映画『のだめカンタービレ最終楽章 前編』
2009年、映画館で観る77作目はこちら。
映画『のだめカンタービレ最終楽章 前編』
プラティニ国際音楽コンクールで優勝した千秋は、若き日のシュトレーゼマンが音楽監督を務めていた“ルー・マルレ・オーケストラ“の常任指揮者になりますが、それはまるでやる気の感じられない、そして資金不足人材不足に困窮するオケだったのです。
千秋は定期公演で演奏するラヴェルの「ボレロ」のチェレスタの演奏を、コンセルヴァトワールの進級試験を控えているのだめにオファーしますが…。
原作もドラマも大好きな作品で、今回の映画もかなり楽しみにしていました。
ドラマでたくさん楽しませてくれた上野樹里ちゃんののだめになりきった演技、玉木宏くん演じるかっこ良い千秋などなど…たくさん楽しませてもらいました。
昨年1月に放送されたスペシャルドラマは、のだめや千秋たちがパリに移ってからのエピソードをたくさん盛り込んだものでしたが、今回の映画版前編は、ドラマで取り上げられなかったエピソードがたくさん出てきながら、千秋が、常任指揮者となったマルレ・オケを立て直そうと奮闘する姿が主に描かれています。
最初はあまりやる気のないオケのメンバーたちが、次第に真剣に音楽に向き合うようになり(というか、粘着質な千秋のリハに恐怖を覚えている感じもありますが・苦笑)、仕事の合間や、子供たちが走り回る手狭なリビングなどで練習をする様子には、なんだかホロリとさせられるものがありました。そして…練習の末に迎えた定期公演で演奏したチャイコフスキーの序曲「1812年」。なんだか泣けました…。
さて。観る前に原作とか、前に放送されたスペシャルドラマとかを復習してから行くつもりでしたが、残念ながらその時間はなく、あぁ色々忘れてたところがあったなぁなんて思いました。
しかし幸いなことに私にはもう一枚前売り券があるので、この年末年始に復習をしてから、年明けにでも2回目を観に行きたいと思います。
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「のだめカンタービレ 最終楽章 前編 」★★★★☆オススメ
上野樹里 、 玉木宏出演
武内英樹監督、121分 、 2009年12月19日:公開
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「のだめ(上野樹里)はパリで学園生活をし、
相変わらずのはじけっぷりだ、
前編の主役は千秋(玉木宏)で、
伝統はあるものの崩壊寸前の
オーケストラ(マルレ・オケ)の指揮者に就... [続きを読む]
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