大河ドラマ『龍馬伝』第46回「土佐の大勝負」
今回は、容堂が大きな決断を。
大河ドラマ『龍馬伝』
第46回「土佐の大勝負」
坂本家に久しぶりに戻った龍馬を家族は温かく迎えます。継母の伊與は亡くなり、姪の春猪には子も生まれていました。岩崎家の面々も加わり宴会が始まります。
一方、弥太郎は長崎で時代の変化を感じた土佐商会の上士たち数名が仲間となり、藩とは別に自らの商売を始めていました。
容堂に直接会いたいという龍馬の願い出を容堂は相手にしませんでしたが、象二郎の説得で龍馬に会うことに。「新しい世の中を作る魁となるべく、大政奉還の建白書を書いてほしい」という龍馬の訴えに、容堂は徳川家への恩を思いながら、涙ながらに建白書を書く決心をします。
…そして龍馬は「この大仕事を終えたら、お龍と土佐に戻ってくる」と乙女と約束するのでした…。
今回は、龍馬と容堂、象二郎と容堂…といったような感じで、土佐の大殿さまと新しい時代の流れを作っていこうとする若いふたりのやり取りが印象的な回で、緊張感漂う場面がたくさん見られました。
龍馬の新しい世の中をつくりたいという思いの根っこには、上士と下士という身分制度に対するやるせない思い、憎いと思う気持ちがあったというのを、改めて思い出すことができました。また、龍馬に対して抱いていた妬みの感情などをさらけ出してまでも容堂と龍馬の対面を実現させようとした象二郎の懸命な姿も良かったです。
それから…容堂を中心とした緊張感ある場面とは別に、久々に土佐に戻ってきた龍馬を迎える坂本家の様子とか、宴にやってきた岩崎家のお父さんとお母さんの弥太郎を心配する様子とか、微笑ましく心和む場面も楽しかったです。とくに岩崎家の弥次郎さんは、しょうもない所もありながらどこか憎めない感じで大好きなので、また見られて嬉しかったです。
そして最後、龍馬と乙女が浜で無邪気に遊ぶ姿に笑いながらも、あぁこれが龍馬が土佐で過ごした最後のひとときだと思うと、なんだかちょっと切ないものもありました。
…さて次回、容堂の書いた建白書が慶喜のもとに届き、新たな動きがありそうな様子。それに、久々に登場の勝さんも楽しみなところ。
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