東山魁夷館「夏の訪れ、秋への想い」(平成24年度第Ⅲ常設展示)
2か月ぶりに長野市へ。
東山魁夷館
平成24年度第Ⅲ期常設展示
「夏の訪れ、秋への想い」
※7月26日(木)~9月25日(火)
本当は8月中に行きたいなぁというつもりでいたものの、どんどん後回しになってしまい、終了間際にようやく訪問。
今回の展示は、夏と秋。京都や奈良などの日本の古都や、オーストリアやドイツ、中国などで描かれた作品がとても多かったです。そろそろ残暑も終わりの時期ということで、実はあまり夏は好きな季節ではないのですが、それでも夏の終わりというのは少しさびしく感じることもあり、そんな雰囲気と、これから訪れる秋への期待のようなものを感じながらの鑑賞でした。
そして、東山魁夷さんは本当にたくさんの場所を旅して訪れて作品を描いた方で、それは、その場所に身を置いたうえで作品を描くことをとても大事にされていたからだそうです。それを今回とても強く感じさせられたのは、中国のウイグルを訪れたときに描かれたという「天山遥か」のスケッチ数点でした。砂漠のような場所で遠くを人が歩いている風景とか、馬が走っている風景とか、そのスケッチを見ていると、自分が今その場所に居るわけでもないのに、砂埃で喉がイガイガするような錯覚をしてしまう瞬間があって、その場で感じたことを大事に描かれているなあというのを強く感じて、それをできる東山魁夷さんの力をあらためて見せられた感じでした。
おまけ。
前回に引き続き、館内のカフェでお茶して帰りました。今回はバウムクーヘンとオリジナルブレンドコーヒー。普段あまりコーヒーは飲まないのですが、某サイトでこちらのコーヒーは結構美味しいらしいという情報を仕入れたので、試してみようという感じで。
コーヒーは、苦いというよりはどちらかというと酸味の方が印象に残るような味でしたが、思ったよりは飲みやすく、ブラックでも大丈夫そうな感じでした。
バウムクーヘンも美味しかったですが、次はザッハトルテを試してみようと思います。
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