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2010年8月27日 (金)

沈黙

Chinmoku 重そう…と思いながらこんなの読んでみました。


遠藤周作・著
『沈黙』

島原の乱が鎮圧されて間もないころ。厳しいキリシタン禁制のなか、日本に潜入したポルトガル人司祭ロドリゴは、やがて捕えられ、日本人信徒たちに加えられる残忍な拷問と悲惨の殉教のうめき声に接して苦悩し、ついに背教の淵に立たされ…。


ただただ暗く重く鬱々とするのかと思いきや…、もちろん、ストーリー自体はそういう部分はあり、色々と考えさせられることもありながら、文章運びの巧みさに、主人公であるロドリゴ心の動きやその境遇にどんどん引き込まれていきました。
私は信仰心というものはとくに持ち合わせていないのですが、信仰していたものに疑問を持ったり、ましてやそれを表面的にとはいえ棄てなければいけないというのは、自分が自分で無くなるというか、もっと言えば、自分がいなくなってしまうような、そんな恐怖なんだろう…と想像しました。

私がこの作品に興味を持ったのは、今年購読している週刊『江戸』で、島原の乱やキリシタン弾圧について取り上げられた回を読んでいたとき、外国人宣教師のなかに棄教し、日本人名を与えられてキリシタンの取り締まりにあたった人の存在を知り、それを題材にした小説が遠藤周作さんのこの『沈黙』だと知ったからです。
恥ずかしながら、私のなかで遠藤周作さんという人は、そのお名前と、『沈黙』や『海と毒草』などの代表作の書名だけを知っている、というだけの存在でしたが、ドラマティックなストーリー展開や文章の上手さに圧倒されました。もっと早く知っていればよかった…と思います。

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