京都散策③
今回京都ではほとんどバスで移動したのですが、ここだけは電車を利用しました。嵐電の北野線と嵐山本線を乗り継いで、嵐山へ。写真は北野線の、ちょっとレトロな紫色の車両です。嵐山本線の方は、八ツ橋の「おたべ」の可愛らしい車両でした。道中には龍安寺や仁和寺の最寄り駅もあって、あぁここで降りたい…!なんて思いましたが、そこはぐっとこらえて。
到着した嵐山には、渡月橋という分かりやすい見どころもあるのですが、私のなかでの第一目的に向かうため、今回はパス。向かったのは天龍寺。ここは高校の修学旅行のグループごとの自由行動で見学しましたが、その時に「借景」という言葉を知った、というのを久しぶりにここへ来て思い出しました。池の周りやお寺の敷地内の木々だけではなく、ずっと向こうの山も景色として取り入れて庭が作られているのだそうです。
嵐山を訪れたいちばんの目的、それは“竹林の道”を見ることだったので、駅からは遠い、北門へ。上の写真は竹林の道ではなく、北門の内側、天龍寺の中側から見たものです。
北門を出て、右に下って野々宮神社のあたりを通るのですが、竹林を堪能するには左の上り坂のほうが雰囲気があって良いですね。高校生の時も竹林を歩いた気がするのですが、たぶんこの上の方は、今回初めて歩いたような気がします。
この竹の緑は、他の木の緑とはちょっと違う、何ともいえない清々しさがあって、上り坂がちょっと大変でしたがやっぱり行って良かったなあと思える心地よさでした。
さてここから再び嵐電で北野線のいちばん端っこまで移動し、最後の目的地へ向かいましたが、それはまたあらためて。
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