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2012年1月23日 (月)

音楽堂ニューイヤー・コンサート「日本の音でお正月!」in神奈川県立音楽堂

Momijizaka 雨の横浜、紅葉坂。この坂の上の音楽堂へ行ってきました。

音楽堂ニューイヤー・コンサート
「日本の音でお正月!」
2012年1月21日(土)14:00開演
神奈川県立音楽堂にて


第一部 音楽堂新春音絵巻
 茂山家の舞初式
  語「鎧(よろい)」
  小舞「三人夫(さんにんふ)」
  小舞「京童(きょうわらべ)」
  小舞「土車(つちぐるま)」
  一調「小原木(おはらぎ)」
 宮城道雄「春の海」
  尺八:藤原道山、マリンバ:SINSKE
 「三番三(さんばそう)」によせて(新曲・初演) 作曲:藤原道山、作調:田中傅次郎
  舞:茂山千三郎、尺八:藤原道山、マリンバ:SINSKE、囃子:田中傅次郎
 狂言「福の神」
  茂山千五郎、茂山宗彦、茂山逸平
第二部 舞楽
 「春庭花(しゅんでいか)」 東京楽所


私のお目当てはもちろん(笑)道山さんとSINSKEさんだったのですが、狂言を観るのも好きだし(普段はほとんど萬斎さんですが)、一度も生で観たり聴いたりしたことがなかった雅楽にも興味があったので、こんなふうに日本の音楽や芸能をいっぺんに味わうことができて、本当に良かったです。
道山さんとSINSKEさんによる「春の海」は、今までにも何度か聴いたことがありましたが、こうしてお正月に聴くことができて、とても幸せな気持ちになりました。今年はおふたりでのコンサートがたくさん予定されているらしく、気が速いとは思いつつも今から楽しみです。
そして、道山さん作曲の「三番三によせて」。「三番三(※和泉流では三番叟)」のなかの動きが取り入れられた舞で、お、これ知ってる!と発見できたのも嬉しかったです。このあと、千三郎さん、道山さん、SINSKEさん、傅次郎さんの4人でのトークがありました。昨年、茂山家の狂言を初めて観る機会がありましたが、千三郎さんは今回初めて拝見しました。とってもお話が巧みでついつい引き込まれました。この作品が出来上がっていくまでのお話を、4人で色々してくださってとても楽しかったです。
休憩後は、舞楽。まず最初に東京楽所の楠さんが雅楽についてのお話をしてくださいました。聴き手は茂山逸平さん。登場されたときに「あ、あの。一応さっき狂言やってました」と逸平さんが自己紹介されたのが可笑しかったですね…(笑)。雅楽についてとか、演目についての説明とか、色々とお話があり、何も分からないながら「なるほどねー」と分かった気になり、いよいよ舞楽の始まり。能楽や歌舞伎のお囃子、邦楽は耳にする機会もあったのですが、雅楽は初めてで、見慣れなかったり聴き慣れない楽器もたくさんあったので、それを生で体感することができて新鮮でした。舞台で行われる舞も、独特の足運びとか身体の動きが興味深くて、観る前にしていた、万が一途中で飽きちゃったりしたらどうしよう…という心配は全く感じることなく、なんだかこう、不思議な空間に足を踏み入れたような感覚になりました。
お正月に、たくさんの楽しい音楽とお芝居で目も耳も楽しませてもらいました♪

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