ドラマ『臨場』第4話・眼前の密室
今回は、倉石と立原の対立するきっかけとなった事件が明らかになります…。
ドラマ『臨場』
第4話・眼前の密室
今回のお話は、原作にあるエピソード(警察官の妻殺害事件)と、ドラマのオリジナルなストーリー(倉石と立原の過去の話)を絡めています。
↓動植物に優しい倉石です…(笑)。
さて…今回の事件は、工務店社長殺害事件の容疑者が逮捕され、その取調べの様子を探る新日新聞の愛は、キャップの赤塚に言われるままに、所轄署の刑事課長・大信田の自宅で張り込みをしていましたが、やがて帰宅した大信田とともに彼の妻・加奈子の遺体を発見することに。
…警察官の妻が殺されるという事件に、倉石の妻が通り魔事件で殺害された17年前の事件を思い起こし、苦い表情を浮かべる立原。同期の倉石に「必ずこの手で犯人を挙げる」と約束しながら、上司の命令で捜査本部を離れざるをえなくなったときの、倉石の冷ややかな目に、どこか罪悪感や恐れを未だに抱いていることが分かります。
ことあるごとに倉石と対立し排除しようとする立原には、いけ好かない印象もありましたが…過去の出来事を知り、今に至るまでに抱えてきただろう葛藤を考えると、なんとなく憎めない気もしてきました。
また、口は悪いながら倉石も立原を認めている部分も垣間見られて、ちょっといいなぁなんて思ってしまいました。
事件は結局、キャップの赤塚が部下の愛が張り込みをしていることを利用して、大信田家を密室に見せかけ、加奈子を殺害したことが判明します。赤塚の息子は、新聞記者を毛嫌いしていた加奈子の影響で彼女の息子からひどいいじめを受けていたのです。
ただ…赤塚の起こした事件で、彼の息子は殺人犯の子どもと呼ばれることになる…それは辛いなぁとも感じてしまいましたが…倉石が転んでも何度も起き上がるクワガタに込めた願いが、通じるといいなぁと思いました。
« 映画『グラン・トリノ』 | トップページ | シュシュ »
「ドラマ」カテゴリの記事
- 西郷(せご)どん:5(2018.02.05)
- 西郷(せご)どん:4(2018.01.29)
- 西郷(せご)どん:3(2018.01.22)
- 西郷(せご)どん:2(2018.01.15)
- 風雲児たち(2018.01.09)
トラックバック
この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/133061/44924014
この記事へのトラックバック一覧です: ドラマ『臨場』第4話・眼前の密室:
コメント