ドラマ『チーム・バチスタ2~ジェネラル・ルージュの凱旋~』④
今回は、第1話で転落事故に遭い運び込まれてきていたジャーナリスト・目黒が、退院を間近に突然倒れてしまいます。
再び救命救急センターに運び込まれた目黒は、心筋梗塞を起こしていることが判明し、心臓の血管にカテーテルを通し、詰まっている部分を広げる処置をする…という展開になりますが。専用の処置室(カテーテル室)が使用中のため、救命救急の処置室で行わなわなければならなくなります。この本当の大変さはよく分からないものの、このシーンの緊迫感にはドキドキさせられました。
幸い処置は成功。ここから白鳥が加わって、なぜ目黒は心筋梗塞を起こすことになったのか…という原因究明へ。救命救急から整形外科へ移る直前、不整脈の兆候を見逃していたという事実が判明します。責任を感じた長谷川が退職届を速水に渡す事態になりますが、その退職届をアッサリ破り捨ててしまう速水…。
結局、麻酔がさめても意識が戻らないかもしれないという懸念をよそに、目黒の意識は回復するのでした。
全体に漂う緊迫感はありながら、目黒の奥さんに寄り添い不安を和らげようとする田口の姿に癒され、心筋梗塞の原因究明とともに、目黒夫妻の心情や、そこに関わる長谷川の葛藤などが上手く描かれていたなぁと思いました。
そして、意識の戻った目黒から白鳥は、速水との癒着が疑われるメディカルアソートの佐々木が、厚労省出身の政治家と一緒に写っている写真を見せられ、院内で速水や佐々木の動きを追っていた目黒が佐々木に脅しともとれる言葉を投げかけられていたことが分かり、一気にこの疑惑へ向かいそうな展開…。
それにしても、田口の部屋(愚痴外来)で朝っぱらから肉を食べる白鳥の傍若無人ぶりに思わず笑いつつも、速水とのやり取りの緊張感やふたりの過去を色々と想像させられるものがありました。
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