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2010年7月 3日 (土)

平成中村座・信州まつもと大歌舞伎「佐倉義民傳」inまつもと市民芸術館

Matsumotokabuki2th 先月コクーン歌舞伎に出かけて、やっぱり松本でも観たい…!ということで、追加席を購入して行って参りました♪


平成中村座・信州まつもと大歌舞伎
『佐倉義民傳』
2010年7月3日(金)18:00開演

厳しい年貢の取り立てによって、貧しい暮らしを強いられる佐倉の人々。
そこへさらに年貢の割り増しを言い渡され、今にも一揆を起こそうと集まる農民たちを、名主の宗吾は、命を捨てるようなことはしないで欲しい、と必死に止め、他の名主とともに代官に年貢の割り増しを考え直すよう願い出るのですが…。

…あ。ここからはかなり長文になります。それから、ネタバレでお送りしますのでこれからご覧になる方はご注意を。また、説明が不十分で、観た方じゃないと分からない感じのところもあるかもしれませんが、その辺りも大目に見て頂けるとありがたいです。


いや、本当にもう。
いっぱい泣いて、いっぱい笑って。楽しい時間でした…!
コクーンで観たときも泣いたし、心を動かされましたが、今回のほうがさらに、さらに。

前半、年貢の割り増しのお沙汰に一揆を起こそうとする農民たちを必死に止める、勘三郎さん演じる宗吾。その語り口、それから、その宗吾の周りの農民たちの涙する様子に、早くもウルっとさせられて。
そんな状態でしたから、後半、罪に問われて役人に追われながら家に帰りついた宗吾が、妻おさんや子供たちと過ごす束の間の楽しい時間や別れの場面、そして、刑場で磔にされた宗吾の前に妻や子供たちが引き出され、次々に役人の手にかかり殺される場面…、今思い出しても泣きそうになります。そのやるせなさや、子供たちの健気さが痛々しいのはもちろん、穏やかで人格者の宗吾が怒り、恨みの言葉を発するその激しさに目を奪われました。
また、笹野高史さん演じる渡し守の甚兵衛が、お役人の言いつけを破って宗吾のために船を出す場面や、亀蔵さん演じる幻の長吉が宗吾を逃がそうとする場面など…、宗吾に恩義を感じる人々の思いをひしひしと感じられて、胸が熱くなりました。
亀蔵さんが演じる長吉は、もとは信州松本の水呑み百姓の次男坊という設定。コクーンで観たとき、これは松本のお客さんは湧くな、と思いましたが、案の定。どよどよっという感じでざわめき、笑いが起こりました。
笹野さんは甚兵衛も良かったですが、座長役がもう可笑しくて。どちらかというと辛く悲しい場面が多いお話のなかで、思い切り笑ったところでした。何より、「トリハ~(鳥肌)」の辺りでは、笹野さん自身が、客席の反応に笑いをこらえながら台詞を続けている表情を見せていたりして、もう本当に可笑しくて。
甚兵衛の姪おぶんを演じる七之助さんは、もう本当にきれいで可愛くて、きゅんとさせられました♪そしてその最期は…、あまりにも悲しいものでした。
それから忘れてはならないのが、弥五衛門を演じる橋之助さん。本当に男前です。桟敷席の近くに立ち止まってしばらく舞台と台詞を掛け合う場面があり、間近でそのお姿を拝見しましたが、もうもの凄いオーラで、もちろんかっこよくて…ドキドキでした!
私のなかで印象的だったのは、宗吾の妻おさんと、佐倉のお殿さま・堀田正信を演じる扇雀さん。正反対の役柄を見事に演じ分けられていて、声の調子はもちろん、表情というか…、目つきがまるで違うのが本当に凄かったです。扇雀さん、声が涼やかで朗々と美しいところも素敵です♪
そして、家老・池浦を演じていた彌十郎さん。怖い顔と、宗吾がお殿さまに直談判するも、大げさな物言いでその願いを潰したり、小さな子供や女性までも処刑したり…と、悪役でしたが、カーテンコールのときには笑顔、そして、村の子供役の小さい子がセットを下りようとしているところを抱きあげたその様子がとても優しくて…、そのギャップに心を掴まれてしまいました…。

さて、このお芝居で効果的に使われているのがラップ。最初は言葉を聞きとるのが大変かなぁという気もしましたが、農民たちの暮らしぶりを表した部分は以外にもリズムにぴったり。そして最後の部分は、とても考えさせられる部分が多く、メッセージ性の強い刺激的なものでした。

本当に楽しい時間を過ごし、縁日風のグッズ販売などの様子を冷やかしつつ歩いていると、前方に、演出の串田さんを発見。声をおかけしたいなぁ…と思いながら、色々な方とお話されたりしながら歩いて行かれる姿を追いかけ、エントランス前の階段でお声を掛けさせていただきました。本当に興奮しているときって、単純な言葉しか出てこないもので、拙いことしか言えませんでしたが、それを笑顔で聴いてくださり、「ありがとう」と握手の手を差し出して下さって…素敵な方でした。
一時期は、チケットもなかったし行くことを諦めかけていましたが、やっぱり行って良かったです…♪

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コメント

早速上げていらっしゃり、スゴイですね。
翌日拝読したのですが、コメントは控えておりました。
桟敷席は私も初めてでしたが、役者さんのお顔がよく見えて、その点はさすがに良かったです。
ただ、舞台全体を観ることは難しかったので、明日の楽日、1等席を楽しみにしています。
それぞれの席に良さがありますね。

>knさん

観終わった後の興奮をそのままに、ダダ-ッと書いてみました(笑)。
桟敷席、臨場感が味わえて素晴らしかったです。まさに芝居見物、
という感じで。
でも、knさんのおっしゃる通り、舞台全体を見渡すならば
1等席あたりがちょうど良いのかもしれませんね。
今日の楽日、盛り上がることでしょうね。楽しんでいらしてください♪
感想を読ませていただくのを楽しみにしています!

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