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2012年2月16日 (木)

デンデラ

Dendera 読み終わったばかりの本。

佐藤友哉
「デンデラ」

姥捨ての風習のある村に暮らしていた斎藤カユという老婆が、捨てられた『お山』で死ぬはずが、五十人の老婆が暮らす『デンデラ』で目を覚まして、それから…というお話。
つい最近「楢山節考」を読んだのですが、その「楢山節考」のおりんとカユは重なる部分があったので、あのお話の続き…みたいな感覚で物語を読み始めましたが、『デンデラ』という『村』から切り捨てられた老婆たちによって三十年かけて作り上げられた場所が登場し、『村』への襲撃を計画するグループと、『デンデラ』を維持していこうとするグループの対立が描かれるなかで雌熊に襲撃される事件が起こったり、かなり生々しくて、とくに熊との戦いはハラハラする展開が続き、ほんの少しの停滞やカユが他の老婆とのやり取りを経て自分を見つめ直す時間はありますが、デンデラvs熊の流れでラストまで一気に読みました。
カユは『村』での暮らしや年老いたら『お山』に入って極楽浄土へ行く、ということに何の疑いも持たず、考えることもしなかったわけですが、『デンデラ』で考えることや、考えたことを言葉にして表すことをせざるを得なくなります。考えることも、それを何か形にすることって、かなり難しくて大変なことだなぁと、そんなことも考えさせられました。

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