京都散策②
さて。清水寺から次に向かったのは銀閣寺。銀閣寺とはいっても銀色をしているわけではない、というのは有名ですが、その渋い感じがたまらなく良いですね。お庭の砂の模様や形が変わっていて、それを眺めているだけでも面白いです。
この銀閣寺、訪れるのは中学の修学旅行以来ですが、実際にこの場に立ってみると、ああそういえばこの生垣見たなあとか、すごく地味だなあと思いながら銀閣の周りをぞろぞろ歩いたなあなんてことをはっきりと思い出すのだから不思議ですよね。
その時にはあまり感じなかったような、お庭の面白さや木々の緑の美しさ、銀閣の落ち着いたたたずまいに魅力を感じられるようになった、そんな自分の変化が嬉しかったです。
バス停から銀閣寺までの間に哲学の道があったので、全部は無理ですが、ちょっとだけ歩いてみました。ここもやっぱり緑がとてもきれいでした。
そして、さらに移動して、金閣寺へ。ここ数年、三島文学を少しずつ読んでいる私にとっては、ここ金閣寺は小説の舞台なんだなあという感覚。初めて読んだ三島作品が「金閣寺」ということもあり、昨年はお芝居も観ましたしね。
個人的な好みですが、こうして少し離れたところから見て、綺麗だなあ…と思っているくらいの方がちょうどいい気がします。もっと近くで写真を撮ったりしている人も結構いたのですが、近くに寄り過ぎると、この金色具合が凄過ぎてしまって…(苦笑)。
金閣寺を出る前に、人の多さで疲れたり足の痛いのが辛かったのでお抹茶席でお菓子とお茶をいただきました。この写真には写ってませんが、お菓子には金閣寺が描かれていました。お抹茶は温かいものだったのですが、これが口にすると不思議と汗が引いてくるというか、じわじわと喉を潤してくれて、とても癒されました。
さてここから、ちょっと長めの移動をして嵐山へでかけたのですが、そちらはまたあらためて。
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