドラマ『篤姫』のレビューを書かせていただいたことが、アクセスアップに大分、貢献したように思います。そうなると…来年はまたアクセス数が落ち込んでしまうのかな?

まぁアクセス数よりも、自分の書きたいことを書くのが優先課題だったりしますが…それでもたくさんの方が見てくださるのは嬉しいことです。
というわけで、皆さんこれからもよろしくお願いいたします♪

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蛍坂

Hotaruzaka好きなシリーズってことで…またまた読んでみました。


北森鴻・著
『蛍坂』

三軒茶屋の裏通り、ぽってりとした白い提灯が目印のビアバー“香菜里屋”。この店の裏メニュー、それはお客の持ち込む謎と、その解決。

この前読んだ『香菜里屋を知っていますか』と同じシリーズで、いっこ前の一冊。
なんとなくですが…このシリーズって、お店に集う人たちの会話がほのぼのと楽しい半面で、持ち込まれる謎やその真相が、とても切ないものが多かったりするわけですが。
とくに、昔別れた恋人がすでにこの世を去ったことを知った主人公が、たまたま、彼女がよく訪れていた“香菜里屋”にたどり着いて…という表題作の「蛍坂」とか…主人公の公開や無念の思いが、ほんと切ない。
あとは「雪待人」。これは“誰か”を待つために、古くからある画材店をそのまま残して営んできたらしい女性のことを、彼女を思っていた男性が「何を待っていたんだろう…」と“香菜里屋”で語っていて…。じつはこの話、『香菜里屋を知っていますか』への、ある意味での伏線になっているのですよね…。マスターの工藤が、この話に出てくる女性にオーバーラップします。

さて…このシリーズもあと一作読むと、終わり(順番はかなりおかしくなりましたが)。
好きなだけに、もっと読みたい気持ちもあってちょっと寂しいですね…。

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2008年12月 8日 (月)

クラシックミステリー『名曲探偵アマデウス』事件ファイル♯21チャイコフスキー「くるみ割り人形」~クリスマスに届いた呪いの人形~

Amadeus今回は、クリスマスの奇跡に満ちた、踊りだしたくなるような事件(?)。


クラシックミステリー『名曲探偵アマデウス』
事件ファイル♯21
チャイコフスキー「くるみ割り人形」~クリスマスに届いた呪いの人形~

前の会社の上司が送ってきたくるみ割り人形。どうしても、この人形にこめられたメッセージを知りたいんです!

「白鳥の湖」「眠れる森の美女」「くるみ割り人形」は、バレエ音楽に革命を起こしたといわれるチャイコフスキーの三大バレエ曲と呼ばれ、バレエ界の最高傑作として名を残しています。そのなかでも「くるみ割り人形」は、チャイコフスキーが晩年の、熟練の技と円熟した感性が際立つ名曲です。
バレエの初演は1892年12月。チャイコフスキー51歳のときでした。チャイコフスキーはこのバレエ曲から音楽演奏会用に8曲抜粋し、組曲「くるみ割り人形」として発表。バレエの舞台を離れて音楽の演奏会でも親しまれてきました。
果たしてそんな人気バレエ曲から、依頼人は何を聞き取るべきなのか?名曲探偵が「くるみ割り人形」の謎に挑みます。


クリスマスを前に、ツリーの飾り付けをする天出にクリスマスプレゼントに欲しいもののリストを渡すカノン。そんな探偵事務所に、最近スーパーカーのデザイナーからベビーカーの設計家に転職した依頼人がやってきます。なんでも、転職する際に依頼人を引き止めた、彼の師匠にもあたる元上司から送られてきたクリスマスプレゼントの意味を知りたい、というのです。そのプレゼントとは“くるみ割り人形”。人形についているオルゴールから流れるのはチャイコフスキーによるバレエ音楽「くるみ割り人形」の“こんぺいとうの踊り”。くるみを割ると音楽が止まる仕組み。
上司と仲たがいをして分かれてしまったことから依頼人は、この人形には呪いがかけられているのでは…と怯えていますが…。

バレエ音楽を踊りの伴奏、といった性格のものから交響曲のような本格的なものにしようとして「白鳥の湖」を作曲したチャイコフスキーは、その音楽の完成度が高すぎることを理由に不評を買い、初演は失敗に終ってしまいます。そんな失敗を乗り越え、振り付け師からの非常に細かい注文によって付けられた制約のなかで、音楽で情景を表現すること(“雪のワルツ”での鉄琴やフルート、少年少女合唱を用いて雪の降る様子を表現)や、メロディの親しみやすさを工夫したり、新しい楽器を取り入れる試み(“こんぺいとうの踊り”でのチェレスタ)などで、長く後世まで親しまれる音楽を生み出しました。
それはそうと…“こんぺいとうの踊り”として日本で知られる曲、原題をそのまま訳すと“ドラジェの精の踊り”というのだそう。ドラジェは、アーモンドに砂糖をコーティングしたお菓子で、ヨーロッパでは結婚式や誕生日などのお祝い用のお菓子として親しまれていましたが、日本ではあまりなじみのないものだったために、日本語では“こんぺいとう”と訳されたようですね。

そんなわけで…失敗をばねに、新しい試みに挑戦しながら人々に親しまれる名曲となったチャイコフスキーの「くるみ割り人形」から天出は、今まで培ったものを生かしながら新しい発想、想像力を持って新しい世界…ベビーカーの設計に励んで欲しい、という依頼人を思う元上司の思い、そしてもちろん、依頼人のことを恨んだりなどしていない、ということを推理するのでした。
そして後日…依頼人から、元上司と仲直りし今は新しいベビーカーを作るべく頑張っているという手紙が天出とカノンのもとに届きます。手紙にあるように、クリスマスの奇跡がふたりにも訪れるのでしょうか…?



天出臼夫…筧利夫
響カノン…黒川芽以
隼吾郎…篠井英介

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2008年12月 7日 (日)

大河ドラマ『篤姫』―第四十九話・明治前夜の再会

Atsuhime3さて今回は、幼馴染との最後の再会。


大河ドラマ『篤姫』
―第四十九話・明治前夜の再会
無血開城の日が近づいた江戸城で、天璋院が大奥の住人たちとの別れを惜しみ、大奥で過ごした懐かしい日々の思い出に浸りながら一人、大奥中を歩き回っていた天璋院は、花を活けている本寿院を見てふと思いつき、残っている女中全員皆で花を活け、大奥中をいっぱいの花で飾るようにと命じます。滝山は、天璋院がいたからこそ大奥は混乱もなく無血開城を迎えられた、自らの運命を知った大奥が天璋院をここへ呼び寄せたに違いないと言い、天璋院は大奥を閉じる役割が自分に与えられた天命だったのだと悟るのでした。
その後一橋邸へ移った天璋院のもとに静寛院がやって来て、江戸を去り京へ帰ることを告げます。次々と人が去っていくことを寂しく思う天璋院のもとに突然、思いがけない人物が現れて…。


江戸城明け渡しに向け、慌しい大奥。そのなかで、次々と去っていく人々。それぞれに今後どうするか…という話題になっていくわけですが、滝山・重野・唐橋という天璋院にもっとも近く、困難を共にしてきた面々は、寂しさのなかにも相変わらずだなぁと…ちょっと微笑ましく笑わせてもらいました。とくに「滝山さまに釣り合うような殿方がいらっしゃいますかどうか」と言った唐橋と、逸れに応えた「そちは最後まで変わらぬ…ひと言多い!」という滝山のやり取り。唐橋は最初に登場したのが、たしか家茂上洛の頃で結構遅かったですが、あのちょっとのほほんとした、物怖じしないところは見ていてとても楽しかったです。
そして…家定との思い出を胸に、駕籠に乗った天璋院がお鈴廊下を通って大奥を出て行くところが…やはり感慨深かったです。そして、その前に交わされた滝山との会話も。このドラマのなかで度々登場してきた「役割」という言葉が出てきました。ほんとに…滝山の言葉通り、天璋院のような人でなければ、大変な混乱を極める時代のなか、終っていく運命の大奥をまとめていくことは出来なかったでしょうね…。そして、最初は天璋院とも(そして幾島とも)ぶつかることの多かった滝山も、大奥の最後には欠かせない人物だったでしょう…。

江戸城を出て一橋邸に移った天璋院には、それからも幾つもの別れがやってきます。
まず勝が、徳川宗家を継ぐ田安亀之助について駿府へ。そして静寛院は、家茂と過ごした江戸城にいられないなら、と京へ。
そして、重野も。一橋邸での暮らし向きや、徳川宗家の禄が七十万石に削られたことを知って、自分(と数人の侍女)のぶんの食い扶持だけでも減れば、という思い。そして天璋院が苦しむ姿を目の当たりにするのが辛く悔しい…と胸のうちを明かします。重野の最後の願いは、いつの日か天璋院と一緒に薩摩の桜島を見ること。叶えて欲しかったですが…薩摩はあまりにも遠いですね。距離だけではなく、なんとなく心情的にも。
「城との別れは人との別れ」…唐橋のこの言葉、なるほどそうだなぁと思いました。天璋院にしてみれば、生まれた今和泉島津家から鶴丸城、そこから近衛家や江戸の薩摩藩邸を経て江戸城大奥へと住まいを変える度に沢山の人との別れを経験してきたのですよね…。そのなかでも、徳川の人間として生きていく決意をした天璋院にとって、大奥での暮らしや人々との別れは殊更辛いものだったでしょう…。

そんな寂しい日々を送る天璋院のもとを訪れたのは、帯刀。
久々に碁盤を挟んでの天璋院と帯刀の会話、見る側にもとても懐かしいものでしたが…やはり、於一と尚五郎だったときとは違う、それぞれの人生を歩んできた、そんなものも感じられました。でも…帯刀の「子が出来ました。…お近にではないのですが」という言葉に「まぁ」とちょっと咎めるような、でもちょっと笑いを含んだ天璋院の表情は、どこか可愛らしく、昔なじみの人に見せる親しげなものを感じさせられました。
そして…「もし養女の話がなければ私と一緒になってくださいましたか」と尋ねた帯刀に対する天璋院は「答えは、亡き夫家定に相談いたします」です。たしかに、ずるい(笑)。でもその後に続く家定との日々を語る幸せそうな表情がほんとに良かった。
それにしても、天璋院に相談された家定は、なんて答えるんでしょうね?「許さぬ、御台は徳川(もしくは、わし)のものじゃ。」とか?(笑)。なんだか、想像したらちょっと可笑しかったです。

…そうそう、天璋院を訪ねる前の帯刀は大久保や岩倉に、久光へ版籍奉還を進言する、と言ってました。「徳川からのみ取り上げるのでは筋が通らない」とも。天璋院も帯刀も、さすが幼馴染というべきか、筋が通らないことは納得できない性分で、そんなところが薩摩で共に過ごした証のようにも思えました。
別れが相次ぐなかで、心細い天璋院の「また会いに来てくださいますか」との言葉に、これが最後になるだろうと思っている帯刀の返事は色よいものではなく…弱気な天璋院にかけた帯刀の「人はいなくなるのではなく、また会うときの楽しみのために一時離れ離れになるだけ」という言葉は、胸に沁みました。思えば…薩摩にいたころ、真っ直ぐで強い天璋院(その頃は於一または篤姫)が時折弱気になると、それを叱咤激励するのは帯刀の言葉でしたね…そんなことを思い出したら、なんだか…こみ上げてくるものがありました…。
お近という妻をもらい、それはそれで幸せだった帯刀。けれど、天璋院に対する思いの深さをあらためて感じることが出来ました。

そして…次回は「一本の道」。いよいよ最終回。
なんだか予告を見ていたら、あぁとうとうなんだな…と気が早いとは思いつつ涙が…。




天璋院…宮﨑あおい
静寛院…堀北真希
滝山…稲森いずみ
重野…中嶋朋子
唐橋…高橋由美子
本寿院…高畑淳子
歌橋…岩井友見
勝麟太郎…北大路欣也
岩倉具視…片岡鶴太郎
小松帯刀…瑛太
大久保一蔵…原田泰造
(回想)
徳川家定…堺雅人
徳川家茂…松田翔太

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2008年12月 6日 (土)

福袋

Fukubukuroかわいい表紙だったので、気になってつい。


角田光代・著
『福袋』

恋人との結婚を目前にして姿をくらました兄。音信不通だった兄を、彼の恋人とともに大阪の街で探し歩くことになったかよ子。兄に会えたら、彼のせいで苦労することになった両親と自分の鬱憤をぶちまけたかったかよ子ですが…。(表題作「福袋」)


レビューを書こうと思って調べたら、これって連作短編集なんですね…。私の理解力が足らないのか、ぼんやり読みすぎなのか、短編同士の繋がりが…イマイチ私にはよく分からなくて…。なんとなく、地名だとかに「おや?」と思うところはあったりしたんですが…。
それはそうと。なんだか…始まっていく人たちの物語よりは、ひとつの終わりに向かっていく人たちの物語というのが沢山含まれている短編集だなぁという印象を持ちました。たとえば…一緒に役所へ離婚届を出しに行った元夫婦がでてくる「白っていうより銀」とか、離婚届けを置いて出て行った夫の真の姿を探ろうとする妻が主人公の「カリソメ」とか。あとは同棲を始めたばかりの男女が出てくる「犬」は、一見始まりの物語のように感じられるのに、もう終わりが見えちゃっているようにしか見えないというか。
なんでしょう…人の心の、きれいごとばかりじゃない部分がたくさんさらけ出されるからこそ、あぁそれなら終っちゃっても仕方ないなぁって妙に納得させられる部分があったりもしました。

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2008年12月 5日 (金)

クロスカウンター

Crosscounter映画化もされた『T.R.Y.』を読んでから、度々読んでいる作家さんです。


井上尚登・著
『クロスカウンター』

元大手外資系証券会社アナリストからフリーの金融探偵に転身した七森恵子が、数々の潜入調査のなかで次第にひとりの天才詐欺師の存在に気づき始めます。相棒の如月浩二郎とタッグを組み、次第に暴かれていくその詐欺の全容とは…。


詐欺事件といえば…最初に読んだ井上さんの作品も、超がつくほどの天才詐欺師・伊沢修が登場する作品でした。ですが今回は反対側、詐欺師を迎えうつ側が主人公。最初の方は独立した事件(?)みたいな仕立てになっていて、それがかえって読みやすく、登場人物のキャラクターが掴めてきたところで、大きな流れに突入していくので、物語に入り込みやすかった気がします。
なんか…この手の話を読むと、映画とかドラマにするならどんな女優さんや俳優さんが似合うだろう?とか考えてしまいます。でもまぁ、なかなかハッキリしたイメージにはならないんですけども…。



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映画『真木栗ノ穴』(松本CINEMAセレクト上映会にて)

Makigurinoanaことし映画館で観る、71作目はこちら。
仕事が普通にある平日に映画を観に行くのは久々かも。


映画『真木栗ノ穴』
(松本CINEMAセレクト上映会にて)

古いアパートで小説を書く日々を送る、売れない小説家の真木栗勉(西島秀俊)は、ある夜、部屋の壁にふたつの“穴”があることに気付きます。官能小説の執筆を依頼された真木栗は、隣の男が女を引っ張り込んで情事に耽る様子を覗いては小説のネタにするのでした。
ある日アパートを見上げている、部屋を探しているらしい美しい女を目にした真木栗。隣室宛の荷物を預かった彼が反対側の「穴」を覗いてみると…。


久々にホラー映画を観てしまいました…。
10年近く前には『リング』とか、結構好きで観ていたのに最近はほんとに苦手で、避けてたんですよね…。なのに観てしまったのは、私が好きな俳優さんである西島秀俊さんがでている作品ってことで、内容をあまりよく確かめずに観に行ったから。馬鹿です。
あ、でも…いわゆる“ジャパニーズ・ホラー”と言われているようなものほど、激しい怖さはなくて良かったです…。
売れない小説家・真木栗が、隣りに引っ越してきた女性に淡い想いを抱き、壁に空いた穴から彼女の生活を盗み見ながら小説を書いている、そのうちにちょっと不思議なことが起こって…という感じでストーリーは進みますが、その“不思議なこと”というのが、途中からの真木栗の周りの人が見せるちょっとした反応に、あれおかしいな…と思い始め、そして結末を見ると、なんだそういうことか…と大体のところは分かるという。
それでもなんとなくもやっとするんですよねぇ、終わりが…。

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2008年12月 4日 (木)

シャイロックの子供たち

Shyloc今回は珍しく…まだ読みかけの本のレビュー。


池井戸潤・著
『シャイロックの子供たち』

この方の書く小説で図書館に入っているぶんに関しては、ほぼ読んでいるんですが、この間図書館でまだ読んだことないのがあったので借りてきました。
舞台は東京第一銀行長原支店(もちろん架空)。そこに働く人々が登場し、様々な立場から、そこでの出来事が語られていく…という。「第○話」という章立てになっているので、長編小説の体裁なんですが、章ごとに主人公が変わるのでどちらかというと連作短編的な雰囲気かもしれません。
で…第二話までは、時系列で繋がっているだけかな?と思わせておいて、第三話で起こった事件をきっかけに、それ以降はその謎を解こうとする人々の話になったりしていきます。
まだ途中なので、この先がすごく楽しみ。今晩中に読み終われたらいいですね…。明日に持ち越すと、仕事中とかに気になって仕方ないので。

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白文帳

Hakubuncho中学生でもないのに、家に白文帳がある私(笑)。
今週の「秘密のケンミンSHOW」では、長野県民の中学校時代の思い出(?)が明らかに。それは「長野県の中学生は白文帳というノートに毎日漢字を書いて提出する」です。

テレビ欄を見ながら母と「長野県民しか使わないノートだってよ~」「もしかして白文帳じゃない?」「白文帳なんてどこにでもあるんじゃないの?」「それもそうだよねーアハハ」なんて会話してたんですが。まさにビンゴ。
長野県民代表(?)の小林すすむさんが「白文帳が他県にないことをきょう知った」と言っておられましたが、わたしもほんと、きょう知りました。びっくり。
それにしても長野県の中学生は大変ですねー…掃除の時間は無言(まぁ慣れてしまえば大したことはないですが)、学校行事で3000m級の山に登り(私はあれ以来登山してません)、それから漢字の書き取り。

私、漢字はそこそこ得意なんですが…白文帳は嫌でしたねぇ。得意だったからこそ、「こんなのやらなくても出来るのに…」みたいなところもあって、あとは同じ字を何回も書いていると足がムズムズしてきて耐えられなくて…結構サボり気味でした。今思えば良くない生徒でしたね。去年引越しのときに物置きを片付けているとき、中学のときの白文帳が沢山出てきました。そのころ使っていたのは縦書きの「白文帳」という文字が四角い枠で囲まれた、表紙が灰色のもの。
写真のものは、最近、漢字検定に再挑戦しようと思いたったときに、読むほうはともかく、書くほうは何度も書いたほうがいいかも、と思って買ったもの。まだ未使用なんですけどね…。それにしても、漢字の書き取り用に迷いも何もなく白文帳を選ぶ私、まぎれもなく生粋の長野県民ですなぁ…。

それはそうと、ほんと、あの白文帳が長野県以外にはないとは(爆)。作っているのは東京のメーカーだそうですが、ほぼ100%長野県で販売されているとか。先々週の「塩いか」に続き、他県で製造されているのに長野県でしか売られない商品、登場(笑)。
あ、そうそう。きょうの晩御飯のおかず、塩いかだったので「塩いか」の記事に追記と写真をUPしました(こちら)。たいしたことは書いておりませんが、よろしければそちらもぜひ。

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2008年12月 3日 (水)

青いジンジャーエール

Bluegingerale最近CMとかで見て気になっていたもの。

サントリー
ブルージンジャーエール(青いジンジャーエール)

多少青っぽい色なのかなぁとか思っていたら…ほんとに結構青い(笑)。
グラスに注いだら綺麗でしょうね…。
味のほうは、よくあるジンジャーエールと比べるとサッパリしているというか、甘みが少なめな気もします。
そういえば、青い色は食欲を減退させる効果があるとかでダイエットにいいとか、最近よくテレビでやっているんですが…ほんとかなぁ…。

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2008年12月 2日 (火)

映画『シネマ歌舞伎人情噺文七元結』

Cinemakabuki2ことし映画館で観る、70作目はこちら。
東京にお芝居を観に行ったついでにこれも観てきました。
だからお芝居をふたつ観たようなものですね…(笑)。

映画『シネマ歌舞伎 人情噺文七元結』

腕のたつ左官職人だった長兵衛(中村勘三郎)は大の博打好き。ある日着物まで取られて帰って来た長兵衛に女房のお兼(中村扇雀)に、娘のお久(中村芝のぶ)がいない、と告げます。お久は父親の博打好きがたたって借金だらけの家を案じ、吉原に身を売る決意をして家を飛び出したのでした。事情を察した妓楼の女房・お駒(中村芝翫)は長兵衛を諭し、五十両の金を貸し与えるのですが、その帰り道、川に身投げしようとしていた男・文七(中村勘太郎)に出会い…。


いやー面白かったです。そしてすごく泣けました。
家を飛び出したお久を迎えに行った長兵衛はお駒に、お久が訪ねてきたときのことを聞かされるんですが…、お駒を演じる芝翫さんの語り口にまず泣かされ、芝のぶさん演じるお久の健気な様子に泣かされ…、娘に心配をかける自分が不甲斐なくて泣いてしまう長兵衛の様子にも、もらい泣きしてしまいました…。
この夏、松本で観た平成中村座の公演「夏祭浪花鑑」(レビューはこちら)のときとほぼ同じ役者さんたちが出演しているので、その辺りがすごく安心感があるというか、そんな感じもありました。私が今回ツボにはまってしまったのが、長兵衛の奥さん・お兼を演じる扇雀さん。口うるさくてちょっと激しい感じで長兵衛と夫婦喧嘩する様子なんかが面白すぎて、いっぱい笑いました。

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2008年12月 1日 (月)

12月に観たい映画

さて…2008年も残すところあと1ヶ月というところになりました。
というわけで、今月公開の作品を中心にまとめてみようと思います。
なお、個人的に注目度の高いものに星印をつけています(★>☆)。

今月公開※参考:MovieWalker(http://www.walkerplus.com/tokyo/movie/)

 5日 WALL・E(ウォーリー)
 6日 252 生存者あり☆
     特命係長只野仁 最後の劇場版
13日 大丈夫であるように Cocco 終らない旅
19日 地球が静止する日
20日 K-20 怪人二十面相・伝★
     赤い糸
     GOTH
     チェチェンへ アレクサンドラの旅
     ワールド・オブ・ライズ
     悪夢探偵2
27日 シネマ歌舞伎 連獅子/らくだ★

先月末に観に行ってきたシネマ歌舞伎ですが、次回作が今月末から公開になります。今月はちょっと無理そうですが、年明けに何とか観に行かれるといいなぁという予定ではいます。あとは「K-20 怪人二十面相・伝」が結構楽しみかも。ここ1~2年くらい、金城さん好きだったりするので…(笑)。


今月公開以外

ホームレス中学生
まぼろしの邪馬台国
私は貝になりたい

観に行かれるのかなぁ…。どれも話題作だから観に行きたいとは思いつつも、なかなか行動に移せずにいますが…どれも、できれば今年中に観に行かれたらいいなぁと思う作品です。


期間限定上映(長野県内)

松本エンギザ(http://www.engiza.com/)
12月13日~1月9日 ブタがいた教室☆

アイシティシネマ(http://www.inouedp.co.jp/i-city2/cinema/icinemasch.html)
11月15日~12月4日 アキレスと亀
11月29日~12月19日 蛇にピアス
11月29日~12月12日 落下の王国★

いちばん観たいのは、「落下の王国」ですかねぇ…映画館で予告編を何度か見てますが、なかなか面白そうな感じ。あとは…「ブタがいた教室」興味はあるんですが…なんだか激しく泣いてしまいそうな気がして、ちょっと…。

松本CINEMAセレクト上映会(http://www.cinema-select.com/)
 2日(火) 真木栗ノ穴☆
 5日(金) ヤーチャイカ
16日(火) 冒険者たち

私の好きな西島秀俊さん出演の「真木栗ノ穴」。あぁもう明日上映…。明日、仕事が早く終わりさえすれば観に行かれるかも。まぁ最近仕事減ってるので大丈夫かなとは思いますが…。あ、いえ仕事が減っている状態は大丈夫ではないですが(余談)。
「ヤーチャイカ」も気にはなりますが…次の日親不知を抜きに行くのでちょっと出かけるの控えようかなぁという気も…(よく分からない理由ですが)。


さて…2008年最後の月、どんな作品に出会えるでしょうか?

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