映画『岳 ガク』
2011年、映画館で観る14作目はこちら。
映画『岳 ガク』
島崎三歩は世界中の山を登り、山の楽しさや美しさとともにその厳しさを知りつくした山岳救助ボランティア。そんな三歩が暮らす山に、山岳救助隊に配属されたばかりの椎名久美がやってきて、厳しい訓練のもと成長しながらも、自分の未熟さや大自然の猛威で遭難者の命を救えない日々が続き自信をなくすなか、猛吹雪の冬山で多重遭難が発生…。
ずいぶん遅くなりましたが、ようやく観ることができました。
山に囲まれたところに住んでいながら、登山にはまったく興味がなくて、ましてや冬の寒い時に寒い場所に行こうとは思わない人間なので、凄いなぁ…と思いながら見るだけですが、それでも、普段目にする機会のある山のどこかでこういうことが起こっているんだろうなぁと思うと、ちょっと不思議な感覚もあります。
それに、三歩が街で迷子になる場面で出てきた橋の辺りは私も歩く機会が多いので、オッと思ったり、また、山のトレーニングで八ヶ岳にも登ったと小栗旬くんがテレビで話しているのを聞いて、20年近く前に学校行事で硫黄岳に登ったことを思い出しました。とはいえ、私の思い出というのはほぼ100%苦痛ですけどもね…。そんな苦痛だったことを含めて、まず自分から行こうとは多分一生思わないだろう場所なので、貴重な経験だったと、この作品を見ながらそんな風に思えたのは、ここに描かれた人々の様子だったり、山の自然の美しさのなせる技かなぁと感じました。
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