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2011年4月13日 (水)

野村萬斎「狂言を楽しむ会」in北野文芸座

Kitanobungeiza2011 久々の遠出(と言っても県内ですが)。3ヵ月ぶりに萬斎さんを観てきました♪


野村萬斎「狂言を楽しむ会」
北野文芸座にて
2011年4月13日(水)15:00・18:00より


解説 野村萬斎

狂言「末広かり」
果報者 野村万作/太郎冠者 高野和憲/すっぱ 深田博治

狂言「宗論」
浄土僧 野村萬斎/法華僧 石田幸雄/宿屋 岡聡史


実は今回、ちょっと奮発して昼の部と夜の部両方を観てきました。
が…、昼の部の方は家でゆっくりしすぎたせいで遅刻し、冒頭の萬斎さんの解説途中に席に着く、という失態を(汗)。幸い通路側の席だったので、同じ列の方に「すみません、すみません」と謝りながら席に着く、という最悪の事態だけは免れましたが…。
席に着いて舞台に目をやると、すっきりした短髪がもともとのお顔の小ささを際立たせている、もんのすごくカッコ良い萬斎さんが立っていらっしゃり、ひとつめの曲「末広かり」の解説をしていらっしゃる最中でした。カッコ良い上にお話は面白く、私にとっては解説をする萬斎さんにお目にかかるのは、この長野での公演だけなので、今回も充分堪能させて頂きました。
長野・北野文芸座での公演が今回で10周年を迎えたことにふれ、ライブとは舞台の上も下も生きている者が集い、元気で無事でいることを確かめあう場でもある、というようなお話をされました。昨年末に亡くなられた、萬斎さんの叔父さまでもある万之介さんのことに直接ふれるお話はされませんでしたが、集えるということを確認するということは、集えなかったことをも確認してしまうというか…、毎年この会場で拝見していた万之介さんのお姿をもう拝見できないのだという思いに、ほんの一瞬捕らわれてしまいました。
10周年というある意味おめでたい今回の演目は、狂言のなかでも一番おめでたい「末広かり」と、お話の中に善光寺帰りの僧が登場するのが地元らしい「宗論」でした。

まずは、「末広かり」。果報者は来客に末広かり(扇)を贈ろうと思い、太郎冠者に都へ買いに行かせます。しかし太郎冠者は“末広かり”が何のことなのか分からず、大声で探し歩いていると、すっぱ(詐欺師)に声をかけられ言葉巧みに古い傘を売りつけられてしまって、というお話。もちろんというべきか当然というべきか、屋敷に帰った太郎冠者は頼んだものを買って帰らない上に、「あなたも末広かりを知らないんですね」みたいなとっても失礼なことを口にしてしまったりして、挙句に屋敷を追い出されてしまいます。無知って恐ろしいなという感じで、これが実生活だったら笑いごとではありませんが、そこは狂言らしく、太郎冠者の言動に怒る主人(果報者)の様子が可笑しくて、追い出された太郎冠者が、すっぱから教わった主人の機嫌が直る歌を歌うと、屋敷の中で主人が踊り始め、太郎冠者を呼び戻す…という辺りが、主人の気持ちの大きさというか茶目っ気のあるところが感じられて、なんだかほのぼのしました。

休憩をはさんで「宗論」。これは、昨年の解説のとき萬斎さんが「来年は10周年だからぜひこれを」とおっしゃっていたもの。今回の解説では、以前からずっと要望はありながら取っておいたのです、というようなことをお話されて、また、“善光寺”が出てくるからといって善光寺さんにとって良いかどうか…ともおっしゃっていたのですが、これはかなり頷かざるをえません。
というのも。とあるところで、身延山に参詣した帰りの法華僧と、善光寺詣りからの帰りの浄土僧が出会い、互いに自分の宗派への改宗を迫ったり、宿屋では夜中まで宗論(宗派間の論争)を繰り広げる…というお話なのですが、萬斎さん演じる浄土僧(善光寺帰り)は、石田さん演じる法華僧(身延山帰り)に絡んで、相手がキーッ!となるとそれを見て喜んでさらに仕掛け、嫌気がさして宿屋へ逃げ込んだ相手をさらに追いかける…という、かなり面倒くさい感じの人で(苦笑)。
夜中まで宗論を繰り広げた後、翌朝には、競うように朝のお勤めを始めたふたり。お経が最初は立派なのに、途中からふたりとも“ウニャラウニャラ…”とか言っているのが笑えました。それにしても…、朝っぱらから大声でお経を読み(それもふたりで)、踊念仏に興じる客…、宿屋はさぞかし迷惑でしょうね。

今回は、ちょっと早く帰りたい事情があり出待ちはやめたのですが、会場近くの駐車場で出庫する車が集中し、結局15分以上駐車場から出ることができませんでした。こんなことなら出待ちしてからゆっくり帰ればよかったかも(苦笑)。

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コメント

古武道の集いでお話しさせていただいた者です。ご無沙汰していますがお元気ですか?
わたしも明日の三茶参加します!ぜひぜひお会いしましょう!

>百鬼さん

お久しぶりですね!こちらこそ御無沙汰しています。
明日、参加されるのですね。お会いできれば嬉しいです♪

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