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2011年6月27日 (月)

シス・カンパニー「ペッジ・パードン」in世田谷パブリックシアター

Bedgepardon
先週末、最初のイベントはこちら。約2ヶ月ぶりの生・萬斎さんです。


シス・カンパニー公演
「ペッジ・パードン」
2011年6月24日(金)19:00より
世田谷パブリックシアターにて

作・演出:三谷幸喜
夏目金之助:野村萬斎/アニー・ぺリン(ペッジ):深津絵里
畑中惣太郎:大泉洋/グリムズビー(ペッジの弟):浦井健治
ハロルド夫妻他:浅野和之

英国留学中の夏目金之助(のちの夏目漱石)。ロンドンで綴った漱石の手紙には、“ペッジ・パードン”という女性が度々登場します。彼は異国の地でどんな人間関係を築いていたのでしょうか…。

萬斎さんのことが大好きなので、年に何度かは色々な舞台を拝見するのですが、今回は、キャストはとても少ないながら、一度は生で拝見したいと思っていた人をいっぺんに見られるというので楽しみにしていて、しかも脚本と演出は三谷幸喜さん。かなりの期待度でしたが、その期待通りでもあり上回る感じでもあり…、なかなか楽しめました。
萬斎さん演じる金之助は、まだあまりロンドンの人たちの話す英語をちゃんと聴けなかったり、自分の言いたいことを英語で上手く表現できなかったりしていて、その妙な感じが最初は可笑しくて、でも、萬斎さんらしいたたずまいというのを、ステージからは遠い席でしたが感じることをできました。ほとんどの場面では英語で話している体で日本語の台詞を喋るので、たどたどしい部分が多いのですが、途中日本語に切り替わった設定のときだったり、合間の金之助の日記や手紙のナレーションの部分は、さすがの素敵さでした。
そんな金之助と、深津絵里さん演じるペッジや、大泉洋さん演じる惣太郎、浦井健治さん演じるグリムズビーとの絡みがいちいち面白いというか、それぞれのキャラクターがすごく個性的で、何ともいえない空気で…、あぁこれが三谷さんの世界か、というのを肌で感じられました。
とくに深津さんの、開けっぴろげで可愛らしい部分とふとのぞかせる哀しい部分、その落差のようなものに気がつくと引き込まれていて、金之助に対する健気だったり真っ直ぐだったりする様子がとても可愛らしくて、とても良いなぁと思いました。
それから…大泉さんは、物語の中での惣太郎というキャラクターが、普段テレビなどで目にするそのままのキャラクターという感じで、なんだかもうそれが可笑しくてたまらないという(苦笑)。それでも、金之助に対して抱くコンプレックスを吐露する場面は、かなりシリアスで、でもそれが完全にシリアスになりきらず、かなり笑ってしまうというのは、まぁ仕方ないことなんでしょうか…。
浦井さんは、私が唯一今回初めて知った俳優さんなのですが、やんちゃな弟キャラが親しみやすくて、ロンドン橋の歌を歌う場面では、ミュージカルでも活躍されているというだけあって、なかなか魅力的でした。
そして…この作品でぜひとも触れなければいけないのは、1人で11役を演じられていた浅野和之さんです。衣装などもすべて替えながらなので、舞台裏での慌ただしさは相当なものではないでしょうか。浅野さんが登場する度にいつも違うキャラクターなので、それが可笑しいというのと、金之助が異国の地で抱える苦悩の一部を、浅野さんがたくさんの役ををひとりで演じるということで表している…と思うと、ただただアハハと笑っていてもそこに色々な意図が隠れている、それに気付くと、あらためてうわぁと思わされました。
たくさん笑って楽しみながらも、その裏に(まぁ表にはっきり出ている部分もありますが)いとされた部分があったり、なかなか興味深い体験でした。

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