映画『ディア・ドクター』at初日舞台挨拶つき上映(池袋HUMAXシネマにて)
2009年、映画館で観る36作目はこちら。
約5ヶ月ぶりに、舞台挨拶つき上映に出かけてきました。
映画『ディア・ドクター』
山間の小さな村のただひとりの医師・伊野(笑福亭鶴瓶)が失踪。村人たちに全幅の信頼を寄せられていた彼の背景を知る人は誰もいませんでした。やがてやって来たふたりの刑事が伊野について調べると、誰も知らなかった驚くべき姿が浮かび上がってくるのでした。
…失踪の2か月前、東京の医大を出たばかりの研修医・相馬(瑛太)が村にやってきて、看護師・朱美(余貴美子)と3人での診察の日々。そんなある日、ひとり暮らしの未亡人・かづ子(八千草薫)が倒れたとの一報が入り駆けつける3人。そこに、伊野が失踪した原因がありました。
ほのぼのさせられるようなシーンもありつつ…重く立ち込めるような不安や何かを感じさせるものがあったりもします。そこが、誰もが綺麗な部分もそうでない部分も持っているんだよってことを感じさせられます。
鶴瓶さん演じる伊野が抱える“秘密”は、これはわりとすぐに気づきますが…それだけに、ドキドキさせられるというか。自分が伊野の立場だったら、毎日が薄氷を踏むような日々じゃないかと考えたら…とても耐えられないなぁなんて思いました。…その秘密を知った途端、周囲の人たちの反応が変化していくのは、仕方ないとはいえ、びっくりさせられるものがありました。
そんななかでも、八千草薫さん演じるかづ子や余貴美子さん演じる朱美が、伊野について語る様子は、真の姿を知ってもぶれない部分もあって、結構いいなぁと思ったりもしました。とくに、ラストの八千草さんの、こちらも笑顔になってしまうような素敵な笑顔が印象的でした。
さて、上映後には西川美和監督と笑福亭鶴瓶さんの舞台挨拶がありました。
普段こういう舞台挨拶って、映画の中身だったり役作りについてだったり、そういう真面目な雰囲気になったりするんですが…そういう内容にふれつつも、鶴瓶さんが、公開前に回ったキャンペーンや、この日の舞台挨拶だったりで出会った面白いお客さんの話や色々をババーッと喋ったりして、またお客さんにもツッコミを入れたりして、とにかくもう、今までにないくらい笑ってしまいました。
それから、鶴瓶さんのファンの方が初日のお祝いにと持ってこられたという大きなたい焼きをステージで見せてくださいました。小さな(というか普通サイズの)たい焼きとセットになって箱に入っていて、親子みたいで可愛かったです。それにしてもあのたい焼き、本物の鯛より大きかったんじゃないでしょうか。あんな大きなたい焼きを見たのは初めてで、なんだかおめでたい気分になりました。
(監督)西川美和
(キャスト)笑福亭鶴瓶/瑛太/余貴美子/八千草薫/井川遥/香川照之/松重豊/岩松了/笹野高史 ほか
(公式HP)http://www.deardoctor.jp/
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