秋川雅史リサイタル2010inまつもと市民芸術館
勢いでチケットを取ったコンサートに出かけてきました(笑)。
秋川雅史リサイタル2010
まつもと市民芸術館主ホールにて
2010年4月25日(日)15:30開演
[第1部]
マッティナータ
宵待草
月の沙漠
君に告げてよ
学校唱歌メドレー
(仰げば尊し・空がこんなに青いとは・気球に乗ってどこまでも・旅立ちの歌)
グラナダ
[第2部]
この胸のときめきを
お祭りマンボ
ゴッドファーザー~愛のテーマ~
悲しき天使
乾杯
千の風になって
[アンコール]
翼をください
たまたま松本で公演があると知って、前からちょっとだけ興味があったので「千の風になって」を生で聴いてみたいなぁ…くらいの気持ちで出かけましたが、聴きに行ってみて良かったです。テノール歌手の方の歌声を生で聴いたのは初めてでしたが、鼓膜を直に震わせるような声と、心までビリビリとさせるような表現力…、こういう歌声を聴くと人間の身体も楽器なんだなぁとあらためて感じさせられます。
とくに、いちばん聴きたかった「千の風になって」は、祖母を亡くしたばかりだった2008年の年末に紅白歌合戦で秋川さんがこの曲を歌っているのを聴いて、祖母のことを考えて涙が止まらなかったときのことを思い出して、またこみあげてくるものがありました。
それから「学校唱歌メドレー」。私が学生時代に歌った経験が全くないのは「仰げば尊し」くらいだったでしょうか。それはともかく、どの曲もこれだけ情感たっぷりに歌うことはまずない曲なので、とても新鮮でした。
また歌声だけではなく、曲の合間でのお話でもたくさん楽しませていただきました。
たとえば、「月の沙漠」。“さばく”は「砂漠」と表記するのが一般的なのですが、この曲では海の砂浜の意味がある「沙漠」が使われている…ということの意味や、音楽の教科書に取り上げられていることが多いものの、実は結構重い内容の歌詞だということなど、なかなか興味深かったです。そして、ためになるなぁなんて思いつつも、ユーモアたっぷりで、秋川さんが綾小路きみまろさんに見える瞬間があったりして(苦笑)。
歌にしてもトークにしても、やっぱり生のステージを観てみないと分からないことが沢山あるなぁ、ということで、色々な発見をして帰ってきました。
…さて。まつもと市民芸術館には来週、道山さんとSINSKEさんのライブとワークショップで出かける予定。じつはこちらが、このゴールデンウィーク近辺で私が参加するイベントの中で、いちばん楽しみなもの。連休前ということで仕事が忙しそうな予感もありますが、道山さんとSINSKEさんにお会いするのを楽しみに、そして今日秋川さんに頂いたパワーで1週間乗り切りたいですね♪
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