高遠散策①
飯田に泊まりがけで出かけた翌日。
行きは高速でビュン!と向かったので帰りはゆっくりしようということで、のんびりドライブしてたどり着いたのは、高遠です。
高遠は私の住んでいる茅野とは杖突峠を挟んでお隣なので、行こうと思えばいつでも行かれるのですが、今までなかなかゆっくり訪れる機会のない場所でした。
まずは、高遠城址公園。お城は廃藩置県のときに解体されてしまい、天守閣など分かりやすいものは見ることが出来ないのですが、本丸跡などが公園になっており、のんびりお散歩してきました。左の写真は桜雲(おううん)橋という橋。周りは桜の木です。春は桜で出来た雲の上に浮かぶ橋のようになるのでしょうね。11月の半ばまで秋まつりが行われていたようですが、私が訪れたときは、すでにほとんどの木が葉を落としていて、まさに冬のようで。葉の残っている木を探して歩いて撮ったのが右の写真。
桜も紅葉もない時期ということで人はほとんどいなくて、とてものんびりできました。
そのまま、公園のすぐ下にある信州高遠美術館へ。四季がテーマの展示と、高遠ゆかりの作家の方についての展示を見ました。洋画家で書家でもあった中村不折の像や書などの作品をとくによく見てきました。像については不折の還暦を祝って洋画の会の方がつくったもので、最初は城址公園に置かれていましたが損傷が激しくなったということで美術館の中に移されたそうです。
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