古武道納涼会～浅草音やしき～in浅草公会堂

2ヶ月半ぶりの古武道♪そして今回は楽しみなゲストも！

古武道納涼会～浅草音やしき～
2012年7月7日(土)16：30開演
浅草公会堂にて

[第一部]
見上げてごらん夜の星を
SASUKE
月の光
フェスタ※古川さんの新曲
デンキブランの夜※妹尾さんの新曲
動物の謝肉祭より「白鳥」
映画「男はつらいよ」のテーマ※妹尾さんソロ
「文楽」より※古川さんソロ
故郷※道山さんソロ
地平を航る風に※アコースティックver.
[第二部]※ゲスト：友吉鶴心(薩摩琵琶)・SINSKE(マリンバ)
祇園精舎～平家物語より※友吉さんソロ
(以下2曲、with友吉さん)
瀧～waterfall～
夢
ガーナイア※SINSKEさんソロ
(以下2曲、withSINSKEさん)
月夜浮遊(SINSKE)
「ガイーヌ」より“レギンスカ”“剣の舞”
百花繚乱(with友吉さん&SINSKEさん)
[アンコール]
リベルタンゴ(with友吉さん&SINSKEさん)
七夕さま


道山さんと今回ゲストのSINSKEさんはこの前日のおふたりでのコンサートから2日連続だったのですが、古武道のコンサートは4月のビルボードライブ以来、2ヶ月半ぶり。大して時間は経っていませんが、その間、道山さん×SINSKEさんのツアーに沢山行っていたせいか、とても久しぶりに感じました。
古川さんの開口一番が｢立ちくらみが止まらない｣だったので、大丈夫なのか…！とちょっと心配しましたが、やっぱり古武道の音が好きだなあとあらためて思い、新曲もたくさん聴くことができて、今回のコンサートならではの曲もたくさんあって、楽しい時間でした。
第二部からは、ゲストとのコラボ。
前半は薩摩琵琶の友吉鶴心さんでした。琵琶の演奏を生でちゃんとお聴きするのは初めてだったので、演奏される様子やその音色に触れるのが楽しくて、また、友吉さんがとても迫力があるのに柔らかくて良い声をされていたので、その歌や語りに心地よく聴き入ることができました。演奏された曲が平家物語とかその近辺のものが多くて、情景を思い浮かべやすかったのも良かったのかも。
後半はSINSKEさんが登場。最初のソロ曲｢ガーナイア｣は前日の道山さんとのコンサートでも演奏されていたのですが、足に鈴を付けたり歌を入れたりして違うバージョンになっていたのでまた違う雰囲気も出ていて面白かったです。
そして、いちばん待ち望んでいた古武道との｢月夜浮遊｣。4年前、道山さんとSINSKEさんがコンサートで演奏するこの曲を聴いて、なんて美しく力強くかっこいい曲だろう！と思いました。その後、SINSKEさんのアルバムで古武道とコラボしたバージョンを聴いて、古武道の曲もたくさん聴くようになって、いつかは生でこの曲を聴きたい！とずっとずっと待っていました。妹尾さんのピアノ、古川さんのチェロ、そしておふたりで演奏する時とはまた違う、道山さんの尺八。全てがSINSKEさんのマリンバの音色と重なって、夢みたいに素敵で、いつまでも聴いていたかったです。
古武道ファンのお友達のなかで妹尾さんや古川さんのファンでSINSKEさん初体験の方たちに、SINSKEさんの演奏の素晴らしさやかっこ良さを感じてもらえたのも嬉しかったです♪
いつもは道山さんに向かう古川さんの｢かっこいい｣攻撃(？)が今回はSINSKEさんに炸裂していて、他にも、SINSKEさんがアレンジしたハチャトリアンの曲でチェロパートにメロディが全然出てこなかった件とか、いっぱいいじられてましたが、負けじと対抗したり道山さんに助けを求めるSINSKEさんの様子がおかしくて、いっぱい笑ってしまいました。
アンコールの最後はまた3人に戻って、7月7日にちなんで｢七夕さま｣。生憎のお天気の日でしたが、空に輝く天の川や笹や短冊の七夕飾り、夏の夜らしい空気を感じられるキラキラした素敵な音色でした。
この夏はもう道山さんにも古武道にも会いに行く予定がなくて、次はどちらも9月の予定。ちょっと寂しいですが、その間にお芝居を観に行く予定やSINSKEさんの松本でのソロライブなどが待っているので、そちらを楽しみながら秋を待とうと思います。