「狂言ござる乃座45th」in国立能楽堂
約2ヶ月ぶりの東京。今回の目的は萬斎さんです。
狂言ござる乃座45th
2011年9月24日(土)14:00開演
国立能楽堂にて
小舞「通円(つうえん)」
野村万作
狂言「薩摩守 謡入(さつまのかみ うたいいり)」
船頭:野村萬斎 僧:野村遼太 茶屋:石田幸雄
狂言「魚説法(うおせっぽう)」
新発意:野村裕基 施主:石田幸雄
狂言「小傘(こがらがさ)」
僧:野村萬斎、田舎者:深田博治 新発意:高野和憲
立衆:月崎晴夫、野村遼太、中村修一、村井一之、内藤連
尼:石田幸雄
今年初めの名古屋能楽堂以来、久々の能楽堂での鑑賞。なんとなくいつもより身の引き締まる感じがします。
今回観たなかでは、「魚説法」が2度目だったのですが、前回観た軽井沢での狂言の会では、新発意が万作さん、施主が遼太さんという、普通は逆では…という配役で、それはそれでちょっと面白いなぁと思いましたが、こうして裕基くんと石田さんの演じるのを見ると、なるほどなぁとしっくり来るものがありました。実は、今まで本当に機会がなくて、萬斎さんの息子さんである裕基くんが舞台に立つ姿を直接見るのは今回が初めてだったのですが、声の張り方とか抑揚なんかがとても気持ちよく、とても上手に演じるなぁと本当に感心しながら見ていました。これから声変わりしたり体つきが変わったり色々なことがあるのでしょうけれど、そうしてどんどん成長していく姿をこれからも見せてほしいなぁと思います。
萬斎さんが出演されたのは、「薩摩守」と「小傘」。最近はホンダのCMがたくさんテレビで流れていて、いつもよりは久しぶりにお姿を拝見したという感覚は薄かったのですが、それでもこうして舞台に立つ萬斎さんを目にすると、これが一番好きな萬斎さんだな!とあらためて思います。
今回は、mixiで以前から交流のあった萬斎さんファンの方と初めて直接お目にかかることができ、そのおかげで他にも萬斎さんファンの方とお話しする機会もあり、なかなか楽しい時間を過ごすことができました。
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