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2009年5月11日 (月)

善光寺御開帳

Zenkoji37年に一度しかない大きな行事ということで…たまたま長野で舞台を観る予定があったので、ちょっと早めに出かけて、善光寺へお参りに行ってきました。

善光寺御開帳

善光寺のご本尊は絶対秘仏で表に出ることはなく、今回公開されているのはご本尊の前に立つ「前立本尊」。ご本尊のうつしだそうです。
写真は、その前立本尊のある本堂と、その前に立つ回向(えこう)柱。この柱には本堂内々陣の前立本尊の右手から善の綱が繋がれていて、この柱にさわることで仏様との縁が結ばれるのだそうです。

この後私は内々陣にある前立本尊をお参りしました。7年に1度しか拝むことの出来ないその姿には、貴重な体験だという思いのせいか、なんだかとてもありがたみを感じさせられました。
それからいったん外へ出て、今度はお戒壇めぐりの列へ。お戒壇めぐりは、ご本尊の真下にある回廊を巡って、「極楽の錠前」を探し当てて秘仏のご本尊と結縁が出来る、というもの。回廊を進むと、だんだんと光が届かなくなって気がつくと真っ暗闇に包まれていて、右手に触る壁を頼りに進みます。周りの人の声も前からなのか後からなのか、遠くなのか近くなのかもよく分からなくてかなり心細いです。無事に錠前に触って、ご本尊とお近づきになってきました。

Zenkoji2そして次に、御印文頂戴。ご本尊の功徳が込められた、ご本尊3体の仏様の分身とも言われている三つの御判によって、頭に御印文を頂きます。なんだか自然に手を合わせたくなるし、授けてくださるお坊さんにも、本当に自然な流れで頭を下げたくなります。
←本堂横には、経蔵(重要文化財)があります。ここには仏教経典のすべてを網羅した一切経が収められている、輪蔵という独楽のような形をした書庫があります。この輪蔵を時計回りに一周回すと一切経をすべて読んだのと同じ功徳がえられると言われています。
ただ残念なことに、文化庁の調査によって磨耗が進んでるとの診断をされ、昨年5月から輪蔵を回すことは出来なくなっています。今回の御開帳を終えたら改修に入る予定だとか。次の御開帳の時には回すことができるだろう、とのことでした。

Zenkoji1_2それから…2007年暮れに改修の終わった山門(重要文化財)に登りました。私が最近何度か行ったときは工事中だったので…こうしてちゃんとした姿を見られて嬉しかったです。梯子のような急な階段を昇ってたどり着いた先には、長野市街地を眼下に収めることが出来る素晴らしい眺めが。参道を歩く人の姿がとても小さく見えました。
ただ…この山門を拝観するだけで500円はちょっと高いな、と思ってしまいます(汗)。内陣参拝券とセットで700円とか800円くらいならいいのに、という感じ。
この後、ちょうど上人様が夕方のお勤めに向かう時間に重なったので、お数珠頂戴にも並んで、頭にお数珠を触れていただきました。

2時間半ちょっとというだいぶ短い時間でしたが、たまたま連休明けの人出の引いた日の、しかも一日のうちでも人の少ない時間帯に運よくぶつかったお陰で、行く前は回向柱に触るだけでも出来ればと思って出かけたのに、終ってみれば、ほぼフルコースな感じで御開帳中の善光寺を満喫してきました。

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