灰色のピーターパン(池袋ウエストゲートパークⅥ)
いつも読んでいるシリーズです。
石田衣良・著
『灰色のピーターパン(池袋ウエストゲートパークⅥ)』
池袋のトラブルシューター、マコトにSOSを発してきたのは、盗撮画像を売りさばく小学5年生。挑むのは“まだ人を殺してない人殺し”。マコトの打つとは…。(表題作「灰色のピーターパン」)
私にとってもお馴染のキャラクターばかりになってきた感もあって、新鮮さや驚きよりは安心感があったりしますが、今回印象的だったのは「野獣とリユニオン」。主人公のマコトが、1年前に起こった暴行事件の加害者と被害者に出会い、それぞれの苦しむ姿やそれでも前に進もうとする姿に接していくというお話ですが、最後はこう、ぐっと来るものがありました。
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