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2009年7月26日 (日)

チルドレン

Children久々に、図書館で伊坂さんの本を借りました!

伊坂幸太郎・著
『チルドレン』

物語は、主人公である陣内その友人の鴨居が銀行強盗に巻き込まれたところから唐突に始まります。銀行強盗に脅されていながらも突飛な行動を取る陣内を、わりと常識人な鴨居の視点から描きつつ、そこで同じ人質として出会った永瀬が、この銀行強盗に隠されている(と思われる)事実を推理して見せる…というエピソードから始まります。
で…一見短編集のような形で、30代になって家庭裁判所の調査官をしている陣内とその後輩の武藤が登場するお話と、まだ20代前半の頃の陣内や永瀬とその恋人の優子が登場するお話で、時間が行ったり来たりします。
どのエピソードも陣内の突飛な言動に驚きながらも、そこに余談のように登場するエピソードに、ちゃんとラストまでに答えが出るあたりはさすが。そしてうっかり泣きそうになっちゃうようなラスト。もう夢中で読みました。
そして…伊坂さんといえば仙台を舞台にした作品が多いですが、この『チルドレン』の「レトリーバー」に登場する仙台駅前を、今月仙台を訪れた際に自分の足で歩いていたこともあり、目の前にその光景が広がるようで、なんだか不思議な感じもしました。

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コメント

私も読んだからかもしれませんが、
リミットさんの記事は、あらすじもネタバレしないような配慮がありながら、伝わってくるものがあってよくわかります。
いつも凄いなぁと感心しています。
私も同じように書けたらいいのに・・。

>knさん

あぁ…そんなに誉めてくださってありがとうございます。
とても励みになります。
こちらこそ、knさんの文章を読んで、こんな風に書けたら…と
いつも思ってます。

この作品のレビューは、今読み返してみると、我ながら
なかなかよく書けている気がしますね…。
私の文章力というよりは、伊坂さんの作品の面白さに
引っ張られて書けたという感じでしょうか。

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» 【本】チルドレン [★YUKAの気ままな有閑日記★]
       『チルドレン』       伊坂幸太郎       講談社文庫【comment】この作品、好きー物凄く大感動するとか、驚きの結末に感嘆するとかはないけれど、とっても心地良くって気に入っちゃった。例えていうなら、「高級素材を使ったお料理も、職人さんの技が光るお料理も、なかなかお目にかかれない珍しいお料理もいいけれど、近所の定食屋さんのオムライスの美味しさにはホッとさせられる―」って感じの好きさかな(笑)本作は5編の変則的な連作小説だ。伊坂さん自身が『短編集のふりをした長編小説』と称してい... [続きを読む]

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