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2010年12月23日 (木)

松島散策②

Matsushima5 Matsushima6 Matsushima4
海沿いを離れて山の方、まず訪れたのは瑞巌寺。…とはいえ、海岸沿いの道路からすぐのところに参道入り口があるのですが。本堂は現在、平成の大修理中で見学できませんでしたが、その代わりに特別公開されて いる庫裡と大書院、それから陽徳院御霊屋を見学しました。庫裡や大書院は古い造りの建物だからなのか気候のせいなのか…足元からしんしんと冷えてくるのが堪りません。こういう環境での修行やお勤めはさぞかし大変だろうと思いました。
本堂が見学できないのは残念な気がしますが、歴史ある建築物を未来に残していくためには必要なことなのだろうと思います。長野の善光寺を訪れたとき、いつも三門が修理中で残念な気持ちでしたが、いまその姿を目にできるようになって、あぁ良かったと思えたので、今回訪れた瑞巌寺も、修理後の姿を目にする機会があるかわかりませんが、無事に修理を終えられることを願ってやみません。
参道を外れた辺りに洞窟遺跡群があります。納骨や供養のために使用されていたようで、その内壁にお地蔵さまなどが掘り出されている部分もありました。ヨーロッパの教会でも、礼拝堂の中には家ごとの棺を納める場所や礼拝の場所が設けられていたり、地下は共同の墓地があったりしたそうですが、国や宗教の違いはあっても共通するものを感じました。
Matsushima7 Matsushima11
この後訪れたのは瑞巌寺山内にある円通院。ここでの目的の一つが、数珠作り体験。右の写真がここで作らせていただいた数珠です。法事などで使うものとは違い、普段からお守りとして身につけるためのものだそうです。数珠作り体験を行っているのは円通院本堂の大悲亭。二代藩主宗忠が若くして亡くなった息子・光宗を悼んで、彼が江戸で使用した納涼の亭を移築したもので、江戸の町は明暦の大火や関東大震災、東京大空襲などによって古い建物はその度に失われたため、今となってはとても貴重な建築物なのだそうです。
ここは庭も見どころのひとつなのですが、なにせ風は強いし寒いしであまりゆっくり見ることができませんでした。もうちょっと花が咲いていたりするような良い季節にまた訪れられれば良いなと思います。

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